著者
小島 一郎
出版者
フェリス女学院大学
雑誌
フェリス女学院大学紀要 (ISSN:02881519)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.57-83, 1981-03

創立十五周年記念論文集
著者
川島 一也
出版者
社団法人日本産科婦人科学会
雑誌
日本産科婦人科學會雜誌 (ISSN:03009165)
巻号頁・発行日
vol.20, no.11, pp.1399-1408, 1968-11-01

妊娠時に胎児, 胎盤及び腫大した子宮組織へのO_2や代謝産物の供給及び排泄等を考慮すれば子宮への血流量が非妊時に比べて増加していることに疑いはない. そこで私は家兎に関し妊娠時及び非妊娠時子宮の血流動態を検討した. 血流計としてはThermistor血流計を試作使用し, 血圧測定にはStrain-gage manometerを用い, 血管の弾性率を容積と圧関係から求めた. 又ヒト子宮に分布する血管壁の妊娠時変化を組織学的に検討した. その結果, 妊娠時は非妊時に比べ股動脈に於てThermistor血流計出力は2.3倍, 脈圧は1.2倍, 平均血圧は1.09倍, 又股動脈の弾性率は1/2.4倍となった. このことから流体力学的理論より計算すると, 妊娠時の脈流量は弾性率の変化から1.55倍, 又Thermistor出力から2.3倍に増加している. 血管壁の組織学的変化から考察しても妊娠時の弾性率の低下及び血流量の増加に対し, 有利な所見を示した. 即ち血管腔は拡張を示し又血管壁は疎な肥厚と弾性線維が増生して血管の伸縮性を助けて妊娠時の血流量増加に対し合目的な変化を示しているといえよう.
著者
大場 太郎 濱津 隆之 黒田 陽介 平田 貴文 真崎 一郎 井上 博道 木戸 晶孔 舟橋 玲 島 一郎 磯 恭典 馬場 秀夫 前原 喜彦
出版者
福岡医学会
雑誌
福岡醫學雜誌 (ISSN:0016254X)
巻号頁・発行日
vol.94, no.12, pp.347-350, 2003-12-25
被引用文献数
5

A 69-year old man was found a mass becoming larger in abdominal computed tomography. The mass consisted of intermingling solid and cystic component was located below the liver. Abdominal angiography showed tumor staining supplied from right gastroepiploic artery. We considered the mass cystadenoma, lymphangioma, cystic mesothelioma, or gastrointestinal stromal tumor (GIST) preoperatively, and then surgical resection was performed. The tumor was found localized in the greater omentum. Pathological examination showed the tumor composed of proliferation of atypical sort spindle cells and tumor cellswere immunohistochemically positive for C-KIT and CD34, identifying the tumor as a primary GIST of the greater omentum.
著者
青島 一樹 島田 博志 小室 努
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会構造系論文集 (ISSN:13404202)
巻号頁・発行日
vol.71, no.607, pp.125-132, 2006
被引用文献数
4

This paper proposes an improved simplified method which connects a pile head and a pile cap. The improved simplified connection method consists of a pile head embedded in the pile cap up to about 100mm depth and a tapered clearance around the pile head. To investigate mechanical characteristics of the proposed connection method, full-scale structural tests under various axial load conditions are conducted. From the test results, it is revealed that the maximum bending moment of the proposed pile head joint does not reach the ultimate bending moment of the pile, and that the relationship between bending moment and rotation angle of the pile head can be explained well by hyperbolic curves under various axial load conditions. Therefore the proposed connection method is very useful to reduce the bending moment of the pile head. It is reasonable to use hyperbolic function for seismic design of the proposed connection method.
著者
稗島 一郎
出版者
表現学会
雑誌
表現研究 (ISSN:02858347)
巻号頁・発行日
no.55, pp.p1-8, 1992-03
著者
大島 一洋
出版者
県立広島大学
雑誌
広島県立保健福祉大学誌人間と科学 (ISSN:13463217)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.1-7, 2002-03

国立情報学研究所で電子化
著者
小島 一生 村松 浩幸 室岡 聡也 小松 裕貴
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.169-172, 2011

中学生にネットトラブルに関して保護者への相談を意識させるために,ゴールベースシナリオ(GBS)理論に基づいたシナリオゲーム教材を開発することを目的とした.教材は,主人公を女子中学生とし,母親と関わりながら「不当な請求」,「個人情報」,「著作権」,「掲示板トラブル」の各内容に関する情報を収集し,その対応法を選択する構成とした.開発は,Flashによるゲーム制作ツールでおこなった.1年生64名を対象にした授業実践での評価から,1)中学校の授業で使用可能なこと,2)シナリオゲーム型や親子の設定により,本実践の範囲内において保護者への相談の意識が一定程度向上したこと,が確認できた.
著者
村松 慶一 小島 一晃 松居 辰則
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

近年は,自信や興味などの認知,困惑などの情動といった学習者自身の心理的な側面に焦点を当てた学習者の理解が試みられている.それらに基づいた学習支援を行う場合には,あらかじめ学習者の行動と心理状態に関する概念を明示することが,具体的な支援方略の決定に役立つと考えられる.本研究では,多肢選択問題を回答する学習者の視線と心理状態を例にとり,その知識を記述するためのオントロジーの構築を試みた.
著者
本村 陽一 西村 拓一 小島 一浩 大場 光太郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

