著者
大塚武松, 藤井甚太郎 編
出版者
日本史籍協会
巻号頁・発行日
vol.第5, 1935
著者
山本 忠利 津久井 公平 大塚 徳勝
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.31, no.8, pp.407-412, 1982-08-15 (Released:2010-09-07)
参考文献数
5

85Kr使用装置から漏れ出た放射性Krの回収と精製を目的として, 気密容器による閉じ込め方式をとり, その中に漏洩する放射性Krを回収, 精製できる装置を試作し, その特性試験を行った。85Kr使用装置を収納する気密容器内の放射性Kr濃度は0.3ppmまで低下し, そのときの回収率は99.976%に達した。さらに回収した放射性Krを精製することによって, その純度は99.9908%に達した。すなわち, 気密容器内に漏洩した放射性Krをほとんど100%近くまで回収可能であり, かつ回収した放射性Kr中のHeを100ppm以下まで除去することができる。
著者
大塚 聡介 小野 史典
出版者
日本感性工学会
雑誌
日本感性工学会論文誌 (ISSN:18840833)
巻号頁・発行日
2016

Mindfulness-based meditation is one of the most widely used techniques among many different meditation techniques. In this study, we examined the effect of mindfulness meditation on the performance of a task that requires control of timing. The participants performed a timing task after exercises of mindfulness meditation or silent reading. We analyzed accuracy (degree of closeness of measurements to the true value) and precision (standard deviation of measurements). The results showed that mindfulness meditation exercises increased timing precision of the performance, but did not influence accuracy of it. These findings suggest that mindfulness meditation stabilize the timing of human behavioral rhythms.
著者
浜田 英里 岡本 憲省 奥田 文悟 中村 俊平 川尻 真和 小原 克彦 三木 哲郎 大塚 奈穂子
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.94, no.11, pp.2379-2381, 2005-11-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

尿閉を呈した脳脊髄髄膜炎2症例の臨床的特徴を検討した.いずれも感冒症状後に意識障害や脊髄症・神経根症を伴って発症し,ステロイドが有効であった点,髄液の細胞蛋白の上昇がみられた点などからウイルス感染を契機とした急性散在性脳脊髄炎(ADEM)と診断した.ステロイドを中心とした治療により神経徴候と尿閉は比較的速やかに改善した.尿閉の成因として無菌性髄膜炎に伴う急性仙髄神経根障害とそれに随伴した一過性の括約筋障害(Elsberg症候群)が考えられた.
著者
大塚武松 編
出版者
日本史籍協会
巻号頁・発行日
vol.第4, 1927
著者
大角 洸平 大塚 敏之 平田 光男 塩谷 政典
出版者
一般社団法人 日本鉄鋼協会
雑誌
鉄と鋼 (ISSN:00211575)
巻号頁・発行日
vol.99, no.4, pp.275-282, 2013 (Released:2013-03-26)
参考文献数
16
被引用文献数
1

In this paper, a control problem of temperature dispersion in steel cooling is formulated as model predictive control (MPC) of a probability density function (PDF). The input of MPC is optimized for dynamics of the PDF approximated by the Monte Carlo method, which is called particle MPC (PMPC). Simulation results of PMPC are presented to show the potential effectiveness of dispersion control.

3 0 0 0 OA 地震報告

著者
大塚信豊 等編
出版者
[ ]
巻号頁・発行日
vol.明治18年, 1886
著者
大塚 康吉 池田 英二 梅森 君樹 辻 尚志
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌
巻号頁・発行日
vol.30, no.1, pp.126-131, 1994

小児甲状腺癌の1例を経験したので,本邦小児甲状腺癌報告例の集計を加え報告する. 症例は2歳11ヵ月の男児で前頚部腫瘤を主訴とし入院. 甲状腺機能低下症を伴った甲状腺癌の診断で甲状腺亜全摘除術,保存的リンパ節廓清を行なった. 病理組織診断は甲状腺濾胞癌で,術後6年の現在健康である. 性別頻度は15歳以下では女 : 男 = 125 : 56,6歳以下では11 : 9と年齢が低い程男女差が少なくなっている. 年齢別頻度は15歳が38例で最も多く,年齢が低くなるにつれ頻度も低くなっている. 組線型別頻度は乳頭癌約70%,濾胞癌約20%と年齢による差は殆どない. 転移については乳頭癌の約20%に肺転移がみられ,濾胞癌より肺転移の率が高く,進行癌が多いにもかかわらず予後は良好である.
著者
大塚 茂
出版者
島根県立大学短期大学部
雑誌
島根女子短期大学紀要 (ISSN:02889226)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.39-49, 2000-03-30
被引用文献数
1
著者
大塚 敏史 石郷岡 祐
雑誌
研究報告組込みシステム(EMB)
巻号頁・発行日
vol.2013-EMB-28, no.6, pp.1-5, 2013-03-06

