著者
荒木 直行
出版者
公益社団法人日本航海学会
雑誌
Navigation : 日本航海学会誌 (ISSN:09199985)
巻号頁・発行日
no.142, pp.66-70, 1999-12-25
参考文献数
13
被引用文献数
1
著者
三浦 翔平 西村 麻美 小林 範久
出版者
THE SOCIETY OF PHOTOGRAPHY AND IMAGING OF JAPAN
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.134-135, 2005

We studied electrochemical properties of electrochromic materials, which showed reversible color change by electronic stimuli, from a view point of paper-like electronic imaging device. Electrochemical materials showing color changes from clear to the three primary colors such as RGB or CMY should be required to realize full color paper-like electronic imaging decvice. In this paper, we studied electrochromic characteristics of phthalate derivatives from the view point of its color and the electrochromic mechanism for paper-like display.
著者
山口 勝巳 屋敷 和佳
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.77, no.682, pp.2705-2713, 2012
被引用文献数
2

This paper aims to grasp the structure of the teacher evaluation for the open plan classroom environment of the elementary school based on the questionnaire survey for the teachers in three public schools.<br>1) In Different three Schools where are in a classroom form, a sound becomes the big problem.<br>2) For an open plan classroom, a teacher of 60% does an affirmative evaluation in two schools.<br>3) In the expensive school of flexibility of the space is active, but the affirmative evaluation does not reach 20%.<br>4) The teachers of the teacher in charge of the class in particular do a severe evaluation.<br>5) Most teachers hope for classroom space with the movable partitioning that they can easily shut.
著者
松永 高司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.923, pp.77-79, 1998-01-12

女子プロレス団体の最古参だった全日本女子プロレス興業(東京・目黒区)は、1997年10月20日、2度目の不渡りを出して倒産しました。かつては、「マッハ文朱ふみあけ」「ビューティーペア」「クラッシュギャルズ」といった人気レスラーを育ててきました。しかし、3年ほど前からの女子プロレス人気の低迷によって、苦しい経営が続いていました。

2 0 0 0 OA 特許

出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.32, no.11, pp.649-650, 1953-11-30 (Released:2010-06-28)
著者
鈴木 光
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.66, no.2, pp.45-57, 2015-10-27

アカタテハ幼虫をムラサキツメクサで室内飼育し,その生育状況を調べた.野外で捕獲したアカタテハ(メス)から卵を得て,孵化した幼虫をマオで飼育し,1〜5齢に達した幼虫を順次ムラサキツメクサ食に移行させて,その生育状況をマオ食幼虫(対照群)と比較し観察した.対照群幼虫は,1〜5齢のどの段階からムラサキツメクサ食に移行させても蛹・成虫にまで生育できたが,生存率は低く,ムラサキツメクサ食の期間が長いほど幼虫期間が長く,蛹化率も蛹の羽化率も低かった.蛹重と蛹長を比較すると,ムラサキツメクサ食群は対照群に比べ小型で,成虫の前翅長も短かったが,成虫の翅の形態や翅紋に異常は認められなかった.以上の結果から,ムラサキツメクサは,飼育環境下においては,アカタテハ幼虫の代用食になり得るが,好適な食草ではないことが示唆された.
著者
三橋 洋子 小林 幸子
出版者
和洋女子大学
雑誌
和洋女子大学紀要. 家政系編 (ISSN:09160035)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.139-149, 2000-03

永平寺の修行僧の食事には曹洞宗の開祖・道元禅師によって書かれた「典座教訓」の精神が根底にある。そこには「僧の役割の一つである炊事,調理を分担する典座は仏に仕える修行の心に通じる」と書かれており,そこに説かれている「赴粥飯法」の精神から現在失われがちな食に対する感謝や自然の恵みに対する謙虚な態度を学ぶことができる。永平寺で実際供されている食事はどのようなものか,またそれらはなぜ食する人々の心を捉えるのであろうか。今回その調査のため永平寺に赴き参籠した。永平寺典座・山脇氏の好意により修行僧に供される食事の献立を入手することができた。それによると,小食(朝食)は粥,胡麻塩,沢庵といった質素なもの,中食(昼食)・薬石(夕食)は主食,汁物,平,小皿で様々な食材,調理法を用いたバラエティーに富んだ内容であった。使用される食材は穀類,野菜類,果実類,豆類,きのこ類,海草類などで,当然のことであるが肉,魚,卵,乳製品は使用されておらず修行僧の一日の摂取熱量は1,000&acd;1,200kcal程度である。その中で健康を維持し毎日の厳しい修行を持続させることができるのは精神修行によるものが大きい。しかしそれだけでなく若い修行僧にも受け入れられるような食材料,調理法の工夫がなされていることも献立を見て知ることができる。食材に対する愛と感謝の気持ち,食べてもらえる喜びすなわち喜心,老心,大心の「三心」にこそ永平寺の精進料理が尊ばれる理由があることが修行僧の生活の中から伺うことができる。
著者
鈴木 裕之
出版者
公益財団法人 史学会
雑誌
史学雑誌 (ISSN:00182478)
巻号頁・発行日
vol.125, no.6, pp.37-62, 2016 (Released:2018-10-05)

