出版者
兵庫県図書館協会
巻号頁・発行日
2007-03-01
著者
図書館問題研究会 編
出版者
教育史料出版会
巻号頁・発行日
no.213, 1995-01
著者
Shinobu Imai Fumio Saito Hidehito Takase Mitsunobu Enomoto Hiroshi Aoyama Satoshi Yamaji Katsuaki Yokoyama Hiroshi Yagi Toshio Kushiro Atsushi Hirayama
出版者
日本循環器学会
雑誌
Circulation Journal (ISSN:13469843)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.709-715, 2008 (Released:2008-04-25)
参考文献数
21
被引用文献数
6 11

Background It has been reported that bepridil is as good as amiodarone in converting persistent atrial fibrillation (AF) to sinus rhythm (SR). The conversion effect of bepridil alone is not always satisfactory, however. The efficacy of pharmacological cardioversion by the combination of bepridil and a class Ic antiarrhythmic drug for persistent AF is studied. Methods and Results The participants comprised 37 consecutive patients in whom pharmacological cardioversion was conducted to treat persistent AF (duration 22.5±29.6 months). Each patient first received a class Ia or Ic antiarrhythmic drug, then bepridil alone, then a combined therapy of bepridil at 200 mg/day with a class Ic antiarrhythmic drug at a routine dose. Unaccompanied use of any of the antiarrhythmic drugs achieved pharmacological cardioversion in 14 (38%) of the 37 patients (single therapy group), whereas SR was restored by combination of bepridil and a class Ic antiarrhythmic drug in 22 (combined therapy group) of the remaining 23 patients. The duration of AF was significantly longer in the combined therapy group than in the single therapy group (28.3±31.0 vs 7.3±4.1 months). Conclusion Combined therapy of bepridil and a class Ic antiarrhythmic drug is efficient for pharmacological cardioversion of refractory long-lasting persistent AF. (Circ J 2008; 72: 709 - 715)
著者
萩屋 薫
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.81-86, 1952
被引用文献数
2

(1) すいりの生理機構を明かにするため二十日大根を用い肥大生長に伴うすの發現經過を調査した。<br>(2) すの發現は肥大した大根に於て通導組織に遠い部分の木部柔組織の大形細胞に先ず糖の消失が見られ, ついでそのあたりの細胞に破生的及び離生的に生じた組織空洞が發現し, それが次第に擴大されてすとなる。すは木部柔組織に限られてあらわれる特徴を持つている。<br>(3) 根身内の可溶性物質の含量を中心部, 周縁部, 中間部について調査したるに, 一般にすの入つた部分の柔組織は他の部分に比してそれが低くなつており, 又全般的にすの甚しいものほどその含量が低下している事が認められた。<br>(4) すは葉長•葉數•根重•根徑等が急激に増加しT/R 率は低下し, のちこれ等が略一定に落付いて來た前後に發現し, 又この時期には柔組織の細胞の大さやその數が最大點に達し, 可溶性物質の含量は最低を示す。然してすは發現し始めると短期間に或限度まで急速に進行するがそれ以後はあまり増加しない。<br>(5) すの甚しいものは大體根重•根徑が大なる個體に多く, T/R 率が大なるものはすの發現が少い。又すの入つたものは柔組織細胞の數や大さが大きい。<br>(6) すの發現の第一歩は當該部柔組織細胞の老化にあると考えられ, それは主として根の肥大に伴う急激な細胞の生長によりその内容物の含度が低下し, 加うるに通導組織からの養分補給に支障を來たし一種の饑餓状態になるためと考えられる。
著者
児玉 厚
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.9, pp.1192-1201, 2004-09-01
被引用文献数
1

