著者
上野 香里 鈴木 健也 小澤 英昭 外村 佳伸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.9, pp.19-24, 1998-01-29
被引用文献数
1

ブックメタファは、ビデオ・静止映像・音・文字等の情報を含むマルチメディア電子本を初心者が簡単に作成および閲覧できるツールである。本報告では、コンピュータをあまり使いこなせない人に対して、WWW上で情報を読みやすくするビューアとしてブックメタファを用いる方法を紹介する。ブックメタファを用いれば、目次や各項目が一元的に並ぶため、階層を意識する必要はなく、また、前進と後退の操作だけで情報を閲覧できる。コンピュータ上で文書を閲覧する際のブックメタファの有効性を検証するため、ブックメタファと一般的なWWWブラウザとを用いて、マルチメディア情報をコンピュータ上で閲覧する効率を比較する認知実験を行った。その結果、ブックメタファを用いれば初心者でもページめくり操作のみで閲覧できるため、文書全体をコンピュータ上で閲覧する際に特に有効であることがわかった。The book metaphor is a hypermedia database system with a book-like user interface. We have been creating electronic on-line manuals with this system up to now. Browsing data through the book metaphor is easy for novice computer users. When such users browse WWW data, they tend to be obstructed by the style of the HTML viewer and the rapid movement to other nodes in the data structure. This paper proposes that the book metaphor be used in a WWW data viewer. By using this viewer, users can scan the data using only forward and backward operations: they don't need to be aware of the underlying hierarchy, because the table of contents, data pages, and index fall in a linear progression. This paper examines the effectiveness of the book metaphor as a WWW data viewer.
著者
久保田 千太郎 松坂 要佐 小林 哲則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.708, pp.49-56, 2000-03-17
被引用文献数
2

ロバストかつ高精度・高速な顔画像処理システムを実現し, これを対話ロボットに組み込んでグループ会話を実現した.グループ会話とは, 複数の話者を同時に相手にする対話形態である.グループ会話に円滑に参与するためには, 発話者が誰であるか, および発話が誰に向けられているか等の, 対話の状況を把握する必要がある.この目的には, 顔向きや個人の認識を行なう画像処理が重要な役割を演じる.この際, 画像処理システムには, 環境変化にロバストであることや, 高精度でかつ実時間処理に適していることが必要とされる.本研究では, 前者には顔領域を抽出する手掛かりとなる肌色尤度モデルを逐次更新することで, また後者にはパターン認識に適した高精度情報圧縮を実現する独立成分分析を適用することで達成した.この画像処理システムにより, グループ会話に必要な状況把握が可能となり, 自然なグループ会話の実現に貢献することを確認した.
著者
佐藤 毅彦
出版者
甲南女子大学
雑誌
甲南女子大学研究紀要. 文学・文化編 (ISSN:1347121X)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.41-53, 2003-03-18

前年に続き,日本の女性ミステリ作家の作品に描かれている図書館・図書館具について検討した。今回は,いずれも1950年代生れの,小池真理子,雨宮町子をとりあげた。小池真理子の作品には,学生と図書館との関わりを描いたものが多い。図書館で何かを調べるケースでは,必ずしも日常的には図書館と縁のないような人物が,利用している。また,図書館員については,両者の作品とも,利用者からの質問に対応する場合,必ずしもその専門的なやりとりが強調されているとは言えない。図書館について,現在の日本で定着しているイメージが存在している状態のままで,新しいサービスの方向性をめざしても,利用者に充分に活用されないこともありうる。図書館のイメージを戦略的見地から考える必要がある。
著者
内田 次郎 MuzahidulA.K.MIslam 稲葉 直貴 片山 喜章 陳慰 和田 幸一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告アルゴリズム(AL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.49, pp.33-40, 2006-05-18

センシング機能、通信機能を備えた小型センサーデバイスから構成されるネットワークをセンサーネットワークという。センサーネットワークに対し、"オーバーヘッドやエネルギー消費量の最小化"などの利点を持つアーキテクチャの構築方法としてクラスタリングが挙げられる。本研究では、[2]で提案されているアーキテクチャが持つ望ましい性質を維持しつつ改良を加え、タスクの完了時間やその拡張などの面においてよりよい性質を持った三つのアーキテクチャおよびそのメンテナンスのためのアルゴリズムを提案する。A sensor network is a collection of transmitter-receiver devices (referred to as nodes). Clustering is seen as the step to provide the flat sensor network topology with a hierarchical architecture with properties such as minimizing communication overhead and minimizing the overall power consumption. In this paper we improve the architecture [2] maintaining the desirable properties and propose three architecture and maintenance algorithms which has the better properties about the completion time of tasks, expansions of tasks, and so on.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1046, pp.162-165, 2000-06-19

英語は確かに、国際的な言語にはなっていますね。最近、「英語の第2公用語論」というのが登場しましたが、これはおもしろい議論です。ただこれは、英語がすばらしい言語だから公用語にしようというのではなく、日本人が世界に向かって自分の意見を述べて、英語国民に対抗していくには英語に習熟するしかないぞ、ということでしょう。
著者
星野 大輔 難波 一輝 北神 正人 伊藤 秀男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.541, pp.29-34, 2007-02-16

