出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.327, pp.97-99, 2000-10-02

インターネット上のWebサイトへのアクセスを高速化する「コンテンツ配信サービス」。米国の事業者に加え,NTTコミュニケーションズやクロス・ワンなどの国内事業者もサービスを開始し,注目を集めている。米国の機器ベンダーの動きも急激。しかし,日本語サイトが中心の国内でどこまで普及するのか,行方はまだ不透明だ。
著者
津田 敦 武田 重信
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
日本生態学会誌 (ISSN:00215007)
巻号頁・発行日
vol.55, no.3, pp.514-519, 2005-12-25 (Released:2017-05-27)
参考文献数
16

海洋では光環境が良いにもかかわらず栄養塩が高濃度で残存する海域があり、このような海域では微量栄養素である鉄が不足していることが近年提唱された。海洋における鉄欠乏仮説を検証するため、東西亜寒帯太平洋において鉄添加実験が行われた(西部:SEEDS、東部:SERIES)。鉄と水塊を標識する不活性気体、六フッ化イオウを64-80km^2の海域に加え、13-26日間の生物・化学的応答を水塊追跡しながら観測した。2001年に西部亜寒帯太平洋で行われたSEEDSにおいては鉄添加により顕著な光合成活性の増加が観察され、混合層内のクロロフィル濃度は初期値および非散布域の16倍に達した。この顕著な植物プランクトンの増加は、他の海域で行われた実験より表層混合層深度が浅く光環境が良好であったことに加え、成長速度の速い中心目珪藻が増加したことが主な要因と考えられた。藻類の増殖は栄養塩濃度と二酸化炭素分圧の顕著な低下を伴ったが、散布から13日目までの沈降粒子束は積算光合成量の12.6%にとどまった。すなわち固定された炭素の大部分は粒子態として混合層内に留まった。これらの事実は太平洋においても鉄が植物プランクトンの増殖を制限していることを明らかにしたが、固定された炭素の行方を解明するにはより期間の長い実験が必要であることを示唆した。東部亜寒帯太平洋で行ったSERIESはカナダとの共同研究であり、我々は実験の後半を観測した。実験期間は大きく2つに分けることができ、前半は低い植物生物量とプレミネシオ藻類の優占、後半は高い植物生物量と珪藻の優占で特徴づけられた。SEEDSに比べ、SERIESでは植物プランクトンの増加は遅く、最大値も低くとどまったが、鉄散布海域で非散布域に比べ有意に大きい沈降粒子束を観察した。しかし、沈降量は光合成によって表層に蓄積した有機物量の20%程度であり、多くの部分は表層で摂餌や分解を受けていることが明らかとなった。本稿では鉄散布実験のような中規模生態系操作実験の利点と問題点を議論する。
著者
岡田 信弘
出版者
日本選挙学会
雑誌
選挙研究 (ISSN:09123512)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.5-14, 2012

本稿は,憲法学の視角から,最高2011(平成23)年3月23日大法廷判決について検討を加えたものである。本判決は,現行衆議院議員選挙制度(「小選挙区比例代表並立制」) の下で,小選挙区区割基準規定の1人別枠方式に係る部分とそれに基づく区割規定について,違憲状態にあることを認めた初めての最高裁判決である。本稿では,憲法上の幾つかの問題点について,衆議院議員選挙に関する直近の2007(平成19)年6月13日大法廷判決と比較しながら検討を加えた。なお,その際,選挙区割りは,「法」と「政治」の接点に位置づけられる問題であるので,「民主主義と司法審査のバランス」が常に問われるこ とになるが,本稿では,その点を考慮に入れて考察を進めた。
著者
菊池 潔 廣井 準也 田角 聡志
出版者
東京大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2014-04-01

海と河をめぐる回遊機構(遡河回遊)に関しては、これまでに多くの生理・生態学的な知見が集積しているが、回遊を可能ならしめたゲノム上の変異は同定されていない。トラフグ属魚類の多くは純海産魚であるが、その近縁2種は淡水適応に成功し、河に遡って産卵する。本研究では、これまでの回遊研究とは異なった切り口、すなわち順遺伝学的手法を採用した。その結果、遡河性2種に共通の淡水耐性遺伝子座を見出した。次に、トラフグ属魚類合計10種のゲノムDNA配列を用いて、淡水で生息可能な2種にのみ共通するDNA配列を探索したところ、回遊を可能ならしめた変異候補をさらに絞り込むことができた。
著者
中川 武夫 建部 貴弘 辻村 享 辻村 明 見松 健太郎 Takeo NAKAGAWA Takahiro TATEBE Toru TSUJIMURA Akira TSUJIMURA Kentarou MIMATSU
雑誌
中京大学体育学論叢 = Research journal of physical education Chukyo University (ISSN:02887339)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.91-94, 2004-03-31

We experienced 7 cases of Stress facture of Spinous Processes of lower Cervical Vertebra in "T" surgical hospital. One case was caused by a traffic accident, 3 were caused from work. Out of these 7 cases, 1 was caused by golf swing and 2 were caused by combination of golf swing and work. We fixed Cervical vertebra 3 month by cervical orthosis and the prognosis was favorable.
著者
樋口 恵子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1190, pp.129-131, 2003-05-05

東京都知事選は、初めから勝敗は度外視していました。だって、2期目の現職ですから、汚職とか悪いことさえしなければ当選するんです、石原慎太郎さんじゃなくたって。しかも、石原さんは非常に上手にパフォーマンスして、実績を上げたという形になっています。私たちにとっておかしな政策と思うことはあったにしても、です。
著者
福田 真人
巻号頁・発行日
2021-05-24

第17回南極設営シンポジウム2021年5月24日(月)Zoomウェビナーによるオンライン開催主催:国立極地研究所
著者
青島幸男著
出版者
パロディー社
巻号頁・発行日
1995

1 0 0 0 蒼天に翔る

著者
青島幸男著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1982
著者
青島幸男著
出版者
勁文社
巻号頁・発行日
1983