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著者
素水山鹿高補著
出版者
金花堂須原屋佐助
巻号頁・発行日
1850
著者
大槻 恭一 岡田 周平 神近 牧男 玉井 重信
出版者
社団法人 農業農村工学会
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.67, no.12, pp.1315-1320_1,a1, 1999-12-01 (Released:2011-08-11)
参考文献数
7

鳥取県の一大観光資源である鳥取砂丘は, 戦後まで人間を寄せ付けない不毛地であった.戦後, 鳥取砂丘の約半分は鳥取大学に移管され, 現在は乾燥地研究センターとして研究・教育の場として活用されている。残り半分は鳥取市に払い下げられ, 当初は全面砂防林となる予定であった。しかし, 観光業者, 文化財関係者等の圧力で, 鳥取砂丘の一部は天然記念物として保護されることになった。ところが, 近年, 周辺の砂防林が微気象に変化を与え, 砂丘の草地化が進行し始めた。このような状況に対して, 現在では人為的に砂丘の除草が行われている。本報では, わずか50年程度で大きく変貌を遂げた鳥取砂丘の開発と保全の関わりにっいて検討した。
著者
富野由悠季 [著]
出版者
角川春樹事務所
巻号頁・発行日
2000
著者
尾河 武雄
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電氣學會雜誌 (ISSN:00202878)
巻号頁・発行日
vol.57, no.582, pp.2-15, 1937
被引用文献数
2

十九世紀の末葉黒鉛炭素刷子の出現以來,1900年頃から1910年頃に至る迄の直流機械の發達を略述し,特にArnold氏及びその學派による輝しい業蹟に觸れた後,最近40年間に於ける整流理論並に刷子の研究が相伴うて發達して來た所以を述べて緒言とし,先づ静止接觸に於ける三點接觸理論及び是が滑動接觸に對して如何に適用さる可きかを示した。その内接觸抵抗が面積に依存せず接觸部に加へられる全壓力のみに依存する事に關しては稍詳細に説明し,Stine氏の實驗,Baily, Cleghorne兩氏の研究を紹介すると共にHunter-Brown氏の反對論等をも檢討した。猶滑動接觸の機械的,電氣的特性に關し接觸面に於ける酸化皮膜並にローマン氏膜の存在が導電に如何なる影響を有するかを略述した。<br>次に刷子に於ける火花の發生状況を指摘し,火花の種類を弧光,舌状火花,射出火花,眞珠火花の4種類に區別してその各々の特徴と原因とを述べ,刷子が陽極の場合及び陰極の場合に於ける相違に就て説明を加へた。眞珠火花は一般に火花と云へばこの種のものを意味する程普通のものであるから,これに就ては稍詳細に亙つて述べた。<br>運轉を始めて暫く經つてから火花を發生する原因としては,一部論者の云ふ如く,温度上昇によつて整流子が膨脹する事又は接觸抵抗が變化する事等に仍るに非ず,寧ろ摩擦の不規則性が増加するによるものと爲した。火花發生の動機に關し主電流を整流した結果發生するものと,高い電位差に基く横流によつて發生するものとを區別し,過補償及び不足補償の場合に於ける整流状況を一瞥した。<br>次に機械的振動が刷子の動作に及ぼす影響としてSchliephake氏の研究やArnold氏の實驗を述べた後,摩擦係數の變化に及ぼす整流子周速の影響,刷子原料及び製造工程の影響を述べ,是等の原因によつて生ずる摺音の害に言及した。<br>濕度が刷子の動作に及ぼす影響としては濕度大に過ぎる場合のローマン氏膜の成長並に電流々過がそれに及ぼす效果を述べ,濕度低きに過ぎる場合に於ける摩擦の増加,從つて生ずる刷子の急激な削磨に就て述べた。<br>Copper-pickingに就ては從來定説なきも,整流子が陽極で刷子が陰極の場合,接觸が離れる時に生ずる斷續電弧のため整流子片をなす銅の陽極的蒸發によつて銅がイオンの形で陰極たる刷子に向つて移動するものとなし,同時に古典的な諸説をも紹介した。刷子の磨耗に關しては電流作用を伴はざる純機械的の磨耗,電流作用の影響の下に於ける機械的磨耗,及び機械的には無關係の純電氣的磨耗を區別すべき事を述べ,實際の場合に照應して是等の各種磨耗が如何に機械の動作に影響するか,猶此の種の問題に關しては保守を忽にすべからざる所以を述べた。<br>次に並列使用刷子に於ける不均等電流分布につき整流子と刷子間の接觸抵抗の變化が最も大きな原因である所以を述べ,この不均等電流分布に伴ふ害,特にグローの發生に言及した。猶之に對する手段として整流子面の研磨,刷子接觸面に縦横に溝を切る事,或はFisk及びFort兩氏の提唱する如く整流子に螺旋形の溝を切る事等に就ても述べた。<br>最後に火花發生を中心として見た刷子の實用試驗法としてSchliephake, Punga, Schenfer, Aparoff等の諸氏及び筆者の各法に就て述べ,刷子の研究が今日非常に遅れて居る事を警告し,特に國産の聲喧しい現在,一日も早く國産優秀刷子の出現を待望する所以を述べて結論とした。
著者
秋谷 裕幸
出版者
神戸市外国語大学
巻号頁・発行日
2017-09-27
著者
川内 且昭
出版者
広島大学言語学会
雑誌
広大言語
巻号頁・発行日
no.5, pp.45-47, 1965-12-10
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.795, pp.118-121, 2001-05-07

