著者
古橋 武 中岡 謙 前田 宏 内川 嘉樹
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.5, pp.978-987, 1995-10-15
被引用文献数
12

遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm : GA) に基づく機械学習にはミシガンアプローチとピッツアプローチの二つの手法が提案されている.ミシガンアプローチではプロダクションルール一つ一つを個体とみなし, 目的に対する各ルールの貢献度に応じて各個体の信頼度を決定し, GAを適用する.ピッツアプローチはプロダクションルールの集団を一つの個体とし, そのルール群がそれぞれ目的を達成する度合に応じてその個体を評価することで, 信頼度割り当てを不要としている.しかし, ルール個々の評価はなされないので特定のルール改善はなかなか進まない.本論文では, ルール群の局所改善を促進するGAを提案し, 機械学習に適用する.本手法においてはピッツアプローチと同様にルール群を一つの個体とするが, 信頼度割当てを必要とすることなく, 簡単にしかも効率よくルール群およびルール個々の改善を促進する.筆者らは本手法を局所改善型 GA と呼ぶ.本手法をロボットの移動障害物回避問題に適用し, ファジィ制御ルールの発見を行う.
著者
野中 俊昭 遠藤 靖典 吉川 広
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.484-495, 2006-06-15
被引用文献数
3

安全性や騒音防止の観点から, 鉄道車両の滑走防止制御 (ABS) に対する研究は非常に重要である. しかし, ブレーキというシステムにおいて, 滑走という非常に不確実性の高い現象を防止することは容易ではなく, 一般的な制御方法というものは存在しないのが実状である. ところで, ファジィ推論は, 不確実性の高い制御対象に対して高い有効性を発揮することが知られており, 滑走に対しても, 同様の効果が期待できる. そこで, 本論文では, ファジィ推論を用いたABSと, 最近になって実用が進んだ編成でブレーキを制御するシステムを統合することで, 滑走防止に対して有効な新たなブレーキシステムを提案する. また, このブレーキシステムによって, ファジィ推論を用いたABS単独で制御するよりも, ブレーキ距離の短縮と車輪踏面の損傷低減が実現できることを, 数値シミュレーションおよび実車試験によって示す.
著者
坂江 顕太朗 平塚 聡 エリック クーパー 亀井 且有
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第30回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.384-389, 2014 (Released:2015-04-01)

本論文では、作曲者の感性を反映させた楽曲を生成する自動作曲システムの構築のために、スケールとキーに着目し、それらから構成される旋律の旋律印象モデルを提案する。スケールには様々な種類が存在し、その種類によって聞き手に異なる印象を与える。しかし、スケールとは音づかい1つだけでも種類や印象が変化し、どのスケールに属するかは、曖昧である。そこで、任意的に生成された旋律が、どのキーと、どのスケールに属するかをファジィモデルにより定義する。その提案モデルについて、5種類のキーと5種類のスケールから構成される合計25個の旋律についての感性評価実験結果から得られた印象との比較実験を行うことにより、ファジィモデルの有用性を検討する。
著者
宋 鎮祐 笠原 浩三 金山 紀久
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.142-150, 1996-08-15
被引用文献数
3

農業経営計画問題は、農業経営の実態調査→係数整理→計画策定→実践評価という経営管理の全体に関わるものであり、経営改善のための重要な役割を担っている。しかし、今までの科学的、数学的方法においては、意思決定者の主観に係わるあいまいさを取り扱う手段がなかった。したがって、得られた結果が理屈の上では確かに正しいにもかかわらず、実体にそぐわなかったり、実感に合わなかったりということが少なくなかった。本研究では、農業経営者の意思決定のための環境条件には多くのあいまい性が存在すると考え、ファジィ理論におけるあいまいさが農業経営設計のどのよな側面で有効な意味を持ちうるかを畑肉牛複合生産農家を通じて考察する。また、ファジィ理論を適用した一分野であるファジィ可能性計画問題をどのような形式で農業経営計画の手法としてモデル化すべきかを検討する。まず、ファジィ計画問題は、意思決定者の目標や制約に対する希求水準のあいまいさを扱うものと、目的関数や制約条件の係数のあいまいさを扱うものに区分し、実際の畑肉複合経営の策定を試みる。次に、具体的な分析対象として、鳥取県の気高町における畑肉複合経営農家を取り上げ、この分析を通じて、ファジィ理論が農業経営計画の意思決定過程の多くのあいまい性を有効に取り扱うことができることを実証的に検討するものである。
著者
ロー トッド 伊藤 英則 世木 博久
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.849-861, 1995-08-15
被引用文献数
4

