著者
藤田 菜摘子
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.90, no.6, pp.383-390, 2006-06-01
参考文献数
26

The history of lighting in Sweden from pre-modern time to the nineteen-thirties spans from the torch to the electric light. Geographically it was Swedish architects and engeneers who played a signigicantly important role in the task of improving lighting. This is particularly true when one considers lighting in the home and in shop signs. The purpose of this paper has three main points. First is to describe a short history of lighting equipment and techniques. The breakthrough of the electric light in the late nineteenth century was regarded as a symbol of Modernization. It has changed the meaning and role of night life. The use of neon signs during the nineteen-twenties was discussed as to whether this lighting would add to the urban landscape or whether it distroyed the milieu. Second this paper focuses on the relationship between how Functionalism and lighting were combined in Swedish architecture, and how functionalists and philanthropists tried to enlighten the working class during the modern era. Two functionalist housing exhibitions are examined to describe how natural and artificial light were used politically to spread a concept of Modern life in Sweden. Thirdly this paper describes streetlighting in the urban context. Through careful combination of streetlights and building design architects attempted to harmonize the ubrban landscape. The significance of townplanners analysis and interpretation of this in the urban context is discussed. Two examples from Uppsala are presented in this paper.

1 0 0 0 月刊協同体

著者
日本協同体協会 [編]
出版者
日本協同体協会
巻号頁・発行日
1974
著者
本間宗久 著
出版者
信義堂
巻号頁・発行日
1910

1 0 0 0 映画の事典

著者
映画の事典編集委員会編
出版者
合同出版
巻号頁・発行日
1978
著者
武田 靖 村井 祐一 田坂 裕司
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

気流の空間的構造を定量計測するPIV(Particle Image Velocimetry)を技術開発することを目的とし3年間の研究の実施を通じて多面的な成果を上げた. 大規模な気流計測における主要な問題は, 環境負荷の少ないトレーサを開発すること, ならびに三次元非定常構造を定量捕獲するための光学設計, さらには速度ベクトルデータの高密度化であった. 平成18年度は, トレーサの開発としWatermist法, Soap Bubble法, ならびにTuft Resonance法について検討を行い, さらにPIVに適合したトレーサの注入方法を設計・検定した. これと同時に300m規模の大気流動場を三次元計測する問題点提起実験を実施した. 平成19年度は開発したトレーサ注入法と光学系を実例計測によりデモンストレーション実験した. 計測対象は竜巻のPIV計測, 樹木や鉄塔をモデル化した透過性物体の周囲空間流動のPIV計測である. 平成20年度は大気ダウンバーストを室内モデル実験置換し, カラートモグラフィックPIV技術の実証実験を実施した. これらの開発の結果, 従来まで低密度データの2次元計測に制約されてきた気流構造計測が, 3次元高密度データ取得が可能となるに至った. また応用実験から気流のもつ固有の流動場が新たに発見され, これらについてのダイナミクスを論文等で発表した.
著者
浜端 悦治 西野 麻知子 金子 有子 安藤 元一 矢部 徹 神谷 要
出版者
滋賀県立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2004

中央・東アジア北部の湖沼で沈水植物群落の調査を行うとともに、一部の湖沼では水温の日変動を測定し、水温環境と出現種類数との関係を調べた。湧水付近の湖沼や、大湖沼では水温が低く、多くの沈水植物にとっては生育に適さないことがわかった。マツモのITS領域の遺伝型とリュウノヒゲモの葉緑体ハプロタイプを調べると、日本国内固有の遺伝型は2種共に中国ディエンチ湖と系統的に近く、過去の分布変遷の方向性が示唆された。また、リュウノヒゲモでは、フライウェイ中継湿地の集団で大陸と共通の遺伝型の割合が高い傾向が認められ、水鳥による遺伝的交流の寄与が示唆された。北米原産のコカナダモ遺伝子解析を行うと、遺伝的変異があるが、その変異に地理的なまとまりは見られず、遺伝的に異なる集団が琵琶湖に侵入した後に、各地に分散した可能性が考えられた。高い環境適応力を持ことが、この外来植物が多様なフライウェイ湿地に侵入定着した理由と思われる。フライウェイにおける水鳥の役割を調査するために、水鳥による糞の採集を各地で行い、多くの種子が水鳥の糞中に含まれることを確認した。これにもとづき、水鳥の糞の撒きだし実験を行い、糞から発芽があることを確認した。さらに、種子の体内滞留に時間に関する実験を行った。東アジアのフライウェイ湿地において、渡り鳥がどのような動物と接触しているかを探るために、日本、韓国、中国、およびモンゴルにおいて哺乳類相のセンサーカメラ調査および環境状況調査を行った。その結果、小型哺乳類と家畜は草原環境に、中型哺乳類は樹林環境に多いことが知られ、一部湿地では外来種も侵入していた。モンゴル国、韓国、日本のフライウェイ湿地で、底生動物相を比較した。3千km以上も離れた、植生や気候条件も異なるモンゴルの湖沼と琵琶湖には、ユスリカ類など小型無脊椎動物の一部に共通種が見られ、水鳥による運搬の可能性を否定できない。
著者
佐藤 宏
出版者
上武大学
雑誌
上武大学経営情報学部紀要 (ISSN:09155929)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.39-58, 2008-09
著者
星 仰 小西 一也
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.311-312, 1995-03-15

