著者

白田 利勝 後藤 藤太郎 石坂 誠一

出版者

日本海水学会

雑誌

日本海水学会誌 (ISSN:03694550)

巻号頁・発行日

vol.28, no.3, pp.156-161, 1974 (Released:2013-02-19)

参考文献数

15

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海水の沸点上昇は海水淡水化装置の設計に対しても, また力学定数としても重要であるが, 今まで報告されたデータの中には信頼性の乏しいものもあり, 精度の高い沸点上昇データが必要となってきている.本研究は60.0℃から130.0℃の温度域, 約1.7wt.%から11wt.%の濃度範囲で, 新しいステンレススチール製の双子型エブリオメーターを用いて海水の沸点上昇を測定した.得られた沸点上昇は, StoughtonとLietzkeの推算値およびBromleyの実測値と非常に良く一致しており精度の高いものと思われる.海水の沸点上昇データを, 6定数式で近似しその定数を最小自乗法によって決定し, 次の式が得られた.B. P. E.=0.528764×10-1x+0.826030×10-3×xT-0.315082×10-7×xT2+0.320553×10-2×x2-0.144367×10-4×x2T+0.184416×10-6×x2T2

著者

辻井 弘忠

出版者

信州大学農学部

雑誌

信州大学農学部AFC報告 (ISSN:13487892)

巻号頁・発行日

no.1, pp.95-99, 2003-03

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鹿追町のエゾシカ牧場の概要について記述した。主な点は,野生鹿のエゾシカを飼育繁殖し,全国の鹿牧場のモデルとなるシカの健康管理および血液検査など実地している。雄シカの幼角(鹿茸)を毎年採取して健康酒の原料提供を行っている。また,鹿肉処理場を設置し冬場の農作業の余剰労力を使って,有害駆除で捕獲されるエゾシカの肉を解体し,部位別の肉の処理ならびにソーセージなどの肉加工を行い,全国向けに販売を行っているなどであった。

著者

田辺建雄著

出版者

光ある記録の会

巻号頁・発行日

1990

著者

Nagano-Madsen Yasuko

出版者

高知大学総合教育センター修学・留学生支援部門紀要編集委員会

雑誌

高知大学総合教育センター修学・留学生支援部門紀要 (ISSN:18831508)

巻号頁・発行日

no.3, pp.83-91, 2009-03

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語を句や節といった単位にまとめ、それをひとつのイントネーションの単位として発話するのは、異なった言語、方言間にひろく認められる現象である。しかし、具体的なまとめかた、またピッチ領域の使い方などについては言語、方言間で違いが認められるようである。本稿では、形容詞句、副詞句、およびそれらが埋め込まれた連体修飾節について、ひとつのイントネーション単位(ダウンステップ)として発話される傾向および先行アクセントと後続アクセントのピッチピーク値の差を、高知方言と東京方言について実験し比較した。その結果、高知方言ではイントネーション単位が小さくなる傾向がある事、また連続するアクセントのピッチ値の差が東京方言より小さい事がわかった。

著者

大西 好宣 依田 武和 オオニシ ヨシノブ ヨダ タケカズ

出版者

国立大学マネジメント研究会

雑誌

大学マネジメント (ISSN:18824633)

巻号頁・発行日

vol.5, no.2, pp.23-34, 2009-05-25

著者

村田 師男

出版者

日立評論社

雑誌

日立評論 (ISSN:03675874)

巻号頁・発行日

vol.42, no.10, pp.1072-1077, 1960-10

著者

落合 忍人 小寺 和郎 今 攸 宮崎 照雄 窪田 三朗

出版者

日本魚病学会

雑誌

魚病研究 (ISSN:0388788X)

巻号頁・発行日

vol.12, no.2, pp.135-139, 1977

被引用文献数

10

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1. アユの人工種苗生産の過程で異常斃死した群の病稚魚を病理組織学的に検討した。2. その結果鰾内への餌の誤嚥と誤嚥によってひき起こされたと思われる細菌・真菌の鰾感染が認められた。

著者

大橋 賢一

出版者

筑波大学中国文学研究室

雑誌

筑波中国文化論叢 (ISSN:02869675)

巻号頁・発行日

no.22, pp.59-78, 2002

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柳花深巷午鶏声 桑葉尖新緑未成 坐睡覚来無一事 満窓晴日看蚕生 柳花 深巷 午鶏の声 桑葉の尖 新たにして緑未だ成らず 坐睡より覚め来たりて一事無し 満窓の晴日 蚕の生まるるを看る これは、南宋范成大(一一二六~一一九三)「四時田園雑興六十首」(其一)である。 ...

