2 0 0 0 OA 軍人の顧問

著者
内藤加我 著
出版者
金桜堂
巻号頁・発行日
1904
著者
和田 直 川手 亮三 山木戸 道郎 西亀 雄二 伊藤 千賀子 野間 興二 内藤 泰雄 野島 直樹 寄田 享
出版者
一般社団法人 日本糖尿病学会
雑誌
糖尿病 (ISSN:0021437X)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.14-22, 1968-01-31 (Released:2011-08-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1

58, 235 subjects in 1963, 49, 174 subjects in 1964, 55, 393 subjects in 1965 and 82, 001 subjects in 1966 received a screening test for glycosuria using tes-tape. Since this study wes done on individuals who were exposed to the Atomic Bomb, no one was under 17 years of age when examined. Urine sample was obtained between 9 AM for 4 PM. Incidence of positive glycosuria was 3.0%, 3.9%, 4.4% and 4.3% respectively in each year. The incidence was 3.6 times higher in the male than in the female. Maxium incidence was noted in men over 60 years old being 10.1%, and minimum was in women under 39 years old being 1.1%. Of the glycosuric patients, 25.1% of males and 56.1% of females were obese, and 11.9% of males and 18.2% of females gave a family history of diabetes mellitus.2, 352 subjects from the cases who showed positive glycosuria had an oral glucose tolerance test. It was positive for diabetes mellitus in 42.6% of the subjects, 28.6% showed possible diabetes mellitus, 5.4% showed oxyhyperglycemia, 0.9% showed renal glycosuria and 22.3% were normal. Detection ratio of diabetes mellitus from the glycosuric patients was higher in the female (55.2%) than in the male (37.7%), though incidence of glycosuria was higher in the male than in the female. Of the 21 subjects who were diagnosed as renal glycosuria, 20 were male.The incidence of family history of diabetes mellitus was 14.6% in the diabetics and 12.8% in the glycousuric nondiabetics. This incidence in the nondiabetics was much higher than that of nonglycosuric nondiabetics (1.72%) which was reported by Dr. Rudnick in Hiroshima ABCC.Of total diabetic patients, the cases detected by this study was 72.7%. This would indicate that the screening test measuring urine sugar is valuable for the detection of diabetes mellitus in this kind of mass survay.The incidence of hypercholesteremia and of hypertension was statistically higher in the detected diabetics than in the nondiabetics.
著者
内藤 篤彦
出版者
The Japanese Society on Thrombosis and Hemostasis
雑誌
日本血栓止血学会誌 (ISSN:09157441)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.297-301, 2015

要約:個体老化とは「加齢に伴い死亡率が増加する原因となる様々な臓器の機能低下」と定義される生命現象である.加齢に伴って免疫系が老化する結果,免疫系本来の非自己を排除する機構と炎症反応を制御する機構が低下し,高齢者で認められる易感染性や慢性炎症が引き起こされる.補体分子C1q は自然免疫系において重要な役割を果たす因子であり,免疫系の老化が引き起こす慢性炎症に伴って血中濃度が増加することが知られているが,われわれはC1q が補体経路非依存性に加齢に伴う骨格筋の再生能低下という老化現象の原因になっていることを報告している.本稿では前半に加齢に伴う免疫系の老化現象について概説し,後半では補体分子C1q による老化誘導のメカニズムについて述べる.
著者
内藤 錦樹
出版者
桜美林大学
雑誌
経営政策論集 (ISSN:13474634)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.51-77, 2005-02

旅行業の原点は企画・集客・手配・添乗業務の一括請負からスタートしたものの、需要増に支えられて、それらの業務が拡大する中で分業化・分社化が進むとともに、便利なパッケージツアーとインターネットの普及等により、旅行会社はお客様との接点が少なくなる状況にあり、"消費者の旅行業離れ"を危惧する声が大きくなりつつある。そこで、お客様との接点を拡充する観点から、「旅行前」の申込み時点での相談業務の充実をはかるため、業界団体である旅行業協会等では「トラベル・カウンセラー制度」を2004年6月からスタートさせ、「旅行中」では添乗の重要性を再認識し、各社ベテラン添乗員を充ててお客様の満足度を高め、「旅行後」では趣味の各種クラブ活動の組織化・拡大化等をして、旅行業もサービス業からホスピタリティ業への進化をはかるため、その有用性を高めつつある。ホスピタリティとは「極めて質の高い満足度」と捉えると、まず、お客様との関係づくりの中から、発見したニーズをサービスに転換し、それで、お客様の満足と信頼に高めていくホスピタリティ活動へと、最終的には心の響き合う関係づくりをする経営、言い換えればマス・マーケティングからワン・トゥ・ワン(one-to-one:1対1の)マーケティングヘのCRM(Customer Relationship Management)戦略が、生き残りを目指す旅行業にも重要となっているということである。とはいえ、競合激化による低価格競争に加えて、テロ・戦争・新型肺炎等の連続で需要が急降下する業界ゆえ、契約社員拡大による人件費の変動費化や添乗員の外部委託化等により固定費の低減をはかりつつ、一定の利益確保が不可欠なため、旅行業はコストを抑える中で、ホスピタリティの発揮が求められている。本論文では、事例をあげ、ホスピタリティが直接収入増に結びつくわけではなく、むしろ、販売増によるスケールメリット発揮や集中送客、仕入れ業務、付帯販売業務等から収入増をはかるべきという考えに立っている。
著者
山代 栄士 佐藤 史織 河村 聡志 内藤 英二 森 一生
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.591-594, 2015-08-31 (Released:2015-08-31)
参考文献数
6