カラー合成画像はnチャンネルから3種のチャンネルを選定して、おのおのに3原色の赤、緑、青を対応させて合成する。この3チャンネルにさらに透明度を表すアルファチャンネルを合成することを新たに考える。アルファチャンネルによって画像の輝度を上下させる効果が得られる。カラー合成画像から画像データを切り出すとき、従来白線の矩形で切り出す領域を指定してきたが、領域の境界が白線に隠れるために正確に切り出したい領域の周辺に不安がつきまとった。とくに、リモートセンシングの分野ではこれがエリア抽出に問題となる。そこで、本研究では切り出す領域だけ他の部分より透明度の高いアルファチャンネルを合成する手法を実験的に試みたので、その効果について考察する。
著者
近藤 あき 中越 明日香 山本 洋紀 田中 忠蔵 梅田 雅宏 江島 義道
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.100, pp.13-18, 2004-05-21
参考文献数
6

色対比効果とは、同じ色でも周囲に存在する色に依存して異なる色に知覚される現象を指す。この効果は色を空間的に比較する脳過程の存在を示している。本研究では色の空間比較過程に関与する脳部位を、fMRIを用いて検討した。視覚刺激は等輝度のテスト刺激と周辺刺激であった。テスト刺激と周辺刺激の境界が隣接する条件と間隙がある条件(0.5°または1°)を設けた。テスト刺激と周辺刺激は実験を通して常に赤緑変調されたが、同じ位相で変化する条件と逆相で変化する条件が交互に提示された。この時、色対比が生じて、テスト刺激の物理的な色変調は一定であるにもかかわらず、見かけの色変調は逆相条件で強まった。この間の脳活動をfMRIで測定すると、間隙がない場合には、見かけの色変調に相関した脳活動が低次から高次に至る多くの視覚野で観察された。間隙が大きくなると、低次の領野では脳活動が激減したが、後頭の背側と腹側の特定の高次領野では有意な活動が残った。これらの結果から、色比較の空間範囲は視覚経路の階層が上がるにつれて広くなると考えられる。
著者
千田 昌伸 柴田 直樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LQE, レーザ・量子エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.345, pp.27-31, 2003-09-25
参考文献数
7

「III族窒化物半導体」を用いた高光度青色,緑色,短波長LEDの開発に成功したことから,従来からの赤色LEDと併せて,可視光の3原色と呼ばれる「赤」「緑」「青」がすべてLEDでまかなうことができるようになり,大型フルカラーディスプレイ,液晶のバックライト等,LEDの用途が大きく拡がってきた.また,短波長LEDを励起光源とし「赤」「緑」「青」などの蛍光体を組み合わせて光らせることによる白色LEDへの製品適用も始まった.
著者
磯野 春雄 安田 稔
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.41, no.6, pp.549-555, 1987-06-20
被引用文献数
19 3

従来の時分割立体テレビ方式の問題点であるフリッカの発生や垂直解像度の低下などを解決したフリッカレス120Hz時分割立体テレビ装置を試作し, この装置を用いて, これまで不明確であった時分割立体視の成立条件を検討した.実験には, 水平方向ばかりでなく垂直方向にも両眼視差を与えたランダムドットおよび方形パターンを対象に, 立体視可能な融合範囲を測定した.その結果, 時分割120Hz方式の融合範囲は, 水平方向視角40分以内, 垂直方向5〜7分以内となり, 従来の60Hz方式や赤-緑メガネを用いるアナグリフ方式よりも融合範囲が広く, 立体視しやすいことがわかった.また, 時分割立体視に必要なシャッタ周波数や時分割提示条件でのフリッカ知覚についても検討した.
著者
Levy Indra
出版者
太田出版
雑誌
批評空間 2期
巻号頁・発行日
no.8, pp.188-209, 1996-01