著者

杉村 美佳

出版者

上智短期大学

雑誌

上智短期大学紀要 (ISSN:02877171)

巻号頁・発行日

vol.27, pp.87-106, 2007

著者

小泉 正樹 尾形 昌男 吉野 雅則 三浦 克洋 山岸 征嗣 徳永 昭 田尻 孝

出版者

一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部

雑誌

Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)

巻号頁・発行日

vol.75, no.2, pp.52-53, 2009-12-10 (Released:2013-07-29)

参考文献数

3

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大腸切除術後に生じた吻合部狭窄のために通過障害をきたし,内視鏡的バルーン拡張術で治療した7症例について検討した。7症例中3例において再拡張を要したが,最終的にはすべての症例で通過障害の改善を得た。狭窄の発生率は2.1%で,吻合法では器械吻合に多く,結腸手術に比して直腸手術で多かった。内視鏡的バルーン拡張術は有用な治療法であった。

著者

平山 勉

出版者

首都大学東京

雑誌

研究活動スタート支援

巻号頁・発行日

2012-08-31

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本研究では、高度成長期東京地区のプラスチック用金型産業の展開を、金型製造業者の企業行動の変化に注目しながら歴史的に実証した。従来の研究で、産業政策による産業育成という視点から分析対象となっていた金型産業について、それ自体の展開や発展の在り方を把握することで当該産業の発展要因の抽出を図った。その結果、高度成長期日本の金型産業では、社会的分業、工程間分業、企業間分業といった分業関係の深化と、それともなう「専門性」の向上が、産業発展を促した要因となったことが指摘される。

巻号頁・発行日

2013-10-21

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学術成果のオープンアクセスとHUSCAP : 世界へ伝える・未来へつなぐ (Open Access and HUSCAP : Provision to the World, Passage to Future Generations). 北海道大学附属図書館 本館 正面玄関ホール(展示). 2013年10月21日(月)~11月4日(月・祝). 札幌市.

著者

Takashima Seiji Kanatsu-Shinohara Mito Tanaka Takashi Morimoto Hiroko Inoue Kimiko Ogonuki Narumi Jijiwa Mayumi Takahashi Masahide Ogura Atsuo Shinohara Takashi

出版者

Elsevier Inc.

雑誌

Stem Cell Reports (ISSN:22136711)

巻号頁・発行日

vol.4, no.3, pp.489-502, 2015-02

被引用文献数

128

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精子幹細胞の新しい自己複製様式の発見 -男性不妊症の原因解明、遺伝病の発症機序の理解に期待-. 京都大学プレスリリース. 2015-02-13.

著者

Kayo TERADA

出版者

日本ウマ科学会

雑誌

Journal of Equine Science (ISSN:13403516)

巻号頁・発行日

vol.11, no.4, pp.83-90, 2000 (Released:2001-08-16)