近年,家電や機能の多様化が進み,1家電でサービスを成すスタンドアローン型ではユーザに対する操作の負担が大きくなる.そのような観点から,家電連携動作による操作支援によって負担を削減させる研究が進められてきた.しかし,従来の研究では対象とする家電やその機能,および連携動作についての定義が十分ではない.本稿ではこの問題を解決した家電間の親和性・競合性に基づいた連携動作支援手法を提案している.提案法ではユーザ視点での家電連携動作を実現するために,家電を映像,音響,環境(照明,空調)機器に分類し,1家電の機能レベル毎に他の家電との親和・競合関係を考えて,家電連携動作を行う.シミュレーション実験をした結果,具体的なシナリオ例を当てはめて特定のアクションが発生した場合,オントロジーで構築した親和・競合関係に基づく家電連携動作が行えることを確認している.最後に,評価としてステップ数と拡張性と独立性の項目から従来手法と比較を行い,本研究の有効性を示している.
著者
翁長 博 加冶屋 真紀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.94, no.427, pp.1-6, 1994-12-20
被引用文献数
6

人工的に残響を付加した7種類の音源信号を用いて、健聴者、高齢者、聴覚障害者を被験者として文章了解度試験をおこなった。健聴者は実験に用いた全ての条件で文章了解度はほとんど低下しなかったが、高齢者と聴覚障害者は残響により大幅な文章了解度の低下を示した。音場の物理指標として、積分時間を100msとした初期エネルギー比を用いると、これが高齢者、聴覚障害者の文章了解度と高い相関関係を示すことが明らかにした。
著者
衛藤 和宏 三好 匠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.418, pp.55-60, 2006-12-07

近年,Webは従来のテキスト型から双方向性を重視したマルチメディアコンテンツへとシフトを始めている.また,教育機関においても,映像や音声を用いたeラーニングが普及している.しかし,映像や音声についての翻訳作業は困難とされ,言語の壁を越えたマルチメディアコンテンツの国際的利用は進んでいない.筆者らは,他言語で作成された映像や音声に対し,機械翻訳を用いて自動的に字幕を付加し,ユーザによる再翻訳及び修正を支援するシステムを構築した.本システムは,ユーザが翻訳の更新や評価を行うことを促進するためのコミュニケーションツールを搭載している.
著者
田所 義晃 西島 正博 林 輝雄 根本 荘一 吉原 一 巽 英樹 島田 信宏 新井 正夫 鶴野 和則 飯島 美典 天野 広子
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.18, no.3, pp.267-274, 1988-06-30

北里大学病院における1982年1月から1985年8月までの胎児超音波計測値を用いて,胎児Biparietal Diameter (BPD),及びFemur Length (FL)の標準発育曲線を作成した。さらに妊娠期間の推定についても検討を行った。計測値は各週数ごとにまとめ,平均値,標準偏差を算出した。これを3点移動平均法で平滑化し,高次回帰曲線で近似した。BPDの平均発育は,y=(-3.45)×10^<-4>x^3+(2.34)×10^<-1>x^2+(-2.31)x+(2.73)×10となり,FLの発育はy=(-2.76)×10^<-2>x^<-2>+(3.70)x+(-3.18)×10(y: 計測値(mm), x: 過数)と示された。また同じ方法を用いて計測値から妊娠期間を推定する回帰式を作成した。BPD, FLからの平均妊娠期間の予測は,それぞれy=(0.17)x10^<-1>x^2+(5.34)×10^<-1>x+(79.7), y=(0.18)×10^<-1>x^2+(1.43)x+(82.8), (y: 妊娠期間(days), x: 計測値(mm))と示された。また±1.5SDで規定される範囲を推定の幅とすると,妊娠中期では±1週,末期では±2週程度の誤差で妊娠期間が推定されることが示された。
著者
長嶋 次男
出版者
中京大学
雑誌
中京体育学論叢 (ISSN:0287007X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1-46, 1964-12-15
著者
堀 雅和 加藤康記 村越 広享 山見 太郎 島津 明 落水 浩一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.5, pp.7-12, 2001-01-18
被引用文献数
2

現在我々は,「複数の人がメーリングリストを用いて議論しながら共有文書を作成(修正)する」という状況で,議論した結果に基づき発生する共有文書の修正作業を支援することを目的とした,以下のような特徴を持つシステムを研究している.(1)メーリングリスト上に発生した会話を構造化し,わかりやすい形式にて表示する機能(2)会話情報から共有文書の修正に関するToDoリストを作成し,対象文書の修正状態に基づきToDoリストを更新する機能本稿では,本システムの設計方針,機能の概要,実装後のシステムの評価対象について述べる.We currently investigate a system to support a modification process of a shared document based on a discussion result under the situation such that several people cooperatively create a document discussing in a mailing list. The system has the following features: 1. Structure the conversation in a mailing list and visualize the information; and 2. Create a ToDo list about modification of a shared document from a mail data and update a modification state in the list after the document is modified. In this paper, we describe the design policy, the overview of the features, and the evaluation points after the completion of the implementation.
著者
蓮井 洋志
出版者
室蘭工業大学
雑誌
室蘭工業大学紀要 (ISSN:13442708)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.167-174, 2000-11-30

I have studied the tf.idf method as the automatic extraction of abstract in order to assist in retrieving the document database. I defined sentence importance as the sum of the word importance of tf.idf value, and the system extracted the several sentences which are the most important. In this paper, I propose the extended tf.idf method in order to get more comprehending abstract. It is the method which adds three ideas to the tf.idf method, the case weight, the eliminataion of demonstrative words and the conjunctions, and the decision of the region for the extraction. Result of the experiment shows that the abstract of the extended method is more comprehensible than one of the tf.idf method.投稿論文
著者
川上 弘美 木田 元 富山 太佳夫
出版者
岩波書店
雑誌
図書
巻号頁・発行日
no.663, pp.2-11, 2004-07