著者
理化学研究所 編
出版者
理化学研究所
巻号頁・発行日
vol.第1回(大正6年度), 1921
著者
田中 泉吏
出版者
京都大学文学部科学哲学科学史研究室
雑誌
科学哲学科学史研究 (ISSN:18839177)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.29-42, 2008-01-31

Evolutionary biologists, together with philosophers of biology, build two different, but mathematically equivalent models for a single selection process in a hierarchically structured population. I call one the BPS (broad-sense particle selection) model and the other the MLS (multi-level selection) model, and delineate a distinction between them in terms of parameterization. It is observed that in other sciences scientists employ multiple models to analyze and represent aspects of real-world phenomena indirectly. I argue that the same observation applies to biologists who employ both BPS and MLS models.
著者
釣谷 剛宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.31, pp.33-36, 2009-05-08

2009年3月22日〜26日米国カリフォルニア州サンディエゴで開催されたOFC/NFOEC2009における光ネットワーク関連のトピックスについて報告する.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.175, pp.71-74, 2004-05

東京都世田谷区の高級住宅街。その一角に2004年3月22日、有料老人ホーム「アリア等々力」がオープンした。内装はブラウンが基調で、落ち着いた雰囲気を醸し出している。さらに、床や天井、扉などには木材がふんだんに使用されており、温かみと安心感を抱かせる。
著者
永宮 正治
出版者
一般社団法人日本物理学会
雑誌
日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.66, no.5, 2011-05-05
被引用文献数
2
出版者
外務省
巻号頁・発行日
2011-07-17
著者
林 慧 前川 卓
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2013-CG-153, no.9, pp.1-6, 2013-11-21

レゴブロックは楽しみながら作品を組み立てることを通して創造力を養うことができることから,子供から大人まで幅広い世代の人々に親しまれている.その中でも,基本ブロックのみで組立てられる大きな立体作品はレゴスカルプチャーと呼ばれ,世界中の人々を魅了している.しかし,初心者が同じようなものを組立図なしに組立てることは困難である.本研究では,複雑な形状の物体を多視点から撮影した複数の画像から,レゴの単位ブロックである縦,横,高さの比が 5:5:6 の直方体を単位ボクセルとして Shape From Silhouette 法を用いて色情報を含んだボクセルモデルを構築し,レゴブロックに変換する.その際,表面ボクセルからの厚さが一様となるように,内部ボクセルを削除し,出来る限り最少ブロック数で組立図を自動的に生成する方法を提案する.
著者
黒佐 和義
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.9, no.3, pp.130-148, 1958
被引用文献数
1 2

1)本邦各地に於いてツマグロカミキリモドキ(福島県), キクビカミキリモドキ(北海道), アオカミキリモドキ(東京), ズグロカミキリモドキ(奄美大島), ハイイロカミキリモドキ(奄美大島)等による病害例を認め, カミキリモドキ類による皮膚炎は広く発生していること及びこれ迄に記録されたもの以外にも病害を与える種のあることを知つた.2)12属24種のカミキリモドキにつき皮膚貼布試験を行い, 毒性の有無を調査した.材料が生の場合は押潰してそのまま塗擦し, 乾燥死体の場合はクロロホルムで浸出し溶媒を溜去してワセリンに混じて用いた.その結果, 実際に病害の知られているもの以外にルリ・ワダ・カトウ・シリナガ・キバネ・コウノ・オオサワ・ハラグロ・ミヤマ・スジ・メスグロ・クロアオ・キアシ・モモブト等のカミキリモドキも有毒であることを知り得た.3)カミキリモドキによる皮膚炎の臨床的観察を行つた.この皮膚炎は水疱(唯1個又は数個からなり, 形と大きさは多種多様で, 通常緊満し, 疱膜は薄く内容は透明で容易に破壊する)の形成を主症状とするもので, 露出部に好発し, 多少の疼痛及び〓痒感があり, 通常数日で乾涸して治癒に赴くが, 水疱が破壊して糜爛面を形成すれば疼痛が強く経過は遷延する.治癒後永く色素沈着を残す.4)虫体の接触状況と皮膚炎発生の関係をアオカミキリモドキ成虫を用いて実験した.単に人体皮膚面をはうのみでは皮膚炎をおこさないが, 手等で押え或いは払いのける等多少とも圧迫を加えると, この甲虫は前胸背板の前後両縁や翅鞘の縦隆条から毒液を分泌し, これが附着した皮膚に水疱を生ぜしめる.また虫体を誤つて押潰したときにも, 有毒な体液により被害を蒙る場合がある.卵及び幼虫も毒素を含むが, 実際の病害性の点では問題にならない.5)本邦に於けるカミキリモドキによる病害を検討するためにカミキリモドキ科各種の地理的分布と成虫の出現期並びに灯火飛来性の有無につき広汎な調査を行つた.その結果北海道及び本州新記録のもの各1種, 四国新記録のもの2種, 九州新記録のもの5種, 屋久島新記録のもの1種を見出し, その他大多数の種類について分布状態と出現期の概要を明かにすることが出来た.6)上記の調査結果に基き, 本邦産カミキリモドキ科各種の分布及び生態特に灯火飛来性と病害性の関係を論じた. Anoncodina, Ezonacerda, Ditylus, Chrysarthia, Asclera, Oedemerina, Oedemeroniaの7属は野外の植物上に見出されるのみで人体に接触する機会が殆どないから病害性の点ではあまり問題にならない.しかしNacerdes, Xanthochroa, Eobia, Oncomerellaの4属のものは夜間灯火に飛来するので人体に接触する機会が多く, 而もOncomerella以外の3属はいずれも有毒であるから, 病害を与える可能性が大きいと考えられる.
著者
坂田 好弘
出版者
大阪体育大学
雑誌
大阪体育大学紀要 (ISSN:02891190)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.101-116, 2004-03-31

