著者
伍賀 正典
出版者
社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.8, pp.158-158, 2008

自律移動ロボットの構成において,そのロボットの獲得する環境情報の操作による特徴形成の設計指針の構築を試みる.そのために,ロボットの知覚状態,身体性の変化に対する,行動特徴や頑健性などの各種の特性の解析を行う.
著者
中澤 里奈 伊藤 貴之 瀬々 潤 寺田 愛花
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
可視化情報学会論文集 (ISSN:13465260)
巻号頁・発行日
vol.33, no.11, pp.25-32, 2013 (Released:2013-11-30)
参考文献数
15

遺伝子機能や他の遺伝子との関係性の解析のための情報共有手段として,各遺伝子をノード,遺伝子間相互作用をエッジとした遺伝子ネットワークが利用されている.しかし,遺伝子ネットワークのノードやエッジの数は非常に膨大であり,既存の可視化手法では複雑なネットワーク構造による重なりが視認性を妨げることがある.そこで本論文では,遺伝子オントロジーで定義された遺伝子機能の属性をノードに付与した遺伝子ネットワークを可視化する一手法を提案する.各ノードに遺伝子機能情報を付与し,重なりを回避しつつ線情報を要約することにより,機能情報と関係性に関する視認性を向上させている.
著者
高橋 英之
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.45-46, 1991-02-25

まずソフト宇宙論(これについては文献1参照)について説明し、ついでそれが非合理系から合理系への埋込みであることを論じる。最後に今後の課題として形式言語の必要なことを言う。全体を通して非ユークリッド蔑何学の考え方をアナロジーとして使う。
著者
佐藤 淳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.31, pp.25-30, 1999-04-22

従来のコンピュータビジョン研究では、画像データから如何にユークリッド幾何的情報を得るかが盛んに議論されてきた。ロボットを誘導したり対象物を認識するためにはユークリッド幾何的な情報が必要であると考えられて来たからである。これに対し、近年のヨーロッパのコンピュータビジョン界においては、アフィン幾何や射影幾何などのより一般化された幾何をもとに視覚研究を見直そうとする動きが出てきている。このようなより抽象的な幾何のもとに視覚を考えることにより、画像から対象物固有の不変量を計算したり、カメラを校正せずに複合現実感やヒューマンインターフェイスを実現する方法などが次々と示されてきた。本稿では、このような視覚の非ユークリッド幾何的な取り扱いについて論じ、これが画像メディアの研究において如何に重要な役割を果たすかについて述べる。In computer vision, the recovery of camera geometry and object shape has traditionally been studied in the Euclidean geometry. This is because the Euclidean geometry is required for object recognition, visual navigation and other computer vision applications. However, it was shown recently that the Euclidean geometry is not always required for many computer vision applications. Furthermore, it was shown that the non-Euclidean geometry can be recovered from images without using camera calibrations. In this paper, we consider the projective and algebraic geometries for computer vision and graphics, and show that they provide new approach in the research of computer vision and image media.
著者
木崎 治俊 太田 一正 谷本 豊
出版者
東京歯科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1998

超螺旋構造を持つクロマチンDNAのトポロジーをDNAトポイソメラーゼ(I,II)の阻害剤により変化させ,初期に変化する遺伝子を検索し,二つの遺伝子が特異的に減少することを明かにした.一つは,hnRNPA1であり,mRNAのプロセッシングに関わるタンパクhnRNP A1をコードしていた.もう一つは新規の遺伝子であり,トポイソメラーゼ阻害剤により特異的に抑えられることからTISと命名した.本遺伝子の構造を明かにし,唾液腺癌細胞(HSG)をトポイソメラーゼ阻害剤や,レチノイン酸(tRA),ジブチリルcAMP(bt2cAMP)によりそれぞれ異なった細胞群に分化させ,その過程での本遺伝子の機能について解析した.tRAによりトポイソメラーゼIのmRNAの発現は抑制され,トポイソメラーゼIタンパクはわずかな減少がみられた.bt2cAMPではそのmRNA,タンパクの発現には大きな変化は見られなかった.トポイソメラーゼIIαのmRNAの減少とタンパクの減少がみられ,特にtRAの処理により顕著にみられた(図2).分化誘導剤によるこの酵素の減少は,増殖抑制と分化のトリガーとなるとも考えられる.トポイソメラーゼIIβはタンパクレベルでは検出できず,mRNAの発現も極めて低く,その機能はトポイソメラーゼIIαに比べて明かではなかった.TIS遺伝子の発現は分化誘導剤により初期に抑制され,非常に初期の遺伝子発現の制御に関与していることが示唆された.HSGは多分化能を有する細胞であるが,均一に全ての細胞が分化していくのではなく,分化初期の変動遺伝子を今回のような方法で確認するにいは難しい細胞系といわざるを得ない.そのため,トポイソメラーゼIIβやTISの変動が明確に観察されなかったのではないかと考えている.今後は均一な細胞系で,分化マーカーの確立細胞系を試料としたトポロジーの変化と分化との関連性を明かにする必要があると考える.今回は、トポイソメラーゼの阻害とアポトーシスとの関わりが示唆され,その際の新規なPKCδアイソホームを確認することができ,その機能の解析の重要性が示唆された.
著者
宮澤 信太郎
出版者
日本結晶成長学会
雑誌
日本結晶成長学会誌 (ISSN:03856275)
巻号頁・発行日
vol.23, no.2, pp.117-119, 1996-06-25

