著者
百武 ひろ子
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18845258)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.223-228, 2019 (Released:2019-04-26)
参考文献数
11

Implementation of training system of the ability to plan and manage social consensus building projects at the level of local government officials have already started all over the country. However, the consciousness of officials for social consensus building has not yet been grasped. This study will show the analysis of questionnaire by newly employed officials in Hiroshima prefecture. The purpose of the study is to make a suggestion toward the subject of acquiring the ability for the local officials to make a collaborative work with multi stakeholders.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1931年10月14日, 1931-10-14
著者
横山 真男 斉藤 勇也
雑誌
研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC)
巻号頁・発行日
vol.2015-EC-35, no.22, pp.1-6, 2015-02-23

1980 年代から 2000 年にヒットした邦楽の楽曲構造を分析し可視化を行った.対象として,オリコンランキングの 1980 年から 2007 年の各年で Top10 に入る楽曲について調査した.本研究では,曲のサビに注目し,コード進行の頻度やパターン,シンコペーションの数,動機のパターンを取り上げ,年毎にその特徴を分析した.
著者
野尻 雅美
出版者
日本健康医学会
雑誌
日本健康医学会雑誌 (ISSN:13430025)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.99-102, 2015-07-31 (Released:2017-12-28)

看取りのない高齢者の孤独死は避けたい死と考えられてきました。ところが,個の自立している(QOLの高い)高齢者の死は「ひとり死」であり,看取りの有無に関係なく,「満足死」,「幸せ死」,「安寧死」です。一方,個の自立してない(QOLの低い)高齢者の死は「一人死」であり,看取りの有無に関係なく「孤独死」,「孤立死」です。これより単身高齢者には定期的な見守りとともに,自立心向上への支援が必要です。
著者
京極 真
出版者
公益社団法人 北海道作業療法士会
雑誌
作業療法の実践と科学 (ISSN:24345806)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.61-67, 2020 (Released:2020-11-30)
参考文献数
17

:本論では,作業療法士のための質的研究の始め方を解説する.作業の知識を明らかにするうえで,質的研究と作業療法の相性は非常によく,その活用は作業療法にとって欠かせない.それゆえ,作業療法士は質的研究のメリットとデメリットを理解したうえで実施することが期待される.質的研究の始め方のコツは,質的研究のプロセス,質的研究法,質的研究報告ガイドラインを理解したうえで作業中心にアプローチするところに求められる.作業療法士は作業を核にした研究課題,データ収集,データ分析,理論構築を実施し,データに根ざした作業の知識を創りだす必要がある.
著者
藤田 喜久 佐伯 智史 仲吉 将一 福島 新 成瀬 貫
出版者
日本甲殻類学会
雑誌
CANCER (ISSN:09181989)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.11-19, 2021-08-01 (Released:2021-08-26)
参考文献数
12

An endangered freshwater crab, Ryukyum yaeyamense (Minei, 1973) (Crustacea: Decapoda: Brachyura: Potamidae), is recorded for the first time from Kohamajima Island, Yaeyama island group, southern Ryukyu Islands, Japan. Kohamajima Island becomes the third distributional island of the species. The morphological characteristics of the species, their habitats, and ecological notes of the species are provided.
著者
近藤 泰弘
出版者
訓点語学会
雑誌
訓点語と訓点資料 (ISSN:04546652)
巻号頁・発行日
vol.127, pp.120-131, 2011-09
著者
山岸 明子
出版者
順天堂大学
雑誌
医療看護研究 (ISSN:13498630)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.8-15, 2005-03-19

発達心理学が明らかにしてきた知見を参照しながら,思春期の心の危機を描いた文学作品-村上春樹氏の「海辺のカフカ」-について分析を行った。まず思春期とはどのような時期であり,思春期危機に関与している要因は何か,また危機を乗り越えるためには何が必要なのかに関する発達心理学の見解について述べ,それらと関連させながら,15才の主人公がどのような問題をかかえ,にもかかわらずなぜ危機を乗り越えることができたのかについて分析した。危機的状況を乗り越えることを可能にした要因として,1)情緒的及び実際的に支えてくれる人との支持的で暖かい関係,2)自分が必要とされている価値ある存在であることの実感と,「母親の過去」の事情を理解し許す気持ちになったこと,3)自立して生活する能力や,自己を内省したりコントロールする力-自我の強さをもっていること,が抽出された。それらは発達心理学が明らかにしてきたこととほぼ対応するものであった。
著者
石田 知子
出版者
科学基礎論学会
雑誌
科学基礎論研究 (ISSN:00227668)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.59-79, 2020 (Released:2020-04-11)
参考文献数
39

The common idea that a gene encodes a phenotypic character has played an important role in the theory of evolution, one of whose origin is population genetics. Today, the relationship between a gene and a phenotype is sometimes interpreted informationally, i.e., a gene conveys phenotypic information. In this study, the nature of genetic information about phenotypes is discussed by considering teleosemantics. It shows that phenotypic information is not carried by a single gene, but by a genome containing multiple genes and the regulatory regions which form the related gene networks.
著者
堀江 秀樹
出版者
日本茶業学会
雑誌
茶業研究報告 (ISSN:03666190)
巻号頁・発行日
vol.2018, no.126, pp.1-8, 2018-12-31 (Released:2021-01-01)
参考文献数
56

抹茶の需要が拡大している。本稿においては,抹茶の品質と成分の関係,泡立ちや粒度に関する研究,抹茶の機能性に関わる研究の現状について紹介した。