著者
細谷 泰夫 森崎 修司 松本 健一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第71回, no.ソフトウェア科学・工学, pp.227-228, 2009-03-10
著者
石川 幹人 中野 剛
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第38回, no.人工知能及び認知科学, pp.275-276, 1989-03-15

MES上で計画問題向きの機能を開発した。この機能は、MESに備わっている推論制御機能、ルールシステム、スキーマシステムなどの諸機能によって実現されている。このようにMESの汎用シェル機能を組み合わせて利用する方法で、MES上にドメイン固有の機能を実現し、ドメインシェルを構築できる。 本稿では、ドメインシェルの考え方を示したのち、今回MES上で開発した1つの計画問題向き機能の概要と、そのMES上での実現方法を述べる。そして、最後にドメインシェルのインタフェースについて触れる。
著者
風間 一洋 鷲坂 光一 坂本 仁明
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第40回, no.データ処理, pp.630-631, 1990-03-14

ワークステーションの高性能化にともない,個人で高品質の文書作成が行えるシステムが普及してきた.さらに,これらのシステムで作成した文書をファックスを用いて送信する機会も増えてきた.しかし,従来のシステムは出力装置としてファックスまでは考慮していないため,一度プリンタに出力したのち送信する必要があり,送信に手間がかかる,文書の出力品質が劣化する等の問題が生じている.このため,計算機から直接ファックスに送信する機能が求められている.本稿では,文書清書システムTEXで作成した文書をUNIXワークステーションからファックスに直接出力するシステムについて述べる.
著者
川口 湊 加藤 義幸
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第40回, no.データ処理, pp.628-629, 1990-03-14

TEXや、PostScriptの出力処理を高速に行うための高解像度のレーザービーム・プリンタ・システム(LBPS)とそのファームウェア、およびドライバを開発した。文書の作成や編集のためにTEXや、日本語を処理できるTEXシステムであるNTT版JTEXおよびアスキー版日本語TEXを利用する機会が増えてきた。これらのシステムは最近Cバージョン化されて高速の処理が可能になってきた。それにひきかえ、最終出力である紙への出力処理には相変わらず時間がかかり、苦痛を強いられるという場合が少なくない。そこでインテリジェントなLBPSとデバイス・ドライバを開発し、その間でフォントのキャッシングを行うことにより高速で効率のよい出力を実現した。TEXが生成するdviファイルに記録されているフォントを全てキャッシングする。そして、キャッシングされたフォント・データをLBPS内部に保存する。したがって、出力の回数を重ねるほどヒット率が高くなるという特徴がある。また、TEXの出力だけでなくPostScriptを使って作成した図を出力したいとか、TEXの出力にPostScriptの図を挿入したいというときがしばしばある。そういった要求に応えるために、GhostScript(Free Software Fundation, Inc.から配布されているGNU版PostScript)をファームウェア化してPostScriptの高速の出力も可能にした。これらの処理を行うために開発したLBPSのハードウェアの主な仕様を表1に示す。
著者
長谷川 聡 杉本 直也 成岡 浩二 長澤 可也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第72回, no.インタフェース, pp.397-398, 2010-03-08
著者
堀元 純生 宮崎 光二 片寄 晴弘
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第71回, no.ネットワーク, pp.317-318, 2009-03-10
著者
御宿 哲也 永田 守男
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第39回, no.ソフトウェア工学, pp.1475-1476, 1989-10-16

プログラミング言語Prologは、記述力が高い反面、Lispなどに比べて言語としての歴史が浅いため、プログラミング環境としての整備が遅れているといわれている。しかし、E. Y. Shapiroが、ユーザとの対話によってバグを同定するアルゴリズムを考案してから、Prolog言語の特徴に着目したデバッガの研究が進んでいる。この手法はバグ箇所の同定という点では汎用的であるが、実際のプログラミングを考慮にいれていないので、同定されたバグに対する修正案を提示したり、修正のヒントを示すことに対しては弱い。一方、対象とする言語は異なるが、Solowayらは、プログラミングに関する知識に主体に置いたデバッグ方式を研究している。この手法はプログラミングに関する知識とはいえアルゴリズムに限られているため、アルゴリズムが分かっている場合にしか適用できないという点で汎用性に欠ける。そこで、本研究では、前者の手法に知識としてプログラマーが用いていると思われるスキーマを組み込むことによりプログラムの静的な解析を強化し、バグの説明とその修正のヒントを与えることが可能なデバッギング・システムを考案する。
著者
畠山 正行 金子 勇
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第46回, no.ソフトウェア, pp.137-138, 1993-03-01

