著者
小林 和子
出版者
茨城女子短期大学
雑誌
茨女国文 (ISSN:0915468X)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.29-37, 2003-03-18
著者
小林清親 編
出版者
清水成造
巻号頁・発行日
1897
著者
吉村 貴克 徳田 恵一 益子 貴史 小林 隆夫 北村 正
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.83, no.11, pp.2099-2107, 2000-11-25
被引用文献数
92

本論文では, HMMに基づく音声合成において, スペクトル, ピッチ, 継続長をHMMの枠組みで統一的にモデル化する手法について述べる.本システムでは, スペクトル・ピッチ継続長モデルとして, それぞれ連続分布HMM, 多空間確率分布HMM(MSD-HMM), 多次元ガウス分布を用い, 音素環境, アクセント, 品調などのコンテクストを考慮したコンテクスト依存モデルを構築する.コンテクスト依存モデルは, 決定木に基づくコンテクストクラスタリング手法によりクラスタリングされる.決定木構築の際, 節分割はMDL基準により行う.このこめ, 新たにMSD-HMMに対するMDL基準によるコンテクストクラスタリング手法を導出している.音声合成実験において, 自然性の高い合成音声が得られること, 更に自動学習によりシステムを構築可能であることを認識した.
著者
石橋 悟 小林 道生 小林 正和 佐々木 功 高橋 邦治 高橋 洋子 市川 宏文 古田 昭彦 石井 正 久志本 成樹
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.17, no.6, pp.737-742, 2014-12-31 (Released:2015-01-24)
参考文献数
2

東日本大震災後,緊急被ばく医療の体制強化が重要な課題となった。原子力発電所所在地域を支える災害拠点病院である当院の緊急被ばく医療に対する取り組みを報告する。2002年4月に「緊急被ばく医療マニュアル」を作成し,同時に緊急被ばく医療チームを結成した。院内研修会,緊急被ばく傷病者受け入れ訓練を継続的に実施し,実際の管理区域内労働災害傷病者もほぼ毎年受入れた。原子力安全研究協会主催の緊急被ばく医療研修は2012年度までにのべ280名の職員が受講した。2002年度から,地域を越える広域対応のために宮城地区被ばく医療ネットワーク会議に参加するとともに,2008年度には,当院独自のネットワークを基本として石巻地区被ばく医療ネットワーク会議を立ち上げ,地域の緊急被ばく医療体制を構築した。実効性のある緊急被ばく医療を提供するには,職員の放射線に対する知識習得に加えて,緊急被ばく医療を災害医療の重要な一領域と捉え,最悪の事態は必ず起こるという現実的危機をもった広域の体制作りが肝要と思われる。
著者
堀 智彰 木下 奏 小林 映里奈 村尾 真由子 渡邉 朋子 兼松 泰文 辻 慶太 宇陀 則彦
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.189-196, 2014-05-24 (Released:2014-12-01)
参考文献数
4
被引用文献数
2

「知の探検法」は文献の調べ方を中心とした情報リテラシーの授業である。平成24年度から文献探索に対する理解・目的意識の向上を目的として「文献探索ゲーム」を実施している。文献探索ゲームはゲーム形式で文献探索を行うことで文献探索に目的意識を持たせ、基本手順について学ぶことを目的としている。本稿では平成25年度に実施した文献探索ゲームの評価実験について報告する。評価実験では学生の文献探索に関する知識構造の変化を計るため、コンセプトマップを用いた。分析の結果、文献探索ゲームの前後で学生の知識構造が変化しており、文献探索に対する理解が深まっていることが明らかになった。
著者
伊藤 浩二 飯塚 京士 村山 隆彦 小林 透
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.272, pp.121-128, 2009-11-05
参考文献数
11
被引用文献数
13

セマンティックWeb技術を用い,ユーザの年齢,性別,操作履歴,同行者,ユーザが指定した条件など,様々なコンテキストから,ユーザの嗜好を推定するユーザ理解モデルの検討を行った.セマンティックWeb技術で用いるオントロジを重み付き有向グラフに拡張し,ユーザの嗜好をグラフの重みとして統一的に扱う事により,様々なコンテキストを考慮した行動支援が可能となる.本モデルをレストランナビゲーションサービスに適用し,ユーザに適するレストランを推定する事により,様々なコンテキストに基づく行動支援が実現可能である事を確認した.
著者
森本 喬 小林 良太郎 杉原 真
雑誌
組込みシステムシンポジウム2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.12-1-12-10, 2011-10-12