本論文は、ファジィ推論を用いた濃淡値イメージからのエッジ抽出について述べる。ここではエッジ抽出はイメージフィルター段階、抽出段階およびトレーシング段階の3段階に分ける。イメージフィルターの段階では局所的な画像特徴によってガウス関数の広さと方向を制御する。つぎに、フィルター処理されたイメージから、局所的な画像特徴によって様々なピクセルのファジィメンバーシップ値を評価することにより、エッジ抽出を行なう。最後に、ファジィ推論を行ない、高いファジィメンバーシップ値を持つピクセルをトレースして、エッジを構造的に組立てる。なお、フィルター、抽出およびトレーシングのアルゴリズムを複数のイメージに応用し、既存のエッジ抽出方法との比較についても述べる。
著者
領家 美奈 中森 義輝
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.136-146, 1996-02-15
被引用文献数
17

分類と回帰を同時に分析するファジィクラスタリングについて考察する。与えられたデータ集合から高木・菅野のファジィモデルを同定する際, 前件部同定のためのデータのファジィ分割と後件部同定のための回帰分析を調和的に実行する問題である。Hathaway and BezdekのFuzzy c-Regression Modelsは, 与えられたデータ集合に対していくつかの回帰モデルをあてはめ, クラスタリングと回帰係数の同定を同時に行うアプローチである。本稿では, そのアプローチをファジィモデリングに利用するために, 規範の改良と適応型アルゴリズムを提案する。また, 数値実験により提案した手法の有効性を示すとともに, 世界の人口問題に関連するファジィモデルの構築という実際問題へ応用する。
著者
武田 隆宏 谷口 和彦 浅利 一成 倉本 圭 小橋 昌司 畑 豊
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第25回ファジィ システム シンポジウム
巻号頁・発行日
pp.46, 2009 (Released:2009-12-15)

近年,様々なシステムの自動化に伴い利便性の高い個人認証技術が必要とされている.本論文では利用者の行動的な特徴を用いる生体認証の一つとして歩行時の足裏荷重分布を用いた生体認証手法を提案する.本手法では連続した歩行中より一歩分の荷重分布を抽出し認証に用いる.歩行行動の特徴として体重移動に基づく特徴および足形に基づく特徴を算出し,それぞれの特徴量において特徴量に関する二つの知識より導出されたファジィIF-THENルールに基づく分類器を作成する.これらの分類器を人工免疫システムを利用し学習させ個人認証を行う.男女30名の被験者よりそれぞれ6回分の荷重分布データを取得し本手法による認証性能の評価実験を行った.その結果,1対1照合である検証では15.0%のEER(Equal Error Rate),1対N照合である識別では7.0%のFAR(False Rejection Rate)の誤認証率により個人認証が行えた.
著者
加島 智子 石井 博昭
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第24回ファジィ システム シンポジウム
巻号頁・発行日
pp.59, 2008 (Released:2008-12-06)

近年の食生活の変化に伴う生活習慣病に対して,その予防策の構築と日本古来より受け継がれてきた食に対する知恵の伝承目指し,本研究では,最適な献立を作成する仕組みを提案する.学校給食の現場と同様に,必要な栄養のことを考え,様々な食材の組み合わせ方法を考えていく.そのため,代表的な組み合わせ最適化問題でありNP困難であることが知られている集合被覆(セット・カバリング)問題とする.その後,個人の嗜好などを取り入れるためラフ集合によりルール抽出を行い,栄養バランスの優れた献立を作成する.
著者
大上 裕也 橋山 智訓 岩田 満 田野 俊一
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第22回ファジィ システム シンポジウム
巻号頁・発行日
pp.126, 2006 (Released:2007-05-30)

