著者
王 勇
出版者
国際日本文化研究センター
巻号頁・発行日
pp.1-29, 1994-11-05

会議名: 日文研フォーラム, 開催地: 国際交流基金 京都支部, 会期: 1992年9月8日, 主催者: 国際日本文化研究センター
著者
薊 理津子
雑誌
江戸川大学紀要 = Bulletin of Edogawa University
巻号頁・発行日
vol.29, 2019-03-15

本研究では,屈辱感が社会適応的行動を促進する,云わば,自己を向上させる行動を導くための調整変数を検討することを目的とした。調整変数として,自己効力感,Locus of Control,達成動機,賞賛獲得欲求,拒否回避欲求,自尊感情,原因帰属を取り上げた。先行研究に基づき,自己が他者よりも劣位に置かれた場面に焦点をあて,大学生にとって想起しやすいゼミのレポートの評価というシナリオを設定して検討した。結果,賞賛獲得欲求の低い者は屈辱感が高まると,自己を向上させる行動が促された。また,内的帰属の低い者は屈辱感が高まると,自己を向上させる行動が促されることが示された。以上より,自己が他者よりも劣位に置かれるという場面において,屈辱感が自己向上を動機づけるよう導く調整変数として,賞賛獲得欲求と内的帰属が見出された。
著者
寺田 由美
出版者
北九州市立大学文学部
雑誌
北九州市立大学文学部紀要 (ISSN:13470728)
巻号頁・発行日
no.89, pp.1-22, 2019-03

2010年代以降、禁酒法ならびに禁酒法をめぐる動きについて、20世紀アメリカ国家建設に大きな影響を及ぼしたものとしての再評価が進んでいる。本稿では、主にマクギアー、アンダーソン、オクレントの研究に依拠しつつ、禁酒法が20世紀アメリカ社会の形成にどのように関係しているのかについて検討を加える。
著者
UENO Toshiya
出版者
和光大学表現学部
雑誌
表現学部紀要 = The bulletin of the Faculty of Representational Studies (ISSN:13463470)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.11-19, 2019-03-11

This essay continues to provide with an introductory explanation of some basic conceptions raised by French philosopher Francois Laruelle, of which the previous section of this series of essay has already scrutinized, while keeping in mind something comparable or counterparts within some Japanese philosophy including Izutsu Toshihiko's one or other potential references. Insofar as Laruelle's non-philosophy has given conceptual inspirations for the recent debates around speculative philosophy and Object-Oriented Ontology since a decade, in which I am interested in the intention of re-elaborating the potentiality of (speculative) materialism in both the philosophical sense and critical theory.
著者
矢崎 慶太郎
出版者
専修大学人間科学学会
雑誌
専修人間科学論集. 社会学篇 (ISSN:21863156)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.137-148, 2014-03-15

本論では、芸術についての社会学理論を概観するために、基本的なアプローチを4つに区分して考察する。まず第一に芸術を道徳や経済などの「社会の反映」として示すコント、マルクス、第二に、芸術を社会と対立する関係にあるものと見なし、「社会の外側」にあるものとして扱うアドルノおよびゲーレン。第三に、芸術は社会的な反映ではないが、政治や経済と同様に、社会制度のひとつであり、「社会の内側」に属するものとして扱うベッカー(アート・ワールド)、ブルデュー(芸術場)、ルーマン(芸術システム)。第四に、芸術そのものを社会の原型として見るジンメル、および芸術がどのように他の社会領域に影響を与えているのか、という視点から芸術と経済との関係を研究するアプローチを取り上げる。これらの4つのアプローチを取り上げながら、芸術をどのように社会的な現象として扱うことができるのか、および芸術の社会学的研究にはどのような意義があるのかについて明らかにする。
著者
前川勇樹 内山彰 山口弘純 東野輝夫
雑誌
研究報告高度交通システム(ITS)
巻号頁・発行日
vol.2014-ITS-56, no.17, pp.1-8, 2014-02-27

本稿では,快適な鉄道利用を実現するため,鉄道旅客の乗車車両および各車両の混雑状況を推定する手法を提案する.提案手法は,乗客の持つ携帯端末が受信した近隣端末の Bluetooth シグナルをサーバに集約し,各端末間で観測された RSSI から,それらが同じ車両に存在する確率 (同一車両確率) および端末間の混雑確率を算出する.次に,得られた同一車両確率および一部の端末の (信頼度の高い) 乗車車両情報を用いて全端末の乗車車両を推定し,その結果と端末間の混雑確率を用いて車両毎の混雑を推定する.この際,電車内の乗客移動は一般にあまり見られないことを利用し,同一車両確率を継続的に更新することで,乗降車が発生しても高精度かつ迅速な推定を実現する.大阪都市部における 4 路線において 259 分間に渡り収集したデータを用いて提案手法の評価を行った結果,16 名の各車両位置を精度 83%,車両毎の混雑の有無を F 値 0.75 で推定できることがわかった.
著者
浅井 良夫
雑誌
成城大學經濟研究
巻号頁・発行日
vol.160, pp.121-178, 2003-03-20

1 0 0 0 OA 2009 紀要16

巻号頁・発行日
2009-04-01
著者
三輪 誠一
出版者
長野大学
雑誌
長野大学紀要 = ACADEMIC BULLETIN OF NACANO UNIVERSITY
巻号頁・発行日
vol.3-4, pp.47-52, 1974-12-25
著者
小林 高英
出版者
東京商船大学
巻号頁・発行日
2003

東京商船大学修士学位論文 平成15年度(2003) 流通情報工学専攻
著者
フィットレル アーロン
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 = NIHON KENKYŪ (ISSN:24343110)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.9-38, 2020-03-31

本稿では、二重文脈歌の翻訳方法について検討し、翻訳の改善に向けて、翻訳方法を提案してみた。