著者
坂口 菊恵
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.598, pp.1-6, 2003-01-17

行動の同調はコミュニケーションの円滑化に重要な役割を果たしているが,なかでもその時間的側面に注目した"movement synchrony(動きの同調化)"はヒトの生体としての身体的な反応性と深く関わると考えられ,興味深い.本研究では初対面の男女40組の,行動観察室内での10分間の相互作用のうち,最初1分と最後1分のmovement synchronyを分析した.女性のなかで,痴漢や"ナンパ"に遭うといった繁殖上のリスクを多く経験した者は最後の1分で同調化を抑制すること,および最初の1分で男性がよく動き多くのsynchronyを形成すると,女性に好意を持たれる傾向があることが示された.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1914年05月21日, 1914-05-21

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年12月20日, 1924-12-20
著者
永井 学
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.278, pp.56-60, 2007-11

POFILEいしい・しげゆき1948年千葉県生まれ。71年にヤマハ発動機入社後、76年スポーツショップ イシイ設立。84年に事故で脊椎(せきつい)を損傷。88年オーエックスエンジニアリングを設立、89年に車いす事業部を設置。スポーツ用車いすをはじめ、高級車いすの製造・販売を手掛ける。03年に会長に就任パラリンピックなどで、メダリストを次々に輩出。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1923年12月26日, 1923-12-26

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1922年06月10日, 1922-06-10

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1918年04月19日, 1918-04-19
著者
高橋 晴美
出版者
日本医療薬学会
雑誌
日本医療薬学会年会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.14, 2004-09-01

このワークショップでは初めに心不全(CHF)患者の臨床所見・AHAガイドラインに基づく治療法のポイントと薬物を体内動態パラメターに基づいて特徴づける方法について簡単に説明し、それらの知識を実際の患者症例に応用する練習をしていただきます。どの症例にもあてはめることのできる薬剤師としての基本的な患者症例に対する取り組み方について以下の手順に従って理解し、臨床の現場で患者さんをフォローする時に応用できるようになって下さい。1.まず、必要な患者情報を把握・選択し、カルテやインタビューからそれらを収集します。2.次に、得られた情報を基に患者さんが現在有している医学的問題点や薬物治療に起因する問題点を緊急性の高い順に全てリストアップします。次のステップ以降は各問題点ごとに進めて下さい。3.各問題点のSubjective/Objectiveデータをピックアップします(患者情報、身体所見、検査所見を参考に)。4.各問題点のリスクファクターをリストアップします(背景因子の把握)。5.各問題点ごとに計画されている薬物治療の必要性・妥当性について、以下の項目に従って評価していきます。A.薬物選択-薬物治療が必要か?-Evidenceに基づいた薬物選択か?B.PKシートの作成-投与量・投与方法・投与期間-副作用・相互作用C.コンプライアンス6.各問題点ごとに患者さんに最も適切な治療計画を立案し、治療効果を判定するモニタリングパラメターを設定して、治療のゴールを明確にします。7.計画された薬物治療による副作用や相互作用のモニタリングパラメターを設定し、あらかじめおこった場合の対策を立案しておきます。8.服薬説明を立案します(患者さんの理解度を把握することが重要です)。
著者
李 秀眞
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.61, no.2, pp.59-71, 2010-02-15 (Released:2012-11-15)
参考文献数
23

The purpose of this study is to demonstrate the gender gap in household economics. This study focused in particular on how changes in occupational status affect personal expenditure and personal savings. The data was obtained from F-GENS Korea Panel Survey of Ochanomizu University. The responses were gathered primarily from married people in the Seoul metropolitan area. I used the data from 736 households. The Gender gap between wives and husbands due to the flow of economic resources in the household is as follows. First, in the case of wives who employed, their personal expenditure and personal savings have increased. Second, in the case of unemployed wives, the gap between wives and husbands with regard to personal expenditures and savings is expanding. Furthermore, the personal expenditure and personal savings of wives has decreased. Third, in the case of the wives who are employed on a full-time basis, their personal expenditure and personal savings have increased as a result of their change in job status and income.
著者
乾 順子 イヌイ ジュンコ Inui Junko
出版者
大阪大学大学院人間科学研究科 社会学・人間学・人類学研究室
雑誌
年報人間科学 (ISSN:02865149)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.39-54, 2013-03-31

本稿の目的は、既婚女性の人生満足度に着目し、過去における性別分業意識と働き方が、既婚女性の中高年期の人生満足度にどのような影響を与えるかを明らかにすることである。一時点における生活満足度と従業上の地位・性別役割分業意識との関連については、意識と働き方が一致しているもの、つまり分業賛成と無職、分業反対とフルタイムであるものの生活満足度が高いという分析結果がある。しかし、パートという分業意識と一致しているかどうかが不明確な就業形態については、その関連が明らかにされてはいなかった。また、人生後期の人生を振り返っての満足感と、変更不可能な過去の意識と働き方の関連についての分析もこれまでなされてこなかった。これらは、日本における既婚女性のパート就業率の高さやその多様さを鑑みても、今後の女性就業や雇用政策、家族政策などを考える上でも重要な課題であると考えられる。そこで本稿では、1982 年と 2006 年の2 時点で実施されたパネル調査データを使用し、過去の分業意識と働き方がその後の中高年期の人生満足度に対して影響を与えるかについての分析を行った。その結果、過去の分業意識をコントロールしても、「パート型」のものの人生満足度が最も低かった。さらに、分業意識と職業経歴の交互作用を検討したところ、平等志向の強い「パート型」のものにおいてさらに人生満足度が低くなることが明らかとなった。