著者
東中 竜一郎 杉山 弘晃 成松 宏美 磯崎 秀樹 菊井 玄一郎 堂坂 浩二 平 博順 喜多 智也 南 泰浩 風間 健流 大和 淳司
出版者
一般社団法人 人工知能学会
巻号頁・発行日
pp.2C102, 2018 (Released:2018-07-30)

「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトの英語における意見要旨把握問題の解法について述べる. 具体的には,RACEと呼ばれる大規模な英語問題のデータセットを用いた 深層学習の手法により,Word2vecの類似度に基づく手法よりも高精度に意見要旨把握問題が解けることを示す. 今回,30%の正解率を44%まで改善することができた.
著者
加藤 諦三
出版者
金子書房
雑誌
児童心理 (ISSN:0385826X)
巻号頁・発行日
vol.72, no.9, pp.1008-1014, 2018-08
著者
上澤 美鈴 加我 宏之 下村 泰彦 増田 昇
出版者
一般社団法人 環境情報科学センター
雑誌
環境情報科学論文集
巻号頁・発行日
vol.23, pp.263-268, 2009

本研究では,小学校校庭の土運動場と芝生運動場におけるビデオ撮影調査を通じて,休み時間の児童の行動を捉え,校庭の芝生化が児童のあそびの種類や身体動作に与える影響を探った。結果,校庭の芝生化によって児童のあそびの種類が多様化し、あそびに含まれる身体動作も活性化していることが明らかとなった。特に,芝生運動場では,面積規模に関わらず,「あたる」や「押す・押さえる」などの児童同士が接触る動作や「座る」,「寝転ぶ」や「転ぶ・転がる」などの地面に接する動作が誘発されていることが明らかとなり,芝生の校庭は児童の身体能力の向上や健康に効果を発揮しているものと考えられる。
著者
柳川 佳也 宮崎 茂次
出版者
日本生産管理学会
雑誌
生産管理 (ISSN:1341528X)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.193-196, 2001-01-31 (Released:2011-11-14)
参考文献数
7

野球における打順は, どのチームにおいても, 一番打者は足が速く出塁率が高い選手, 二番は犠打などの小細工が得意な選手, 四番には長打力の有る選手が良い, などの通則に基づいて決められているように見える。本研究では, このように経験的に決められた打順が, 他の規則に基づく打順と比べて獲得得点を最大化する上で, 妥当であるかどうかを, シミュレーションにより検討する。
著者
須永 哲思
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.415-426, 2015

 本稿では、郷土教育全国協議会・桑原正雄と歴史教育者協議会・高橋磌一の間で1950年代後半に行われた論争について、1950年代前半の小学校社会科教科書の共同執筆に具体化されていた提携関係が対立的な論争へと進展していく過程・要因を、チンドン屋をめぐる教材に着目しながら検討した。そして、桑原が主張した「郷土教育」とは、親の社会生活の個別具体性・多様性を重視する側面と、それを資本の働きという生活に内在する構造連関として系統化する側面を、同時に両立しようとする試みであったことを明らかにした。
著者
尾形 典男
出版者
中央公論新社
雑誌
中央公論 (ISSN:05296838)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, 1961-01
著者
Young Joo KIM Narae LEE Jin YU Hanbin LEE Gayeon AN Sohyun BANG Jinhwa CHANG Dongwoo CHANG
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.17-0711, (Released:2018-12-05)

