著者
佐藤 恵美
出版者
美術出版社
雑誌
美術手帖 : monthly art magazine (ISSN:02872218)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1046, pp.146-149, 2016-12
著者
小國 龍治 小林 正法 大竹 恵子
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.20-22, 2020-04-27 (Released:2020-04-27)
参考文献数
8

We investigated the effects of imagining (episodic simulation) helping behavior on helping efficacy. Participants were asked to imagine (imagine condition) and remember (remember condition) helping behavior, and make a headline (headline condition) in response to sentences describing a person in need. Then, they rated their helping efficacy and helping intention regarding the person. The results showed that helping efficacy and helping intention in the imagine and remember conditions were significantly higher than in the headline condition. Thus, it is suggested that helping efficacy is enhanced by imagining helping situations without actual behavior.
著者
尹 健次
出版者
緑蔭書房
雑誌
在日朝鮮人史研究 (ISSN:09120637)
巻号頁・発行日
no.43, pp.59-100, 2013-10
著者
安藤 義範
出版者
The Ornithological Society of Japan
雑誌
日本鳥学会誌 (ISSN:0913400X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.29-38, 1993-05-25 (Released:2007-09-28)
参考文献数
11
被引用文献数
2 2

1990年に島根県松江市のコロニーにおいて,サギ類6種の営巣場所選択について調査した.コロニーは低い丘の傾斜地にあり,その植生はスギ,クリ,アカマツの3樹種が優占していた.調査区内の営巣数はゴイサギが半数を占め,ダイサギ,アオサギの営巣数は非常に少なかった.ダイサギ,アオサギは調査区東側に集中しており,主にアカマツの高木の樹頂部を営巣場所として選択していた. ゴイサギ,コサギ,チュウサギ,アマサギはダイサギ,アオサギと比べて,多くの樹種を選択した. コサギ,チュウサギ,アマサギは調査区西側に集中しており,主に亜高木を利用していたが,コサギは樹冠内部を,チュウサギ,アマサギは樹頂部付近を選択する傾向がみられた.ゴイサギは調査区全体に広く分布しており,高木の樹頂部付近に多く営巣していた.サブプロット毎の営巣数を用いて, Spearmanの順位相関係数を算出すると,ダイサギ,アオサギの2種間,アマサギ,コサギ,チュウサギの3種間で生の相関がみられた.どの種間にも負の相関はみられなかった.
著者
油谷 曉
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.249-254, 2020-05-01 (Released:2020-05-01)

常に安心して安全にインターネットが使用できるように,各組織にはネットワークインフラ構築部門やセキュリティ対策チームが存在し,互いに連携しながら外部からの攻撃やマルウェア感染を未然に防ぐ活動を行っており,個人が使用するパソコンや各種サーバの機能不全/個人情報や機密情報の漏洩/Webサイトの改竄などのインシデントを発生させないことを活動目標としている。本稿では,セキュリティ技術やサイバー攻撃について解説した後,大学という特殊な組織で情報セキュリティを確保するために行っている様々な手法や試み,そして日々の戦いについて紹介する。
著者
蔦 大輔
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.238-243, 2020-05-01 (Released:2020-05-01)

サイバーセキュリティの確保は,本来,各々の組織において自主的に取り組むべきものであるが,近年のサイバー攻撃の巧妙化・複雑化により,自組織だけでの対策には限界があるということから,サイバーセキュリティに関する情報共有体制の活動が一層活発化している。本稿では,現在活動を行っている主なサイバーセキュリティに関する情報共有体制を紹介しつつ,平成31年にサイバーセキュリティ基本法の改正により組織されたサイバーセキュリティ協議会について,関係する条項を簡単に解説のうえ,情報共有を促進するための協議会の特徴や,立ち上げ以来の協議会の活動について紹介する。
著者
新保 史生
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.224-230, 2020-05-01 (Released:2020-05-01)

個人情報保護をめぐる問題は,個人情報の取扱状況について,(1)コンピュータ処理の進展,(2)インターネットの発展,(3)SNSやスマートフォンの普及,(4)AIの進化,(5)IoTや5Gの普及の各段階に応じて大きく変容を遂げている。本稿では,このような個人情報の取扱い状況の変容を踏まえて,個人情報保護をめぐる環境変化と法制度,個人情報保護法の概要,個人情報の定義,個人情報保護とプライバシーの権利保障の違い,個人情報保護制度の過去及び今後の見直しの状況,日本とEUとの間の新たなデータ保護の枠組みについて紹介し,それに伴い法制度が変遷を遂げてきた経緯を概観する。
著者
當舍 夕希子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.223, 2020-05-01 (Released:2020-05-01)