「土日もなく昼も夜も働きづめ」,「1日2時間の睡眠で頑張っている」——激化する競争のあおりをもろに受け,携帯電話機用ソフトウエアの開発現場は,猫の手を借りてもまだ足りない状況にあるという。携帯電話機メーカとそのアウトソーシング先に対する多くの取材から浮かび上がった内実を,1人のソフトウエア技術者の1日として再構成した。
著者
矢嶋 里絵
出版者
東京都立大学人文学部
雑誌
人文学報. 社会福祉学 (ISSN:03868729)
巻号頁・発行日
no.15, pp.37-60, 1999-03-25

その1 (東京都立大学人文学部人文学報281号) では、1949年身体障害者福祉法 (昭和24年12月26日法律第283号、以下「49年法」という) が制定されるに至った経緯について述べた。これにつづき本稿では、論点を検討することにより49年法の特徴および問題点を明らかにする。
著者
富山房 編
出版者
富山房
巻号頁・発行日
vol.1900年調査1901年修正, 1903
著者
前野 仁 山川 烈
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
知能と情報 (ISSN:13477986)
巻号頁・発行日
vol.17, no.6, pp.719-734, 2005-12-15 (Released:2017-05-02)
参考文献数
26

小型船舶の動特性は, 船の状態(船速, 載貨状況など)や外乱(波, 風, 潮流による外力)の影響のために大きく変化しやすい.従って, 従来から小型船舶用オートパイロットに用いられてきた固定式PIDコントローラでは, 常に良好な保針性能を維持することは難しいとされてきた.また, 従来の大型船舶用適応アルゴリズムを用いるとしても, 小型船舶ではシステム同定や規範モデルの設定が困難なので, 良好な結果は得られない.本研究は, これらの問題を解決するために, システム同定や規範モデルを必要とせず, オンラインで船の動特性の変化に適応できる小型船舶用適応型オートパイロットの実現を目的とする.本研究では, ファジィ理論を用いた教師無し学習アルゴリズムによって, 適応アルゴリズムを構成する.教師無し学習を用いた適応アルゴリズムでは, 制御対象の的確な挙動評価が必要とされる.先ず, 小型船舶に適した船体挙動評価方法として, 位相面軌跡評価(Evaluation with Trajectory On Phase diagram : E-TOP)法を提案する.次に, E-TOP法とファジィ理論を用いた教師無し学習アルゴリズムを組み合わせた, 適応型オートパイロットを構築する.さらに, シミュレータによる動作検証と, 実船を用いた保針性能比較実験の結果から, 本研究で提案するE-TOP法と適応制御アルゴリズムによる適応型オートパイロットが, 安定して良好な保針性能を実現できることを示す.