The purpose of this study was to use magnetic resonance imaging (MRI) to compare the volumes and three-dimensional configurations of the soft palate and nasopharynx in non-brachycephalic and brachycephalic dogs with different body weights, and infer which factors influence nasopharyngeal volume. This was a retrospective observational study. The brain MRI medical records of all dogs referred to the Veterinary Medical Center, Chungbuk National University, between 2013 and 2016, for evaluation of intracranial disease were reviewed. There was a significant difference in the two-dimensional parameters including soft palate length/skull length ratio (P<0.01) and maximum soft palate thickness (P<0.01), and three-dimensional parameters which included soft palate volume (P<0.01), nasopharyngeal volume (P<0.01), soft palate/total upper airway volume ratio (P<0.01), and nasopharyngeal volume/total upper airway volume ratio (P<0.01), between brachycephalic and non-brachycephalic dog breeds. Nasopharyngeal volume correlated positively with the maximum soft palate thickness and body weight in all breeds. The three-dimensional morphologic grades of soft palate were significantly different between the two groups. In brachycephalic breeds, Grade 3 was observed in 33% of cases but was absent in non-brachycephalic breeds, where Grade 1 was present in 85% of the cases. We can conclude that three-dimensional morphology and upper airway volume are significantly different between brachycephalic and non-brachycephalic breeds, and body weight and maximum soft palate thickness are the key factors associated with a decreased nasopharyngeal volume.
著者
早川 智
出版者
診断と治療社
雑誌
産科と婦人科 (ISSN:03869792)
巻号頁・発行日
vol.75, no.5, pp.620-623, 2008-05
著者
橋本 理博
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 社会科学篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; SOCIAL SCIENCES (ISSN:03850048)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.83-95, 2018-10-31

本稿の目的は,アムステルダム銀行に関する先行諸研究を整理し,金融史研究における同行の現在の位置を確認することである。かつて,アムステルダム銀行は「古い金融技術の終着点」や「伝統への回帰」などと形容され,イングランド銀行のような中央銀行ではないと考えられてきた。ところが,こうした考えとは異なる角度からアムステルダム銀行を捉える研究により,同行が二つの計算貨幣の創出と預金受領証の導入というイノベーションを通じて,国際的には安定した通貨を供給しつつオランダ経済と国際経済とを遮断することを可能にし,国内的には公開市場操作を通じて通貨価値の安定性を実現させたという姿が明らかにされている。この姿から,アムステルダム銀行は「基軸通貨」バンク・フローリンを供給する「世界の銀行」として,また「汎ヨーロッパ多角的決済システム」の中核として,そして「最初の中央銀行」として位置づけられている。

9 9 9 0 OA 孫文主義

著者
孫文 著
出版者
[外務省調査部]
巻号頁・発行日
vol.中巻, 1936

3 3 3 0 OA 漢方と温泉

著者
大塚 吉則
出版者
一般社団法人 日本東洋医学会
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.159-167, 2012 (Released:2012-10-11)
参考文献数
14

古代中国においては,時の権力者は温泉を憩いの場として利用していた。玄宗皇帝は温泉を引いて宮殿(華清宮)を建てて内部に池を配置し,楊貴妃を伴ってこの地で時を過ごしていた。温泉の効能は古代中国でも知られており,漢の科学者張衡の温泉賦をはじめとして多くの記載が残っているが,漢方医学と直接関連した書物としては,李時珍の本草綱目が有名である。温泉は「温湯」として地水類の一つに数えられており,硫黄の臭いを発する地表からわき出る(沸泉)熱い湯として認識されている。日本においては江戸時代,貝原益軒が養生訓に温泉入浴についての注意事項を記載している。その後,後藤艮山が高温泉に入ることが重要であるとし,彼の弟子香川修徳はその著書一本堂薬選で,温泉入浴方法にまで言及している。温泉療法は「気血水」のすべてに影響を与えており,漢方とともに用いればさらにお互いの効用を増強させうるものと思われる。
著者
関 裕也 松本 直人 隆島 研吾 関 貴子
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.334-337, 2006-10-20 (Released:2018-08-25)
参考文献数
6
被引用文献数
4