2020年5月号の特集は「個人情報とサイバーセキュリティ」です。我々がこの社会で活動するうえで,インターネット上に存在する情報は切っても切れない存在です。そして,その情報には様々な形で個人に関する情報が含まれています。我々はインフォプロとしての職務でも,プライベートで利用するSNS等のウェブサービスでも自他を問わず個人に関する情報に接し,日常会話においても「個人情報」という言葉を何気なく用いている場面には,それなりの頻度で出会うように思います。しかしながら実際のところ「個人情報」とは何なのでしょうか。漠然とした認識と不安を抱きながら,「個人情報」を語っていることが多いように感じます。本号では,個人情報とサイバーセキュリティをテーマに特集をお届けいたします。インターネット上の情報を扱ううえで問題となりうる個人情報とは何か,そしてその情報をどのように守っていけばよいのか,本特集を通じてご紹介できればと考えております。まず,慶應義塾大学の新保史生氏より,個人情報に関する法制度の変遷を概説いただきました。国内の今に至る法制度の整備の変遷に加えて,2018年にEU加盟国への適用が開始されたGDPR(一般データ保護規則)の内容や意義についても概説いただいております。次に,弁護士の数藤雅彦氏から,インターネット上の個人情報に係るトピックとして「肖像権」についてご執筆いただきました。気軽にインターネットに画像をアップロードできる現在,「肖像権」は誰にとっても身近なものとなっています。本特集では「肖像権」を考えるうえでの判断ポイント等について判例をもとに説明いただきました。続いて,内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(所属は2020年3月時点)の蔦大輔氏からは,サイバーセキュリティの分野における情報共有の体制について,サイバーセキュリティ協議会及びその他の組織の活動をもとにご説明いただきました。情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究室の井上大介氏からは,サイバー攻撃の動向として,近年のセキュリティ事案並びに,ダークネットの観測を行うNICTER及び,国内のIoT機器の調査と利用者への注意喚起を行うNOTICEについてご紹介いただきました。奈良先端科学技術大学院大学の油谷曉氏からは,大学という一つの組織におけるセキュリティの確保について具体的にご紹介頂きました。多岐にわたる本分野のうち取り上げられたトピックは少しではありますが,いずれも社会で活動するうえで多かれ少なかれ関わりのある,興味深い内容となっております。また,期せずしてでありますが現在国内外を騒がせている新型ウイルスを受けたインターネット利用の変化とも関連する特集となりました。本特集が皆さまにとって,より安心できる,自由なインターネットを使った活躍への一助となることを祈ります。(会誌編集担当委員:當舍夕希子(主査),大橋拓真,寺島久美子,久松薫子)

1 0 0 0 OA 理科年表

著者
東京天文台 編纂
出版者
東京帝国大学
巻号頁・発行日
vol.第3冊(大正16年), 1926
著者
高橋 大輔
出版者
日本農業経済学会
雑誌
農業経済研究 (ISSN:03873234)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.9-22, 2015-06-25 (Released:2017-07-06)
参考文献数
45

本稿は,速水佑次郎によって提唱された「農業調整問題」の観点から,日本農業の構造調整と技術進歩・価格政策・農地政策との関わりについての議論を行う.主な結論は以下のとおりである。第1に,生物化学的技術進歩が需要の壁によって停滞する中で,機械学的技術進歩によって生まれた規模の経済性が,農地流動化の制約によって労働土地比の減少につながらなかった.第2に,米の生産調整をはじめとする現行の価格政策は,所得移転の効率性が低い上に構造調整を阻害してきた.第3に,構造調整を進める上で中心的な論点は農地政策であり,農地の取引費用を考える上では公式・非公式の制度の役割について考慮するべきである.アジアで最初に先進国段階に達した日本は,農業調整問題の解決策について,ポジティブな実証研究と政策提言を発信するべきである.
著者
星野 翔一 青木 健一 福住 紀明 山口 正二
出版者
日本カウンセリング学会
雑誌
カウンセリング研究 (ISSN:09148337)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.127-135, 2011 (Released:2016-03-12)
参考文献数
13

本研究では,きょうだい構成と性格特性・シャイネス特性・心理的距離との関連性を検討することを主たる目的とした。性格特性を測定するため,柳井・国生(1987)が作成した新性格検査を用いて,共感性・自己顕示性・持久性を測定した。次に,シャイネス特性を測定するため,鈴木ら(1997)が作成した早稲田シャイネス尺度を用いて,行動(消極性)・感情(緊張・過敏さ)・認知(自信のなさ)を測定した。最後に,心理的距離を測定するため,山口ら(1989)が作成した心理的距離測定用スケールを用いて,被験者と家族・教員・ペット間の心理的距離を測定した。その結果,きょうだい構成と性格特性・シャイネス特性・心理的距離が,おおいに関係していることが明らかにされた。性格特性・シャイネス特性・心理的距離において,きょうだい構成は重要な要因であることが示唆された。
著者
鈴木 努
出版者
数理社会学会
雑誌
理論と方法 (ISSN:09131442)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.421-428, 2011 (Released:2012-09-01)
参考文献数
14
著者
セラーオ マティルデ 近藤 直樹
出版者
国際言語平和研究所
雑誌
研究論叢 (ISSN:21887659)
巻号頁・発行日
no.85, pp.275-293, 2015