著者
大里 浩秋
出版者
神奈川大学
雑誌
人文学研究所報 (ISSN:02877082)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.47-105, 2006-03
著者
坂口 力
出版者
日本衛生学会
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.19, no.6, pp.369-373, 1965-02-10 (Released:2009-02-17)
参考文献数
40
被引用文献数
1

The studies were carried out to investigate the changes in the ammonia content of brain, liver, and blood under different physical environments. The environmental conditions studied were noise, cold, and immobilization.The adult male rats were exposed to 100∼105 phone noise characterized by wide octave band spectrum for 3 hours, or to cold (-10±1°C) for 3 hours, or were immobilized for 2 hours. There-after, the animals were killed by two different methods; the one was decapitated at room temperature and the other was dropped into the mixture of solid carbon dioxide and acetone. The brain and liver were rapidly removed, and homogenized in ice-cold 10% trichloroacetic acid with glass homogenizers. The blood samples were obtained by heart puncture. The determination of ammonia was made by Conway's method using Seligson-Hirahata's apparatus.As the results, under the noise condition, the ammonia content was elevated significantly in the brain, liver, and blood, but not under the other conditions.It may be concluded that the noise acts not as metabolic stimuli but as neurotropic stimuli with a peculiar nature.
著者
福嶋 真理恵 古藤 和浩 遠城寺 宗近 中牟田 誠 名和田 新 相島 慎一
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.102, no.1, pp.42-47, 2005 (Released:2005-03-09)
参考文献数
12
被引用文献数
1

症例は45歳,男性.平成10年より慢性硬膜血腫術後のてんかん発作にて,近医経過観察中,高アンモニア血症を指摘され,平成13年5月当科に紹介入院.HCV-RNA陽性だが肝予備能低下なく,門脈大循環へのシャントなく,アミノ酸分析正常であった.薬剤の関与としてバルプロ酸ナトリウムが考えられ,減量中止したところアンモニア値は改善した.基礎病変として肝疾患を持つ症例においても,常に薬剤による高アンモニア血症に考慮して診療にあたるべきと考えられた.
著者
呉 世現
出版者
日本教授学習心理学会
雑誌
教授学習心理学研究 (ISSN:18800718)
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.59-75, 2005-12
被引用文献数
1

本研究では,(1)乾電池に関して学習者はいかなる誤概念を持っているかを,韓国の小・中・高校生110人を対象に乾電池の寿命や重さを内容とする質問紙調査を行って,確認した。その結果,被験者の42%が「乾電池の中の中身がなくなると寿命になる」「寿命になるとその重さが軽くなる」などの誤概念に基づく判断をしており,しかも,そうした誤概念は「乾電池は電気の缶詰である」という知識から派生していることが確認できた。そこで,(2)このような派生関係にある誤概念体系を正しい知識体系に変換する修正ストラテジーについて検討した。誤概念体系の保持者に対して,個々の誤概念1つひとつを援助するより派生源の誤概念を正しいものに変換できるように援助を行った結果,彼らの63%が,派生源の誤概念ばかりでなく,それから派生した誤概念を正しいものに変換でき,乾電池に対する正しい認識を形成することができた。したがって,誤概念体系の学習者に,派生源の誤概念を正しいものに変換する援助を採用すれば,正しい知識体系に変換できると同時に乾電池に対する正しい認識を形成できることが確認できた。
著者
宮川 不可止
出版者
京都学園大学法学会
雑誌
京都学園法学 (ISSN:09164715)
巻号頁・発行日
vol.59, pp.19-39, 2009-10-20
著者
郡司 幸夫
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05272997)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.441-456, 1988-06-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.187, pp.21-23, 2005-05

今回は犯罪対策について尋ねた。8割超の病院が過去1年以内に何らかの犯罪行為に遭遇。最も多かったのは患者の所持品の盗難で、約半数の病院で起きていた。対策としては、80.6%の病院が「院内には多額の現金を置かない」と回答。重要エリアへの入退室に管理システムを導入している病院も14.5%あった。
著者
李 漢洙 下山 智久
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B2(海岸工学)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.I_325-I_330, 2016