1 0 0 0 OA 改正現行法典

著者
三浦信 編
出版者
三浦信
巻号頁・発行日
1909
著者
Junichi OHTA Masahiro IGUCHI Masahito ONARU
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
Journal of Fluid Science and Technology (ISSN:18805558)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.JFST0009-JFST0009, 2014 (Released:2014-06-05)
参考文献数
23

Progressive ultrasonic waves cause acoustic streaming in a liquid. Although theoretical and experimental studies on acoustic streaming for liquid phase have been carried out, acoustic streaming for a solid-liquid mixture does not seem to have been investigated. The purpose of this study is to clarify the velocity distribution of acoustic streaming in a solid-liquid mixture. An ultrasonic wave with a frequency of 485 kHz was horizontally irradiated on tap water with aluminum particles in a cylindrical tube with a diameter of 120 mm whose orientation was kept horizontal; the acoustic streaming velocities were measured with the irradiation time of the ultrasonic wave, initial particle concentration, and particle shape as the parameters. The following results were obtained: (a) The higher the initial particle concentration is, the faster the acoustic streaming velocity of a solid-liquid mixture becomes;(b) When ultrasonic waves are irradiated on a liquid with heavier solid particles, the acoustic streaming velocity of the solid-liquid mixture decreases with irradiation time to a certain extent.
著者
小川 克彦
出版者
一般社団法人 日本人間工学会
雑誌
人間工学 (ISSN:05494974)
巻号頁・発行日
vol.26, no.6, pp.307-310, 1990-12-15 (Released:2010-03-11)
参考文献数
10
著者
小林 巌 木村 慶信 大曾根 順平 望月 宏樹 住田 臣造
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.613-617, 2013-08-31 (Released:2013-10-15)
参考文献数
9

症例は79 歳女性。転倒による大腿骨転子部骨折に対して,入院当日にインプラントを用いた骨接合術を施行。第11 病日より発熱と創部腫脹がみられ,第17 病日にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌による骨髄炎と判明したが,インプラント抜去を行わずに治療を行う方針となりICU 入室となった。バンコマイシンに対する感受性低下(最小発育阻止濃度2μg/ml)と腎機能障害を認めたため,ダプトマイシン(6mg/kg/ 日)とリファンピシン(600mg/ 日)による治療を行った。第79 病日でダプトマイシンとリファンピシンの治療を終了後,約2 週間のリネゾリド(1,200mg/ 日)内服を継続した。長期に及ぶダプトマイシンの投与であったが,横紋筋融解症などの重篤な副作用を発症することなく安全に治療を終えた。今後,本邦でもダプトマイシン長期投与の有効性と安全性に関するデータの蓄積が必要と思われる。
著者
辻 泰岳
出版者
Architectural Institute of Japan
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.79, no.704, pp.2291-2298, 2014

This paper investigates the 1966 exhibition "From Space to Environment," held at Matsuya Department Store in Tokyo, Ginza, involving the architects Isozaki Arata and Hara Hiroshi. This exhibitions subtitle was "Synthesized Exhibition of Painting + Sculpture + Photo + Design + Architecture + Music," which was instrumental in introducing the terms Intermedia and Environment Art (<i>Kankyo geijutsu</i>) to Japan. This paper examines the exhibition installations studying primary sources and clarifying the formation of the collective named Environment Society. This paper analysis the impact generated by the topic of "Environment" seen through a different point of view rather than the one of art movement establishment of the time.
著者
堀井 雄二 すぎやま こういち
出版者
ワック
雑誌
Will
巻号頁・発行日
no.63, pp.260-269, 2010-03
著者
高瀬英希 細合晋太郎 岡山直樹 喜多真琴 後藤文康 谷口一徹 長濱みほ 星野利夫 宮崎秀俊
雑誌
組込みシステムシンポジウム2014論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.151-152, 2014-10-15

LED-Camp は,組込みシステム分野の学生および若手社会人を対象とした合宿形式の教育実習である.本企画では,モデル駆動開発やアジャイル開発手法といった,組込みソフトウェア開発に関する最新技術を体験でき,チーム形式で組込みソフトウェア開発を実践することができる.本稿では,2014 年 8 月に実施した LED-Camp2 におけるカリキュラムを紹介し,その実施速報について報告する.
著者
新潟市編
出版者
新潟市
巻号頁・発行日
1998