現在、高齢化社会を迎え独居高齢者の数も増加傾向にある。そのため、遠隔地から近親者等が高齢者の生活状況や健康状態を確認することができる見守りシステムが必要とされている。しかし、既存の見守りシステムは日常活動の詳細な抽出 や遠隔地と通信すべき情報の質などの検討が不十分であり、実用的なサービスを提供できていない。 そこで、我々は3軸の加速度センサ用い、詳細な日常活動 を検出することで、高齢者の健康状態や異常事態が検出可能な見守りシステムの開発を試みている。本論文では、その第一段階として、様々な歩行状態で歩いた際に加速度センサからどのようなデータが得られるか確認し、その分類方法について検討する。
著者
住友 宏行 徳丸 正孝 村中 徳明
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第26回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.9, 2010 (Released:2010-11-05)

本論文では,カオスニューラルネットワーク(以下 CNN)を用いたパートナーロボットの感情生成モデルを提案する. 提案モデルではCNNを用いることによって,従来研究の問題点である感情表現が単純であるという問題点を解決する. このモデルでは,ラッセルの感情モデルに含まれる順応水準の原理を用いている. 本論文では,シミュレーションを用いて提案モデルの有効性を検証し,提案モデルが順応水準の影響を受けているかの確認を行う. また,カオス性の点でも,提案モデルはたとえ学習する内容が同じでも,異なった反応が出来るかどうかを確認する.
著者
吉本 新吾 佐藤 寛幸 湯浅 哲也 赤塚 孝雄
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.189-194, 2007-04-15 (Released:2007-08-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1

3次元コンピュータグラフィックス(3D CG)の質感向上のために低コストで実現できる有効な手法としてテクスチャマッピングが使われる.しかし,マッピングする面の面積が用意できるテクスチャ画像の面積に比べて大きく,テクスチャ画像を繰り返してマッピングする場合,テクスチャ画像とテクスチャ画像の間の境界部分での不連続性が問題となって幾つかの工夫がなされてきた.本論文では,境界部分での横方向の広がりを考慮するイメージキルティング法の改善を考案することで,用意した画像をより滑らかに接合しながら,任意の大きさのテクスチャを合成できることを述べる.実験結果より,従来の手法に比べて滑らかな境界を持つ高品質なテクスチャが合成できることを示す.
著者
高橋 宏
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.6, pp.182-204, 1992-12-15
被引用文献数
9

自動車の駆動系やシャシ系の制御を考えるとき、自動車メーカにとって最適な制御特性を実現するための制御戦略を決定することは容易なことではない。車両がどのような環境を走行しているかを認識することは、最適な制御戦略決定のため有益な情報となる。従来こうした走行環境の認識を考える方法論としては、C.C.D.カメラやその他のハードウェアデバイスを自動車に装着して外的情報を入手することが考えられた。しかし、この手法では自動車の価格を引き上げてしまう。そこで、上記のようなハードウェアの追加無くして、走行環境や車両の状態が検知できる手法が望まれていた。本論文では、ドライバーの操作から走行状況を認識するヒューマンセンサを提案した。ドライバーは彼等の目や耳で外的状況を知覚した結果としてハンドルやアクセルおよびブレーキなどを操作している。つまり、ドライバーは自動車にとってセンサと位置付けられる。よって、センサの出力であるハンドルやペダルの動きを解析することによって、ドライバーが知覚した対象を推定しようとした。しかし、こうした推定モデルの検討は、ドライバーの操作特性があいまいなため厳密に扱うことが難しい。そこで、ドライバーの操作から操作分布を考慮しながら、ファジィデータを生成し、ドライバーの運転操作をあいまいな量として扱った。さらに、このファジィデータにファジィ数量化理論第II類を適用することによって、走行状況を認識するための判別指標を生成した。本手法の適用例として、自動車のサスペンション制御への適用を検討し、その状況判別の効果を評価した。またドライバーの個々の操作特性に対する適応化についても検討した。
著者
石田 啓継 木村 昌臣
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.24, no.6, pp.1177-1182, 2012-12-15 (Released:2013-01-07)
参考文献数
5
被引用文献数
1 1

