1 0 0 0 OA 満洲読本

著者
東亜経済調査局 編
出版者
東亜経済調査局
巻号頁・発行日
vol.昭和13年版, 1938
著者
鈴木 邦夫
出版者
電気通信大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1994

戦前日本の総合商社は、日本国内と世界各地に支店網を張り巡らし、商品相場、売れ行き、生産、金利、新製造法(特許)などに関する情報を収集していた。本研究では、この総合商社に焦点をあて、第1に、商社がどのような情報網を形成し、どのような情報を収集し、これを伝達したのか、第2に商社が形成した情報収集・伝達網が商品取引などをどのように変化させるに至ったかを分析した。そのさい、とくに三井物産に焦点をあてて分析をおこなった。具体的には、財団法人三井文庫で三井物産の内部資料を閲覧し、三井物産の情報網と情報の伝達について分析をおこなった。その結果、利用媒体、情報の機密保持と情報コスト削減の方法、情報収集の方法、情報の処理・分析組織の形成などに関して、かなりの程度まで実態を明らかにすることができた。また、収集された情報が商品取引や組織のあり方に与えた影響などについても、分析を深めることができた。上記の三井物産の分析を補強するため、三井物産を含む総合商社一般の資料に関して、名古屋、京都、大阪の大学図書館ないし公立図書館で資料調査をおこなった。また、情報に関連する図書を購入し、分析に役立てた。

1 0 0 0 旅客船

出版者
日本旅客船協会
巻号頁・発行日
no.138, 1981-11

1 0 0 0 社会学雑誌

出版者
神戸大学社会学研究会
巻号頁・発行日
no.2, 1985-03
著者
村越 貴代美
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
中国研究 (ISSN:18825591)
巻号頁・発行日
no.4, pp.63-87, 2011

竹内良雄教授退休記念号はじめに一、詩語としての蝉と、王沂孫の詠んだ蝉二、『楽府補題』の成立三、「蝉」の詠物と寄託四、清初の『楽府補題』発見まとめ
著者
Koshichi TOYODA
出版者
The Japan Academy
雑誌
Proceedings of the Imperial Academy (ISSN:03699846)
巻号頁・発行日
vol.17, no.7, pp.221-227, 1941 (Released:2007-05-25)
被引用文献数
33
著者
中島 求 面田 雄一
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.73, no.734, pp.2010-2017, 2007-10-25
被引用文献数
1

The objective of this study was to develop a simulation method for analysis of body behavior in skydiving freefall and to clarify the most stable body position during the freefall. The details of the developed simulation method were firstly described. Using the simulation method, we conducted an optimizing calculation to maximize an objective function with respect to the stability in the freefall. It was found that the most stable position became arched one. In order to clarify the reason why the most stable position became arched, optimization with respect to a simple shaped object which consists of 20 cylinders was conducted. Then the angle to maximize the restoring moment for each cylinder element was analytically calculated and compared with the optimized angle. From the results, we conclude that the most stable position becomes arched mainly since the restoring moment at each part itself becomes maximum at that angle. We also conclude that the magnitude of the arch in the most stable position is determined by the ratio of the normal and tangential drag coefficients.
著者
植村 邦彦
出版者
關西大学經済學會
雑誌
關西大學經済論集 (ISSN:04497554)
巻号頁・発行日
vol.59, no.4, pp.289-305, 2010-03-10

英語の〈civil society〉は、16世紀末から使われ始めた言葉である。日本語では通常「市民社会」と訳されているが、この言葉は本来アリストテレス『政治学』における「国家共同体」の訳語として英語に導入されたものであり、17世紀のホッブズとロックにいたるまで、この意味で使われた。この言葉の前史と初出時の語義を確認することが、本稿の課題である。
著者
宮田 公佳
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.180, pp.209-229, 2014-02-28

