著者
加藤 龍興
出版者
Japanese Association of Indian and Buddhist Studies
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.54, no.1, pp.334-331,1266, 2005-12-20 (Released:2010-03-09)

This article studies a simile of the ocean found in the Yogasastravivarana with a view to comparative research. I research similar similes discovered in Sankara's works, in order to solve the vexed problem of the authorship of the Yogasastravivarana.
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.157, pp.38-41, 2012-07

復興の施策として国や自治体が掲げているスマートコミュニティ(環境配慮型都市)。経済産業省が昨年から、横浜市や豊田市など4地域で実証事業を実施しているが、緊急事態に直面し、早期の導入に向けて東北地方でマスタープラン(事業計画)を策定する地域を8つ採択した。ほかにも、多くの自治体が企業などと連携し、スマートコミュニティの導入を検討している。
著者
左 毅 北 栄輔
雑誌
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
巻号頁・発行日
vol.2010-MPS-78, no.14, pp.1-4, 2010-05-14

株価予測のために,過去データを用いた時系列分析に基づくモデルがしばしば用いられる.これらのモデルでは,予測したい株価を過去の株価等と残差の線形和で近似し,分布には正規分布が仮定される.しかし,実データに関するいくつかの知見によれば,株価収益率の頻度分布は必ずしも正規分布しないことが示されている.そうであれば,ホワイトノイズに基づくモデルでは精度良く予測できない可能性がある.そこで,本研究では,ベイジアンネットワークを用いる方法を示す.ところでベイジアンネットワークは離散的な値だけしか扱うことができないので,クラスタリング手法を用いて株価を離散値に変換する.解析例では,日経平均株価をとる.解析結果より,収益率を適切に離散化すれば,一般的な時系列分析モデルよりも精度良く予測できることがわった.

1 0 0 0 OA 広文庫

著者
物集高見 著
出版者
広文庫刊行会
巻号頁・発行日
vol.第2冊, 1918

1 0 0 0 OA 広文庫

著者
物集高見 著
出版者
広文庫刊行会
巻号頁・発行日
vol.第12冊, 1918
著者
渋谷 与文
出版者
学習院大学
雑誌
学習院大学人文科学論集 (ISSN:09190791)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.107-126, 2011

アナトール・フランス(以下、フランスと略す)に対する賛否両論が鳴りやまぬままに百年が過ぎた。世界を代表する知性であった作家の生前の影響力は翳ったが、それでも著書は仏・英・米・独・日・中・ハンガリーなどで常に刷られ、時には新訳やモノグラフィーも出版される。しかし、文学研究はかつてより少なく、その量は『現代史』や『神々は渇く』を重要視する歴史学と良い勝負である。作品・思想に関して生前から続く賛否は、死後のシュールレアリストのパンフレットとポール・ヴァレリーのアカデミー会員就任演説という印象的な批判を経て現在に至る。そこで本論文では、ミラン・クンデラが近著で指摘したそうした現状と、作品の再評価を頼りに、幾つかのフランスに対する批評を読み解いて行く。フランスに対する批評には二重性が付きまとっている。つまり、賛否両論とは作家本人の思想や一つの小説に対する多方面からの意見の違いだけではなく、ある批評(家)の内部の賛否両論でもある。アンドレ・ジッド、ジュール・ルナール、モーリス・バレスといった1860年代生まれの作家達によるフランスに対する態度は一様に賛否と注視といったものである。しかし、それに対して1870年代生まれの作家達の態度は多様である。その一人であるヴァレリーのアカデミー演説は、その前半の礼賛と後半の侮蔑が対称的に分離した零度の批評である。ここでは、賛同と批判が同じことを示しうることが証明されていて、フランスに対する批評であると同時にアカデミー演説という儀礼への批評を成している。また、この批評は死者への餞としての弔鐘でありながら、フランスに対する政治性を帯びた批評の始まりを告げているのである。ヴァレリーがアカデミー演説で示した現代の文学の危機に傾聴したアルベール・チボーデは、フランスをその危機の象徴にまで高めた。また、文学史家としての使命から、晩年までフランスの批評を書き続けた。しかし、チボーデはフランスを、ホメロス、プラトン、ファブリオー、ラブレー、ボワローなどに続く「接木文学」の中に位置づけながら、最も「接木」性の高いフランスの作品、『ペンギンの島』に対する批評を尽くしているようには見えない。『ペンギンの島』は矢作俊彦の『あ・じゃ・ぱん!』と同じ歴史改変小説である。面々と続く接木文学とも言えるこの二つの小説は、両者とも文明に対する危機意識を文明の基点に求めている。矢作が文明の終焉を明治維新に求めたのと同じく、フランスはそれをトゥール・ポワティエの戦いに求める。この時、フランスとチボーデは同じ文明の中で正反対の時期に危機を見出している。チボーデの危機意識は現在のコンピューター社会ではありふれた文学の現状として受け入れられている。それゆえ、チボーデの衣鉢をつぎつつ、接木文学としてのフランスの作品を文学史の中で問い直す必要があるのではないか。
著者
杉山 牧子
出版者
特定非営利活動法人 日本禁煙学会
雑誌
日本禁煙学会雑誌
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.64-70, 2018

