著者
廣井 賀子
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
2002

博士論文
著者
長尾 修身 松下 未知雄 菅原 正 石川 譲二 川田 勇三
出版者
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)
雑誌
基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.206-206, 2004

金微粒子は、バルクとは異なる電子構造を持つことから注目が集まっている。我々は既に、交差共役型のラジカルであるニトロニルニトロキシドをアリールチオールを介して金微粒子に吸着させることにに成功している。そこで、よりスピン密度の広がりの大きいニトロキシド型ラジカルを用いることによって、金微粒子との間に働く相互作用を大きくすることを目的に新規分子の合成を行った。対称なジスルフィド骨格を持つビラジカルの合成を試みたが不安定であった為、ヘテロジスルフィドにした。その結果、金吸着可能なヘテロジスルフィド型ニトロキシドラジカルの合成に成功した。
著者
杉村 安幾子 早川 文人 三上 純子 平松 潤奈 趙 菁 Sugimura Akiko Hayakawa Fumito Mikami Junko Hiramatsu Junna Zhao Jing
出版者
金沢大学国際基幹教育院外国語教育系
雑誌
外国語教育フォーラム = Forum of Language Instructors (ISSN:18842356)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.65-103, 2018-03

This article reports the results of a three-year education project (from 2015 to 2017) conducted by the Faculty of Foreign Language Studies of the Institute of Liberal Arts and Science. This project aimed developed an effective education system inside and outside of classes for students preparing to study abroad or continuing learning after coming back from studying abroad. According to the analysis of the investigation into the students’ actual learning requirements, we consider the further possibilities of learning support provided by teachers.
著者
内藤, 若狭
出版者
巻号頁・発行日
vol.[435],
著者
益川 敏英 Maskawa Toshihide
巻号頁・発行日
1967-03-25

近年素粒子物理学において多くの発展がなされた. SU(6)-理論は質量の軽い重粒子“Octet Baryon”と“Decuplet Baryon”をスピンも考慮に入れて“56-plet”に体系化し,分類することに成項した。このことはこれ等重粒子が“urbaryon”からおもにスピン,ユニタリースピンによらない力から構成されていることを示唆する。一方において核力の分析等からも明らかなようにYukawa相互作用が中間子と重粒子の間に働いており,このYukawa相互作用はSU(6)-対称性と矛盾するものであることはSU(6)-対称性が提案されるとほぼ同時に多くの人々によって指摘された。この悶着を克服するためにOhnukiとToyodaは複号模型の立場に立って,次のように考えた. すなわち“urbaryonの間に働く相互作用は次のように二つの部分に分けることが出来る。 H^int = H_Ⅰ^int +H_Ⅱ^int ここでH_ⅠはSU(6)-不変な部分であり,H_Ⅱはそうでない部分を表している. 重粒子のmass-spectrumがSU(6)の対称性によりよく説明されていることは,そのspectrumの重要な,定性的な部分はH_Ⅰ^intで決められ,H_Ⅱ^intによる修正すなわち,Yukawaの相互作用による修正は大きな,質的な変化をもたらさない。と考える”しかし実際にはCheuがstatic meson theoryを使って中間子核子散乱のアイソスピンⅠ=\frac{3}{2},全角運動量J=\frac{3}{2}の状態において共鳴準位が生ずることを示した。 これはH_Ⅰで作られたmass-spectrumがH_Ⅱにより質的に変化されられる可能性を示している. (すなわち,共鳴準位のない所にH_Ⅱによりそれが出現したり,H_Ⅰにより一つ存在している所へH_Ⅱによってもう一つ)しかし,H_Ⅱで作られた共鳴準位はこれが作られたのと同じほどの力でH_Ⅰにより作られた粒子と混合するので(H_Ⅱにより)すぐに,H_ⅠとH_Ⅱによる粒子又は共鳴準位が二つ現れるとは云えない. 故にこの論文ではH_Ⅰにより作られたmass-spectrumがH_Ⅱにより(このH_Ⅱが共鳴準位を作るほと大きいとき)どのように修正されるか,またどのような現象が期待出来るのかを調べる。
著者
張 蘭翎 須曽野 仁志 下村 勉
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会研究会研究報告 (ISSN:18824684)
巻号頁・発行日
vol.28, no.8, pp.45-48, 2018 (Released:2018-04-07)
参考文献数
6

中国人日本語学習者の語る力を向上させるために、デジタルストーリーテリングに注目した。筆者による日本語学習と演劇の経験を結びつけ、デジタルストーリーテリングを活用し、①状況・感情、②デジタルの良さを重視しながら音声での語り方を鍛えていく学習プログラムを開発した。本研究では、デジタルストーリーテリング用学習プログラムを試行した学習を行い、中国人日本語学習者が語りで苦手とする原因、語る力と意識にもたらす効果について考察する。

1 0 0 0 OA 本草図譜

著者
岩崎常正<岩崎潅園>//著
巻号頁・発行日
vol.第4冊 巻33水草類1,
著者
秋月 準也
出版者
北海道大学大学院文学研究科
雑誌
北海道大学大学院文学研究科研究論集 (ISSN:13470132)
巻号頁・発行日
no.11, pp.93-108, 2011

本論の目的はミハイル・ブルガーコフ作品にあらわれる1920年代から30年代の「住宅管理人」像の比較分析を通して,ブルガーコフの文学世界の一端を解き明かすことである。ブルガーコフにとって「住宅管理人」は彼の文学を日常的主題である住居と強く結びつけると同時に,幻想世界への入口としての機能も果たすようなものであった。中編小説『犬の心臓』では,居住面積の調整をめぐってプレオブラジェンスキイ教授と激しく対立していた管理人シボンデルが,教授が生み出してしまった人造人間シャリコフを積極的に援助し,彼に正式な身分証明書と教授宅に居住する権利を与える。つまり住宅管理人シボンデルの存在が,科学によって創造される人間という『フランケンシュタイン』から受けつがれる空想科学文学の代表的な主題を20年代のモスクワに組み込むことを可能にしている。また喜劇『イヴァン・ヴァシーリエヴィチ』でブルガーコフは住宅管理人をH・G・ウェルズ的な時間旅行の世界の中に描いた。タイムマシンの実験による住宅管理人ブンシャとイヴァン雷帝の入れ替わりは,20世紀のモスクワのアパートと16世紀のクレムリンの対比であり,「管理」と「統治」の対比であった。この戯曲でブルガーコフはツァーリとなったにもかかわらずロシアをまったく統治することができない管理人ブンシャを通して,アパートの管理人という革命後に生まれた無数の権力者たちが,実際には総会(общее собрание)の方針や民警(милиция)の権威に従属した存在であることを明らかにしている。また他方では,アパートを支配したイヴァン雷帝を通して住宅管理人が絶対君主としてアパートを「統治」する危険性があることも同時に示したのである。

1 0 0 0 OA 剪花翁伝前編

著者
中山雄平 著
巻号頁・発行日
vol.[1], 1851
著者
新田 慶治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.1814-1818, 1990 (Released:2009-06-30)
参考文献数
9

1 0 0 0 OA 冥枢会要 3巻

著者
祖心 集
出版者
[出版者不明]
巻号頁・発行日
vol.[1], 1600