著者
Iwao Shimomura Mitsuhiro Abe Yu Li Kenji Tsushima Seiichiro Sakao Nobuhiro Tanabe Masatomi Ikusaka Koichiro Tatsumi
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
Internal Medicine (ISSN:09182918)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.965-968, 2019-04-01 (Released:2019-04-01)
参考文献数
15
被引用文献数
7 7

The patient was a 71-year-old man with severe idiopathic pulmonary fibrosis (IPF) and who demonstrated a slow deterioration of his respiratory condition. After nintedanib administration, his forced vital capacity and chest high-resolution computed tomography (HRCT) findings were stable, but his dyspnea on exertion were worsened. He was diagnosed with pulmonary hypertension (PH) by right heart catheterization (mean pulmonary arterial pressure: 30 mmHg). In this case, we suspected that nintedanib caused his PH, as his IPF had not progressed.
著者
水木 理恵 出口 真紀子 平山 亮 小川 公代 熊本 理抄
出版者
福島県立医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2022-04-01

本研究では、日本人における個人の境界線の感覚を量的に測定する指標の開発と多様性教育コンテンツの開発を最終目標とするが、その過程で日本内外の多様性教育及び個人の境界線の教育の現状、人権問題当事者・支援者、人権教育担当者への聞き取り調査から日本人の境界線に関する意識を明らかにしていく。また、指標作成後、量的調査により、指標の妥当性を検討する。さらに、聞き取り調査、文献レビュー及び海外の多様性教育の現地調査結果と統合し、日本社会に適した多様性教育コンテンツを開発する。その後、このコンテンツによる多様性教育の研修会を実施し、境界線の指標を含めた尺度を使いその評価を行う。

3 3 3 3 離宮流

著者
江崎誠致 著
出版者
講談社
巻号頁・発行日
1960
著者
荒川 雪 アラカワ ユキ
出版者
神奈川大学人文学研究所
雑誌
人文学研究所報 = Bulletin of the Institute for Humanities Resarch (ISSN:02877082)
巻号頁・発行日
no.67, pp.169-190, 2022-03-27

本稿は,中国留日同学総会の機関紙『中国留日学生報』に掲載された記事の分析を通じて,中華民国政府(国府)と中華人民共和国政府(人民政府)がそれぞれ,日本における中国人留日学生の全国組織とその会員である中国人留学生を取り込もうとする過程を考察した。 中国留日同学総会は,国府の駐日代表団の指導で発足した中国人留学生の組織であったが,1948年から親共産主義的な思想が強くなり,中華人民共和国の成立後,親中国共産党の姿勢を継続していた。これに対し,国府側は硬軟織り交ぜて中国留日同学総会を引き戻そうとしたものの,親中国共産党の思想傾向の転換には至らなかったことが記事分析を通じて確認された。 また,国府に代わって影響力を強めた人民政府が留日学生の帰国を奨励した結果,中国留日同学総会は,台湾を含む中国からの留日学生のための組織から在日華僑学生の組織に変容し,『中国留日学生報』の記事内容も華僑向けに変わったことも明らかとなった。
著者
加藤 郁佳 下村 寛治 森田 賢治
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.52-64, 2022-06-05 (Released:2022-07-05)
参考文献数
49

本稿では,強化学習を用いた依存症の計算論的精神医学研究について紹介を行う.依存症は,物質の摂取や高揚感を伴う行為などを繰り返し行った結果,それらの刺激を求める耐えがたい欲求や,得られないことによる不快な精神的・身体的症状を生じ,様々な損害を引き起こしてもやめられない状態に陥る重大な精神疾患である.この疾患の理解と治療法開発のために,臨床研究による病態の解明やマウスなどを用いたモデル動物によるメカニズムの解明が進められているが,本稿ではそれらの知見を元にして数理モデルを構築する研究アプローチを取り上げる.まずは導入として筆頭著者らが開発した計算論的精神医学研究データベースの使用例を示しつつ,主眼である依存症研究においてどのような数理モデルが多く用いられてきたのかについて分析する.その後,最もよく研究されている強化学習を用いた依存症の行動的特徴に関する具体的な研究の流れを紹介する.最後に,筆者らが最近提案した,非物質への依存(ギャンブル・ゲームなど)にも適用可能な計算論モデルの一例として,successor representation(SR)と呼ばれる状態表現を用いた依存症の計算論モデルを紹介する.今回紹介する研究は強化学習過程における状態表現に着目しており,不十分な状態表現を用いることで適応的でない報酬獲得行動につながるという観点を提示し,物質/非物質に共通する依存のメカニズムの解明などに寄与することが期待される.
著者
前田 守 長谷川 佳孝 月岡 良太 森澤 あずさ 大石 美也
出版者
一般社団法人 日本薬局学会
雑誌
薬局薬学 (ISSN:18843077)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.74-83, 2020 (Released:2020-10-26)
参考文献数
15

国際的な課題の一つである薬剤耐性菌感染症への対策として,抗菌薬の適正使用に向けた薬剤耐性(AMR)対策アクションプランが厚生労働省により 2016 年 4 月に策定された.本研究では,当社グループが 2013 年 4 月~2019 年 3 月に運営していた 248 薬局の処方箋データを用い,抗菌薬の処方回数と処方日数を調査し,有意水準 0.05 とした分割回帰分析で解析した.アクションプラン策定前後で,処方回数推移は−202.3 回 / 月(95%信頼区間(CI):−325.7,−79.0),処方日数推移は −1905.9(95% CI:−2969.0,−842.9)となった.また,2015 年 4 月~2019 年 3 月の第三世代セフェム系,14 員環マクロライド系,ニューキノロン系の月平均処方回数も有意な減少傾向であり,AMR 対策アクションプラン策定が保険薬局の抗菌薬の処方回数と処方日数の減少の一因となった可能性が示唆された.
出版者
ほるぷ出版
巻号頁・発行日
vol.6, no.9, 1924-09
著者
Takeshi Yamasaki Christine Rollard
出版者
Arachnological Society of Japan
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.49-51, 2022-06-30 (Released:2022-07-02)

Sphecotypus taprobanicus Simon 1897 is redescribed on the basis of the holotype female. Although the specimen is at a subadult stage, the shape of the carapace distinguishes S. taprobanicus from other Asian Sphecotypus species.