著者
大友 敏明
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.528-533, 2005-12-01

山梨大学附属図書館は, 平成14年10月に旧山梨医科大学附属図書館と統合し, その後法人化を経験した。大学統合と法人化という2つの要因は, 図書館に, (1)図書館資料の集中管理, (2)資料費配分構造の見直し, (3)電子資料費の共通経費化などの懸案の改革を実行する絶好の機会を生んだ。現在, 増築・改修計画と資料の仲介システムの検討が進められる一方で, 学習用図書費の数値目標の設定, 電子資料費の傾斜型予算配分など資料費の配分構造の見直しが決着した。一連の改革は, 統合によって生じた摩擦を法人化という外的ショックが吹き飛ばし, いっきに2つの附属図書館をひとつにした。
著者
内水 主計 江南 義之
出版者
神奈川大学
雑誌
神奈川法学 (ISSN:0453185X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.367-396, 1985
著者
井口 俊夫
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
東京大学宇宙航空研究所報告 (ISSN:05638100)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.1001-1018, 1978-08

成層圏中の微量成分を観測する目的で,気球搭載用質量分析装置を製作した.装置はそれ以前の物に比べ,分析器部分を磁場偏向型の物から四重極型の物にかえるなど,改良がなされた.この装置を用いて1977年8月30日に気球観測を行った.得られたデータを検討した結果,観測装置に問題があるように思われた.それを明らかにするために室内実験を行った.その結果,イオン・ポンプからのガスの再放出,イオン・ソースでの反応,イオン化に伴う二次生成物の影響など問題が多く,成層圏中の大気組成を正確には測っていないことが明らかになった.これら気球実験および室内実験を通して明らかになった装置の問題点と今後の展望について述べる.
著者
遠藤 由美
出版者
関西大学
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.29-41, 2006-03-25

本研究の目的は、社会的排除と拒絶への反応に対する自尊感情の影響を検討することである。大学生は排除条件と拒絶条件の2条件に割りあてられ、主人公が暗黙裏に排除されるか、または参加を希望したのに拒絶されるかのいずれかの仮説的物語を読んだ。次に、知覚された受容、感情、社会性、友人や恋人からの受容期待に関する種々の質問に回答した。自尊感情高群も低群も排除より拒絶に対してより否定的な反応を示した。しかし、この2群は排除条件において、友人・恋人からの受容期待では異なる反応を示した。すなわち、排除条件において自尊感情低群だけが、受容期待を低めたのである。このような結果に対して、自尊感情低群の否定的関係的自己評価の観点から考察がなされた。

1 0 0 0 葬と供養

著者
五来重著
出版者
法藏館
巻号頁・発行日
2009
著者
比嘉康雄著
出版者
集英社
巻号頁・発行日
2000
著者
-
出版者
琉球大学移民研究センター
雑誌
移民研究 (ISSN:18810829)
巻号頁・発行日
no.5, pp.129-151, 2009-03

1. ブラジル移民百周年記念シンポジウム 日時:2008年8月25日(月) 場所:マスクードプラザホテル(サンパウロ市) 主催:琉球大学移民研究センター 協力:ブラジル沖縄県人会 2. アルゼンチン移民百周年記念シンポジウム 日時:2008年8月30日(士) 場所:沖縄県人会館(ブエノスアイレス市) 主催:琉球大学移民研究センター 協力:在亜沖縄県人連合会
著者
西田 孝太郎
出版者
Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.374-378, 1934

