著者
岩田 一明
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.1448-1449, 1983 (Released:2009-07-23)
被引用文献数
1 1
著者
庵 功雄 イ ヨンスク 松下 達彦 森 篤嗣 川村 よし子 山本 和英 志村 ゆかり 早川 杏子 志賀 玲子 建石 始 中石 ゆうこ 宇佐美 洋 金田 智子 柳田 直美 三上 喜貴 湯川 高志 岩田 一成 松田 真希子 岡 典栄
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究の成果は次の3点に要約される。第1点は公的文書の〈やさしい日本語〉への書き換えに関わる諸課題の解決、第2点は外国にルーツを持つ生徒に対する日本語教育に関する実証的な取り組みであり、第3点は各種メディアを通じた〈やさしい日本語〉の理念の普及活動である。第1点に関しては、横浜市との協働のもと、行政専門用語562語についての「定訳」を作成し、書き換えに際し有用な各種ツールとともにインターネット上で公開した。第2点に関しては、新しい文法シラバスを公刊する一方、JSL生徒向け総合日本語教科書の試行版を完成した。第3点に関しては、書籍、講演等を通して〈やさしい日本語〉に関する理念の普及に努めた。
著者
岩田一明研究代表
出版者
国際高等研究所
巻号頁・発行日
2007
著者
岩田 一成
出版者
社会言語科学会
雑誌
社会言語科学 (ISSN:13443909)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.81-94, 2010-08-31

国立国語研究所が行った「生活のための日本語:全国調査」の結果によると,日本に住む外国人住民(インフォーマント)中,英語ができる人は44.0%で日本語ができる62.6%を下回ることがわかった.中国語ができる人は38.3%であることを考えると,もはや,英語だけを特別扱いする理由はない.広島での言語サービスを検証することで見えてくる英語志向をふまえて,本稿では「やさしい日本語」を現在より積極的に用いるべきであるという主張を行う.
著者
渡辺 一弘 岩田 一幸 丹代 優香 西澤 信 山岸 喬 吉沢 逸雄
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
衛生化学 (ISSN:0013273X)
巻号頁・発行日
vol.38, no.3, pp.258-262, 1992-06-30
被引用文献数
11

The effects of soluble sodium alginate of average molecular weight (A.M.W.), 1×10^4 (AG-1), 5×10^4 (AG-5) or 1×10^5 (AG-10) on the excretion of ^3H-labeled cholesterol, Trp-P-1 and aflatoxin B_1 in rat were compared with those of commercially available sodium alginate (A.M.W. : 2.7×10^6,AG-270) and polydextrose. In rats administered ^3H-cholesterol, the simultaneous administration of AG-10 or AG-270 (100mg/kg) significantly increased the amount of isotope excreted in feces. The administration of AG-5 or AG-10 (1000 mg/kg) after the administration of the tested compounds increased the amounts isotope excretion into feces, and decreased significantly those into urine. The administration of AG-1,however, showed no effect. These results indicate that AG-5 and AG-10 exhibited the same accelerating effects on the excretion of the tested compounds as AG-270.
著者
齋藤 ひろみ 森 篤嗣 橋本 ゆかり 岩田 一成 菅原 雅枝
出版者
東京学芸大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

国内でも外国人の児童生徒が増加しているが、日本生まれ日本育ちの子どもの言語発達支援・教育が新たな課題となっている。本研究では、こうした日本生育外国人児童生徒(日本籍の児童も含む)のリテラシーの発達について、作文を書く力に焦点化して調査を行った。外国児童生徒と日本人児童生徒から、出来事作文と意見文作文という2つのジャンルの作文データを収集し、産出量、表記、語彙、文法、内容構成等の観点で分析を行った。その結果、産出量、社会性の表出には日本人児童と同等の発達が見られたが、特殊音表記、文法適格性、結束性、陳述の適確さ・多様さ、論理性にやや遅れが見られ、これらを意識した指導が求められる。
著者
谷水 義隆 杉村 延広 岩田 一明
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.65, no.632, pp.1725-1730, 1999-04-25
参考文献数
9
被引用文献数
3

In design and planning of manufacturing systems, a wide variety of models representing the manufacturing systems are required for simulation and verification from various viewpoints. These models are concurrently developed and applied to various application fields, therefore, a computerized support system is needed for concurrent development and consistency management of the various manufacturing system models. The objective of the research is to develop an object-oriented model repository aiming at supporting concurrent development and consistency management of the various manufacturing system models for production planning. Contents and structures of manufacturing system models are discussed from the viewpoint of the concurrent and hierarchical production planning problems. Model components and their relations to be stored in the model repository are proposed. A prototype of a model repository is developed and applied to the production planning problems.
著者
岩田 一明 上田 完次 奥田 孝一
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.510-515, 1982-04-05
被引用文献数
8