近年の自動車では,制御の電子化と情報機器連携によりネットワークの重要性が高まる一方で,接続機器増加によりセキュリティリスクも高まっている.特に不正データを侵入させシステムを異常動作させるなりすまし攻撃は,論文等で実車での攻撃が実証されており対策が急務である.一方で,車載LANはすでに広く普及しており,既存ECU(Electronic Control Unit)の変更はコストおよびシステム信頼性に影響を及ぼす.本研究では,既存ECUに変更を行わずになりすまし攻撃の検知および防止が可能な侵入検知手法の実現を目的としており,本報告では,車載LANデータの周期性を活用して高い検知精度と侵入防止機能を実現する周期検知方式を提案する.
著者
大塚 秀高 高田 時雄 原山 煌 樋口 康一 牧野 和夫 森田 憲司 庄垣内 正弘 浅野 裕一 赤尾 栄慶 高山 節也
出版者
埼玉大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2001

(1)研究集会の開催:班の研究テーマである「出版文化論研究」を念頭に、班長の筆者により、複数回研究集会が企画・開催された。ちなみに、平成16年度の研究集会の概要は以下のようになっている。平成16年5月14・15の両日、14日は京都国立博物館の講堂、15日は京大会館の会議室を会場とし、C班と共催で企画・実施(七条学会)。七条学会のテーマは、京都国立博物館で開催中の「南禅寺展」にちなんだ仏教関係の研究と、班員共通の研究対象であるアジアの特殊文庫とした。D班の発表者は、計画班で牧野和夫と筆者大塚秀高、公募班で西村浩子と中見立夫であった。七条学会の開催をきっかけに、班員の間に、相互の研究テーマに対する認識が一層深まった。そもそもD班とC班は、平成13〜14年度に筆者大塚が代表を兼ねていたため、メンバー相互間に交流があり、D班公募班の高橋章則・高倉一紀・西村浩子などは、現C班代表の若尾政希が主催する研究会「書物・出版と社会変容」研究会で報告をしている。また、G班公募班の松原孝俊が開催した第4回海外所蔵日本資料データベース会議に、D班の高田時雄・中見立夫ならびに大塚が参加し、高田と大塚は報告を、中見は司会をつとめた。(2)調整班会議の開催:後半2年間にあっては、第1回調整班会議を平成15年11月28目におこなわれた第3回「東アジア出版文化に関する国際会議」にあわせて開催し、上記の七条学会につき協議した。第2回は七条学会の当日に開催し、第3回は6月26・27の両日、沖縄那覇で開催された平成16年度第6回研究集会のおりに開催した。(3)その他:班長である大塚は総括班会議に出席し、必要な情報についてはメールで班員に伝達した。また、総括班会議でニューズレターを班ごとの特集号とするよう提案し、第6号をD班特集号とした。第6号に各自の研究テーマに関する文章を寄せた者は、計画班で大塚秀高・原山煌・牧野和夫・森田憲司の4名、公募班で蔵中しのぶ・高橋章則・中見立夫・西村浩子の4名の、あわせて8名であった。また調整班の成果報告書を作成し、班員に配布した。
著者
大前 清嗣 小川 哲也 吉川 昌男 新田 孝作 大塚 邦明
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.915-921, 2013 (Released:2013-10-05)
参考文献数
21
被引用文献数
1 1

透析患者において高カリウム(K)血症は心臓突然死の危険因子と考えられている.一方,心疾患合併患者では低K血症が致死性不整脈の誘因とされている.今回われわれは透析患者における血清K(SK)と心血管死との関連をコホート研究により検討した.当院外来透析databaseに登録された症例を対象とした.対象症例について心血管死をend pointとし2010年10月まで追跡しCox比例ハザード法により生命予後関連因子を抽出した.対象を透析前SKで層別化(SK≦4.5, 4.5<SK≦5.0, 5.0<SK≦5.5, 5.5 mEq/L<SK)し,説明変数には層別化したSKのほか,年齢,性別,合併症,透析歴,透析前後の血圧,生化学,末梢血検査値を用いた.Database登録の309例中data不備を認める16例と転院により追跡不能となった33例を除外した.解析対象の260例は男性149名,女性111名,平均年齢68.8歳で透析期間は5.6年であった.原疾患はDMが89名,心疾患合併が97名で全体の透析前SKは4.97 mEq/Lであった.平均観察期間3.3年で心血管死は43名であった.抽出された予後悪化因子は高齢,長期透析,血液濾過の施行,糖尿病,心疾患の合併,SK低値,CRP高値であった.層別化したSKのうちSK≦5.0 mEq/Lの2群が予後不良と関連しHazard比はSK≦4.5 mEq/Lで6.377,4.5<SK≦5.0 mEq/Lで2.733であった.透析患者においてSK高値が予後良好と関連し透析前SK>5.0 mEq/Lに保つ必要性が示唆された.