著者
Hyeonhae CHOI Ki-Young RYU Jaesook ROH Jaeman BAE
出版者
Japanese Association for Laboratory Animal Science
雑誌
Experimental Animals (ISSN:13411357)
巻号頁・発行日
(Released:2018-05-22)

Thyroid cancer in children, the most common endocrine malignancy, shows aggressive behavior and has a high recurrence rate after surgical ablation. Radioactive iodine (RAI) treatment is the most effective primary modality for medical ablation of juvenile thyroid cancer, and leads to intentional hypothyroidism. Although several negative impacts of hypothyroidism have been reported in children in response to other antithyroid agents, the combined effects of RAI exposure and hypothyroidism, on growing bones specifically, are unknown. In this study, we investigated the effect of RAI-induced hypothyroidism on the long bones during the pubertal growth spurt using immature female rats. Female Sprague-Dawley rats were randomly divided into a control group, and an RAI-treated group fed with RAI (0.37 MBq/g body weight) twice via gavage. After 4 weeks, we observed a significantly-reduced serum free thyroxine level in the RAI group. The latter group also displayed decreased body weight gain compared to the control. In addition, the lengths of long bones, such as the leg bones and vertebral column, as well as bone mineral content, were reduced in the RAI-treated animals. Our results confirm the negative impacts of RAI-induced thyroid deficiency during puberty on longitudinal bone growth and bone mineralization.
著者
安部 朋世 神谷 昇 西垣 知佳子 小山 義徳
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:13482084)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.209-213, 2017-03

[要約] 本稿は,「データ駆動型学習(Data-Driven Learning; DDL)」開発の基礎的資料とすべく,現行の中学校国語教科書及び英語教科書に現れる文法用語を調査し,DDLによる文法指導における注意点や問題点等を整理することを目的とするものである。具体的には,中学校国語教科書と中学校英語教科書における「品詞」の現れ方と,小学校及び中学校国語教科書と中学校英語教科書における「文の構成要素」に関する用語の現れ方を調査し,国語と英語の品詞の内実の違いについての注意点や,文法用語の使用状況に関する問題点を明らかにするとともに,本研究を踏まえ,今後実践研究における分析を行うことにより,文法用語の適切な使用のあり方について考察を行っていく必要があることを指摘した。
出版者
陸軍省新聞班
巻号頁・発行日
1938

2 2 2 2 OA 恋から愛へ

著者
近松秋江 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
1925
著者
大橋喜之訳
出版者
八坂書房
巻号頁・発行日
2017
著者
竹本 良章 小林 賢司 月村 光弘 高澤 直裕 加藤 秀樹 鈴木 俊介 青木 潤 近藤 亨 齊藤 晴久 五味 祐一 松田 成介 只木 芳隆
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.5-8, 2016

3次元積層技術を用いた多層フォトダイオードCMOSイメージセンサによるマルチバンドイメージングを実証した.このイメージセンサは,フォトダイオードアレイを有した複数の基板を積層し,それぞれのフォトダイオードアレイを独立して駆動する事で,最適化した駆動条件でそれぞれの画像を取得できる.また積層構造を活かし,これまでの2次元構造で用いられたようなRGB (Red, Green, Blue)画像に限らずIR(赤外)画像も同時に取得するといったマルチバンドイメージングが実現可能である事を確認した.この際にそれぞれのフォトダイオードアレイでRGB画像とIR画像を同一デバイスで同時に撮像可能であり,RGB画像の画質劣化を引き起こす事もない.このような特徴を活かし,これまでのIRイメージセンサとRGBイメージセンサを組み合わせたシステムと比較し,より小型・安価かつ多機能なシステムの実現が期待される.
著者
山本 晶絵
出版者
北海道大学文学研究科
雑誌
研究論集 (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.31-53, 2017-11-29