本研究はバリ生成機構を解明することを目的としている.このために, 走査型電子顕微鏡内で微小切削試験装置を用いて, 二次元切削実験を行い, バリ生成過程における被削材の動的挙動を直接観察した.また, 三角形要素を用いたVisioplasticity法および有限要素法を適用することにより, 相当ひずみ増分および相当応力の分布を求めた.実験より, 3種類のバリの形態, すなわち塑性曲げ変形により切削方向に押し出される正のバリ, 破壊により被削材から引きちぎられてできる負のバリ, 被削材から切りくずが完全に分離されずに部残留するバリが観察され, また, 切削終了部で切れ刃近傍から被削材端面にかけて塑性変形域が形成されるのが観察された.この負のせん断角をもつ変形域を負の塑性域と呼ぶことにする.これらのことより, 負の塑性域の形成およびこの領域におけるき裂の成長挙動がバリ生成機構に重要な役割を果たすことがわかった.
著者
山下 満智子 川島 隆太 岩田 一樹 保手浜 勝 太尾 小千津 高倉 美香
出版者
日本食生活学会
雑誌
日本食生活学会誌 (ISSN:13469770)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.125-129, 2006 (Released:2006-11-14)
参考文献数
15
被引用文献数
3

最新脳科学の研究成果に注目して, 脳の健康という視点で「調理の効用」を研究するために, 無侵襲・低拘束性の近赤外線計測装置により調理中の脳活動を計測した。  計測に使用した近赤外線計測装置は, 頭皮から20ミリほどの深さにある大脳皮質の活性状態を近赤外線の照射によって計測する装置である。本実験の脳の測定部位は, 大脳の前頭連合野で, 運動・感覚・認知・言語・思考など高次脳機能に関連する。  実験方法は, 成人女性15名に対して, 夕食の献立を考える, 野菜を切る, ガスコンロを使って炒める, 皿に盛り付けるという作業を課し, 各調理の手順における脳活動の計測を行った。  計測の結果, 夕食の献立を考える, 野菜を切る, ガスコンロを使って炒める, 皿に盛り付けるという調理の各手順で, 左右の大脳半球の前頭連合野の活性化が確認された。  音読や計算による脳の活性化の確認やそれらを組み合わせた学習療法による実践的研究や本実験結果から「調理を行うこと」によって前頭連合野を鍛えることができると考えられ, 前頭連合野の働きである他者とのコミュニケーションや身辺自立, 創造力など社会生活に必要な能力の向上が期待されることが示唆された。
著者
奥島 啓弐 岩田 一明
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集 (ISSN:00290270)
巻号頁・発行日
vol.28, no.193, pp.1034-1043, 1962-09-25

Cutting mechanism of materials accompanying strain-hardening was analysed on the basis of the flow region concept. The effect of microstructure of materials on machinability of carbon steels (S15C, S40C, and SK4) was investigated from the viewpoint of chip formation. The effect of microstructure of materials on the cutting force, the location and the size of the flow region, the mean friction angle on the tool face, the conventional shear angle were discussed. The effects of feed and side rake angle on cutting process were also discussed. It was found out that inclination of the starting boundary line of the flow region was almost constant, and inclination of the end boundary line and the size of the flow region showed a maximum value at the lamellar portion of pearlite of 20 to 30%. Shear stress in the flow region and the conventional shear stress showed a tendency to decrease with an increase in the lamellar portion of pearlite.
著者
岩田 一正
出版者
成城大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2005

本年度は、1930年代に新中間層によって都市郊外に形成された教育文化を事例として分析し、いくつかの研究会でその成果を報告した。その成果とは、次の2つである。第1に、千葉師範学校附属小学校の主事などを務め、八大教育主張(1921年)において「自由教育論」を提示した手塚岸衛が、硬直化が指摘されていた一斉教授を中心とする画一的な教育を斥けて、自由教育を実践するために設立した自由ヶ丘学園(1930年設立)にその名が由来する自由が丘に形成された教育文化と、箱根土地株式会社を中心として開発され、1927年に分譲が開始された国立に展開した教育文化を、成城に形成されたものと比較しながら考察したものであり、第2に、三田谷啓が1927年に設立した三田谷治療教育院や桜井祐男が1925年に設立した芦屋児童の村小学校が位置していた芦屋を中心とする地域において、どのような教育文化が展開していたのかを、東京に形成されたものと比較しながら記述したものである。研究会での報告を通じて、日本近代教育史を専攻する研究者からだけではなく、他の学問領域を専攻する研究者から、筆者未見の史料を紹介していただいたり、立論に関して助言していただくことができた。それらを踏まえていくつかの文献を購入し、それらを読み込み、報告に手を加え、改めて論文化しているところであり、公表は今年度に間に合わなかった。来年度以降に脱稿し、学会誌などに投稿することにしたい。
著者
岩田 一明 小野里 雅彦 西田 修三 西中 大之
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.57, no.8, pp.1399-1405, 1991-08-05

This paper describes a three-dimensional model of a human hand considering the softness of fingers and the revolving resistance of finger joints. They are expressed by nonlinear springs that can set limits to their possible displacements. To measure the elastic characteristics of nonlinear springs and the friction coefficients of finger ball skin, three measuring devices are developed. Based on the model with elasticity of fingers and joints, a simulation method is proposed which makes it possible to estimate torques by muscle, torques by elasticity, the distribution of acting forces between fingers and an object, and the stability of a grasped object. An example of the simulation in which a square object is grasped with a thumb and a middle finger is exlpained to evaluate the effectiveness of the simulation method proposed.