医薬品の安全な使用のための有効な分類の一つにその効能(薬効)による分類がある.例えばオーダリングシステムを用いて医薬品を処方するときに,医薬品の薬効分類番号と患者の疾患情報を照合することで誤投与が防止できると期待される.しかしながら,現在一般に用いられている「薬効分類番号」は「日本標準商品分類」の一部として与えられており,商品を分類するためのものであるために有効成分など別の観点が混在した分類であり,薬効のみを元とした分類ではない.また,この商品分類は 1990 年改訂のものであり分類基準が古いため,どの薬効分類にも当てはまらず,「その他」の薬効に分類される医薬品が多く存在する.そこで,本研究では医薬品添付文書に記載されているおける効能・効果のみに基づいた分類方法を提案する.
著者
唐山 英明
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.606-616, 2014-04-15 (Released:2014-05-29)
参考文献数
22

脳波インタフェースは,ユーザの脳波を解読し,その意図を抽出することにより車椅子などを制御可能であり,医工学分野や福祉工学分野などで精力的に研究が行われている.特に近年,ウェアラブル型の脳波計が市販されるようになってきた.本論文では,近年のこのウェアラブル型脳波計の一般普及を想定し,その際に要請される脳波個人認証の利用環境の拡張に向けて,聴覚刺激を採用し,屋外環境における脳波を利用した個人認証精度について検証した.7名の被験者に対して,特に屋内安静着座条件,屋外安静直立条件,屋外歩行条件の3条件で,オドボール課題により,低頻度聴覚刺激と高頻度聴覚刺激を提示した結果,低頻度聴覚刺激時に事象関連電位を検出した.機械学習手法を用いて個人認証精度を導出し,ウェアラブル型脳波計を用いた屋外での脳波個人認証の実現可能性について述べる.
著者
椹木 哲夫
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.463-467, 1996-06-15
被引用文献数
4
著者
武村 泰範 大森 翔 下坂 亮
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第28回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.21-24, 2012 (Released:2013-07-25)

スポーツの団体競技において個々のポジションや役割の適性がチーム状態に影響を与えている事は,明らかであり身体的な特徴や心理的な特徴といった見地から非常に多くの研究が多くなされている.しかし,双方を考慮した団体競技におけるチーム内での個人の役割や関係性を示す研究は,非常に稀であり,身体的特徴量と心理的特徴量に関する関連性は,未だに明らかではない. そこで,本研究では,身体的特徴量及び心理的特徴量双方を考慮した団体スポーツにおける個々の役割適性を判断し,チームの関係性を示すクラスタリング器の開発を目指す.本稿では,自己組織化マップを用いたアルゴリズムのコンセプトを述べ,データの解析を行ったので報告する.
著者
岩田 満 鬼沢 武久
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本ファジィ学会誌 (ISSN:0915647X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.532-540, 1996-06-15
被引用文献数
14

本論文では、人間とコンピュータとのコミュニケーションの一例として、目的地までの道順が自然言語で与えられた場合を想定している。そして与えられた道順を理解し、経路決定を行うモデル、およびその経路決定モデルの状況に応じて、「喜びの表情」「不安な表情」などを表現する表情表現モデルを計算機上に実現する。経路決定モデルでは、自然言語の持つ意味のあいまいさを処理するためにファジィ集合を用いている。教示で与えられた言葉の意味を表すファジィ集合とモデルの周囲に見える情報の意味を表すファジィ集合との適合度を定義し、この適合度を用いて経路を決定する。一方、表情表現モデルでは、経路決定モデルの状況からファジィ推論を用いて感情を推測し、学習したニュートラルネットワークを用いて顔の各部の変化量を求め、顔の表情を表現している。いくつかのシミュレーション結果から、あいまいな教示が与えられたとしても経路決定モデルは目的地に到達できること、しかし、あいまいさの程度が大きくなると人間のように道に迷ってしまうことがあることがわかった。また表情表現モデルによって、経路決定モデルがどういう気持ちで目的地まで進んでいるかなどがわかるようになった。