対象世界のモデル化単位として「オブジェクト」の概念を用いてモデル化する方法は「現状では」最も自然なモデリング法の一つであろう。しかし、そのモデル表現を「変換」し続けて、シミュレーションに持ち込むまでの多くの過程において、ずっとオブジェクト単位のまま変換モデリングを続けて行くこと(つまり一貫モデリング)は現在ではまだ殆ど確立されていないといってよいであろう。なぜならそのモデル表現をシミュレーションにまで持ち込む途上において、モデルの本質的変性が生じるからである。つまりデータと操作が完全に分離されたプログラミング言語表現に「置換」されてしまうからである。これはモデリング過程の最終段階としてのシミュレーションには極めて都合が悪い。モデル化単位のオブジェクトがそのモデル化単位のままでシミュレーションに持ち込める方式の方が、人間のモデリングに関する思考との一対一対応の観点からも、精密で一貫したモデリング論の観点からも、シミュレーションプログラムの構築や変更などの観点からなど全てに関して良い結果を生むことが十分合理的に予想出来る。その様なモデリング変換方法が確立されていない理由はデータとプログラムの永続的な共存格納管理の手法が確率されていなかったことにもあると考えられる。シミュレーションに関するこのような基本的要求を満たすソリューションとして、我々はオブジェクト指向データベース(OODBMS)をプラットフォームとして、擬似オブジェクトベースと称する実行支援環境を構成,実装し、これを用いた数値シミュレーションを実現した。今回はその擬似オブジェクトベース機構の実現及び駆動の方法、及びその応用例について述べる。
著者
浜田 直子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第37回, no.ソフトウェア工学, pp.783, 1988-09-12

YPS(YAC II Programing System)は,構造化表記法YAC II(Yet Another Control chart II)をベースとしたプログラミングシステムであり,パソコン上でYAC IIチャートによる詳細設計からコーディングデバッグまでの一連の開発作業を統合的にサポートし,効率化,品質向上を目的とするものである.YPSで作成した,詳細設計の例を図1に示す.
著者
研谷 紀夫 三橋 徹 高橋 英一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第72回, no.コンピュータと人間社会, pp.467-468, 2010-03-08
著者
チャムノンタイ コーシン 石川 繁樹 小沢 慎治
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.37, pp.1623-1624, 1988-09-12

筆者らはこれまでに白線テープ敷設による無人搬送車の視覚誘導方式を提案してきた。本方式では搬送車の前方に敷設されている白線をTVカメラで撮像し、白線誘導路に従って走行する。本稿では、システム用に白線テープを敷設することにより行なった従来のシステムと違い、予め工場内に描かれているラインを利用することを検討した。ここでは図1で示すように通路の両端がラインで区分されている工場を想定し、視覚誘導による搬送車を走行させる方式を検討している。本稿では本方式の課題とわれわれのアプローチを示す。
著者
相沢 輝昭 江原 暉将 浦谷 則好 田中 英輝 加藤 直人 中瀬 純夫 有賀 憲和 松田 健生
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.40, pp.419-420, 1990-03-14

NHKでは、現在、2チャンネルの24時間衛星放送を実施している。第1チャンネルの中心になっているのは、英、仏、独、伊、露、韓、中の各国語による「ワールドニュース」で、通常は、元のニュースに日本語テロップ(字幕)を重畳して放送している。具体的には、数十人のバイリンガルが、ニュースの聴取、翻訳、要約、原稿の作成までの全てを、限られた時間内で処理している。しかし、これが衛星放送運用上の大きなネックになっており、その省力化のためMT(機械翻訳)システムが導入された。第1段階として、英語ニュースに対するテロップ作成の実用化を目指す。このため、現在ほぼ毎日5分間、MTシステム作成のテロップを用いた放送が行われている。
著者
土肥 浩 石塚 満
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.45, pp.243-244, 1992-09-28

キーボードやマウスに換わる高次ヒューマンインタフェースとして、我々は計算機とのより自然なコミュニケーションのためのビジュアル・ソフトウェア・エージェント(VSA:Visual Software Agent)を提案している。VSAは計算機により合成された人工エージェントであり、様々な入力に対して応答する。現実感を出すためにディフォーマブルなワイヤフレームモデルにテクスチャマッピングを施しており、これまでに人の顔を持つVSA、尻尾を振りながを泳ぐ金魚のVSAのプロトタイプが作られている。本論文では、並列汎用マイクロプロセッサを用いて、入力に対してほぼ自然な速度で応答するビジュアル・ソフトウェア・エージェントを実現した。ダブルハイトの標準VMEボード1/2枚に実装されている。
著者
土屋 隆司 長田 弘康
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.405-406, 1993-03-01
被引用文献数
1