近年の集積回路の微細化に伴い,ソフトエラーと呼ばれる現象の発生が増加している.特に SRAM であるキャッシュはソフトエラーに対して脆弱であり,ソフトエラー耐性の向上が必要となる.メモリ回路のソフトエラー耐性向上手法として,誤り訂正符号 (ECC) 技術がしばしば用いられる.ECC の使用はメモリ回路においてアクセスレイテンシの増加を伴う.アクセスレイテンシの増加は,キャッシュを搭載した高い性能が要求される組込みシステムでは許容できない.本研究では,キャッシュのアクセスレイテンシを増加せずに,ECC 技術を適用したスクラッチパッドメモリ (SPM) を用いるソフトエラー耐性向上手法を提案する.計算機実験により,SPM 未実装時と比較して最大 72% のソフトエラー耐性向上を確認した.
著者
小林 正美 秋山 満知子 木瀬 秀夫 渡辺 正
出版者
一般社団法人日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.196-200, 1997-09-25
参考文献数
25
被引用文献数
1 1

光合成の反応中心は従来その構造タンパクやキノンのような安定な電子受容体の種類によって分類されてきた. ところが近年,反応中心のみ数分子,特殊なクロロフィルが存在することが明らかになってきた. これらの色素を高速液体クロマトグラフィーによって分析するだけで,反応中心の種類や存在量が簡単かつ正確に見積もれるようになった.
著者
小林 和幸 松井 崇晃 重山 博信 石崎 和彦 阿部 聖一
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.250-255, 2002-06-05
被引用文献数
2

切り餅の食味官能試験方法を確立するため,新潟県作物研究センターの生産力検定試験供試材料を用いて検討した結果を報告する.試料米の調製:供試玄米を粒厚1.85mm以上の整粒に調製した.調製した玄米を搗精歩合89%に搗精し,精白米を10℃で1週間以上貯蔵して,米粒水分の均一化を図った.切り餅製造:家庭用製餅器(SD-3603,ナショナル)を使用し,以下のように行った.規定量の白米を洗米し,15時間吸水させた.脱水後,餅つき機に規定量の蒸し水を注入,うすにもち米を移してセットし,以降,自動操作で餅をついた.ビニールを敷いた型枠に餅を移し,上からさらにビニールをかけて,のし棒で1.5cmの厚さに圧延した.一昼夜放冷後4×6cmに裁断し,切り餅を作成した.官能試験方法:供試点数は基準のわたぼうしを含めて4点とし,熟練した15名以上のパネルで実施した.水温75℃で10分間ゆでた餅を皿に盛り,外観・白さ・コシ・粘り・のび・味・舌触り・総合評価について,11段階で評価した.平均値の有意差検定により,,基準との差で判定を行った.生産年が異なる育成材料および比較に供試したこがねもちの食味評価から,本法による切り餅の食味官能試験方法は有効であると判断された.
著者
中島 良 佐藤 和雄 甲斐 美香 小林 良雄
出版者
公益社団法人 低温工学・超電導学会
雑誌
低温工学 (ISSN:03892441)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.152-157, 1992-04-25 (Released:2010-02-26)
参考文献数
10

Resistance vs. temperature relations of 200 carbon resistors (Allen Bradley 100Ω, 1/8W), widely used for cryogenic temperature measurements, were investigated in the range between liquid helium temperature and 20K. Obtained data are statistically evaluated, and it is apparently shown that the difference of the carbon resistor's lot affects the resistance value at the cryogenic temperatures. Four empirical formulas for the resistance vs. temperature relation proposed by other researchers are evaluated. According to this result, the equation, logR+K/logR=A+B/T, proposed by Clement et al. has most precise fitting below 10K. The authors propose a new empirical equation by applying Clement's equation. It is found that the three undecided coefficients, A, B and K of the equation can be calculated from the resistance at 4.2K alone, thus enabling one-point calibration at liquid helium temperature. Resistance changes caused by ten times temperature cyclings from room temperature to liquid helium temperature are also measured. These are within -0.05-+0.02K, though measurments are slightly diverged by temperature cyclings.
著者
山村 雅幸 小野 貴久 小林 重信
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.7, no.6, pp.1049-1059, 1992-11-01
被引用文献数
105

