著者
阿久津 由香 飯塚 由美 篠崎 智子 佐々木 和也 清水 裕子
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.24, no.59, pp.7-12, 2000-10-19

近年の情報通信技術の発展はめざましく, 学校教育においても, 子どもたちにさまざまな情報の中から有効なものを見つけだしたり, 自ら情報を発信したりする能力を身につけさせることが重要な課題となっている.また, 教員がマルチメディアの特性を生かした授業を試みることも, 教育効果が高まることとして期待されている.本研究では, 栃木県下の小・中学校の情報教育に着目し, 教育の現状, 問題点, 教職員の意識等の調査を行い, 情報教育の基礎資料とした.また, 限られた時間だけでなく, あらゆる教科においても情報教育は展開される必要があると考え, 本研究室でマルチメディアコンテンツを用いた家庭科教材ソフトを作成し, 小・中学校の家庭科の授業に用い, 効果的な利用法を探っている.

1 0 0 0 OA EMRからESDへ

著者
大圃 研
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.3-9, 2011-02-28 (Released:2011-09-01)
参考文献数
16
著者
向井 雅明
出版者
岩波書店
雑誌
思想 (ISSN:03862755)
巻号頁・発行日
no.1013, pp.7-26, 2008-09
著者
渡邉 廣二 長濱 太造 佐渡 君江
出版者
鳴門教育大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

地域経済活性化の手段として地域通貨を見た場合,消費者の需要が地域内に向かうようにするには,消費者が地域通貨を受け取るよう促すことが必要である。消費者が法定通貨の代わりに地域通貨を受け取るのは,地域通貨を入手するのにほとんど負担を負っていないかあるいはわずかな負担で地域通貨を入手できる場合である。すなわち地域通貨を発行し運営する原資が地域外のひとびとや行政の補助金によって負担されている場合である。
著者
市井 雅哉
出版者
琉球大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2000

大学学部生625名に、現在に影響を与えている過去の出来事、IES-R(改訂版出来事インパクト尺度)、治療希望有無の質問紙を実施した。有効回答は453名(男子、181;女子、264名;不明8名;平均年齢20.2(SD=1.77))で、性被害、近親者の死、交通事故、いじめ等深刻な出来事を報告していた33名をトラウマ群(治療希望は6名)、軽い出来事を報告していた420名を健常群としてt検定を行った結果、合計点と回避・麻痺の因子でトラウマ群が有意に高く、合計点25点以上(184名)でも回避・麻痺の因子でトラウマ群が有意に高かった。性被害を受け複雑性PTSDが疑われる2名のクライエントに対して、EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)を用いた治療を行い、治療中の左右の外耳道温、心拍数を継続測定した。IES-R45前後の21歳女子大学生は、幼少期に母親から暴力的なしつけ、兄から性虐待を受けた。EMDR30回でさまざまな記憶の再処理を行い、47回の治療により症状は大きく改善した。さらに、(1)右の温度が左より高い(.25〜.39℃)、(2)左右とも施行後にかけて上昇する(左:.17℃、右:.32℃)、(3)セッションの進行につれ終了時の左の温度が高い傾向がある、(4)認知の妥当性が左右の外耳道温度や心拍数と関連があることがわかった。IES-R43の35歳主婦は、阪神大震災後の不調として、子どもとの分離不安、頭痛、不眠等の症状を訴えた。治療への恐怖感が強く、17セッション目にようやく3回の性被害が語られ、性被害及び義父の実母への暴力の記憶などEMDR11セッションで治療したが、改善が見られないまま39セッションで治療中断となった。(1)右の外耳道温が左より0.25℃高い、(2)心拍数は施行前から後にかけて3拍低下し、(3)成功したセッションでは心拍数が低い(前:10.58;後:12.25の差)ことがわかった。
著者
かげぼうし カゲボウシ
出版者
龍南會
雑誌
龍南會雜誌
巻号頁・発行日
vol.84, pp.95-98, 1901-03-22
著者
兵動 正幸 谷水 秀行 安福 規之 村田 秀一
出版者
公益社団法人地盤工学会
雑誌
土質工学会論文報告集 (ISSN:03851621)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.19-32, 1994-03-15
被引用文献数
17

The cyclic shear strength and deformation of a loose saturated sand whose shear behaviour is contractive were investigated in this study. A series of cyclic triaxial tests with various initial static and subsequent cyclic shear stresses was carried out on the saturated sand with a very low relative density. Additionally, monotonic triaxial compression and extension tests were also performed on the same sand with the similar initial conditions. Quite large residual strains were observed in cyclic triaxial tests on anisotropically consolidated specimens. Flow deformation appeared during cyclic loading and it often caused the specimen to rapidly deform to failure. The comparisons between the results of cyclic and monotonic triaxial tests indicate that the potential for the occurrence of flow deformation depends on the mutual situations between the initial consolidation and the phase transformation points in the p-q stress state diagram.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.538, pp.48-51, 2012-02-27

政権交代以降、国土交通省は高速道路の新規整備事業を凍結したり、一部の区間を無料化したりした。だが、凍結した事業は再開し、無料化も1年で継続断念。結局、元の方向性や仕組みに戻っただけだった。 実質的に何も変わらなかった一例が、事業がいったん凍結された東京外かく環状道路(外環道)だ。

1 0 0 0 OA 新刻万物画譜

著者
江側漁史 画
出版者
弘文館
巻号頁・発行日
1891
著者
古野 小百合 村田 忠彦 坂口 りつ子 藤井 淑子 竹久 文之 浜田 陽子 島田 淳子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.24, no.4, pp.306-309, 1991-11-20
被引用文献数
2

1.日頃よく食べ慣れているフルーツ21品目について,5段階による評定法で得られたデータを主成分分析することによってフレッシュ軸とカジュアル軸とで構成されるフルーツのイメージマップを作成できた。2.このマップ上では,フルーツを6つの群に分類することができ,それぞれ庶民的フルーツ群,季節フルーツ群,イメージ先行フルーツ群,柑橘系フルーツ群,ジュースレスフルーツ群,ハイクラスフルーツ群と名付けることができた。3.東北,関東,関西,九州の4地域別にこのイメ一ジマップを比較したところ,地域による差は大きくはなかった。4.生産地であることがそのフルーツのイメージに若干の影響を与えている傾向がみられた。即ち,南下するにしたがい身近度が高くたるものはびわ,巨峰,パイナップルであり,又小さい動きであるがさくらんぼ,りんご,桃,メロンについてはさかやか度がアップした。
著者
伊藤 史 赤嶺 亜紀 木田 光郎
出版者
愛知学院大学
雑誌
愛知学院大学論叢. 心身科学部紀要 (ISSN:18805655)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.45-51, 2007-03-10

二重課題法を用いて,課題に配分される注意的資源の量が,事象関連脳電位の2つのP3(初期P3と後期P3)を測定することで査定された.初期P3は刺激評価の処理を,後期P3は刺激評価後の処理を反映すると推察されている.RT only条件において,被験者(N=29)は,弁別反応(RT)課題のみを遂行し,二重課題条件において,彼らはRT課題とカウント課題を同時に遂行した.RT課題の標的刺激に対する初期P3と後期P3が測定された.初期P3振幅は,カウント課題が困難になるにつれて系統的に減衰した.一方,後期P3振幅は,RT only条件よりもカウント課題が最も難しかったときに増大した.初期P3振幅と後期P3振幅におけるこれらの結果は,知覚-中枢資源に依存した刺激評価の処理は2つの課題間で相補的であるが,反応と関連した資源に依存した刺激評価後の処理はそうではないことを示唆している.