1 0 0 0 OA 康富記

著者
中原康富
出版者
巻号頁・発行日
vol.[10]紙背,
著者
戸田 淳子 秋庭 真一 山川 敦夫 堀内 一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.49, pp.337-338, 1994-09-20
被引用文献数
1

データ中心アプローチによるソフトウェアリエンジニアリング(DORE:Data Oriented Re-Engineering)の大きな特徴は、データ抽象化を行い再構築を考慮したリボジトリにある。このリボジトリを有効活用するために必要となるのが、リポジトリブラウザ(以下、プラウザと省略)である。本稿では、プラウザとリポジトリの位置付け、及び実際に開発したプラウザの機能要件とその評価/課題について述べる。
著者
林 秀樹 武井 祐子 藤森 旭人 竹内 いつ子 保野 孝弘
雑誌
川崎医療福祉学会誌 (ISSN:09174605)
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, pp.1-11, 2016

本論文では,非定型うつ病に関する研究の動向を調べ,その背景について検討した.まず,非定型うつ病に関する文献数の推移を概観したところ,非定型うつ病に関する研究が増加傾向にあることが 明らかになった.そして,この推移には,非定型うつ病が DSM で記載されたことが影響を与えてい ると推察された.また,非定型うつ病の定義や診断基準に関する研究の増加も影響を与えていると考 えられた.次に,各文献のキーワードを整理したところ,これまで主に取り上げられてきたキーワー ドは,非定型うつ病や抑うつ障害,双極性障害,薬物療法,診断,治療であることが明らかになった. そのため,これらのキーワードについて,文献の内容を吟味し,非定型うつ病との関連等について確 認した.その結果,近年では,類似する様々な症状との関連についての検討のみならず,より細やか な検討(詳細な病態など)が進められていることが明らかになった.さらに,非定型うつ病の治療に 関する研究としては,薬物療法に関心が向けられていることが明らかになった.

1 0 0 0 OA 泰西軍人亀鑑

著者
吉村銀次郎 著
出版者
大日本中学会
巻号頁・発行日
1895
著者
大田 住吉 佐々木 公之
雑誌
経営情報研究 : 摂南大学経営情報学部論集 = Journal of Business Administration and Information (ISSN:13402617)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1・2, pp.19-42, 2018-02

バランス・スコアカード(Balanced Scorecard、以下「BSC」)は、1990 年代に米国で提唱された経営戦略策定ツールであり、現在、多くの企業・団体等で導入されている。しかし、技術開発型企業(とくに、中小・ベンチャー企業)のように、知的財産(以下、「知財」)を企業経営の中核に据える企業にとって、その生命線である知財をBSC の中にどう位置付けるかについては、これまで明確にされなかった。本研究では、技術開発型企業がBSC を策定する際、従来のBSC の4 つの視点に加え、新たに第5の視点として「知財の視点」を加える手法を提案した。技術開発型企業にとって、新たな「視点」を加えるメリットは何か、「知財の視点」を加味する場合としない場合で何が違うのか等について明らかにし、さらに実企業2 社の事例研究により、その有効性について検証した。その結果、技術開発型企業が本研究の提案手法による新しいBSC を活用することによって、①大企業等と実際にビジネス展開する際の戦略ポイント、②自社技術シーズと標的市場ニーズの関係性と強度、③保有知財のうち、権利化を目指すものと社内ノウハウにとどめるものの優先順位の見極め等において、いずれも有効性を示すことが明らかになった。
著者
土居 利光
出版者
首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 観光科学域
雑誌
観光科学研究 (ISSN:18824498)
巻号頁・発行日
no.6, pp.61-76, 2013-03-30

動物園及び水族館は,動物を収集し展示し公開することによって利用される施設であり,関係者の間ではレクリエーション,自然保護,教育,研究の四つ役割を持つとするのが定説となっている。本論では,野生動物との関わり,都市における資源,組織などの視点から動物園及び水族館を捉えるとともに,立地環境である都市の課題を解決するための手段に位置づけて,その意義及び役割の検討を行った。結果として,動物園及び水族館は,人工エネルギーを利用する現代的な存在であるとともに,その組織は人的システム,物的システム,交換システムから構成されており,現代の社会生活とそれを支える社会組織を成り立たせるための空間である都市において,自然への共感を呼び起こす場及び地域の核としての意義を持ち,その役割は教育や普及啓発を含めたメッセージの発信にあるとした。
著者
春井 久志 Hisashi Harui
雑誌
商学論究 (ISSN:02872552)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.1-40, 1999-03-10