This study is a sabbatical research on the RDO (Rugby Development Office) system in New Zealand. I returned to Christchurch, New Zealand in April and completed my research until September 2003. I was working as a RDO staff coach under the supervision of Mr. Lee Golding at the CRFU (Canterbury Rugby Football Union). The CRFU is one of the most successful rugby organisations in the world at both the professional and amateur level. I wanted to bring fresh ideas to Japanese rugby, whose environment and development systems differ from New Zealand's. The popularity of rugby in Japan is warning a major step towards the new company competition, Top-League, being kicked off in September. I am concerned that Japanese rugby may focus on professional and top level with the needs of junior players, already declining in numbers, being sidelined. The main reason for my visit to New Zealand was so I can assist with the development of junior rugby in Japan, which seems segmented and without major focus. This article examines the RDO system in New Zealand, with particular focus on the CRFU. This study is based on exclusive interviews, observations/participations of rugby seminars, literature reviews and my experience as a RDO staff coach.
著者
星野 聖
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア = The journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1539-1542, 2001-11-20
参考文献数
12
被引用文献数
3 1

テレビ映像や擬似3次元映像観視時の生体負担の実時間推定を目的として, 瞼裂幅, 眼球運動, 瞳孔反応の影響が少ない眼球回旋運動計測システムを設計した.さらに, 両眼球で回旋運動計測を試みたところ, 強負荷時には, 左右眼の回旋が逆になる傾向が見られた.
著者
草薙 恵美子
出版者
一般社団法人日本発達心理学会
雑誌
発達心理学研究 (ISSN:09159029)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.42-50, 1993-07-10

気質と関連するとおもわれる変数間の関係について, これまであまり明らかにされていない。本研究の目的は快, 恐れ, 怒りの表出の個人差の間の関係, 及び快, 恐れの個人差と接近傾向の間のそれぞれの関係を検討することである。21名の乳児を情動的及び運動的反応を評定するために実験室において観察した。また, 日常生活での情動性を評定するために母親の記入した気質質問紙も用いた。得られた結果は次のようになった。 (1) 快, 恐れ, 怒りの表出傾向は互いに独立である。 (2) 実験室での反応及び質問紙の結果からより恐ろしがりの乳児は新奇性の高い刺激物に対してより遅く接近する傾向がある。 (3) 社会的場面でより微笑・笑いを示す乳児は新奇性の高い刺激物に対してよりはやく接近する傾向がある。これらの結果から, 各々の情動性を気質の構成要素と考える理論が支持され, また, 接近における個人差は快及び恐れの傾向と独立ではないということが示唆される。