博物館等に収蔵されている資料のみならず,撮影された資料画像あるいは調査研究の成果である報告書等もまた情報資源であり,これらの情報資源から抽出された情報が展示や新たな研究へと活用されている。情報資源を有効活用するためには,情報の抽出,処理,利用に関する手段が必要であり,画像情報や文字情報を個別対象とした先行研究が行われている。画像と文字は情報種別としては異なるが,果たすべき役割には共通点が存在するため,両者の特徴を融合することで相乗効果を発揮し,情報資源をより有効活用することができると考えられる。膨大な情報を有効活用する手段として,データベースが広く用いられている。一般的に,データベースは検索語の入力によって検索が行われるため,検索語に関する事前知識が必要となる。博物館等が提供するデータベースには専門的な用語が多く入力されているため,必然的に利用者には専門知識が要求されることになり,結果として専門家のためのデータベースとなりやすい。そこで本研究では,画像情報と文字情報とを融合させることで,専門的な事前知識の有無に影響を受けにくい情報活用手段としてのデータベース構築について議論する。対象資料は洛中洛外図屏風歴博甲本であり,描かれている人物に関して抽出された文字情報と,デジタル化された資料画像とをデータベースという形式で融合する手法を検討する。博物館展示では,資料解説等の役割を担うデジタルコンテンツが運用されることがあるが,本研究ではデータベースをデジタルコンテンツ化することで,利用者に対してデータベースであることを意識させないインタフェイス設計についても検討を行った。本論文における対象資料は一点のみであるが,情報活用手段を入力,処理,出力の三要素に分解することで一般化を試みており,類似資料の活用においても本論文におけるデータベース構築手法は応用可能である。
著者
高橋 健太郎 栗岡 裕子
雑誌
思春期学 = ADOLESCENTOLOGY (ISSN:0287637X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.3, pp.398-403, 2004-09-25
被引用文献数
2
著者
小泉 忠由 伊東 誼 益子 正巳
出版者
公益社団法人精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.338-343, 1980-03-05
被引用文献数
1

本研究はボルト結合部の正負方向に繰返し接線方向荷重を作用させ結合面の接線方向変位を減衰能と密接に関係するヒステリシスループに重点をおき実験的に検討している。実験結果によるとヒステリシスループの面積は振幅のn乗に比例し、nは1.8〜2.8くらいの値を示す。このnの値から結合面の減衰特性が振幅依存性を示す指数関数的な減衰振幅を示すことが説明できる。また、接線方向荷重速度を変えることにより微小すべり域の速度特性を検討し、荷重速度の増大とともに微小すべりも増大し、ヒステリシスループの面積が大きくなることを確認し、予すべり域においても従来の摩擦特性と同じ挙動を示すことを確かめている。また、ヒステリシスループの挙動から結合面の減衰特性を検討し、かつボルト結合部の減衰能を等価粘性減衰定数の値として求め、ヒステリシスループを用いることにより、ボルト結合部の減衰能をある程度推定することができることを示している。
出版者
[国立劇場]
巻号頁・発行日
1970
著者
村田 麻美 田中 章 末永 博
出版者
The Association for Plant Protection of Kyushu
雑誌
九州病害虫研究会報 (ISSN:03856410)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.132-135, 1992

1990~1991年に鹿児島県溝辺町のキャベツの周年栽培地域において,フェロモントラップによるコナガ成虫誘殺数の調査,およびほ場での幼虫および蛹密度の調査を行った。<BR>(1) 春から初夏にかけては5月~6月に発生のピークがみられ,夏期のキャベツの端境期には,ほとんど発生がみられなくなったが,秋には再び増加し9月~12月まで発生が多かった。<BR>(2) 1991年には,糸状菌によるコナガ幼虫の死亡個体が多数確認され,平均の死亡率は30~40%であった。<BR>(3) コナガの発生密度は,キャベツ周年栽培地域では,多くの環境要因の影響を受けながら変動していると考えられるが,1990,1991年の調査では,春期の密度の急増は,気象の影響が大きく,1991年6月の密度減少は,糸状菌による影響が大きいと考えられた。
著者
荒田 次郎
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科 (ISSN:03869784)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.226-229, 2000-04-01 (Released:2010-09-02)
参考文献数
27
被引用文献数
2 2
著者
多田 讓治
出版者
公益社団法人 日本皮膚科学会
雑誌
日本皮膚科学会雑誌 (ISSN:0021499X)
巻号頁・発行日
vol.115, no.7, pp.977-984, 2005-06-20 (Released:2014-12-10)
被引用文献数
1

皮膚感染防御の観点から,常在菌叢はその最前線のバリアを担っており,皮脂膜という限られた環境の中で生存しつつ,病原菌からの防御壁として選ばれた細菌群と言える.一方では,免疫不全状態の患者が増加している今日,常在菌による日和見感染症も重要な問題となっている.常在菌叢の感染防御機序とともに皮膚細菌感染症の起炎菌として最も多い黄色ブドウ球菌に関する感染機序についてもさらなる検討が必要である.