<p>【目 的】 禁煙外来でバレニクリン(チャンピックス<sup>®</sup>)による治療をおこなった230名について治療成績に関連する要因を検討した。</p><p>【方 法】 異なる3病院における2012年4月から2016年9月までを対象者とした。治療12週間後で成功群と失敗群に分けて、差異を比較した。</p><p>【結 果】 成功者は157名(68.3%)、不成功者は73名(31.7%)であった。3病院別の成功率は73.6%、73.3%、56.6%であった。成功群では、年齢、ブリンクマン指数(BI)、禁煙達成の自信、通院回数、全5回受診者の比率が有意に高かった。一方、不成功群では、バレニクリンの副作用、それによる減量・中止、若年層、精神疾患患者の比率が有意に高かった。</p><p>【考 察】 有意差を認めた項目について多変量解析を施行したところ、禁煙成功に独立して最も相関する因子は全5回受診であり、最も妨げとなる因子はバレニクリンの副作用であると判明した。</p><p>【結 論】 禁煙成功の為に、全5回の定期受診を促すことと、バレニクリンの副作用を緩和することが最重要である。</p>
著者
尾形 利雄
出版者
上智大学
雑誌
ソフィア (ISSN:04896432)
巻号頁・発行日
vol.42, no.4, pp.p618-620, 1994
著者
寺田 剛
出版者
THE LEPIDOPTEROLOGICAL SOCIETY OF JAPAN
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3-4, pp.43-47, 2021-12-31 (Released:2021-12-15)
参考文献数
4

A new species of the Stathmopoda pedella species group from Japan, S. chalcogramma n. sp. is described. This species was reported in Terada (2016) as two separate unidentified species. It was subsequently found that the specimens in question were conspecific following the examination of additional specimens detailed in this work. The external characteristics of the new species are similar to those of some other members of the species group (S. pedella, S. neohexatyla, S. atridorsalis, S. sericicola, S. centihasta and S. stimulata). The adult external characteristics, wing venation, and male and female genitalia of the new species are illustrated and compared with similar species.

1 0 0 0 OA 万象写真図譜

著者
玉蘭斎貞秀 画
出版者
小林文七
巻号頁・発行日
vol.7篇, 0000

1 0 0 0 OA 書評

著者
河東 泰之
出版者
一般社団法人 日本数学会
雑誌
数学 (ISSN:0039470X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.217-220, 1997-04-28 (Released:2008-12-25)
著者
小田 征一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1503, pp.95-97, 2009-08-10

私たちは目前に迫ったお盆の帰省ラッシュに怯えています。お盆の高速道路の大渋滞は夏の風物詩のようなものですから、渋滞は仕方のないことです。ですが、今年は昨年とは比較にならないほど高速道路にマイカーがごった返し、高速バスの運行が立ち行かなくなる可能性があります。 その背景にはマイカー向けの大幅な利用料金の割引制度があります。

