1 0 0 0 OA 年番取扱 8巻

出版者
巻号頁・発行日
vol.[6],
著者
福岡 久雄 渡部 徹 廣瀬 誠 小川 仁士
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告コンピュータと教育(CE)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.6, pp.1-7, 2014-11-29

一般に,CS(Computer Science)アンプラグドにおける Activity の実践は,実践者の近隣の子供たちを対象に行われることが多い.ある地域の素材を生かした Activity は,その近隣の子供たちにとって親しみやすく,かつ興味を持って取り組むことができ,教育効果を高めることができると考える.本研究では,地域として島根県を想定し,その地域素材として出雲神話に登場するヤマタノオロチに着目する.学習する技術課題は各種スケジューリング技法である.具体的には,オロチが各種スケジューリングに従って食事をするというシナリオに沿った Actvity を提案する.本 Activity を高等専門学校の低学年生に対して実践した結果についても報告する.CS Unplugged is a method of teaching computer related technology to children, who are in general lacking in mathematical or some other scientific background. The feature of CS Unplugged is that it does not use actual computers in its teaching process. Instead of using computers, it teaches computer related technology through some desktop play activities. When we practice CS Unplugged activities in elementary or junior high schools, the target pupils are local children in general. Using regional materials in the activities can make them more friendly to the children. In this paper we propose a new CS Unplugged activity for learning various scheduling methods. The activity utilizes Yamata-no-Orochi(Eight-headed dragon) that appears in Izumo Myths, as the regional material of Shimane Prefecture.
著者
厚谷 有輝 金子 晋丈 寺岡 文男
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.849-864, 2014-02-15

本論文はインターネットを通して提供される様々なサービスに対し,統一的な認証認可の仕組みを実現する汎用認証認可基盤ヤマタノオロチを提案する.汎用の認証認可基盤には"マルチドメイン環境で多様な認証方式をサポートすること","サービスによらないアクセス制御を実現すること","基盤の負荷を少なくしてスケーラビリティを確保すること"の3つが要求事項としてあげられる.本論文で提案するヤマタノオロチはこれらの要求事項を満たすような認証と認可の機能を提供するシステムである.AAAプロトコルのDiameterと認証フレームワークのEAPを利用することで,ユーザ情報の一元化とマルチドメイン認証を可能とした.またKerberosやXACMLを参考にしたチケットシステムを設計し,サービスによらないアクセス制御とスケーラビリティの確保を実現した.これらの設計に基づいて実装したシステムが複数のインターネットサービスにおいて正しく動作することを検証し,認証および認可の処理時間も実用上問題ない時間で処理が完了することも確認した.This paper proposes Yamata-no-Orochi, an authentication and authorization infrastructure for Internet Services. On the authentication and authorization infrastructure, service providers must authenticate users and authorize them by checking their privilege information. And the users obtain personalized services as specified by their privileges. A future authentication and authorization infrastructure should focus on "multi-domain extensible authentication", "service independent access control", and "high scalability". For multi-domain extensible authentication, Yamata-no-Orochi uses Diameter base protocol and Extensible Authentication Protocol (EAP). For service independent access control and high scalability, Yamata-no-Orochi introduces a ticket mechanism inspired to the Kerberos procedure and the XACML policy treatment. The evaluation results showed that all the authentication and authorization processes worked correctly and the processing time was short enough for practical use.
著者
Seung Kyu Park Dae Jung Yang Yo Han Uhm Jae Won Heo Je Ho Kim
出版者
理学療法科学学会
雑誌
Journal of Physical Therapy Science (ISSN:09155287)
巻号頁・発行日
vol.28, no.7, pp.2055-2058, 2016 (Released:2016-07-29)
参考文献数
23
被引用文献数
6

[Purpose] The purpose of this study was to examine the effect of virtual reality-based eccentric training on lower extremity muscle activity and balance in stroke patients. [Subjects and Methods] Thirty stroke patients participated, with 15 patients allotted to each of two eccentric training groups: one using a slow velocity (group I) and one using a fast velocity (group II). The virtual reality-based eccentric training was performed by the patients for 30 minutes once a day, 5 days a week, for 8 weeks using an Eccentron system. Surface electromyography was used to measure the lower extremity muscle activity, while a BioRescue was used to measure balancing ability. [Results] A significant difference in lower extremity muscle activation and balance ability was observed in group I compared with group II. [Conclusion] This study showed that virtual reality-based eccentric training using a slow velocity is effective for improving lower extremity muscle activity and balance in stroke patients.
著者
木下 晴夫 菅沼 よし 渡瀬 久也
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.352-358, 1980