瀬戸内海は,潮汐と潮流の影響が卓越した沿岸環境を有している.本研究は,南海トラフで想定される最大クラスの巨大地震によって発生しうる津波を対象として,適合格子細分化を採用した数値実験により,瀬戸内海における潮汐が津波伝播に及ぼす影響について定量的評価を行った.特に,瀬戸内海における津波伝播過程において,速吸瀬戸を基準とする潮汐の位相差(上げ潮・満潮・下げ潮・干潮)を考慮し,潮汐と津波の物理的相互作用を考慮した数値計算を行った.その結果,瀬戸内海で最も潮汐が大きい周防灘において,潮汐位相別の津波高に最大50cm,到達時間に最大約1時間の差が認められた.さらに,計算最大津波高における潮汐位相別津波高の差の比率を不確実性と定義して評価した結果,播磨灘において,最大50%を超える計算津波高における不確実性が認められた.
著者
芦田 和毅 永井 弘樹 岡本 正行 宮尾 秀俊 山本 博章
出版者
社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 = The transactions of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers. D-II (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.88, no.9, pp.1817-1824, 2005-09-01
参考文献数
20
被引用文献数
11

本論文では, カラー情景画像に現れる文字列を抽出する手法について提案する. ほとんどのカラー情景画像に現れる単語若しくは文字列は, 同じ色とフォントで印刷されている. そこで本手法では, まずエッジに基づき画像を大まかなブロックに分割する. 次にそれらのブロックをクラスタリング手法によって色の類似している領域に分割し, 各領域中に存在する外接最小方形について縦横比, ピッチなどの特徴を用いてそれらを統合し文字列パターンの候補を得る. 更にこれらの候補に対して幾何学的特徴を求めてSVMにより文字列パターンを識別する. ICDAR 2003 Text Locating Competitionで用いられた251枚のカラー情景画像について実験を行い, 本手法の有効性を確認した.
著者
衛藤 彬史 鬼塚 健一郎 星野 敏 橋本 禅
出版者
農村計画学会
雑誌
農村計画学会誌 (ISSN:09129731)
巻号頁・発行日
vol.34, no.Special_Issue, pp.189-194, 2015-11-20 (Released:2016-11-30)
参考文献数
8

This study aims to clarify the potential of local online community utilization to facilitate Interactions & community development in expanded areas including some neighborhood settlements. As a result, we found the correlation between the interest of Interactions & Community Development and local online community utilization in expanded areas including some neighborhood settlements. The correlation is clarified based on a questionnaire survey.
著者
北上 明 KIRIKAE Michihiro KURODA Kiyoshi OGAWA Akira
出版者
日本脳神経外科学会
雑誌
Neurologia medico-chirurgica = 神経外科 (ISSN:04708105)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.150-152, 1999-02-15
参考文献数
7
被引用文献数
3 26

症例は4歳男児、左眼窩内側にバターナイフを刺し搬送された。ナイフは上眼窩裂を通り錐体骨を貫通し後頭蓋窩に達していた。直ちに脳血管撮影を行い血管損傷のないことを確かめ、pterional, subtemporai, lateral suboccipital approacheを同時に行えるように広く開頭し、ナイフを直視下におきながら抜去した。術後頭蓋内感染はなく左失明、全外眼筋麻痺を残したが、他の神経症状はなく退院した。頭部穿通損傷において血管損傷は致死的であるため早期の脳血管撮影が必要と思われた。
著者
三好 賢太郎 上江洲 一也 櫻井 和朗 新海 征治
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.63, no.7, pp.451-457, 2006 (Released:2007-09-21)
参考文献数
25

地球上に豊富に存在する天然多糖の一つにβ-1,3-グルカンがある. この多糖は3重らせん構造をとり, その構造は水素結合によって安定化することが知られている. 近年, この多糖と核酸が特異的な高分子複合体を形成することが発見された. 本報では半経験的分子軌道法 (MOPAC) を用いてこのβ-1,3-グルカン/核酸複合体の構造検討を行った. その計算結果から, 複合体中において核酸鎖はβ-1,3-グルカン鎖の還元末端側に3'末端側が配置され, らせんの巻き幅が拡張していることがわかった. 一方, β-1,3-グルカン2重鎖には大きな構造変化は見られなかった. また, この複合体はβ-1,3-グルカンの2位のヒドロキシル基と核酸塩基との間で水素結合を形成し, 安定化していることが示唆された.

1 0 0 0 OA 子宝

著者
巌谷小波 (季雄) 編
出版者
三越呉服店
巻号頁・発行日
1909
著者
太田亮著 丹羽基二編
出版者
秋田書店
巻号頁・発行日
1974