著者
山本 澄子
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.109-114, 2003 (Released:2003-08-13)
参考文献数
6
被引用文献数
7 8

バイオメカニクスの観点から身体運動の理解に必要な重心,床反力,関節モーメント,パワーについて解説する。重心の動きは外力である床反力の結果であり,床反力を決めるのは筋活動である。関節モーメントは動作中の筋活動を表す指標であり,関節モーメントと関節角速度より求められるパワーによって筋の活動様式を知ることができる。ここでは平地歩行のデータを示して,歩行中の各関節まわりの筋の働きについて述べる。
著者
西山 夘三
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.59, no.461, pp.199-200, 1994-07-30 (Released:2017-01-27)
被引用文献数
1 1

This is a review to the article titled " Design Theme of Architects in "SHIN-KENCH1KU", one of pupular architectural journals of Japan, after World War II". Although the discussant is like to evaluate to this trial for the development of design theory and stream, some previous consideration to choose the data source that is SHIN-KENCHIKU'. The architectures and architects on this magazine are selected as a jounalistic sense time by time, then some kind of reason to choose this eccentric material should be explained.

2 0 0 0 OA 十二ヶ月花合

著者
豊原国周 筆
出版者
武川清吉
巻号頁・発行日
vol.9, 1880
著者
武内 有城
出版者
日本臨床外科学会
雑誌
日本臨床外科学会雑誌 (ISSN:13452843)
巻号頁・発行日
vol.71, no.7, pp.1909-1915, 2010 (Released:2011-01-25)
参考文献数
8
被引用文献数
4 5

Mohsペーストは塩化亜鉛を主成分とする組織固定剤で,皮膚の悪性腫瘍などのchemosurgeryに応用されている.今回,われわれは切除不能の進行乳癌で皮膚潰瘍から出血を繰り返した症例と進行肺癌の腹部皮膚転移の自壊による悪臭と浸出液,疼痛の著明な症例に使用し,有用であったので報告する.症例1は60歳代女性で,左乳癌潰瘍部(papillotubular carcinoma)からの出血後失神をきたし,緊急入院となった.乳癌は11×6×11cm,T4N3M1 Stage IVで,根治手術不能のためにホルモン化学療法を施行した.潰瘍からの出血が続くため,Mohsペーストを施行し,24時間で出血は止まり,1週間で完全壊死となり,約2週間で自己融解から自然脱落した.症例2は,60歳代男性で進行肺癌(squamous cell carcinoma,T2N2M1 Stage IV)の腹部の皮膚転移で悪臭と浸出液,疼痛が著明で,患者のQOL(quality of life)を低下させていたが,ペースト使用5日目で悪臭と浸出液は消失し,ペースト塗布と切除を繰り返して約4週間で腫瘍部は平坦化し,疼痛も軽減した.

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1893年12月29日, 1893-12-29
著者
星野 豊
出版者
学事出版
雑誌
月刊高校教育
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.98-99, 2010-02
著者
藤戸 麻美 矢藤 優子
出版者
一般社団法人 日本発達心理学会
雑誌
発達心理学研究 (ISSN:09159029)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.135-143, 2015 (Released:2017-06-20)
参考文献数
24

本研究では,幼児を対象にうそ行動の前提要因となる認知的基盤について検討した。4~6歳児75名を対象にうそ課題と誤信念課題,葛藤抑制課題,反事実的推論課題を実施し,うそ課題とそれぞれの課題の成績間の関連をみることで,うそ行動に必要な認知的基盤を検討した。重回帰分析の結果,誤信念課題と月齢の交互作用および反事実的推論課題の交互作用が認められた。誤信念課題との関連は,4歳児のみでみられた。誤信念の理解がうそ行動の前提要因として不可欠であるという従来の知見とは一致せず,誤信念理解はうそ行動に必要不可欠な認知的基盤であるとはいえない。また,全年齢群で反事実的推論課題との関連が認められたが,特に6歳児ではその関連がもっとも強かった。この結果は,年齢が上がるにつれて,うそ行動の前提要因としての認知的基盤が,誤信念理解から反事実的推論能力へと推移していくだろうことを示している。つまり,年齢範囲によって,うそ行動の認知的基盤が異なる可能性が明らかとなった。この可能性からは,4歳児にとってのうそ行動とは,他者のこころの状態の推測に基づいて行われる行動だと考えられる。誤信念理解ができている年齢時期だと考えられる6歳児では,現実とは異なる仮定を想定し,それに基づいて結果を推論するという反事実的推論の能力を支えとして,うそ行動を行うようになると考えられる。
著者
鳥羽欽一郎 [ほか] 著
出版者
集英社
巻号頁・発行日
1985
著者
高橋 央
出版者
早稲田大学大学史資料センター
雑誌
早稲田大学史記要 (ISSN:05111919)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.53-76, 2015-02-27