本原稿ではWIS(Web Imaging Solution,オンライン欠点検出システム)の概要と特長を述べている。弊社はMTS(Machine Technology Solution)というコンセプトをベースに紙を抄造する抄紙機操業・塗工機操業に必要な全ての制御システム,運転支援システムを提供していくが,WISもMTS構成要素の1つという位置付けである。WISのシステム構成はシンプルで他社の様にコンピュータを収納するキャビネットがない。コンピュータは個々のカメラと一体化されており,カメラビームに収納されている。基本システム構成ではオペレータステーション1台で運転が可能である。またメンテナンスビリティが優れており,CCDモジュール単体の交換が可能(カメラと分離),カメラユニット交換時現場での光量調節が不要(絞り固定,光量調節はシステムが全自動で実施),光源は5年間交換不要の長所がある。操作画面はオペレータの実感覚にあった使いやすい欠点マップを採用しており,欠点画像だけでなく地合表示も可能である。欠点検出では穴,明欠点,暗欠点,密集欠点,紙端欠点,ストリークの他,水滴や油垂れの検出,SDIによる薄汚れ・しわの検出も可能である。トピックとして欠点自動分類+閾値生成機能(Auto Classifier,以下オート・クラシファイアーと呼ぶ)がある。オート・クラシファイアーは欠点の自動分類だけでなく,多大な時間を要する欠点チューニングを自動で行い欠点閾値を自動決定する。
著者
児玉 厚
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.9, pp.1192-1201, 2004-09-01
被引用文献数
1

本原稿ではWIS(Web Imaging Solution,オンライン欠点検出システム)の概要と特長を述べている。弊社はMTS(Machine Technology Solution)というコンセプトをベースに紙を抄造する抄紙機操業・塗工機操業に必要な全ての制御システム,運転支援システムを提供していくが,WISもMTS構成要素の1つという位置付けである。WISのシステム構成はシンプルで他社の様にコンピュータを収納するキャビネットがない。コンピュータは個々のカメラと一体化されており,カメラビームに収納されている。基本システム構成ではオペレータステーション1台で運転が可能である。またメンテナンスビリティが優れており,CCDモジュール単体の交換が可能(カメラと分離),カメラユニット交換時現場での光量調節が不要(絞り固定,光量調節はシステムが全自動で実施),光源は5年間交換不要の長所がある。操作画面はオペレータの実感覚にあった使いやすい欠点マップを採用しており,欠点画像だけでなく地合表示も可能である。欠点検出では穴,明欠点,暗欠点,密集欠点,紙端欠点,ストリークの他,水滴や油垂れの検出,SDIによる薄汚れ・しわの検出も可能である。トピックとして欠点自動分類+閾値生成機能(Auto Classifier,以下オート・クラシファイアーと呼ぶ)がある。オート・クラシファイアーは欠点の自動分類だけでなく,多大な時間を要する欠点チューニングを自動で行い欠点閾値を自動決定する。
著者
小曽根 真 平瀬 勝典 飯塚 和久 平松 達夫 木村 晋二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RECONF, リコンフィギャラブルシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.225, pp.35-40, 2007-09-13
被引用文献数
4

カーチューナLSIでは,受信処理のソフトウェア化が望まれており,カーチューナ処理に適したプロセッサが求められている.本稿では,カーチューナ向けプロセッサとして独自開発したALUアレイベースのリコンフィギュラブルプロセッサのアーキテクチャとコンパイラについて明らかにするとともに,本プロセッサを用いて試作した放送受信機について述べる.本プロセッサは,ALUをアレイ状に配置しており,ALU間の接続に独自の制限を加えている.本プロセッサの処理内容はC言語で記述し,本コンパイラはデータフローグラフを介した独自のコンパイル手法を用いて処理する.本放送受信試作機では,本プロセッサ上に地上波デジタルテレビ「ワンセグ」とFMラジオの復調処理を実装し、実放送波によるそれらのリアルタイム復調とソフトウェアの変更による復調処理の切り替えを実現した.これは,カーチューナ向けプロセッサとしての本プロセッサの有用性を実証するものである.
著者
高野 泰吉
出版者
一般社団法人 園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.152-157, 1966
被引用文献数
1