1 0 0 0 OA 享保令典永鑑

著者
江戸北町奉行所
出版者
巻号頁・発行日
vol.[70],
著者
栗林 澄夫
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. I, 人文科学 (ISSN:03893448)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.67-79, 2002-01

アレクサンダー・フォン・フンボルト(Alexander von Humbolt)は、1779年にベルリンで生まれ、亡くなったのは、1859年5月、生地と同じベルリンである。自然地理学の祖の一人として知られるアレクサンダーは、二歳年上で、政治家、言語学者、そしてベルリン・フンボルト大学の礎を築いた人物として当初からその名前が人口に膾炙していた兄ウィルヘルム(Wilhelm)とは異なって、生前ドイツで広く名を知られることが無かった。しかし、ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)との交遊を通じてゲーテの形態学的な自然認識の方法に影響を与えた人物として、また、十九世紀中葉にロマン主義の影響によって盛んになった探偵物語の主人公として、その存在は特異な形で人々の記憶に残った。翻って、われわれの時代にとって彼の名前は、自然地理学という学際領域の学問分野の創始者として、さらには、学際領域で優れた研究業績を上げようとする研究者を支援するフンボルト財団によって親しいいものとなっている。アレクサンダー・フォン・フンボルトの独自性、あるいは特異性は、学問の専門化と細分化が始まろうとしていた十九世紀初頭のドイツにおいて、時代を越えた異質な輝きを放っている、と言えるだろう。彼が目指した感覚と認識の統合は、自然環境と人間との間に大きな亀裂を体験している我々の時代にとって、両者の関係の修復へ向けての大きな手がかりを与えてくれる可能性を示唆していると考えられる。本稿においては、それ故、フンボルトを自然地理学の先達としてだけでなく、優れて学際的な志向の人として捉えなおし、そのことによって彼の今日的な意義を再確認しようとするものである。Alexander von Humblodt wurde zum Inbegriff des Pioniergeistes eines ganzen Jahrhunderts.Er war Naturwissenschaftler,Völkerkundler,Historiker,Archäologeund auch Abenteurer.Seine erste große Reise führte ihn von 1799-1804 durch den südamerikanischen Urwald,dann von Kuba über Lima bis nach Mexiko-quer durch die spanishcen Kolonien Süd- und Mittelamerikas.In einem 30bändigen Reisebericht dokumentiert er die Ergebnisse seiner unter abenteuerlichen Umständen betriebenen Forschungen,die zu den bedeutendsten wissenschaftlichen Leistungen seiner Zeit zählen.Stets fühlte er sich als Europäer bemüht,die Welt als Ganzes zu sehen.Obwohl er zu seiner Lebzeit in Deutschland nicht bekannt geworden war,war seine Wirkung auf Zeitgenossen und die Nachwelt so ungeheuer,daß über tausend wissenschaftliche oder auch profane Dinge nach ihm benannt wurden.Indieser Arbeit wird darauf gezielt,aus seinen komplexen Schriften den Begriff "Naturgemälde" als einen der Kerne seines Problemkreises berauszumehmen und anhand von dessen Analyse den Zusammenhang der Naturforschung mit der Kunst bei Alexander von Humboldt ans Licht zu bringen.Der Begriff "Naturgemälde" enthält bei Humblodt auf der einen Seite eine naturwissenschaftlich präzise Wiedergabe der Natur in sich,aber bedeutet auf der anderen Seite eine dichterische Darstellung der Welt der Natur.Diese beiden Hauptpunkete,die heute gegenseitig entgegengesetzt zu sein scheinen,waren im ausgehenden 18.Jahrhundert für die dichtenden Naturforscher wie J.W.v.Goethe u.a. in dem Sinne sehr interessante Fragen,daß sie durch ihre Vermittlung universale Erkenntnis über das Wesen der Natur zu haben glaubten.Bei Humboldt,besonders bemerkenswert ist,daß er seinerseits durch die Vermittlung der erwähnten Argumente eine neue puluralistische Perspektive bekam,die auf die Nachwelt der Dichtung sehr aufschlußreich wirkte.
著者
小林正 桜田佐 那須辰造訳
出版者
講談社
巻号頁・発行日
1960