1 0 0 0 荒川区史

著者
東京都荒川区著
出版者
東京都荒川区
巻号頁・発行日
1989
著者
横田順弥編
出版者
早川書房
巻号頁・発行日
1977

1 0 0 0 SF百科図鑑

著者
ブライアン・アッシュ編
出版者
サンリオ
巻号頁・発行日
1978
出版者
国民文庫刊行会
巻号頁・発行日
vol.第6巻, 1917
著者
中塚 武
出版者
北海道大学低温科学研究所
雑誌
低温科学 (ISSN:18807593)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.49-56, 2007-03-23

近年、分析技術の発達により、樹木年輪に含まれるセルロースの酸素同位体比を古気候復元に利用する取り組みが進められている。酸素同位体比は、年輪幅や年輪の炭素同位体比と異なり、樹木自身の生理生態学因子の影響をほとんど受けず、もっぱら降水の酸素同位体比と相対湿度のみに依存して変化するため、日本のように降水量が多く森林内の樹木密度が高い地域においても、過去の水循環変動の復元等に利用できる。また、年層内の酸素同位体比の季節変動を詳細に測定することで、樹木から過去の月単位の古気候情報を取得することも可能になりつつある。
著者
小林 真 寺内 方克 中野 寛 江川 宜伸
出版者
日本芝草学会
雑誌
芝草研究 (ISSN:02858800)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.157-169, 1998-03-31 (Released:2010-06-08)
参考文献数
10

土壌保全を目的としたパイナップル畦間被覆に適した芝草類として, 短期利用 (定植後約6カ月間) 向きではイタリアンライグラス晩生品種「フタハル」, 中期利用 (定植後6~12ヵ月間) 向きではセンチピードグラスを選定した。これらの草種・品種を定植直後のパイナップル圃場全面に播種したところ, 定植後1年間にわたって畦間を被覆し続けたが, 株際のイタリアンライグラスによってパイナップルの生育が阻害された。そこで, 黒色ビニルマルチを張ってからパイナップルを定植し, あらかじめ芝草種子を接着しておいた綿屑シートを畦間中央部に固定することによって播種したところ, パイナップル株際に芝草が繁茂することなく, 定植後1年間にわたって畦間を被覆することに成功した。雑草防除法と種子・資材コストの2点が問題として残されたが, 今後, 本研究で得られた知見は集約的な管理が不可能な亜熱帯地域で芝草を播種・造成する際に有用な情報として活用されるものと思われる。
著者
松田 和憲
出版者
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター
雑誌
イスラーム世界研究 : Kyoto Bulletin of Islamic Area Studies (ISSN:18818323)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.246-258, 2015-03-16

The purpose of this paper is to examine previous studies about the Mujahidin movement. The Mujahidin movement was founded by Saiyid Aḥmad Barelvī and Shāh Muḥammad Ismā‘īl. The Mujahidin were mainly active in north India. In 1826, they started a Jihad against the Sikhs. British officers thought that the Mujahidin movement was affected by Arab Wahhābīs, and so they were labeled as ‘Indian Wahhābīs'. Western scholars tend to connect the Arab Wahhabis and the Indian Mujahidin, but their connection with the Arab Wahhabis has been denied by South Asian and Japanese scholars because of the difference of their attitudes toward Sufism and saint cults. They insist that Indian Mujahidin had a deep relationship with the family of Shāh Walī Allāh. Recently, a new paper revealed that this movement was influenced by a Yemeni scholar.The movement pursued many reforms such as the usage of lithography and the remarriage of widows. This had a big impact on South Asian societies in those days. Their reforms exerted influence on South Asian Islamic revivalist movements like the Deobandī, and today, this Jihad affects Islamic militants in Kashmir.
著者
今宮 新
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.155-177, 1944-07
著者
和歌森 太郎
出版者
公益財団法人史学会
雑誌
史學雜誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.85, no.1, pp.57-64, 1976-01-20
著者
古賀 皓之
出版者
東京大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2014-04-25

アワゴケ属の水草、ミズハコベCallitriche palustrisの示す顕著な異形葉性の分子機構にせまることを目的とし、本種、および同属の近縁種アメリカアワゴケ C. terrestrisを用いた比較発生学的実験を行なった。形態観察の結果、アメリカアワゴケは水中で育成しても、ミズハコベのように顕著な異形葉性を示さないことがわかった。そこで、アメリカアワゴケの発生中の葉におけるトランスクリプトーム解析を行なった。さらに、ミズハコベにおいても、植物ホルモンの作用を阻害することによって、水中における異形葉形成を抑制することができる。そこでそうした状態における、発生葉のトランスクリプトーム解析も行ない、発現量の網羅的データを得た。これらのデータと、以前に取得したミズへコベの葉の通常発生のデータを比較解析することによって、本種で異形葉形成に関わりうる候補因子の絞り込みを大きく進展させることができた。
著者
根岸 淳二郎
出版者
北海道大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

第一に、絶滅危惧種であるイシガイ類二枚貝は下流河川との連続性が高い農業用水路に高い確率で生息し、同所的に豊かな魚類相の生息が確認された。また、そのような生息地は、開発地割合の低い景観構造を有する地域に存在した。第二に、河跡湖における水草種数は水草繁茂面積と正の相関を持ち、生息地の質は、人工的にショートカットされた水域で最も低かった。第三に、湧水河川には特徴的な水生昆虫相が確認され、流域スケールでの分類群多様性に貢献していた。これらより、地形や湧水に着目して景観スケールで流水環境をタイプ分けすることで効率的な水生生物多様性保全が行える可能性が示唆された。
著者
野田 潤
出版者
Japan Society of Family Sociology
雑誌
家族社会学研究 (ISSN:0916328X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.17-26, 2006
被引用文献数
1

本稿は, 近代以降の夫婦関係と親子関係の接続についての人々の了解の形式の変容を明らかにし, 近代家族の情緒的関係の分節化を試みる。読売新聞の悩み相談欄「人生案内」 (1914~2003) の語りを分析した結果, 以下の知見が導かれた。 (1) 夫婦関係と子どもの幸福は1930年代までは無関係とされており, すべての語り手が子どものために頻繁に両親の夫婦仲を重視し始めるのは1970年代以降のことである。 (2) 夫婦関係と親子関係も1960年代までは別個に成立するものとされていたが, 1970年代後半以降, 人々は二つの間に因果関係を想定するようになっている。これらの知見からは, 近代家族の情緒的関係と現在ひとくくりに言われているものが, 近代以降でも変化していたことが明らかになった。なかでもとりわけ現在は, 家族内部の複数の異なる関係を, 容易に影響し合い連動し合うものだとみなし始めている点で, 特殊な時代だと言える。