本実験はすいり発生経過について生理解剖的変化を観察した。<br>TTC 反応による肥大根組織の活力診断によれば, 道管列から離れた部分に生理的活性の低い細胞分裂能力を失なつた巨大柔細胞が存在する。すいりが進行するにつれて, 換言すれば組織の老化にともなつてTTC反応も弱まる。「す」の発現が肉眼的にみとめにくいとき, TTC反応ですいり始めを見いだすことができる。<br>すいりの発生経過は生理的活性が弱まり, 中葉ペクチンの脱エステル化や低分子化がおこり, 蛋白様物質の変成や分解も関与して, 離生的に間隙を形成し, それが拡大されて「す」となる。<br>これらの解剖的観察においてTTC反応による組織の活力診断のほか, ヒドロキシラミン-鉄反応によるペクチン質の存在形態の判別と位相差顕微鏡による微細構造の観察とは従来の知見に見解を付加することに大変役立つた。
著者
渡辺 裕恭 中井 文徳 井内 民師
出版者
徳島県立農林水産総合技術センター畜産研究所
雑誌
徳島県立農林水産総合技術センター畜産研究所研究報告 (ISSN:1347099X)
巻号頁・発行日
no.1, pp.15-22, 2001-12

四国地域の5月から6月の暑熱環境への移行時期、いわゆる暑くなり始める時期において、牛舎内温度の上昇に伴う泌乳牛の血液成分の変動傾向を調査するため、ホルスタイン種泌乳牛19頭を用いて、平成9年(第1年度)、平成10年(第2年度)の2カ年にわたる飼養試験を行った。その結果、次のような知見が得られた。1)ヘマトクリット(PCV値)は、産歴および乳量水準による差がみられ、第2年度において牛舎内温度の上昇に伴い上昇する傾向にあった。2)総蛋白質(TP)は、第2年度において緩やかに上昇する傾向がみられた。3)トランスアミラーゼ(GOT)は、第2年度において緩やかに上昇する傾向がみられた。4)尿素窒素(BUN)は、2産以上で乳量水準の高い牛群において、第1年度では緩やかに上昇する傾向がみられたものの第2年度では変動がみられなかった。また、初産で乳量水準の低い牛群において、第1年度では緩やかに低下する傾向がみられたものの、第2年度では緩やかに上昇する傾向がみられた。5)血糖(Glu)は、いずれの年度においても変動の傾向がみられなかった。6)総コレステロール(T-cho)は、2産以上で乳量水準の高い牛群において、第1年度では緩やかに低下する傾向がみられたものの、第2年度では変動の傾向がみられなかった。また、初産で乳量水準の低い牛群において、上昇する傾向がみられた。7)遊離脂肪酸(NEFA)は、初産で乳量水準の低い牛群では、5月中旬に低下したものの、その後は変動の傾向がみられなかった。8)カルシウム(Ca)は、いずれの年度においても変動の傾向がみられなかった。9)無機リン(IP)は、第2年度において5月中旬からの本格的な暑熱環境において一旦低下したものの、その後は上昇する傾向がみられた。10)マグネシウム(Mg)は、変動の傾向がみられなかった。11)アルカリフォスファターゼ(ALP)は、産歴および乳量水準により濃度に差がみられるとともに、緩やかに低下する傾向がみられた。12)アルブミン(Alb)は、緩やかに上昇する傾向がみられた。
著者
Toshinori ARAMAKI Ryohei SUGITA Atsushi HIROSE Natsuko I. KOBAYASHI Keitaro TANOI Tomoko M. NAKANISHI
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.3, pp.169-176, 2015-03-15 (Released:2015-03-28)
参考文献数
23
被引用文献数
3 14

We performed an imaging analysis of 42K in Arabidopsis using real-time radioisotope imaging system(RRIS). First, we purified 42K from an 42Ar―42K generator. And then, we characterized RRIS performance by quantitatively determining 42K using standard series. As a result, the dynamic range for 42K was determined to be at least three orders of magnitude. Next, we evaluated the level of self-absorption in Arabidopsis organs by comparing the signal intensity detected using RRIS and the actual radioactivity detected by a gamma-counting method. There was no significant difference in detection efficiency between the thick bolt(stem) tissue and the thin leaf tissue. The reason for scarce self-absorption could be related to the relatively strong β ray emissions that have a maximum energy of 3525.4keV.
著者
赤井 竜男
出版者
京都大学農学部附属演習林
雑誌
京都大学農学部演習林報告 = BULLETIN OF THE KYOTO UNIVERSITY FORESTS (ISSN:0368511X)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.68-87, 1972-12-25