スルピリドおよびオメプラゾール投与中に心室頻拍および心室細動を認めた80代女性の症例を経験した。第1病日昼頃,顔面蒼白,呼吸停止状態で発見された。意識消失を繰り返すため,救急搬送となった。血液検査,心エコー,心臓カテーテル検査を施行したが原因不明であった。心電図分析と持参薬鑑別の結果,スルピリドおよびオメプラゾールによるQT延長症候群が疑われ中止とした。中止後,第2病日にはQTc時間が短縮し,それに伴い心室頻拍がコントロール可能となった。他の要因は認められなかったことも併せ考え,スルピリドまたはオメプラゾール関与の心室頻拍および心室細動であったと考えられた。
著者
内藤 みちよ
出版者
京都大学大学院教育学研究科
雑誌
京都大学大学院教育学研究科紀要 (ISSN:13452142)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.585-597, 2008-03-31

In our daily lives time (consciousness) is usually at the back of our consciousness. However, it comes to the fore and appears in one's narratives when a mental crisis occurs. Modernization had assisted in the growth of the consciousness of time within an individual. The narration one's story endlessly signifies to him/herself, that he/she was restrained from creating a life story in his/her own way. Clients told (retold) their hopeless and miserable stories in order to reconstruct and conclude their life story. Having worked with a therapist, they displayed their abilities to remake stories and operate the rigid passage of time. Such abilities are considered to be very important for them to live a sufficient life and receive the Last Judgment without fear. Some cases of female clients show that a dominant story based on an idea of progress intends to push female time and stories aside from the main stream of their stories. This point should be considered and analyzed in a future research.
著者
志磨 裕彦 中内 伸光 井上 透 内藤 博夫
出版者
山口大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1993

甘利は確率分布族の空間が不変な幾何学構造として双対接続を持つことを発見し、情報幾何学の必要性を提唱した。これは双対接続を持った多様体上での情報理論の研究である。一方、この双対接続の概念はBlaschke流のアフィン微分幾何学においても見出されていた。また、志磨は、Kahlerian多様体との関連においてHessiann多様体の概念を得ていたが、これはまさに平担な双対接続を持った多様体のことである。このように双対接続は純粋数学上、また応用上も重要な概念であり、これを共通のキーワードにして、微分幾何学と情報幾何学の境界領域を総合的に研究することを目的とした「幾何学シンポジウム」を開催した。会期は4日間で、18件の招待講演の他、参加者全員による自由な討論と情報交換が行われた。その結果は「幾何学シンポジウム講演記録」として印刷され冊子にまとめられた。甘利は情報幾何学の統計学、システム理論、ニューラルネットワーク、統計物理学、量子観測、可積分力学系等への応用の可能性を示唆し、江口はコントラスト関数を定義し、それから双対接続が得られることを示したが、松本は逆に双対接続からコントラスト関数を構成した。黒瀬は双対接続が定曲率のとき自然なコントラスト関数(ダイバージェンス)を定め、Pythagoras型の定理を証明した。志磨はHessian曲率が一定のHessian多様体を構成し、これらが、確率分布族として実現されることを示した。野口は双対接続とLevi-Civita接続が一致するための条件を考察し、長岡は古典・量子Cramer-Rao不等式の微分幾何学を展開し、江口は相対エントロピーと数理進化について論じた。その他、長野、金行等による対称空間論や、いくつかの興味あるトピックスに関して研究発表が行われた。

2 0 0 0 OA 徳川実紀

著者
内藤耻叟 校訂標記
出版者
徳川実紀出版事務所
巻号頁・発行日
vol.巻44−52, 1899
著者
内藤 由治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.958, pp.164-165, 1998-09-21