気仙沼市における復興支援型の研究プロジェクトにおける、コミュニティ参加型アプローチの事例を紹介する。コミュニティ参加型のアプローチにより、生活現場を内部観察として把握、データ収集することによって、コミュニティにおけるシステムダイナミクスをモデル化することが可能になる。本発表では日常生活を計算モデル化することを目指した研究を実践する方法論としての重要な性質を議論する。
著者
福元 重太郎 猪島 一郎 藤田 昌樹 桑野 和善 中西 洋一
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR TUBERCULOSIS
雑誌
結核 (ISSN:00229776)
巻号頁・発行日
vol.80, no.8, pp.571-575, 2005-08-15
被引用文献数
10

症例は74歳女性。平成15年3月から10月まで当院総合診療部にて非結核性抗酸菌症(以下NTM症と略す。分離菌は<I>Mycobacteriumintreceltulare</I>)の加療が行われた。平成16年5月より喀痰・咳嗽が増悪し,NTM症の再燃と診断され6月14日に呼吸器科入院となった。胸部CTではぴまん性粒状影の増加と右肺に空洞・気胸・胸水の出現を認めた。喀痰にてガフキー陽性(集菌法にて3+),PCR法にて<I>M.intracellulare</I>陽性,また,胸水ADAが147IU/Lと高値であった。胸水から<I>M.intracellulare</I>は検出されなかったが,喀痰や胸水の検査から他の感染症を示唆する結果が得られなかったのでNTM症に対する加療を開始した。気胸,胸水は治療に伴い消失したことより気胸と胸膜炎はNTM症に合併したものと考えた。NTM症に胸膜炎が合併するのは稀であり, さらに気胸が合併したという報告はきわめて稀であり貴重な症例と考えられた。
著者
谷島 一嘉 平柳 要 丸 瑠璃子 渡辺 直隆 伊藤 雅夫 宮本 晃
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
1994

本研究は簡単に測定し得るさまざまな心身反応から、フリッカー値、血圧(収縮期・拡張期)、10秒間の選択反応数、10秒間のタッピング数を選び、これらを作業前と作業後で測定することによって、作業による疲労度を疲労スコアとして、直ちに算出・表示する小型・簡便・安価な疲労度の定量化システム(疲労計)を試作する。そして、これに組み込んだ重回帰推定式の妥当性の検討や人間工学的な評価、改良を施し、より実用性のある疲労計としてまとめあげる。これまで、このような簡単な疲労計で複数の心身反応を総合した測定・評価システムは他に類が無く、しかもその主要なロジックである疲労度の算出方法には、これまでの研究成果からの独特のものを採用している。したがって、上記の心身反応を測定すれば、直ちに重回帰推定式によって、作業前に対する作業後の疲労度が疲労スコアとして算出・表示されるしくみである。そして、出力結果としての疲労スコアが0〜9であればほとんど疲労していない状態、10〜19ではやや疲労した状態、20〜49ではかなり疲労した状態、50以上では極度に疲労した状態の4段階で評価される。最近、健康管理の面から作業者の疲労度を数的に把握するのに、簡単な操作で比較的信頼できる結果が得られる安価な疲労計を希望している職場が多いためこの疲労計は非常に広い応用・需要が期待される。したがって、本研究で開発された疲労度の簡易定量化システム(疲労計)の実用化の見通しはきわめて高いと思われる。今後、さらに看護婦の疲労の測定などで実地に使いながら、簡易疲労計としての信頼性の向上、使い勝手の良さなどを中心に、さらに検討して行く。
著者
徳田 哲男 前川 佳史 新田 収 入内島 一崇
出版者
埼玉県立大学
雑誌
埼玉県立大学紀要 (ISSN:13458582)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.91-98, 2001

中規模特別養護老人ホームの寮母全員を対象に、介護空間別による介護のしにくさに関するアンケート調査と、介護動作に支障を感じさせない寸法の計測を実施した。本調査対象施設の主要な介護空間寸法は、おおむね施設整備基準を越えていたが、介護空間評価においてはさまざまな介護のしにくさが指摘された。主要な介護空間について現存寸法と寮母申告にもとづく推奨寸法を比較すると,出入口の幅員は一般浴室の現存寸法が112cmに対して推奨寸法が140cm,便所がそれぞれ99〜117cm、150cmであった。また居室内のベッドと車いす間の現存移乗寸法は97〜160cmと広範囲に及んだが、推奨寸法として200cmを必要とした。今後の施設居住者の身体機能水準を考慮すると,車いすによる移動はいっそうの増加が予想されることから,福祉機器による移動寸法を前提とした施設空間の設計が不可欠とされる。
著者
佐久本 和実 青島 一郎 小須田 司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
日本時計学会誌 (ISSN:00290416)
巻号頁・発行日
no.162, pp.24-33, 1997-09-20
被引用文献数
1

SEIKO PULSE GRAPH is a pulse rate monitor for running training. This can be realized by the development of a blue sensing system and a twin FFT system. We have already published a blue sensing system to get a high S/N ratio^(1). The twin FFT system can separate pulse rate from motion noise that is generated during running. So we could realize the real-time pulse rate monitor system in the size of a watch. This paper describes the electronic circuit for a twin FFT system and an algorithm of measuring pulse rate.
著者
椎名 隆彦 越島 一郎 梅田 富雄
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.136-139, 2002-02-26

近年, 音や画像を用いたマルチメディアソフトの需要が高まっている。従来のソフトウェア開発手法は, 主にビジネス向けソフトウェアの開発を対象として提案されてきた。しかしながら, マルチメディアソフトに要求されるリアルタイム性やシンクロナイズ性等の性質, またソフトウェアの構造的な点について考慮されていない。そこで本稿では, 効率的な管理手法を開発したので報告する。