本研究の目的は「学生が満足する実習指導因子」を明らかにすることである。理学療法学科夜間部の学生を対象に,実習指導に関するアンケート調査を実施した。調査内容は「実習指導への満足度」と,満足度との関連が予測される実習指導要素13項目である。分析手法は,まず13項目の実習指導要素について因子分析を実施し,それにより抽出された因子と「実習指導への満足度」との相関係数を構造方程式モデリングにより求めた。分析の結果,「肯定的・支持的指導」と「積極的・成長促進的指導」の2因子が抽出された。「実習指導への満足度」と各因子はいずれも高い正の相関関係にあった。また両因子間にも正の相関が認められた。これより「学生が満足する実習指導因子」には上記2因子があり,かつ両因子を兼ね備えることで,より満足度の高い実習指導につながることが明らかとなった。
著者
Heerajnarain Bulluck Viviana Maestrini Stefania Rosmini Amna Abdel-Gadir Thomas A Treibel Silvia Castelletti Chiara Bucciarelli-Ducci Charlotte Manisty James C. Moon
出版者
The Japanese Circulation Society
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
vol.79, no.3, pp.487-494, 2015-02-25 (Released:2015-02-25)
参考文献数
82
被引用文献数
37 37

Cardiovascular magnetic resonance is a well-established tool for the quantification of focal fibrosis. With the introduction of T1 mapping, diffuse myocardial processes can be detected and quantified. In particular, infiltration and storage disorders with large disease-related changes, and diffuse fibrosis where measurement is harder but the potential impact larger. This has added a new dimension to the understanding and assessment of various myocardial diseases. T1 mapping promises to detect early disease, quantify disease severity and provide prognostic insights into certain conditions. It also has the potential to be a robust surrogate marker in drug development trials to monitor therapeutic response and be a prognostic marker in certain diseases. T1 mapping is an evolving field and numerous factors currently preclude its standardization. In this review, we describe the current status of T1 mapping and its potential promises and pitfalls. (Circ J 2015; 79: 487–494)
著者
阪本 浩 永井 康平 坂田 弘 江草 拓
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.1986, no.373, pp.93-102, 1986-09-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
2

Tomari-ohashi bridge is located at the Naha coastal way connecting four wharves of Naha Harbor, Okinawa. The type of this bridge is three-span continuous steel decked box girder of 170-meter center span. Tomari-ohashi bridge stands fifth in Japan as regards the length of center span of this type. This paper describes leading characteristics of the planning, designing, construction and erection method of Tomari-ohashi bridge, and also a detailed explanation is given showing wind tunnel test results and suppressing methods of wind-induced vibration, which requires particular investigations.
著者
奥村 弥生
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.403-413, 2008-09-30 (Released:2013-02-19)
参考文献数
22
被引用文献数
5 4

人は, 自分の怒りを恥ずかしいと感じたり, 自分の悲しみを大切なものと思うなど, 自己の情動に対して評価を抱くことがある。このような「自己が経験した情動に対する肯定・否定の価値づけを伴う評価」について, 本研究では「情動への評価」として取り上げ, 大学生ら558名に質問紙調査を行って検討した。分析1で, 情動への評価を測定する尺度を作成し, 信頼性・妥当性の検討を行った。この情動への評価尺度は,「他者懸念」「必要性」「負担感」の3つの下位尺度から構成された。次に分析2で, 情動への評価と情動認識困難および情動言語化困難との関連について検討した。その結果, 情動への否定的評価 (「他者懸念」と「負担感」) は, 認識困難・言語化困難傾向と正の関連を持っていた。これにより, 情動への評価は, 情動がシグナルとして適応的に機能するか否かに重要な役割を担っていることが示唆された。
著者
レザーイ アリレザー
出版者
名古屋大学
雑誌
国際開発研究フォーラム (ISSN:13413732)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.175-196, 2013-03

Language is born out of actual societal relationships. As swear words are a part of language, it goes without saying that these can be used as one portal to investigating the non-material culture of a community. This article examines how the concept of 'phallus' can be used as an indicator of concepts of 'masculinity' in a culture, and how ideas of both of these appear in sexual swear words. This article will focus on why Japanese language does not possess the same sexual swear words that hint violating a man or the women in his family, as appears in many languages in the Middle East(e. g. Arabic, Persian, Turkish) and Mediterranean regions(e. g. Italian, Spanish, French).