1 0 0 0 OA 通俗仏教便覧

著者
高田道見 著
出版者
仏教館
巻号頁・発行日
1906
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.824, pp.22-24, 2006-06-12

スペイン全土に広まる「建築ブーム」に着目した建築展を、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が今年2月から5月に開催した。「スペインの新しい建築:現場(ON-SITE: New Architecture in Spain)」と題し、国内外の建築家が手がけた近年のプロジェクトを展示する内容だ。建築の活用にどこよりも熱心に励むスペインの国づくりを通し、展示企画者が問いかけているものとは何か。
著者
梶田 真
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集 = Proceedings of the General Meeting of the Association of Japanese Geographers
巻号頁・発行日
no.64, 2003-10-11

1.はじめに 近年、公共投資が本来の社会資本整備という目的から逸脱し、土木業者の需要創出のために過大な事業が実施されているとの批判が強まっている。本報告では公共投資・土木業・環境管理の3者の関係の考察を通じて、公共投資改革のあり方について検討したい。2.わが国における土木業の歴史的展開と地場業者 受注生産を行う土木業では業者に対する信頼が業者選択に大きな影響を与えるため、一般に寡占的な受注構造とピラミッド型の分業体制が形成される。わが国の土木業では、高度経済成長期に中央のゼネコンが次々と地方圏のローカルな土木市場に進出し、地場業者の市場を侵食していった。こうした動きに対し、地場業者は「市場の棲み分け」を訴えて政治家などに働きかけていく。その結果、様々な保護制度が設置され、強化されていく。さらに公共投資における国から地方自治体への、大都市圏から地方圏へのシフトの中で、わが国の土木市場は工事の規模、内容そして発注機関の管轄域によって分断される。このような市場構造はわが国の土木業のコスト高構造、公共投資をめぐる様々な不正の温床を生み出す原因であると考えられている。 では、地場業者は必要ないのだろうか?答えはノーである。例えば、災害などが生じたときに迅速に対応することができるのは即座に施工体制を編成することができ、地域の地理的状況を熟知している地場の業者である。それゆえに中央のゼネコンとの役割分担を見直し、その上で現在の地場業者を適切な方向に再編成していくことが求められている。3.環境共生型の社会資本整備に向けた土木業の再編成 今後、環境共生型の社会資本整備を進めていく上で、その担い手である土木業を適切な形に再編成していくための鍵は何であろうか。報告者は政策の信憑性とインセンティブの問題を取り上げたい。 まず、政策の信憑性であるが、この概念は政府の政策を信頼できるものとして受け止め、対象となる主体の行動に影響を与えることができるかどうかを問題とする。例えば、将来的に公共投資を縮小させる、という将来ビジョンを政府が示したとしても、それが信憑性を持って受け取られなければ、業者は公共投資の縮小に向けた再編成のための努力にかわって、公共投資水準を維持するためのロビー活動に努力を注ぐことになるだろう。適切な将来展望の下で業者に合理的な判断をさせていくためには政府が政権交代や景気変動に左右されない、確固とした姿勢を示し、政策に対する信憑性を回復することが必要である。 次にインセンティブであるが、環境共生型の社会資本整備を進めていくためには、現在の新設工事中心の投資内容を維持・補修工事中心の内容に改めていくと共に、環境に配慮した工事技術などの導入を進めていく必要がある。そのためには、こうした工事技術を収得することが業者にとってメリットとなるようなインセンティブを設けることが必要である。これまで受注業者選定などにおいて環境への配慮などの取り組みが適切に評価されてきたとはいいがたい。今後、公共投資の量的・質的変化が進んでいく中で、政府には必要とされる業者像、工事技術を明確に示し、そうした業者を適切に評価していくための仕組みを確立していくことが求められる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1971, pp.36-39, 2018-12-17

同日に開いた記者会見で、濃紺のスーツ姿の中島康輔会長兼社長は深々と頭を下げた。配布資料には、書き換え行為の内容や外部調査委員会の設置を明記。中島氏は不適合品か疑わしいものも含めて装置を交換する意向を示し、「丁寧な説明を通じて不安を払拭する…