著者
青木 崇行 赤井 純治
出版者
地学団体研究会
雑誌
地球科學 (ISSN:03666611)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.125-132, 2005-03-25
被引用文献数
1

炭素鉱物のバラエティーとして,ダイヤモンド,グラファイト,フラーレン,カーボンナノチューブ,シュンガイト等がある.これらの概要を簡単にまとめ,その上で隕石中に含まれる炭素鉱物の研究の現状についてレビューした.さらに,南極産を含む炭素質コンドライト中の炭素鉱物を透過型電子顕微鏡で観察し,予報的に記載した.この結果,これら隕石中の炭素鉱物については,ナノメートルサイズのダイヤモンド,結晶度の異なる各種グラファイト,炭素が主体の非晶質物質等,さまざまなものが含まれることが分かった.またこれらの含有量比は隕石タイプにより異なる傾向がみられた.これら微小鉱物を捉えるには高分解能電子顕微鏡法が最も有力な研究手段であることを示した.
著者
山本 一淸
出版者
天文同好會
雑誌
天界 = The heavens
巻号頁・発行日
vol.8, no.84, pp.116-117, 1928-02-25

1 0 0 0 OA 輿地新編

著者
石黒厚 訳述
出版者
栗田
巻号頁・発行日
vol.化之巻, 1874
著者
ザヴアリツスキー A. N. 竹田 英夫
出版者
地学団体研究会
雑誌
地球科學 (ISSN:03666611)
巻号頁・発行日
no.39, pp.30-37, 1958-08-28

他の地域と同様に,ウラル地方の黄鉄鉱鉱床は結晶片岩中に胚胎し,最も典型的な交代作用により生成された鉱床と考えられる.ウラルにおける調査研究の結果,母岩が変成し,一部結晶片岩化した一連の動力変成作用の時期よりも以前に,これらの鉱体は交代作用によって生成されたことが判明した.鉱体の構造および鉱物組成の点からみて,鉱体自身が相当の変成作用を受けている.構成鉱物の再配列およびある鉱物が他の鉱物によって交代されるという現象は変成条件の下においても生じている.故に,交代作用の面から,鉱石鉱物の交代作用が初生的(primary)であるとか,または変成作用によるものであるとかは,必ずしも結論出来ない.微弱な変成作用を受けた鉱床では,しばしばコロフォーム組織(colloform texture)が残っている.またごくわずかに変成された鉱体中には,初生の白鉄鉱と繊維亜鉛鉱が見出される.これらの特徴的な組織や鉱物はより高度に変成された鉱床中にはみられない.鉱体は結晶片岩の構造に調和した特徴的なレンズ状を呈しているが,この形態は変成作用の構造運動によって生じたものである.種々のウラルの黄鉄鉱鉱床にみられる差異は,そのほとんどが変成条件の差を反映したものであって,鉱床が最初沈積したときの差によるものではない.
著者
西村 宏子 山本 悦生 山内 盛雄 岩永 迪孝 藤田 佳代子 岩崎 博 佐藤 宏昭 竹内 俊二 鶴原 秀晃
出版者
耳鼻咽喉科臨床学会
雑誌
耳鼻咽喉科臨床 (ISSN:00326313)
巻号頁・発行日
vol.76, no.2special, pp.328-337, 1983 (Released:2011-11-04)
参考文献数
31
被引用文献数
1

昭和52年1月から昭和57年9月までの6年9ヵ月間, 京大病院耳鼻咽喉科を訪れた顔神麻痺患者662名について統計的観察を行い以下の結果が得られた.(1) 顔神麻痺患者は, 外来新患数の1.8%を占めていた.(2) 年度別発生件数では, 各年ともベル麻痺が1番多く, 62.0~80.5%を占め, その他の頻度はまちまちであった.(3) 診断別分類では, ベル麻痺が1番多く, 447例 (67.5%), 以下, ハント症候群59例 (8.9%), 手術損傷性45例 (6.8%), 頭部外傷性45例 (6.8%), 先天性23例 (3.5%), 耳炎性15例 (2.3%), 中枢性6例 (0.9%), 側頭骨外疾患4例 (0.6%), 聴神経腫瘍2例 (0.3%), その他16例 (2.4%) であった.(4) ベル麻痺, ハント症候群における男女の差は著明でなかった.(5) ベル麻痺, ハント症候群とも左側にわずかに多かった.(6) ベル麻痺, ハント症候群の月別発生頻度は, 前者は11月に少なくなっている他は著明な差は見られなかった. 後者も季節的な一定の結論を出すのは困難であった.(7) ベル麻痺, ハント症候群とも青壮年が多く罹患していた.(8) 再発性麻痺は40例あり, 一側反復性麻痺14例, 両側交代性麻痺25例, 両側同時性麻痺1例を含んでいた.(9) ウイルス感染については, 検索を行った73例のうち, 感染ベルは21.3%で, ハント症候群では75%に帯状疱疹ウィルスに感染が認められた.

1 0 0 0 OA 朝鮮群書大系

著者
朝鮮古書刊行会 編
出版者
朝鮮古書刊行会
巻号頁・発行日
vol.別集 第5輯, 1916
著者
顧 漢忠 高橋 治久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
巻号頁・発行日
vol.95, no.346, pp.63-70, 1995-10-28

本論文では、概念学習における学習曲線を評価するために仮説検定不等式を直接適用する近似手法を導入し、学習アルゴリズムの学習曲線の解析を行う。このため、最悪ではないが、Gibbs学習アルゴリズムよりも汎化性能において劣り、しかもoverfitting問題に関する評価に適するill-posed学習アルゴリズムを導入し、解析を行う。本文における学習曲線の上界の評価においてはVC次元ではなく、ネットワーク上でのパラメーター数以下の値を持つ係数(Regular Interpolation Dimension)が現れる。このためVC理論よりも良い上界となり、しかも、統計物理的な手法よりも一般的な結果が得られる。
著者
小西 光一 武岡 英雄 帝釈 元
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
Crustacean research (ISSN:02873478)
巻号頁・発行日
no.24, pp.69-77, 1995-12-15

テナガオオホモラの抱卵雌からのふ化による第1ゾエアを記載し,その幼生形質を既知種および同じ原始短尾亜区の各科と比較検討した.本種はオオホモラ属内ではParomola cuvieriと良く似ているが,Aikawa(1937)によるオオホモラのそれとは異なっている.しかしながら後者の場合では再検討を要する形質があり,これを除くとホモラ科のゾエアは2つのグループに分けられる.一方幼生の比較が可能な原始短尾亜区の4科の中で,アサヒガニ科の幼生は真正カニ類に似ている.ミズヒキガニ科のゾエアはホモラ科のものに酷似するが,第2顎脚内股の剛毛配列で区別出来る.これら2科はカイカムリ科とアサヒガニ科の中間的な存在である.