列車の毎日の運行計画は、ダイヤ改正時に決定される車両の運行パターンに対して個々の車両を割り当てるという方式で行なわれるのが普通である。車両割り当ての問題に対しては、さまざまなアプローチが考えられる。今回我々が採用した方式は、定型的な制約の充足を保証した標準割り当て規則に基づいて作成された割り当て計画のプロトタイプを修正することにより、すべての制約条件を満足した実施可能な割り当て計画を作成する、というものである。本稿では、この考え方に基づく車両割り当て計画作成方式とその実装結果について述べる。
著者
黒木 宏明 磯田 定宏
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.37, pp.834-835, 1988-09-12

一般にソフトウェアの設計書は日本語文章を用いて記述される。したがって、日本語文章から用語間の関係を自動的に抽出することができれば、設計書に関するインタフェースミスや矛盾等のチェックを効率化できる可能性がある。本稿では、日本語設計テキストを解析し、用語間の関係情報を自動抽出する方式について述べる。
著者
渡辺 裕明 金田 康正
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第53回, no.アーキテクチャサイエンス, pp.65-66, 1996-09-04

計算機による研究テーマの1つであるシミュレーションの分野において,モンテカルロ計算は非常に多くの乱数を必要とする.乱数発生法の一つとして,ロジスティック写像による擬似乱数発生手法が提案されている.本稿では,ロジスティック写像により得られた値をIEEE倍精度型実数表現のビット列として見なしたとき,その系列の一様性と乱雑さについて述べ,高速に発生可能な一様乱数発生法としての検討を行う.その結果,RISCワークステーション上で,標準ライブラリ関数であるrand( )とrandom( )と比べて高速に擬似乱数系列を発生できることがわかった.
著者
渡辺 裕明 金田 康正
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.65-66, 1996-09-04
被引用文献数
3

計算機による研究テーマの1つであるシミュレーションの分野において,モンテカルロ計算は非常に多くの乱数を必要とする.乱数発生法の一つとして,ロジスティック写像による擬似乱数発生手法が提案されている.本稿では,ロジスティック写像により得られた値をIEEE倍精度型実数表現のビット列として見なしたとき,その系列の一様性と乱雑さについて述べ,高速に発生可能な一様乱数発生法としての検討を行う.その結果,RISCワークステーション上で,標準ライブラリ関数であるrand( )とrandom( )と比べて高速に擬似乱数系列を発生できることがわかった.
著者
多湖 真一郎 上野 修一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.53, pp.161-162, 1996-09-04

並列計算機の情報処理の大容量化と高速化に伴い,通信網の電気結合による実現の様々な問題点が指摘され,これらの問題を解決する手段として通信網の光結合による実現が提案されている.小文では,並列計算機の相互結合網としてよく用いられているハイパーキューブを光結合で最適に実現する方法について考察する.よく知られているように,自由空間を用いた光結合はチップ間配線やボード間配線の実現に適している.また,結合パターンが正則である空間不変光結合は,レンズやホログラムのような代表的な光学部品の性能に適しており,光学的実現が容易であることが知られている.そこで小文では,以下のようなモデルを用いて相互結合網を最適に実現する問題について考察する.ここで用いるモデルは,プロセッサ及び各プロセッサに付随する光源といくつかの受光素子を2次元アレイ状に配置した二つの配列平面を3次元空間内に向かい合わせて平行に配置すると共に,これらの配置平面の中間に空間不変光結合を実現する光結合モジュールを配置して相互結合網を実現するものである.上の空間不変3次元光結合による実現(以後単に実現という)の複雑度を支配しているのは,光結合モジュールにおける光分岐数と配列平面の面積である.N点から成るハイパーキューブQ_Nは,21ogN-1の光分岐数と面積O(Vlog^4N)の配列平面を用いて実現できることが知られている.小文では, Q_Nの実現に対して,2logN-1とN(logN+1)/2がそれぞれ光分岐数と配列平面の面積の下界であることを示すと共に,2logNの光分岐数と面積NlogN+N/2の配列平面を用いたQ_Nの(オーダの意味で)最適な実現を示す.