名古屋市内にあるテニスクラブ。太陽の照り返しでコート上の気温は40度近いはずなのに、プレーはもう2時間も続いている。「この辺で切り上げましょう」「いやいや、もう少し」。対戦相手が「もうだめだ」と音を上げて、ようやく冷たいシャワーを浴びた。 この夏、飲料メーカー大手、ポッカコーポレーションの社長に就任した。忙しさは増す一方だが、週に一度のテニスは欠かさない。
著者
浦邊 研太郎 内藤 諒 小木曽 公尚
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.267-273, 2015 (Released:2015-04-15)
参考文献数
15
被引用文献数
1

This paper validates a mathematical model of McKibben pneumatic artificial muscle (PAM) systems which has been presented. Using PAMs manufactured by ActiveLink, FESTO and Kanda Tsushin Kogyo, it illustrates the validation results of whether to simulate their behaviors.
著者
内藤 準
出版者
The Japan Sociological Society
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.390-408, 2014

「機会の平等」は現代社会の最重要な規範的原理の1つであり, 階層研究では「完全移動」 (親子の地位の独立) として解釈されてきた. しかし近年この考え方に対しては「親子の地位の関連は平等な機会のもとで本人たちが形成した選好に基づく選択の結果でありうる」という強力な理論的批判が提示されている (個人選択説). そこで本稿では, 階層研究における機会の平等概念の理論的分析をおこない, 完全移動や結果の平等との関係を再検討する. そして, 完全移動を機会の平等の指標とする伝統的なアイデアを個人選択説の批判から救い出すことを試みる.<br>先行研究の検討とシンプルな理論モデルを用いた分析から以下のことが明らかになる. 第1に, 階層の再生産に関するいくつかの社会のタイプのうち, 機会が平等な社会は, 本人の地位が親の地位によってではなく本人に責任のある個人的要因によって規定されることを条件とする. 第2に, 機会の平等は完全移動を含意するが, 完全移動は「個人の責任」を考慮しないため機会の平等を含意せず, 両者はこの点で異なる. 第3に, 機会の平等を完全移動とする従来の考え方は個人選択説の批判を避けられない. だが分析対象である「社会階層」を適切に定義する分析枠組みをおけば, 選好形成に関する個人選択説の仮定が成立しなくなり批判は解除される. 最後に, 本稿の知見がもたらす今後の研究への方法論的含意と規範理論的課題への社会学的アプローチを示す.
著者
内藤 準
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.390-408, 2014

「機会の平等」は現代社会の最重要な規範的原理の1つであり, 階層研究では「完全移動」 (親子の地位の独立) として解釈されてきた. しかし近年この考え方に対しては「親子の地位の関連は平等な機会のもとで本人たちが形成した選好に基づく選択の結果でありうる」という強力な理論的批判が提示されている (個人選択説). そこで本稿では, 階層研究における機会の平等概念の理論的分析をおこない, 完全移動や結果の平等との関係を再検討する. そして, 完全移動を機会の平等の指標とする伝統的なアイデアを個人選択説の批判から救い出すことを試みる.<br>先行研究の検討とシンプルな理論モデルを用いた分析から以下のことが明らかになる. 第1に, 階層の再生産に関するいくつかの社会のタイプのうち, 機会が平等な社会は, 本人の地位が親の地位によってではなく本人に責任のある個人的要因によって規定されることを条件とする. 第2に, 機会の平等は完全移動を含意するが, 完全移動は「個人の責任」を考慮しないため機会の平等を含意せず, 両者はこの点で異なる. 第3に, 機会の平等を完全移動とする従来の考え方は個人選択説の批判を避けられない. だが分析対象である「社会階層」を適切に定義する分析枠組みをおけば, 選好形成に関する個人選択説の仮定が成立しなくなり批判は解除される. 最後に, 本稿の知見がもたらす今後の研究への方法論的含意と規範理論的課題への社会学的アプローチを示す.
著者
小林 睦子 内藤 和美 高橋 ゆかり
出版者
群馬パース大学
雑誌
群馬パース学園短期大学紀要 (ISSN:13477269)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.53-73, 2003-03-31

To investigate the change of social recognition to the child abuse problem we examined newspaper articles on child abuse written as incidents in our previous report. In this paper, we focused on commentaries which more clearly showed the opinion of writers. Headlines in the Asahi Shimbun from April 1994 to March 2002 were analyzed. The number of commentaries on child abuse were increased after the enforcement of the law of child abuse. The articles on child abuse gradually changed from family cases to social problems. Various gender bias was seen in articles on child abuse.