アイヌの古老らに対する聴き取り調査資料を主な対象とし,資料中に記述されるフクロウ類の呼称について整理・検討を行った。これは,アイヌのシマフクロウ送りに関する調査・研究の基礎として位置づけられる。本稿では,シマフクロウ Ketupa blakistoni blakistoni およびエゾフクロウ Strix uralensis japonica に関する呼称を10に大別して地方ごとに整理し,資料中に見られる“フクロウ”に関する呼称が示す種について,考察を行った。シマフクロウを指す呼称としては,“コタンコロカムイ”が北海道の最も広い範囲で見られたほか,“カムイチカプ”および“フムフムカムイ”は石狩,胆振,日高地方を 中心に,“ニヤシコロカムイ”や“アノノカカムイ”は主に十勝,釧路地方においてのみ確認することができた。雅語であったと考えられる“カムイエカシ”および“モシリコロカムイ”は,前者は日高地方,後者は釧路(根釧)地方に偏って確認されたが,今後新たな事例が追加されることで,地域差が緩やかになる可能性が高いと考えている。エゾフクロウを指す呼称としては,“クンネレクカムイ”が最頻出であった。しかし,シマフクロウと比べると全体的に事例数そのものが少なく,さらに,“クンネレクカムイ”が重点的に見られたのは釧路地方のみで,石狩,日高地方では“イソサンケカムイ”および“ユクチカプカムイ”が比較的多く見られたことから,“クンネレクカムイ”が一般的な呼称であったとは,現段階では判断できかねるとした。フクロウに関する呼称については,シマフクロウとエゾフクロウ,および他のフクロウ類を指すものが混在している可能性が高い。記述の内容からシマフクロウを指すものと推測できる事例はあったが,エゾフクロウおよび他のフクロウ類を指すと考えられる呼称に関しては,判断材料となる情報が断片的であることから検討が困難であった。対象とする資料の範囲を広げ,新たな情報を追加することで,より詳細な検討が可能になるものと考えている。
著者
近藤 則之
出版者
佐賀大学
雑誌
佐賀大国文 (ISSN:02875756)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.51-66, 2015-03
著者
村田 典生
出版者
佛教大学総合研究所
雑誌
佛教大学総合研究所共同研究成果報告論文集 = Supplement to the bulletin of the Research Institute of Bukkyo University (ISSN:21896607)
巻号頁・発行日
no.6, pp.95-110, 2018-03

奈良・斑鳩の吉田寺はぽっくり寺として知られている。特に1970年代に全国的なブームで一躍「流行神」になった寺院である。当時は老人たちが群参したのだが,文献や石標からみるとぽっくり寺としては少なくとも近世や明治から昭和前期にかけては確認ができないのである。しかし,戦後女性たちが「顔を隠すように」訪れ今でいう介護の相談などをするうちにブームがやってきたのである。ぽっくり往生のための祈祷は恵心僧都源信の生母が浄衣を着て安楽往生という伝承から,源信の二十五三昧会や『往生要集』に影響により,下着を死に臨む人に見立てた臨終行儀を特化させた様式で,本尊阿弥陀如来坐像に安楽往生を願う祈祷なのである。吉田寺が群参を呼んだ頃は,日本が高齢化社会や低成長時代に突入する直前であり,女性が舅・姑の介護をすることが当然とされた時代だった。そんな中で吉田寺は老人や病者が自身のぽっくり往生を願うだけでなく,そうした女性達が介護からの解放を願うために参詣した寺院でもあったのである。ぽっくり寺流行神恵心僧都源信『恍惚の人』介護
著者
宮澤 早紀
出版者
佛教大学総合研究所
雑誌
佛教大学総合研究所共同研究成果報告論文集 = Supplement to the bulletin of the Research Institute of Bukkyo University (ISSN:21896607)
巻号頁・発行日
no.6, pp.87-94, 2018-03

本稿では,伊豆諸島にある八丈島と青ヶ島の巫者が行う死者の口寄せの事例を報告している。八丈島と青ヶ島ではミコと呼ばれる女性の巫者が,死者の口寄せを行う。これが「ナカヒト」や「ナカシト」と呼ばれた。当該地域には,ミコ以外に男性の巫者が存在する。男性の巫者と女性の巫者が共に巫業を行っていた点が,八丈島と青ヶ島の巫俗の特徴である。巫者は住民の依頼に応じて,病気治しや生業や航海安全などの祈祷,ナカヒトを行った。こうした巫業を通して,近年まで巫者が住民の生活にかかわってきた。八丈島と青ヶ島では近年まで巫者以外の宗教者が日常生活に関与することが少なく,巫者が宗教行為にたいして総合的な役割を果たしたと考えられる。こうした巫者の役割の 1 つとして,ナカヒトがあったと考えられる。巫俗巫女口寄せナカヒト
著者
藤﨑 拡憲 山城 勉 平山 史朗 島袋 公史 渡辺 英夫
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.51-56, 2013-01-01 (Released:2014-04-15)
参考文献数
5
被引用文献数
5 or 0