煮繭工程内の処理効果は互に関連しあっているので特定要因を独立に変動させても的確に工程を制御するとは必ずしも期待できない。そこで, 回帰主成分分析法により煮繭要因を集約して少数の煮繭温度パターンを決定することについて検討した。その結果の大要は次のとおりである。<br>1) 煮繭要因は3個の互に独立な回帰主成分に集約された。<br>2) 第1回帰主成分は浸漬部温度および触蒸部温度の影響が大きく, 繭層セリシンの膨潤程度の均一化をはかる温度パターンで, 特に大中節の個数および小節点に対して効果が大きい。<br>3) 第2回帰主成分は滲透部温度の影響が大きい。<br>4) 第3回帰主成分は触蒸部温度あるいは調整部温度の影響が大きい。<br>5) 第2回帰主成分, 第3回帰主成分は中層・内層セリシンあるいは繭層セリシン全体の膨化や凝集をはかる温度パターンで, 特に糸故障や索抄緒効率に対して効果が大きい。<br>6) 繰糸成績より, 適正な温度パターンを選択し, 煮繭工程を制御することによって, 煮繭の最適パターンが形式化され, また単純化された。
著者
参謀本部 編纂
出版者
東京印刷
巻号頁・発行日
vol.第3巻・第4巻, 1907

1 0 0 0 OA 授賞審査要旨

出版者
帝国学士院
巻号頁・発行日
vol.明治45年, 1912

1 0 0 0 OA 市中取締類集

出版者
巻号頁・発行日
vol.[41] 名主取締之部,
著者
開田 翔一 松村 健太 加藤 祐次 清水 孝一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.114, no.514, pp.29-33, 2015-03-16

手指や手のひらの血管像による個人認証はすでに一般的に行われているが,手首血管の光透視像による個人認証を実現した例は知られていない.手首は,近年出現している腕時計タイプのウェアラブル機器の装着が容易であり,これに認証機能を付加できれば有用と考えられる.そこで我々の開発してきた光透視像技術を応用し,腕時計型デバイスで手首血管透視像による個人認証を行うことを考えた.成人手首部で得られた血管透視像に対して,ウェアラブルデバイスでも実装可能な簡易なアルゴリズムで画像処理を施し,画像相関による個人認証を行った.その結果,腕時計型デバイスでも,有効な個人認証が行える可能性を実証した.
著者
渋谷 百合絵
出版者
日本近代文学会
雑誌
日本近代文学 (ISSN:05493749)
巻号頁・発行日
vol.92, pp.48-63, 2015

<p>本稿は、小波お伽噺が宮沢賢治の童話に与えた影響について考察する試みである。昭和五年に成立した賢治童話「まなづるとダアリヤ」〔第五形態〕は、小波お伽噺「菊の紋」と展開や結末が酷似しており、〔第五形態〕への改稿に「菊の紋」が参照された可能性が高い。この二作を展開の構成や擬人化の手法に着目して比較し、〔第五形態〕に「菊の紋」の結末が組み込まれたことの意義を考察した。その上で、賢治がこの改稿の時期に積極的に関わっていた菊・ダリア品評会の岩手における社会的意義を探り、天皇賛美を主題とする「菊の紋」に対して、この〔第五形態〕が持ち得た批評性を論じた。さらに二作の比較から浮かび上がった、小波お伽噺と賢治童話の手法上の共通点と相違点について、大正期童話の小波お伽噺批判をふまえて考察することで、両者の融合として生み出された賢治童話の表現手法の特性を明らかにしている。</p>

1 0 0 0 OA 賀茂社記録

出版者
巻号頁・発行日
vol.第35冊,
著者
伊藤 清亮
出版者
金沢大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

クリオグロブリン(Cryo)血症性糸球体腎炎のモデルマウスを作成することを本研究の目的とし、Cryo血症患者よりCryo活性を持つIgM型モノクローナルRF(Cryo+IgM mRF)産生ハイブリドーマを樹立し、Balb/cマウスに投与した。その結果、尿中アルブミンの増加が認められた。腎組織の検討では、管内増殖およびメサンギウム細胞の増殖、Cryo+IgM mRFの糸球体への沈着を認めた。腎組織の変化は軽度であったが、Cryo血症性腎炎モデルマウス樹立の基礎となるデータが得られた。
著者
陳 栄松
出版者
地域農林経済学会
雑誌
農林業問題研究 (ISSN:03888525)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.169-178, 1971-12-25 (Released:2011-03-18)
参考文献数
12
著者
高瀬, 学山
出版者
巻号頁・発行日
vol.[5],
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.174, pp.120-125, 2007-10

データセンター3社の防御レベルを調べる目的で実施した疑似攻撃(コード名:ヤシマ作戦。9月号84〜89ページ参照)から1カ月半。IDS/IPSアプライアンス設置などセキュリティ対策を施し,再度,3社に疑似攻撃を実施した(コード名:オデッサ作戦)。脆弱性の一部をつぶすことには成功したが,課題も見えてきた。検証を担当したライブドアの伊勢さんに,その経緯と結果を報告してもらう。