Genetic Algorithms (GA) is a new learning paradigm that models a natural evolution mechanism. The framework of GA straightly corresponds to an optimization problem. They are classified into functional optimization and combinatorial one, and have been studied in different manners. GA can be applied to both types of problems and moreover their combinations. According to generations, GA will discover and accumulate building blocks in the form of schemata, and find the global solution as their combinations. It is said GA can find the global solution rapidly if the population holds sufficient varieties. However, this expectation has not been confirmed rigidly. Indeed, there are some problems pointed out such as the early convergence problem in functional optimization, and the encode/decode-crossover problem in combinatorial one. In this paper, we give a solution to the encode/decode-crossover problem for traveling salesman problems (TSP) with a character-preserving GA. In section 2, we define the encode/decode-crossover problem. The encode-decode problem is to define a correspondence between GA space and problem space. The crossover problem is to define a crossover method in GA space. They are closely related to the performance of GA. We point out some problems with conventional approaches for TSP. We propose three criteria to define better encode/decode ; the completeness, soundness and non-redundancy. We also propose a criterion to define better crossover ; character-preservingness. In section 3, we propose a character-preserving GA. In TSP, good subtours are worth preserving for descendants. We propose a subtour exchange crossover, that will not break subtours as possible. We also propose a compress method to improve efficiency. In section 4, we design an experiment to confirm usefulness of our character-preserving GA. We use a double-circled TSP in which the same numbers of cities are placed on two concentrated circles. There are two kinds of local solutions ; "C"-type and "O"-type. The ratio between outer and inner radius determines which is the optimum solution. We vary the radius ratio and see how much optimal solutions are obtained. In the result, character-preserving GA finds optimal solutions effectively.
著者
小林 晃洋 大久保 街亜
出版者
専修大学社会知性開発研究センター
雑誌
専修大学社会知性開発研究センター/心理科学研究センター年報 : 融合的心理科学の創成 ; 心の連続性を探る
巻号頁・発行日
vol.1, pp.89-108, 2012-03-14

無償OSであるUbuntu上で, OctaveとPsychtoolboxを利用した実験環境の構築方法について紹介した。商用ソフトウェアはサポートの終了やプログラムの改変に対する制約, 価格の問題などを抱えており, 無償かつ改変可能な実験環境を構築できることがのぞましい。ただし無償ソフトウェアを用いた実験環境を構築するためのドキュメントは未だ少ないため, 本稿では基本的な設定手順や注意すべき点について説明した。またサンプルプログラムを掲載し, Psychtoolbox上でのプログラミング方法を紹介した。
著者
小林潤平 関口隆 新堀英二 川嶋稔夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.37-39, 2013-03-06

読書中の眼球運動は,停留とサッカードの繰り返しであることが知られている。停留中には,中心視野において文字認識すると同時に,周辺視野において次の停留先の選定が行われるため,中心視野と周辺視野の両方の処理を向上させることが,読み効率の向上につながる。しかし,求心性視野狭窄など中心視野は見えるが周辺視野が見えなくなる症例では,周辺視野の処理が強く制限されるために,読み効率が著しく減少する。中心視野のみで読み進めることができる文書呈示手法としてはRapid Serial Visual Presentation(RSPV)が挙げられるが,RSVPは読み損ねた場合に再び戻って読み返す行為が非常に困難であるために読む際に極度の集中を要求し,快適な読書体験を実現することが難しい。そこで本研究では,中心視野のみに視野が制限された状態でも,読者への負担が少なくかつ効率よく読むことが可能な,文章を短く折り返す呈示とともにタッチパネルによるユーザ操作を取り込む読書インタフェースを提案し,その効果を検証する。