脳卒中片麻痺に処方される短下肢装具の機能を調査する目的で,全国の回復期リハビリテーション病院にアンケート調査を行った.集計した 226 病院の 2,260個の短下肢装具の機能について検討した結果,シューホーン AFO やオルトップ AFO など足関節の底屈,背屈に制動と補助の機能があるタイプが 56.62%と最も多く,底屈,背屈に固定,遊動,制限の設定ができるタイプが 16.64%で第2位であった.全国を 8つの地域区分で検討すると,ほぼ類似の処方傾向が見られたが,各県別での検討ではばらつきも少なくなかった.
著者
西川 治 田村 俊和 太田 勇 新井 正 氷見山 幸夫 野上 道男
出版者
立正大学
雑誌
重点領域研究
巻号頁・発行日
1993 (Released:1992-04-01)

本総括班の主たる任務は、本研究の領域全体にわたる研究推進上の企画と運営、および各班間の連絡と調整、ならびに研究成果の公表等にある。平成5年度の具体的事項を以下に示す。1.総括班会議を1回、計画研究班長会議を6回開催して、研究成果のまとめ方と公開の方法について検討した。2.本年度行ったシンポジウムは次のとおりである(予定のものを含む)。(1)第5回公開シンポジウム「GIS教育(ワークショップ)」(於 慶應義塾大学)1993年5月15日講演者数6名、参加者約100名。(2)第6回公開シンポジウム「数値地図と環境」(於 東京都立大学)1993年7月7日講演者数7名、参加者約120名。(3)第7回公開シンポジウム「地域環境変化と地理処理システム」(於 慶應義塾大学・明治大学)1994年4月3〜5日(予定)3.本年度発光した印刷物は次のとおりである。(1)NCGIAのCoreCurricilumより、GIS技術論を翻訳し(383頁)、1993年5月に刊行した。(2)本重点領域研究の研究成果総括報告書(195頁)を1993年10月に刊行した。(3)GIS技術資料のNo.3とNo.4(合本で123頁)を1994年3月に刊行した。(4)研究成果をまとめたCD-ROM(2巻)を1994年3月に完成・配布を開始した。4.本重点領域研究の成果をもとにまとめたアトラス「日本の近代化と環境変化」の執筆と編集を行なった。刊行は1994年6月の予定である。加えて、研究成果に関する概説書の編集を行なっている。5.本研究の成果を踏まえて、IGBPの第7領域との関連をもたせた次期研究計画の策定を行なっている。
著者
神原 歩 遠藤 由美
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.116-124, 2013 (Released:2013-03-09)
参考文献数
40

自己判断の高合意性認知が自己肯定感を維持する可能性を,高合意性情報が強制承諾 による態度変化に与える影響を調べることによって検討した。認知的不協和に直面した人は自身の態度を変化させるが,自己肯定化や自己評価維持システムなど,他の自己肯定感維持方略によって自己肯定感を修復すると態度を変化させる度合いが縮小することが明らかになっている。そこで,強制承諾場面での態度変化の程度を自己肯定感修復の指標とした。初めに強制承諾の手続きとして反態度意見の作成を求めた後,高合意性情報の有無によって合意性認知の程度の操作を行った。参加者の態度は,実験の最初と最後に測定した。その結果,高合意性情報を与えられた人は,そうでない人に比べて態度変化が小さかった。また,この効果は高合意性情報が不協和と関連が無い場合には,関連が有る場合ほど顕著にはみられなかった。以上から,脅威との関連の有無によって効果に違いはみられるが,自己脅威状況において合意性を高く認知すると自己肯定感が維持されることが示唆された。