著者
青野 篤子
出版者
日本社会心理学会
雑誌
社会心理学研究 (ISSN:09161503)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.51-58, 2003

The oppression hypothesis, originally advocated by N. Henley, expects that superiors have greater control beyond their own space and claim greater space than subordinates. This projective study using computer simulation examined the effects of gender and status on both approach distance and approached distance among Japanese company employees to verify the oppression hypothesis. Results indicated that neither gender nor status affected the two types of distance, and thus the oppression hypothesis was not supported. Rather, the relation-ship of subjects and the persons they were interacting with was important. That is, subjects took the shortest distance with fellow officers and the greatest distance with superior officers. In particular, female subjects kept male superiors farthest away from them. Further studies are suggested to control status variables strictly and introduce cross-cultural standpoints.
著者
中井 信彦
出版者
三田史学会
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.181-183, 1941-07

書評
著者
松田 修
出版者
潮出版社
雑誌
巻号頁・発行日
no.228, pp.p300-303, 1978-05
著者
古在 由重
出版者
毎日新聞社
雑誌
エコノミスト (ISSN:00130621)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.76-79, 1967-03
著者
井田 進也
出版者
岩波書店
雑誌
図書
巻号頁・発行日
no.599, pp.25-29, 1999-03
著者
森 銑三
出版者
至文堂
雑誌
国語と国文学 (ISSN:03873110)
巻号頁・発行日
vol.27, no.11, pp.27-37, 1950-11
著者
金子 民雄
出版者
日本古書通信社
雑誌
日本古書通信 (ISSN:03875938)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.p16-17, 1988-02

1 0 0 0 西鶴本私見

著者
森 銑三
出版者
岩波書店
雑誌
文学 (ISSN:03894029)
巻号頁・発行日
vol.23, no.10, 1955-10
著者
松田 稔 秋山 好一
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会論文誌 (ISSN:13425668)
巻号頁・発行日
vol.8, no.12, pp.685-691, 1995-12-15 (Released:2011-10-13)
参考文献数
14

The nature of the Japanese favorite songs becomes to be gradually clear by the recent research works. In the subject of these research works, “Tonality and Tonic (key note)” of the music (T & T) has been attracted a great deal of attention as an important index to determine the character of music. This paper deals with tonal structure recognition method of Japanese favorite songs using information about pitch name and time-duration that appear on musical score (sample data 2, 777 pieces, 274, 737 notes). As a result, the remarkable characters were found. For example, T & T can be recognized with approximately 90 % accuracy by statistical pitch information of the music score. The time-duration dose not play an important role to infer the T & T.

1 0 0 0 OA うしお

出版者
鹿児島県水産技術開発センター
巻号頁・発行日
no.(354), 2017-09
著者
小松 武志 坪田 敏男 岸本 真弓 濱崎 伸一郎 千葉 敏郎
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
家畜繁殖研究會誌 (ISSN:09168818)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.j65-j71, 1994
被引用文献数
9 16

ニホンツキノワグマ(<I>Selenarctos thibetanus japonicus</I>)の捕殺個体27頭から採取した精巣と,捕獲個体13頭の精巣から採取したバイオプシー材料を用いて,性成熟年齢と,未成熟および成熟個体における精子形成の開始および至開始にかかわる幹細胞について検討した.<BR>精巣の大きさ,重量および精細管直径の各値は2~3歳において急激に上昇し,また精巣の組織学的観察により成熟と判断された個体は,1歳で0%,2歳で50%,3歳以上で100%であった.よって生理的な性成熟(春機発動)年齢は,2~3歳であると推定された.<BR>未成熟個体の精細管中には,セルトリ細胞と巨大円形細胞のみが観察された.この後者の細胞は他種の動物で報告されているGonocyteと形態学的に一致した.よってこの細胞は未成熟期から精子形成を開始するための幹細胞であると推察された.<BR>一方成熟個体の精細管中には,Gonocyteと類似する巨大細胞が観察され, Gonocyte-like cellと名付けられた.この細胞は非繁殖期の精細管中に急激に増加した.このような性質は他種の動物で報告されている未分化型A型精祖細胞の性質と類似した.よってこの細胞は未分化型A型精祖細胞であり,成熟期の非繁殖期から精子形成を再開するための幹細胞であると推察された.
著者
高田 靖司
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan (ISSN:05460670)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.40-53, 1979
被引用文献数
8

長野県中央山地にある, カモシカ特別保護区と旧扉入山辺休猟区において主に調査をした。1975年8月下旬から1977年12月初旬までに得られた, 135個のツキノワグマの糞の内容と採食活動痕を分析し, 6月中旬から12月初旬までの食性を明らかにすることができた。<BR>ツキノワグマは雑食性であるが, 植物性食物に強く依存している。6月から7月には動物性食物が重要であるが, 8月から10月には動物性食物とともに植物性食物に強く依存するようになり, 11月から12月には一層植物性食物に強く依存する。<BR>動物性食物の大半は昆虫類で占められ, アリ類 (Formicidae) , 特にアカヤマアリの成虫が重要である。次いでハチ類 (VespidaeとApidae) の成虫がよく利用された。アリ類は全期間に出現し, 最も基本的な動物性食物である。ハチ類は9月~12月まで出現した。哺乳類では, ノウサギとニホンカモシカが食べられたが, 出現頻度は低い。<BR>植物性食物では, 液果・核果類と堅果類が重要である。液果・核果類は, 8月から12月初旬まで出現し, 10月中旬までは重要な地位を占めるが, それ以後その地位を失う。堅果類は9月下旬から12月初旬まで出現し, この時期のツキノワグマにとって最も重要な食物である。液果・核果類では, アケビ類, 次いでタラノキが, 堅果類ではミズナラが最もよく利用された。<BR>この3年間ではミズナラに隔年結果現象がみられ, 1976年秋は不作であったが, 1977年の秋は豊作であった。この現象はツキノワグマの食性に影響し, 1976年にはミズナラがほとんど利用されなかったが, 1977年にはよく利用された。<BR>ツキノワグマを保護するためには, ミズナラを初め, 多様な構成樹種をもった広葉樹林を維持する必要がある。
著者
福田 夏子 下村 彰男
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.126, 2015

近年、岐阜県高山市周辺では、里地里山へニホンツキノワグマが出没し、人身被害や農業被害を招いている。このため、本研究では、クマの出没地の特性について、土地利用条件から考察することを目的とした。<br> 分析は、次の1)2)から、出没件数と土地利用条件との関係を把握した。1) 過去7年間(2008~2014年)の、岐阜県クママップ上の出没地点データについて、出没場所(居住地、山林、農地、その他)と出没年、季節/時期、時間、クマの頭数・幼/成獣との関係を把握した。2) 1)の出没地点のうち50地点をランダムに選び、各地点をQGIS(1.80 Lisboa)で地図化し、各地点から半径1kmの円を描いた。そして、円内の土地利用をモデル化し、各モデルと円内の出没件数との関係を分析した。
著者
斉藤 正一 岡 輝樹
出版者
東北森林科学会
雑誌
東北森林科学会誌 (ISSN:13421336)
巻号頁・発行日
vol.8, no.2, pp.94-98, 2003
被引用文献数
2

山形県におけるクマ有害駆除数に関連する要因について解析し,駆除数予測の可能性を検討した。春季有害駆除数は消雪日から回帰することができたが,夏秋季有害駆除数を予測するための因子は検出できなかった。しかしながら各年の有害駆除数の増減は堅果類の凶作指数の増減に応答する傾向があり,堅果類の豊凶を予測するシステムの充実が適正な被害防除法の確立に寄与するであろうと考えられた。