本稿の目的は、内裏の夜間警備(夜行・宿直)の分析から、摂関期における左右近衛府の機能を検討することである。律令制以来、衛府は内裏警備を主たる職掌とした。夜間の警備も同じく規定されていた。延喜式段階でも、その職掌は継承された。本稿の問題意識は、このような内裏の夜間警備が摂関期(一一世紀)に機能していたか、あるいは貴族に認識されていたかという点にある。従来の研究で否定的に理解されてきた摂関期の左右近衛府の治安維持機能について、内裏夜行・宿直の観点から再検討した。 まず、延喜式の夜行・宿衛規定の分析を起点とした。夜行に関する諸規定から、六衛府すべてが内裏・大内裏の夜行に関与していることを指摘した。内裏夜行の検討が、摂関期の左右近衛府の性格を知るうえで有効であると判断した。また、宿衛は考第・昇進の条件として考えられていた。内裏夜行・宿衛の実態史料の分析から、その日常性が確認できた。 次に、一一世紀の左右近衛府の内裏夜行・宿直を考えるため、行事書・儀式書から次第を確認し、古記録から実態を検討した。その結果、摂関期における左右近衛府の内裏夜行・宿直の日常性が明らかとなり、貴族が治安維持組織たる左右近衛府を認識していたことを指摘した。 最後に、内裏夜行・宿直の有効性を補足する論点として、内裏火災における左右近衛府の活動に着目した。摂関期の内裏火災において、消火活動と予防組織としての左右近衛府の姿がみられた。消火・予防という活動の背景には、内裏夜行・宿直の有効性とそれに付随する貴族認識があると考えた。 従来の研究で否定的に理解されてきた左右近衛府の治安維持機能を、内裏の夜間警備を通じてみることで、肯定的に捉えようとしたのが本稿である。儀式関与・芸能・摂関家への奉仕など、様々な存在形態が認められる左右近衛府であるが、本来的な治安維持組織としての姿もその一つとして認めるべきであると結論づけた。
著者
林 拓也
出版者
日本行動計量学会
雑誌
行動計量学 (ISSN:03855481)
巻号頁・発行日
vol.44, no.1, pp.73-84, 2017 (Released:2017-12-01)
参考文献数
35

This study focuses on workers' differentiation in occupational cognition based on the subjective evaluation of distance between self and various occupations. Data from a Web survey conducted in 2013 are used. The sample consists of males or females in labor force between 20 and 59 years old. In the analyses I applied the Reduced K-means cluster analysis and 2 to 10 clusters of respondents were extracted. I adopt the 6 cluster solution with 4 dimensions. These clusters are interpreted in terms of affinity to occupations; (1) high status, (2) low status, (3) routine manual (male dominated), (4) high autonomy (male dominated), (5) personal service with professional, technical skills (female dominated), and (6) nonmanual in bureaucratic organization (female dominated). Then, I analyze the relationships between the cluster membership and several occupational traits of respondents to examine the differentiation of occupational groups. Implications of findings are discussed in terms of social class and gender segregation.
著者
山本 健二 浅尾 哲次 赤峰 昭文 中西 博 TETSUJI Asao 浅尾 哲治
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1997

歯周病の主要な病原性細菌Porphyromonas gingivalis(以後ジンジバリス菌)は自身の生存戦略に必須の物質として2つの主要なシステインプロテアーゼArg-gingipain(Rgp)とLys-gingipain(Kgp)を産生している。両酵素は細胞内外に存在し多様な機能を果たしている。細胞外にあっては、両酵素は歯周組織を直接したり、宿主の生体防御機構を破壊したりして歯周病原性を発現する一方、菌体にあっては自身の成長・増殖に必須のヘムやアミノ酸の獲得や菌体表層蛋白質の具プロセシング、血球凝集素活性やヘモグロビン結合活性などに強く貢献していることが明らかにされた。本研究の目的は、両酵素のこうした多様な機能の詳細な機能の解明を通じて、これらを薬物標的とした創薬研究を推進することにあった。とくに本研究では、Rgpに対する特異的な天然ならびに人工の阻害剤が探索され、それらの有効性を検定するとともに歯周病治療薬として実用化していくための具体的な方法論が検討された。天然の阻害物質としては、土壌の放線菌FA-70株の培養物中に本酵素活性を阻害する物質(FA-70C1と命名)を同定・単離し、構造を決定した。本物質は構造式C_<27>H_<43>N_9O_7で表され、分子量606の新規物質であった。またヒト唾液中にRgpを阻害する物質としてヒスタチンが同定された。ヒスタチンを含む宿主蛋白質のRgpによるペプチド結合の切断特異性に基づいて10種類以上のオリゴペプチドが合成され、その中から、Rgpを強く阻害するトリペプチド化合物(KYT-1と命名)を見出した。FA-70C1およびKYT-1はともにRgp活性を10^<-8>Mで80%以上阻害するのに対し、宿主のシステインプロテアーゼのカテプシンB、L、K、Sは同じ濃度で50%以下の阻害しか示さなかった。また、両阻害剤はRgpがもつコラーゲン分解能や免疫グロブリン分解能を強く阻害した。