著者
吉野 彰
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.66, no.6, pp.296-299, 2018

<p>リチウムイオン電池は小型・軽量化を実現した二次電池であり,現在のモバイルIT社会の実現に大きな貢献をしてきた。現在ではほぼすべてのモバイルIT機器の電源として世界中で用いられている。このリチウムイオン電池の市場状況,電池の仕組み,特徴,構成材料,電池構造,電極構造を解説する。こうしたモバイルIT用途分野(小型民生用途)においての25年以上の市場実績により,電池性能の向上,信頼性の向上,コストダウンの実現がなされてきた。こうした市場実績によりリチウムイオン電池は車載用(電気自動車用)という次の転換期を迎えている。</p>
著者
長山 泰介
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
ドクメンテーション研究 (ISSN:00125180)
巻号頁・発行日
vol.33, no.9, pp.431-435, 1983-09-01 (Released:2017-10-05)
被引用文献数
3

情報という言葉は今日広く使われるようになっており,この言葉の起源を調べた。森鴎外が明治20年前後クラウゼビィツの「戦争論」の翻訳に造語したのが最初と思われる。この言葉を用いた背景には福沢諭吉の思想も影響あったと思われる。その後軍事用語として用いられ,鴎外の小説にも出てくるが,一般の辞書に出てくるのは大正の終りから昭和にかけてである。軍事用語としては諜報の意味も含まれていたが,戦後は薄れた。一般に漢字という表意文字の組合せは,言葉から概念を規定することがあるので,情報という語の意味を漢字からも調べた。現在は各分野で学術用語としても多様に使われている。
著者
John T. D. Caleb Rajesh V. Sanap
出版者
Arachnological Society of Japan
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.65, no.2, pp.83-87, 2016-12-31 (Released:2016-12-31)
参考文献数
12
被引用文献数
1 3

Lessert's rainbow spider, Stenaelurillus lesserti Reimoser 1934 is recorded from new localities in South India. The species is redescribed and illustrated in detail along with notes on natural history. A map showing the updated distributional range of the species is provided.
著者
ラミ
出版者
Japan Society for Information and Media Studies
雑誌
情報メディア研究 (ISSN:13485857)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.13-27, 2019-05-31 (Released:2019-05-31)
参考文献数
30

人々は日常生活において視覚、聴覚、触覚を通した体験について表現することがある。近年、情報探索行動の分野において、身体情報と呼ばれる身体や感覚を通して経験する情報に対する関心が高まっている。一方、既存の研究では単一の身体部位や感覚に焦点を当てており、複数種の身体情報の関係に関する知見は限定的である。そこで、本研究では、情報探索行動における視覚、聴覚、触覚の使用に関する更なる知見を得るために、東日本大震災の情報探索行動を調査した。具体的には、259 名の体験記を対象に、内容分析を行った。その結果、 感覚の使用は情報ニーズ、情報源、情報入手経路によって変化することが示唆された。さらに、 東日本大震災の情報探索行動における視覚、聴覚、触覚の使用傾向は、性別、所在地、年齢層によって異なる ことが示された。
著者
渡辺 朝一 鈴木 康
出版者
公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
雑誌
伊豆沼・内沼研究報告 (ISSN:18819559)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.67-73, 2019-09-30 (Released:2019-09-30)
参考文献数
20

2005 年12 月11 日,越後平野の水田地帯の一角にある休耕田において,コハクチョウ137 羽がケイヌビエの種子を採食していた.コハクチョウによる休耕田の利用は希である.
著者
尾口 基 赤松 浩彦 朝田 真木 久保 桂子 名村 章子 白井 絹江 朝田 康夫 西嶋 攝子
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.995-1000, 1987 (Released:2010-08-25)
参考文献数
11

男7例, 女22例, 年齢10歳-32歳で, 中-重症例の, 病型は嚢腫性5例を含む尋常性挫瘡26例, 夏期挫瘡1例, ステロイド挫瘡2例の計29例をmetronidazole (Flagyl ®) 1日当り375mg-500mgを用いて治療した.面皰, 丘疹, 硬結の消失したものを治癒, ほぼ消失したものを略治とし著効, かかる皮疹が減少したものを軽快とし有効とした.皮疹の減少と同時に新生がみとめられた例と不変であった例を無効とした.投与期間, 1-7週, 平均4週にて, 著効17, 有効7, 無効5, 有効率83%の結果を得た.副作用は舌苔を2例, 舌苔と便秘1例がみとめられたが, 治療継続に支障はなかった. 15例に治療終了時, 尿血液一般検査を行ったが, 全例異常所見は認められなかった.

1 0 0 0 OA 栗氏千虫譜

著者
栗本瑞見<栗本丹州>//〔著〕
出版者
巻号頁・発行日
vol.第4冊,
著者
杉勇 [ほか] 訳
出版者
筑摩書房
巻号頁・発行日
1978
著者
藤木久志著
出版者
校倉書房
巻号頁・発行日
1995

1 0 0 0 織豊政権

著者
藤木久志 北島万次編
出版者
有精堂出版
巻号頁・発行日
1974
著者
藤木久志著
出版者
吉川弘文館
巻号頁・発行日
1987
著者
藤木久志著
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
1987