著者
原 英夫 田中 義人 蛭子 健太郎 浜垣 秀樹 大山 健 日比野 優 松元 貴志
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路
巻号頁・発行日
vol.98, no.459, pp.1-6, 1998-12-11

これまで、シンクロナスバスでは、クロックスキュー、バス上の信号遅延などの問題によりモジュール数、または、転送速度に制限がでてきた。そこで、我々は、転送用クロックとデータ、信号が常に同一モジュールから出力されるソースシンクロナスバスを用いたデータ収集システムの開発を行っている。本稿では、高エネルギー物理学実験のフロントエンド読み出しシステム用として9Uサイズのカスタムバックプレーンを持つソースシンクロナスバスを用いたモジュール開発について報告する。
著者
田中 直樹
巻号頁・発行日
2012

筑波大学博士 (ヒューマン・ケア科学) 学位論文・平成24年3月23日授与 (甲第6246号)
著者
田中 秀明 加藤 公児 山下 栄樹
出版者
日本結晶学会
雑誌
日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.189-194, 2009-06-30 (Released:2010-12-01)
参考文献数
18

Vaults are among the largest cytoplasmic ribonucleoprotein particles and are found in numerous eukaryotic species. Although roles in multidrug resistance and innate immunity have been suggested, the cellular function remains unclear. We have determined the X-ray structure of rat liver vault at 3.5 Å resolution. A vault particle shell was composed of 78 MVP (Major vault protein) chains with 39-fold dihedral symmetry. The shoulder domain of MVP is structurally similar to SPFH (stomatin/prohibitin/flotillin/HflK/C) domain involved in lipid raft association.
著者
田中 直樹 飯野 陽一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.45, no.12, pp.2824-2833, 2004-12-15
参考文献数
6
被引用文献数
4

公開鍵認証基盤(PKI)では,Certificate Revocation List(CRL)を使って,証明書の失効を確認する方法が提案されている.CRL はCertificate Authority(CA)ごとに発行されるが,検証者は全CRL のうちの必要なCRL だけを取得すればよいこと,および1 度取得したCRL を保存しておくことで,同一のCRL の取得はたかだか1 度ですむことにより,CRL 取得に必要な通信量が減ることが期待される.本稿では,PKI での主な証明書の失効方式である完全CRL 方式とδ-CRL 方式について,確率論的な取扱いにより,検証者が同一のCRL の取得をたかだか1 度しか行わない場合の通信量の理論式を導いた.その評価結果から,検証者が必要なCRL だけを取得することで通信量が下がるのは,認証頻度がCRL の発行頻度とCA 数の積に比べて十分低い領域に限られ,認証頻度がそれより高い領域では,通信量はすべての検証者がすべてのCRL を取得するのと同等で,Entity数の2 乗に比例することが分かった.また,δ-CRL 方式については,認証頻度が十分大きい場合には,通信量を最小化するbase-CRL とδ-CRL の発行間隔の比がCA の数とは無関係に決まることを示す.In Public Key Infrastructure (PKI), it is proposed that a verifier checks a validity of certificate by Certificate Revocation Lists (CRLs) issued by Certificate Authorities (CAs). A verifier obtains only a necessary part of CRLs and, by preserving CRLs once obtained, a verifier needs not obtain the same one more than once. Therefore CRL is expected to reduce the volume of communications necessary for certificate revocation. In this paper, for full-CRL and δ-CRL methods, we take into account the fact that one CRL is obtained by one verifier at most once and we derive the volume of communications necessary for certificate revocation based on probability theory. The result shows that the effect that a verifier obtains only a necessary part of CRLs reduces the volume of communications only when the frequency of authentications is sufficiently lower than the product of the frequency of CRL issuances and the number of CAs. When the frequency of authentications is higher than the product, the volume of communications becomes comparable to that in the case that all verifiers obtain all CRLs and is proportional to the squre of the number of all entities. Furthermore, for the δ-CRL method, it is proved that there exists an optimal ratio between a frequency of base-CRL issuances and a frequency of δ-CRL issuances independent of the number of CAs if the frequency of authentications is high enough.
著者
田中 宏暁
出版者
一般社団法人日本体力医学会
雑誌
体力科学 (ISSN:0039906X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.39-41, 2005 (Released:2006-12-01)
参考文献数
5
被引用文献数
2 1 1
著者
安細 勉 田中 敦 小林 邦勝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
巻号頁・発行日
vol.97, no.218, pp.15-22, 1997-07-31

近年のコンピュータネットワークの発達に伴い, そこで扱われる情報の量は増々増大している. そのため通信や保管の際に情報の圧縮が行なわれるのが一般的であり, 情報圧縮の技術は重要な意味を持ってきている. 特に情報量の多い画像の圧縮に関しては, フラクタルの利用をはじめとして様々な圧縮法が提案されているが, 本稿ではマップによるカオスを用いた可逆圧縮法について提案する. 本圧縮法はカオス的な系列を利用して元のデータを符号化するものであり, 既存の圧縮法とは異なる冗長さのとらえ方により, 他の圧縮法では圧縮できないデータを圧縮することが可能となり, 新しい可逆圧縮法として期待されるものである.
著者
田中 恭之 石津 晴崇 森 直彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OIS, オフィスインフォメーションシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.348, pp.55-60, 2007-11-15

本稿では,秘密分散方式に,擬似乱数生成器の出力する擬似乱数系列と真性乱数系列を組み合わせた乱数(混合乱数と呼ぶ)を適用し,安全性解析を行った.この結果,混合乱数の持つ特徴である,もとの擬似乱数系列よりも高い安全性を持ち,混合する真性乱数の割合を増やしていくことで安全性が高まっていくという性質が,そのまま,秘密分散方式に適用しても成立することが確認できたので,その理論的考察結果を示す.