前に記載した實驗結果はこれを次の如く要約することが出來る.<br> (1) 蘇鐵種子の重量はその成熟中或時期までは増加すれども以後減少する,而して種子を胚乳部と種皮部との部分別として考へても何れも同樣の傾向を示すのである.<br> (2) 胚乳中の水分は漸次減少したる後増加する,然るに種皮中の水分は漸次減少する一方である.<br> 以下胚乳部の成分について述ぶれば;<br> (3) 灰分,純蛋白,澱粉,糊精及び可溶無窒素物の含量は水分量と正反對に次第に増加し一定時期に最大となり,後再び減少するのであつて,此等の諸成分は乾物量と全く平行する傾向を示して居る.<br> (4) 糖類は成熟中漸次増加する傾向を示すのであるが,これと全く反對に非蛋白窒素化合物及び粗纖維の量は明かに次第に減ずる.<br> (5) 脂肪の含量は次第に減少したる後再び増加する傾向を示すに反し,粗蛋白は一時増加したる後減少する.<br> (6) 8月30日採取の試料は著しく未熟で水分含量が極めて大であるが,各成分を乾物量に改算する時特に甚しく目立つのは,非蛋白窒素,還元糖及び灰分の割合が極めて大いことゝ澱粉の割合が少いことである.蓋しこれは蛋白及び澱粉合成の初期にある種子として當然のことであらう.<br> (7) 澱粉原料としての蘇鐵種子收穫の適期は,第2表から判る樣に澱粉含量の最も多い11月下旬と云ふことが出來る.然し第1表に示す通り胚乳の重量の關係上,種子1個中の澱粉の絶對量は第3表の通りに10月下旬採取のものが最も多い結果になつて居る.然し乍其差は僅少であるから結局蘇鐵種子收穫の適期は10月下旬に初まり11月までゞあると云ふことが出來ると思ふ.
出版者
医用画像情報学会
雑誌
放射線像の研究 解析と評価 (ISSN:21870225)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.241-274, 1969-04-01 (Released:2012-08-27)
参考文献数
52
著者
福富 久夫
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.138-139, 1985-12-19
著者
宮坂 賢一
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.300, pp.48-51, 2009-09

2009年8月4日、山田日登志は、事務用封筒を製造するムトウユニパックの野木工場(栃木県野木町)を訪れた。2回目の訪問だったが、前回は視察だけで、この日が事実上初めての指導となった。 指導会の開会式で、社長の武藤佳 資があいさつに立つと、会場に勢ぞろいした社員から一斉に声が上がった。
著者
村上 陽三 平松 高明 前田 正孝
出版者
日本応用動物昆虫学会
雑誌
日本応用動物昆虫学会誌 (ISSN:00214914)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.29-41, 1994-02-25
被引用文献数
2 12

導入天敵の効果に及ぼす土着天敵の影響を予測する目的で,チュウゴクオナガコバチ未分布地の宮城・岡山両県で,1991年春から2年間にわたってクリタマバチの寄生者複合体について調査を行い,熊本県のチュウゴクオナガコバチ放飼園での結果と比較した。<br>1) 寄生者複合体の構造は地域によって異なり,土着の一次寄生蜂は宮城で3種,岡山で8種,熊本で12種観察され,南に向かうほど種数が増加する傾向が見られた。宮城と岡山での優占種はクリマモリオナガコバチであったが,その優占の程度は異なり,宮城では著しく高く岡山では比較的低かった。熊本ではキイロカタビロコバチとオオモンオナガコバチが優占種であった。また同じ地域でも環境条件の違いによって寄生者複合体の構造が異なった。<br>2) 寄生率は宮城と岡山の間で差は認められず,また寄生者種数との間の相関は見られなかったが,周辺の植生,寄主密度,随意的高次寄生者の影響がうかがわれた。<br>3) 宮城と岡山で優占種であったクリマモリオナガコバチは,終齢幼虫期に高い死亡を受け,終齢幼虫初期密度と死亡率の間には宮城では有意な相関が見られなかったが,岡山では有意な負の相関が認められた。MORRISの方法で分析した結果,岡山では本種は密度逆依存の死亡を受けることが示唆された。<br>4) クリマモリオナガコバチの幼虫と蛹を攻撃する随意的高次寄生者は4種認められたが,そのうちの2種<i>Eupelmus</i> sp.とトゲアシカタビロコバチが岡山と熊本で高い寄生率を示した。これらの随意的高次寄生者の二次寄生が,クリマモリオナガコバチの終齢幼虫期の密度逆依存的な死亡要因となっているものと推察された。<br>5) 以上の結果から,将来クリマモリオナガコバチの近縁種であるチュウゴクオナガコバチが,宮城・岡山両県に導入された場合には,岡山では随意的高次寄生者の二次寄生による密度逆依存的な死亡のために,チュウゴクオナガコバチの増殖に長年月を要するが,宮城ではその作用が弱いので,短期間のうちにヂュウゴクオナガコバチの密度が増加するであろうと予測された。