著者
Hayashi Hisakazu
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.63-82, 1981-09-20
被引用文献数
1

The present paper deals with new species and subspecies of lycaenid butterflies belonging to the genera Deramas, Narathura, Flos, Horaga, Pratapa, Neocheritra, Chliaria and Sinthusa recently discovered in the Philippines. The holotypes designated herein are all to be preserved in the National Science Museum (Nat. Hist.), Tokyo.

6 0 0 0 OA 短信

出版者
国立国会図書館
雑誌
外国の立法 : 立法情報・翻訳・解説 (ISSN:13492071)
巻号頁・発行日
vol.(月刊版. 285-1), 2020-10
著者
大日本名所図会刊行会 編
出版者
大日本名所図会刊行会
巻号頁・発行日
vol.第1輯第6編摂津名所図会, 1919

6 0 0 0 OA 日本民俗図誌

著者
本山桂川 著
出版者
東京堂
巻号頁・発行日
vol.第8冊, 1944
出版者
陸軍省
巻号頁・発行日
vol.第1回(明治20年), 1913
著者
加藤 剛平 倉地 洋輔
出版者
日本理学療法士学会
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.11734, (Released:2020-08-04)
参考文献数
45

【目的】本邦における健常な地域在住前期高齢者に対する運動プログラムによる転倒予防の費用対効果を明らかにした。【方法】公的医療・介護の立場から分析した。質調整生存年数(Quality Adjusted Life Years:以下,QALY)を効果,医療費と介護費を費用に設定した。マルコフモデルを構築して,65 歳の女性と男性の各1,000 名を対象に当該プログラムを実施した条件における10 年後の増分費用対効果比(Incremental Cost-Eff ective Ratio:以下,ICER)を シミュレーション分析した。費用対効果が良好とするICER の閾値は5,000,000 円/QALY 未満とした。【結果】女性,男性集団のICER は順に1,550,900 円/QALY,2,277,086 円/QALY であった。【結論】本邦において,当該プログラムの費用対効果は良好である可能性が高いことが示唆された。
著者
細川 周平
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.209-248, 2007-03-31

録音を黙って鑑賞する喫茶店(レコード喫茶と仮に呼ぶ)は日本独自の音楽空間といえる。本論はそのひとつであるジャズ喫茶が昭和初年に生まれ、昭和十年代にスウィングの流行とともに定着した過程を追う。レコード喫茶は録音に依存して欧米音楽を受容せざるを得なかった日本の状況と深く関わっている。録音は大正時代、「缶詰音楽」と軽蔑されるどころか、コンサート興行の基盤が未熟であるために生で演奏を聴けない曲種を知るのに不可欠なテクノロジーとして洋楽評論家に高く評価された。レコード鑑賞空間はそのような前提から生まれた。震災後、カフェが女給のエロティシズムを売り物にしたのに対して、その姉妹施設、喫茶店は主に大学生や若い社会人相手にもっと親密な雰囲気、趣味的なサービスを売り物にした。レコード喫茶は彼ら向けの音楽を聞かせることで一般の喫茶店と区別を図り、レコード、オーディオ、サービス・ガール、インテリアの四つの要素で店の特徴を出した。女給目当ての客も少なくなかったようだが、店の看板はレコード収集と高価な再生装置だった。ジャズ喫茶の始まりには昭和初年の都市中間層の拡大、彼らの新しい娯楽のかたちや感性、趣味の洗練への関心、文化ヒエラルキー観、音響テクノロジーの発展、レコード市場の拡大、ニッチ市場の確立などが関わっている。

6 0 0 0 OA 李義山詩講義

著者
森槐南 著
出版者
文会堂書店
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1917

6 0 0 0 OA 太政官布告

出版者
巻号頁・発行日
vol.明治5年 3, 1900
著者
浅野 二郎 仲 隆裕 藤井 英二郎
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学園芸学部学術報告 (ISSN:00693227)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.75-83, 1988-03-18
被引用文献数
1

本論文では初期書院造が成立したとされる室町・永禄年間における三好筑前邸の庭について,三好筑前守義長朝臣亭江御成之記を中心にその成り立ちについて考察した.その結果,その構成の基本については特に上杉家蔵洛中洛外屏風に描かれる細川典廐邸がもつ外部空間の構成に通じるものの多いことが指摘された.また,この三好邸の庭としての外部空間の在り方は,書院造の典型のひとつとされる西本願寺対面所にみる外部空間の在り方と極めてよく通じるもののあることが指摘できる.このことから,三好亭のそれが西本願寺対面所の庭がもつ構成原理の祖型をなすものと推定した.また,これらの,いわば観る庭の庭づくりに先行するものとして,会所・泉殿の庭をとりあげた.ここでは,この庭づくりに深く関与したとされる庭者についても触れた.足利将軍に仕えた同朋たちが多くの唐絵・唐物を使って会所の飾り付けを担当し,やがてその飾り付けの手法が後世,書院造の住宅における座敷飾りに大きな役割を果していったように,これら庭者たちも,やがて成立する書院造庭園において,そのもてる技能を展開するとした.即ち,会所・泉殿の庭づくりの場で,彼らが育て,そしてそれを受け継ぎ,さらに磨き抜いてきた造庭の手法を書院造庭園の場においてもさまざまに活かし,鑑賞に耐える庭としてこれをつくりあげてきたものと推定した.
著者
佐藤 嘉洋
出版者
一般社団法人 スマートプロセス学会 (旧高温学会)
雑誌
高温学会誌 (ISSN:03871096)
巻号頁・発行日
vol.35, no.3, pp.121-125, 2009-05-20 (Released:2012-10-16)
参考文献数
14
被引用文献数
3
著者
村田 尚紀
出版者
一橋大学
雑誌
一橋研究 (ISSN:0286861X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.2, pp.129-141, 1987-07-31

論文タイプ||研究ノート
著者
村田 尚紀
出版者
一橋大学
雑誌
一橋研究 (ISSN:0286861X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.119-130, 1988-01-30

論文タイプ||研究ノート
著者
辰口 直子 渋川 祥子
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 = Journal of cookery science of Japan (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.157-165, 2000-05-20
参考文献数
8
被引用文献数
4

本研究は材質の異なる市販鍋(アルミ,銅,多層,ステンレス,ホーロー,パイレックス,土鍋)や厚さの異なる試験用鍋(アルミ)を用い,その熱特性と調理適性との関連を明らかにすることを目的とし,実験を行った。鍋の材質や厚さの違いによる熱特性として,温度上昇速度,水分蒸発量,熱効率を算出し,その際ガス流量を変化させ,火力の違いによる影響も加味した。その結果,以下のことが明らかとなった。1.熱効率と鍋内試料の温度上昇速度は,熱容量が小さく同時に熱伝導率の高い材質の鍋ほど大である。2.熱伝導率が低い鍋(ステンレス,ホーロー,パイレックス,土鍋)と厚さの薄い鍋は,鍋底に温度ムラがおこりやすく,焦げ付きやすい。3.鍋底の温度ムラの大きい材質の鍋(パイレックス,土鍋,ホーロー)は煮崩れ量が多くなる。4.鍋の特質は火力が大きいほどでやすい為,調理成積に差が出る。火力が小さければ鍋間の差が出にくい。このため,短時間で鍋内温度を上げたい場合は熱容量の小さく熱伝導率の高い鍋(アルミ,銅)及びホーローを用いるとよい。煮込み料理のように,条件として煮崩れ量が少なく,蒸発量が少なく,温度ムラなく均一である方が好ましい場合には熱伝導率が高く厚手の鍋(アルミ厚鍋,多層鍋)が好ましい。