著者
渡邉 英幸
出版者
愛知教育大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01 (Released:2014-04-04)

本研究の成果概要は以下の通り。まず里耶秦簡の「更名扁書」(公的用語の改定リスト)を読解することで、戦国秦から統一秦にかけての国制変革を検討し、秦の官職名における「邦」概念の廃止の背後にあった国制上の変革を明らかにし、また始皇帝期の避諱に関する条文が、始皇帝の父母の名である「楚」「生」を避けるものであったと考えられることを発見した。次に、戦国末の秦における国境を越える人の移動と帰属の諸相を解明した。さらに、戦国秦から統一秦にかけての畿内領域の呼称の展開と「邦」概念との関係を論じた。

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出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1795
著者
直田 信一
出版者
社団法人 におい・かおり環境協会
雑誌
におい・かおり環境学会誌 (ISSN:13482904)
巻号頁・発行日
vol.39, no.6, pp.392-398, 2008-11-25 (Released:2010-10-13)
参考文献数
4

活性炭吸着装置は,有機溶剤の臭気対策や回収装置として,多くの分野での実績がある.しかし,活性炭の吸着できる量は有限であるため,頻繁に交換しなければならないという問題がある.これらの問題を解決するため,活性炭の交換が容易にできる方法や活性炭を再生—再利用(リサイクル)するシステムを構築することで,極めて簡便でCO2を殆ど発生しないVOCの処理装置を実現することができる.
著者
松本 訓枝 日比 薫 谷口 惠美子
出版者
岐阜県立看護大学
雑誌
岐阜県立看護大学紀要 = Journal of Gifu College of Nursing (ISSN:13462520)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.101-111, 2018-03

本研究の目的は、ひきこもり状態にある子どもの親の困難を明らかにすることにある。 ひきこもり者の状況についてある程度整理し語ることが可能な親のうち、研究への同意が得られた父親1 名、母親3 名に半構成的面接調査を実施した。 その結果、ひきこもり当初の親の対応では、ひきこもりをどう理解し対応して良いのかに苦慮し、なすすべがない困難な状況下で【接触を回避する】【怒る】【子どもを信じるしかない】など、かろうじて可能な対応を講じていた。しかし、その後の現在の対応では、ひきこもり状態から歩み始めたケースでは【経済的支援の模索】と【待つ】対応を、自室に閉じこもりひきこもり状態に変化がないケースでは【家族との会話をもつことの模索】【かかわるきっかけの模索】といった対応をとり、ひきこもり状態に即した対応の相違が浮き彫りになった。今後、親として対応すると良いと思うことでは、ひきこもり者への支援が行き届かない分、家族、とりわけ親の関わりが問われる事態となっていることが想像された。親が考える社会参加の内容には【就労する】【仲間と良い体験をする】があがった。一方で、【地域に存在する】【地域での認知】という対面的な関わりのある近隣コミュニティの認知、受け入れをあげた親もいた。ひきこもり者の社会参加の意思には【就労したい】【人と関わりたい】があがった。 ひきこもり状態から歩み始めたケースでは、子どもを経済的に自立させるという社会化エージェントの役割を果たせないことによる困難が、ひきこもり状態に変化がないケースでは、ひきこもり当初の親の対応にみられた子どもをどう理解すべきか、講じるべき対応がない、わからないというケア役割を果たせないことによる困難があった。身近な近隣コミュニティとひきこもり者・親との関係をつなぐ支援、親を含めた周囲のひきこもりへの理解と対応の啓発、地域社会の関係機関が連携した体制整備が求められる。
著者
佐田 吉隆
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.61-66, 2017-12-01 (Released:2018-06-01)

本研究では,ローマ字教育とローマ字入力の関係に注目した。150名の大学生が,漢字変換なしのローマ字テキスト入力において,どのようにローマ字入力を行うか,ローマ字入力の速度で比較した。その結果,ローマ字入力は,小学校で学ぶ「訓令式」が基礎になっていることがうかがえた。その結果,打鍵数の多くなる綴りを選択していたり,動かしにくい指を使った綴りを選択する傾向がみられた。また,拗音に関する綴りの知識が欠落している可能性が高く,入力速度の劣る学生は,ローマ字の理解も不十分であることがうかがえた。

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著者
岡 玲子
出版者
福岡女学院大学
雑誌
福岡女学院大学紀要. 人間関係学部編 (ISSN:13473743)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.29-34, 2006-03-31
著者
五十嵐 隆
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向 (ISSN:13423363)
巻号頁・発行日
vol.22, no.10, pp.10_19-10_23, 2017-10-01 (Released:2018-02-10)
参考文献数
5
著者
森澤 紀彦 佐藤 博之 松山 桃子 林 直美 安達 章子 佐藤 順一 横尾 隆 雨宮 守正
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.105, no.12, pp.2432-2440, 2016-12-10 (Released:2017-12-10)
参考文献数
6

TAFRO症候群は,血小板減少(thrombocytopenia),腔水症(anasarca),発熱(fever),骨髄線維症(myelofibrosis),腎機能障害(renal dysfunction),臓器腫大(organomegaly)を特徴とする.症例は66歳,男性.7カ月前に血小板数減少を指摘され,約1カ月前より腹痛,胸腹水貯留が生じた.前医入院後に腎機能障害が出現し,当院転院となり,TAFRO症候群と診断した.比較的急峻な経過を辿るもステロイドおよびシクロスポリンによる治療で改善した.血小板減少を伴う腎機能障害の鑑別にTAFRO症候群を挙げることが肝心である.
著者
田代 実 西岡 清
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.12-14, 1970 (Released:2010-08-25)
参考文献数
7

1-Chloroacetophenone, active ingradient in a tear-gas, CN, widely used by police authorities in Japan, was found to produce allergic contact dermatitis in exposed demonstrators in high incidence. Of 48 students in a barricade, shot with 1-chloroacetophenone, 37 suffered from acute contact dermatitis varing from erythema to severe bulla. In 15 cases, spontaneous flare-up phenomenon was observed 7 to 14 days after exposure. The results of patch test examinations in man and guinea pigs indicated that 1-chloroacetophenone is a potent sensitizer and a strong primary irritant.
著者
清雲 栄純
出版者
法政大学スポーツ健康学部
雑誌
法政大学スポーツ健康学研究 (ISSN:21853703)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.1-31, 2018-03

我が国では急速な少子高齢化の到来や複雑化するビジネスの現場におけるストレスの増大・生活習慣病の増加などの社会環境の変化による諸問題が顕著化している。これらの問題解決のための手段として、地域におけるスポーツやレクレーションの果たす役割が重要視され、全国の市区町村に少なくとも一カ所の設立を目標に総合型地域スポーツクラブの育成に取り組んできた。しかし、約20 年が経過した現状ではクラブ数は増加傾向にあるものの設立や運営内容に課題が多く、クラブ育成に対しての問題を指摘した事例が多くみられる。また、J リーグにおいても地域スポーツの振興をスローガンに掲げた、J リーグ百年構想の実現に向けて取り組んでいるクラブは当初ほど多く見られなくなった。このような状況下で「子供たちの居場所づくりや地域コミュニティの創造」を目的にJ リーグクラブとホームタウンの住民が中心になり設立して15年目を迎えた地域スポーツクラブと、J リーグクラブの中でも先進して「J リーグ百年構想」の実現を目指してクラブ運営を進めて来た2 クラブに焦点を当て検証する。また、筆者が体験した海外の事例も参考に今後の日本における総合型地域スポーツクラブの育成について考察する。