参考文献数

17

被引用文献数

13 52

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The aim of this study was to see if differences in proficiency exist between advanced-and novice-level horseback riders with regard to head movement and EMG activity. Three advanced-and three novice horseback riders rode a horse at a walk, sitting trot and canter whilst their head acceleration and the EMG activity of their rectus abdominis muscle (M. rectus abdominis), erector spinae muscle (M. erector spinae) and abductor magnus muscle (M. adductor magnus) were recorded simultaneously. All results were conducted with Frequency Analysis by the Maximum Entropy Method. At walk, the novice rider showed a frequency distribution dispersion (P<0.1) of the head in the proximal-distal direction which was not observed in the advanced rider, but no distinct primary factors were observed in the muscular discharge frequency distributions-perhaps due to the novice rider's level which was not completely inexperienced. At a sitting trot, unstable movements of the novice rider's upper body were observed in the cranial-caudal direction (P<0.05), mirroring the horse's violent rocking movements. The electromyogram frequency distributions at this gait suggest that the novice rider was unable to balance the erector spinae and rectus abdominis muscles, and therefore unable to cope with the unstable movement. It also suggests that there was instantaneous muscular activity of the adductor magnus muscle in order to stabilize the ill-balanced body. At a canter, there were no significant differences in the dispersion of acceleration frequency distribution or in the electromyogram frequency distribution, but although there were no "significant" differences, the results obtained from the advanced rider at this gait showed a dispersion of acceleration frequency distribution that was slightly greater than that of the novice rider. This situation was only observed at a canter. In conclusion, differences exist in the degree of difficulty of coordination between horse and rider according to the gait. In addition, from the results of this study, we can clearly see that differences also exist in the rider's own skill and ability to "maintain posture".

著者

遠藤 不比人 秦 邦生 中井 亜佐子 田尻 芳樹 シャムダサニ ソヌ

出版者

成蹊大学

雑誌

基盤研究(B)

巻号頁・発行日

2013-04-01

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英語圏の人文学研究における「情動理論」を英国モダニズム文学という歴史的文脈で再考察した。特に同時代の精神分析的言説との関連、およびマルクス主義美学の政治的可能性という点に関して、海外の研究者と継続的に英語を使用した会議を開催し、当該テーマをめぐり国際的な研究成果をあげることができた。それを踏まえて、さらに、近代の「心理学化」に抗う「反=心理学」と呼ぶべき言説的系譜が新たな視点として浮上し、それについての国際会議をロンドン大学で行った。

著者

大石 進一

出版者

公益財団法人 日本学術協力財団

雑誌

学術の動向 (ISSN:13423363)

巻号頁・発行日

vol.19, no.10, pp.10_58-10_60, 2014-10-01 (Released:2015-02-06)

著者

八代國治著

出版者

飯南多氣郷友会

巻号頁・発行日

1933

著者

下村 博文 反町 勝夫

出版者

東京リ-ガルマインド

雑誌

法律文化

巻号頁・発行日

vol.16, no.9, pp.1-5, 2004-09

著者

大和大峯研究グループ

出版者

地学団体研究会

雑誌

地球科學 (ISSN:03666611)

巻号頁・発行日

vol.59, no.5, pp.287-300, 2005-09-25

被引用文献数

11

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大和大峯研究グループは1970年以来,紀伊山地中央部の秩父帯・四万十帯を調査し,地質体区分を行ってきた.その区分に岩相層序区分単位である「層(Formation)」を用いたため,メランジュ相などで特徴付けられる付加体区分には不適切であった.本論文では,構造層序学の見地から区分単位として「コンプレックス(Complex)」を用いて,本地域の地質体を再定義し,必要に応じて模式地および地層名を変更する.本報告地域の秩父帯はジュラ紀中世(post-Toarcian)から白亜紀古世(Aptian)に,四万十帯は白亜紀新世(post-Cenomanian)にいずれも付加コンプレックスとして形成された.いずれも構造的下位へ形成年代が若くなる極性を示す.秩父帯形成後から四方十帯形成開始までの間には,時間間隙(約3000万年)がある.本地域の秩父帯と四万十帯は低角度の仏像構造線(大峯-大台スラストに相当)によって境される.この構造特性は,秩父帯と四万十帯の初生的な地質関係を示すものと考えられる.四万十帯形成後,四万十帯の地質構造を切る宇井スラストや平原スラストが生じ,四万十帯の付加体としての極性が乱された.さらに,東西方向・高角度の下多古川断層が形成され,北側の地質体が上昇した.中新世中期の火成活動と関連して,大滝-北角断層,入之波断層が生じ,各断層の東側の地質体が下降した.

著者

尾西 康充

出版者

岩波書店

雑誌

文学 (ISSN:03894029)

巻号頁・発行日

vol.14, no.6, pp.73-85, 2013-11