著者
山本 文隆
出版者
全国数学教育学会
雑誌
数学教育学研究 : 全国数学教育学会誌 (ISSN:13412620)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.1-8, 2013

<p> The area of the Pythagoras triangle is the sum of area of the Pythagoras triangle that is smaller than it except some exceptions. The exception is the case of M=2N (M,N is an independent variable of the solutions of Euclid).</p><p> Furthermore, these relations are expressed as the sequence and constructed in the Fibonacci series Next, the Pythagoras number is distributed on various parabolas group on the coordinate which assume two axes into two sides sandwiching the right angle. The degree of leaning of the axis of symmetry of the parabola group is 0 in case of the basic formula (Euclid solution) of the Pythagoras number. In addition, it is 0 and ∞ in case of "the unit formula"of sum of area. Furthermore, the axial degree of leaning converges to 2 at an early stage in case of "the general formula".</p>
著者
宮谷 真人 中尾 美月 山本 文枝 岩木 信喜 藤本 里奈
出版者
広島大学
雑誌
広島大学大学院教育学研究科紀要. 第三部, 教育人間科学関連領域 (ISSN:13465562)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.301-308, 2002-02-28

In this article, the influence of different reference electrodes on the scalp distribution of event-related potentials (ERPs) was evaluated. The search-related negativity (SN) is one of negative ERP component which varies with memory and display load in a visual search task. The amplitude and topography of SN were sensitive to the selection of reference site. The effects of memory and display load at frontal and temporal sites were larger when ERPs were referred to tip of nose compared with linked-ear reference. In contrast, the attenuation of N400 due to semantic relation between word pairs was almost invariable with use of different reference sites. These results suggest that optimal reference electrode selection depends on what component of ERPs is a research target, and has to be evaluated not only theoretically but also empirically.
著者
山本 文枝 西 まゆみ 藤沢 敏幸 船津 守久 Fumie Yamamoto Mayumi Nishi Toshiyuki Fujisawa Morihisa Funatsu
出版者
安田女子大学大学院
雑誌
安田女子大学大学院紀要 = The journal of the Graduate School, Yasuda Women's University (ISSN:24323772)
巻号頁・発行日
no.23, pp.127-140, 2018-03-31

大学など高等教育機関で発達障がいの学生は増加しており,中でも自閉症スペクトラムに代表される社会性の発達障がいが問題となっている。しかし学業面で問題がない学生は,学生相談等の支援につながりにくい。よって,大学教育で自閉症スペクトラムの大学生の存在に配慮した社会性やコミュニケーション能力の育成を目的とするカリキュラムの開発を検討する。その基礎資料を得るため本研究では,大学教員を対象に配慮や支援が必要な大学生に対する意識と取り組みについて調査を行った。その結果,発達障がいの知識の中でも自閉症スペクトラムの知識をあまり持たない教員が多かった。また自閉症スペクトラムの知識の程度によって,支援が必要な学生の存在への気づきや支援の取り組み状況に違いがみられた。学生の支援を進めていく上で,大学教員の発達障がいの学生に関する知識及び支援に関する情報提供が重要であることが示唆された。
著者
山本 文治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.420-421, 2004-04-15
著者
山本 文彦 古川 眞一 須田 裕之 小山田 弥平
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会秋季大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1994, no.2, 1994-09-26
被引用文献数
3

分岐形光線路を用いた1.31/1.55μm波長多重(WDM)伝送システムが検討されている。本稿では、分岐形光線路について、インサービス時に光加入者ネットワーク装置(ONU)または光線路内に故障が生じた場合に、故障の切分けを行う技術について検討し、その結果を示す。
著者
白井 瑞子 内藤 直子 益岡 享代 真鍋 由紀子 山本 文子
出版者
日本母性衛生学会
雑誌
母性衛生 (ISSN:03881512)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.87-97, 2004-04
被引用文献数
3

本研究では,高校生(男女)が月経をどのようにイメージしているかを,初めての月経教育時に抱いた月経観,印象に残っているトピック,および女子の月経痛との関連から調査した。提示した月経イメージ10項について因子分析を行い,困難因子(つらい,いやなもの,腹立たしい),成熟因子(女性の特質,大切・必要なもの),嫌悪因子(暗い,病気のような,汚らわしい,怖い)が抽出された。3因子の平均は,困難因子3.52±0.99,成熟因子4.01±0.94,嫌悪因子2.19±0.84であり,困難因子点は,女子の中では月経痛レベル4以上で高かった。初めての月経教育で,男子は月経を肯定的・中立的に,女子は否定的・両価的にとらえる者が多かった。また,初めての月経教育が印象深いと,月経を肯定的に受け止め,成熟因子点が高く,困難因子点,嫌悪因子点が低かった。この結果をふまえて,高校生に対して月経を健康のバロメーターとして,および性行動か活発化している現状に役立つ教育を行う必要があることを提言した。
著者
香西 みどり 山本 文子 畑江 敬子 島田 淳子
出版者
社団法人日本家政学会
雑誌
日本家政学会誌 (ISSN:09135227)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.283-287, 1998-03-15
被引用文献数
1

ダイコンの硬化現象に及ぼす圧力および温度効果を比較検討した.1cm角のダイコンに室温で400MPa, 2hの高圧処理あるいは60℃, 2hの加熱処理を行った.加熱処理の方が破断荷重, 破断距離のいずれも変化が大きかった.処理後の加熱による軟化の99.5℃における速度定数は加圧処理では未処理の約52%, 加熱処理では約24%に低下した.ペクチンのエステル化度の低下はいずれの処理においてもほぼ同程度であった.いずれの前処理によっても水溶性ペクチンおよび水溶性カルシウムイオンは減少し, ヘキサメタリン酸可溶性ペクチンは増加した.食塩可溶性カルシウムイオンは加圧処理によってわずかに増加しただけであったが, 加熱処理では有意に増加がみられた.
著者
山本 文香 岩井 儀雄 谷内田 正彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.328, pp.177-184, 2008-11-20

本稿では,GPUを利用することで移動物体領域の検出処理を高速化し,リアルタイムで高精度な移動物体検出を行うことを提案する.GPU (Graphics Processing Unit)は,全てのピクセルについて同じ計算を繰り返す処理を高速に実行できるので,GPUを利用することでピクセルベースの移動物体検出手法の高速化を図ることができる.GPUを利用して,ABM (Adaptive Background Model:明るさ可変背景モデル)とMSC (Margined Sign Correlation:マージン付き符号相関)を用いた移動物体領域検出を行うことで,CPUを用いた場合より9倍以上高速に計算できることを確認した.このシステムを解像度720×486のカラー動画像に適用した結果とその処理時間を示す.
著者
松本 和 山本 文子 山本 千恵子 玉川 栄子
出版者
高知学園短期大学
雑誌
高知学園短期大学紀要 (ISSN:03894088)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.49-53, 1973-09-01

1.献立作成の際,材料に対して,何%の油が吸着するかを知る必要がある.それで,日常行なわれている調理操作で吸油量を検討した.2.吸油量は大体,10%前後であるが,調理方法によって,吸着量は若干異なる.いも類の素揚げは3%, 魚類の衣揚げは10%,から揚げ14%,パン粉揚げ15%である.3.衣揚げ, パン粉揚げの衣の準備量は衣揚げの場合,衣は材料と同量で,材料が100gの場合の小麦粉 : 水 : 卵(2 : 2 : 1)の準備量は40g : 40g : 20gである.パン粉揚げの場合は小麦粉4〜7%, 卵液5〜7%(卵の分量は3〜4%)パン粉10%である.