三浦実験林は木曽御岳山の南斜面, 標高1, 200 - 1, 500mの準平原にあらわれる湿性ポドゾル地帯における森林造成の指針をもとめるために, 1966年11月, 事業的規模で設定された。本研究はこの実験林で行なわれているヒノキの各種天然下種更新試験のうち, 設定後3 - 4年を経過した帯状皆伐, 皆伐母樹法, 択伐更新試験地の更新状態についてとりまとめたものである。天然生ヒノキ林の平均樹高の2倍, 約50m幅に伐採帯と保残帯を交互に組み合せた帯状皆伐更新地には, この地域に普通あらわれるササを除草剤で枯殺した帯と残した帯が作られた。ササは多いところで地上部乾重が約6ton/haもあり, その中の地床の相対照度は1 - 2%できわめて暗く, また地温もササ除草地に比較して低い。30 - 60m間隔に3 - 10本ずつ群状に母樹を残した (保残率4%) 皆伐母樹法更新地と, 約50%の単木ぬきぎりを行なった択伐更新地はすべてササが除草されている。A_o層の堆積は各試験地ともきわめて厚く, 乾重でほぼ40 - 60ton/haと推定され, 更新上の大きな障害となっている。帯状皆伐更新地における保残帯やササの成立する帯では稚樹の発生が少ないが, ササ除草を行なった伐採帯には著しく多い。しかも林縁付近が常に多く, 実験林設定後発生した2 - 4年生の稚樹が平均7本/m_2以上に達した個所もあるが, 伐採帯の中央付近になるほど少なくなる傾向が認められた。皆伐母樹法更新地ではほぼ全面にわたって稚樹がよく更新しているが, 母樹群付近とか種予の散布が重なり合うようなところに特に多い。択伐更新地はササが除草され, 林床も比較的明るくなっているのに, せっかく発生した稚樹のほとんどは年内に消失してしまうようであった。各更新面の状態別にまとめた稚樹の大きさの頻度分布や年平均生長量から判断して, 密生したササは稚樹の発生ばかりか生長に対しても悪い影響を与えていると思われた。稚樹の根元直径 (D_o) に対する稚樹高 (H) の相対生長関係はバラツキが大きく, また更新面の状態のちがいによってほとんど分離しない。そして同じ単位にしたH/D_o=100の値より小さいものが多かった。ササ除草地に更新している稚樹の各部分量間の相対生長関係からみて, 林内稚樹の同化部乾重や地上部乾重は相対的に少ない傾向が認められる。しかし葉面積あたりの葉乾重は林内外ともほとんど差がない。以上のことからヒノキ天然生林の成立する高冷地の湿性ポドゾル地帯において, 早期に稚樹の発生, 生長を期待するならば, 母樹を樹高の2倍間隔以内に残し, ササのような地床植生をできるだけ除去することがとりあえず必要であると思われた。
著者
行安 茂
出版者
岡山理科大学
雑誌
岡山理科大学紀要 (ISSN:02856646)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.1-10, 1972
著者
ハーケンラート ハインツ 大貫 守健
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.1484-1487, 2006-10-01

ディーネス社による最近の「完全自動スリッターシステム」機器の開発とその技術進化には目ざましいものがある。その一つは,常に変わらない「カッテングポイント」を保持するための堅牢な機構とその制御システムである。機械的には既に数百台に実績を持つ特殊2軸(隙間ゼロ)機構と熱処理された各機械部品の組み合わせ。制御的にはPLC制御により「再研磨後の自動噛み合わせ(精度0.005mm以内)」と「連続的な側圧制御システム」である。又,位置決め機構とその制御システムは全く新しい機構により振動に強く且つ精度の高いシステムで構築されている。位置決め速度は一秒間に1,500mm且つ位置決め精度は±.0.1mm以内である(上下スリッターユニット5個から6個の組み合わせで30秒前後での設定)。<BR>その他数え切れない新しいシステムの組み合わせにより今まで起きていたスリッターでの多くのロスを減少し,同時に「多層紙のカッテング(ノンコート紙850g/m<SUP>2</SUP>,8層切り)」が可能になって来ている。又,繊細なカッテングの要求される紙質のものや新しい素材等に益々活用されて来ている。又,伝統あるドイツの刃物のメーカーとして,新しい素材による寿命の長い,切れ味の鋭い刃物の供給も続けている。

1 0 0 0 OA 月草

著者
森鴎外 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
1896