著者
古橋 治義 曽根 定家 志知 営一
出版者
大同特殊鋼株式会社
雑誌
電気製鋼 (ISSN:00118389)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.16-32, 1968

数年前米国に端を発したアーク炉生産性向上の手段としての超大電力(Ultra High Power; UHP)操業がわが国においても最近注目されてきた。この機会にUHPに関して,アークの挙動,アーク炉の電気特性,不平衡回路の取扱い,炉の生産性,フリッカなど,アーク炉全般について,電気的見地から最近の技術的傾向をまとめた。近年アーク現象の解析は高速度カラー映画の導入で急速に進み,いっぽう,アーク炉三相不平衡回路の解析も計算機技術の助けによって大きな進展を約束されている。これらの新しい技術に基づいたアーク炉研究の一端として,アークからの伝熱,不平衡回路の解析,生産性の向上などに関して新しい提案を試みた。また,大電力投入に伴って,ますます表面化するであろう炉壁のホットスポットの問題に対してもいろいろの指針を提起した。さらに,アーク炉フリッカの問題については一船的な説明を述べると共に,UHP時に予想される方向を示唆した。

1 0 0 0 OA 成形図説 30巻

著者
曽槃
出版者
巻号頁・発行日
vol.[27],
著者
曽我 昭宏 矢野 育子
出版者
一般社団法人 日本薬学教育学会
雑誌
薬学教育 (ISSN:24324124)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.2021-007, 2021 (Released:2021-06-30)
参考文献数
21

入院患者の栄養状態を改善することは,退院後の人生を含めて考えた場合,生活の質の向上や死亡率の減少へとつながる重要な要素である.高齢社会を迎え,栄養状態の評価やその効率的な改善方法の開発が不可欠である.平成25年度改訂版薬学教育モデル・コアカリキュラムでは,D衛生化学に「栄養」に関する到達目標が追加され,E医療薬学やF薬学臨床では実習前教育として基本的な到達目標が設定されている.しかしながら,薬学が得意とする薬理学・薬物動態学と栄養学との関連を体系的に学ぶ教育はほとんど行われていないのが現状である.ここでは,臨床現場での栄養サポートチームの活動や最近注目されている低栄養の新診断基準であるGLIM criteriaと,栄養状態が薬物動態や薬物反応性に与える影響について紹介し,病院薬剤師の立場から「栄養薬学」という新しい概念の必要性について述べる.
著者
三浦 悠哉 福田 浩至 大曽根 匡
出版者
一般社団法人 情報システム学会
雑誌
情報システム学会誌
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.1-17, 2021

近年,FacebookやTwitterなどのSNSや,「食べログ」などといったクチコミサイトの普及に伴い,クチコミの影響力は非常に大きくなってきた.ネガティブなクチコミは「ネット炎上」という事象をもたらし,企業や個人に悪影響を与えている.一方で,ポジティブなクチコミが拡散することで,売上の増加や知名度の向上など,関連する企業や個人に好影響を与える事例も増えている.このような状況において,ネガティブな話題とポジティブな話題の拡散では,拡散期間や拡散規模に違いがあるのではないかと考えた.そこで,本研究では,多くの市民が利用している回転寿司業界を対象に,Twitter上のクチコミを収集し,拡散期間や拡散規模を測定できるトレンド方式を用いて,ネガティブな話題とポジティブな話題における拡散傾向を分析した.
著者
倉重 恵子 曽我 俊博 横山 和仁
出版者
一般財団法人 日本健康開発財団
雑誌
日本健康開発雑誌 (ISSN:2432602X)
巻号頁・発行日
pp.202142G04, (Released:2020-11-24)
参考文献数
39

背景・目的 集中力は、知的労働生産性や運動パフォーマンスに深く関与すると言われている。“集中”とは「一つの事柄に“注意”を向けて物事に取り組むこと」である。近年、カシスポリフェノールによる脳血流改善効果が、ヒト大脳動脈血管を用いたex vivo試験で報告されている。本研究では、カシスポリフェノール摂取による認知機能(注意・集中力)への影響を検証することを目的とした。方法 健康成人女性7名を対象とし、カシスポリフェノール(アントシアニン50mg含有)の8日間連続摂取による認知機能(注意・集中力)への影響について、同一被験者内比較単群介入試験により検証した。聴覚オドボール課題中の脳波および心電図を客観的指標として測定した。対象の体調面を視覚的評価スケール(VAS)で、精神面を気分プロフィール検査(POMS)で主観的に評価した。得られた値の平均をpaired-t検定で比較した。結果 カシスポリフェノール摂取により、課題中のP300潜時が有意に短縮された一方、振幅に変化はなかった。Fzθ波の平均パワー積分比率は有意に増加し、心拍変動周波数成分のパワー比LF/HFは有意に減少した。VASの「頭の覚醒(集中度)」上昇、POMSの「緊張~不安」減少など自覚においても有意差が得られた。考察 カシスポリフェノールの連続摂取(8日間)により、認知機能(注意・集中力)が高まる可能性が示唆された。
著者
長谷川 曽乃江
出版者
関東社会学会
雑誌
年報社会学論集 (ISSN:09194363)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.7, pp.191-200, 1994-06-05 (Released:2010-04-21)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1

There are many controversial arguments concerning to the “intersubjectivity” which guarantees universal, objective communication between one person and another. Manfred Frank presents a “consent or conflict” model to explain the positive and negative attitudes towards “intersubjectivity”. Here “conflict” means a definite opposition to any “consent” which disguises the actual confrontation or discommunication, or the reality of a ruler-subordinate relationship under a totalitarian peace. This paper tries to place Sartre on the “conflict” side. In my point of view, Sartre introduces “ethics” to oppose “consent”, thus providing a communication model without the enlightening “reason”.
著者
天谷 賢児 宝田 恭之 松村 修二 澁澤 香代 小曽根 操 宗村 正弘 根津 紀久雄 大沢 善康
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
日本エネルギー学会大会講演要旨集 (ISSN:24238317)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.292-293, 2012

Micro hydroelectric generation facilities with battery systems were developed for the electric power supply of the EV and micro-EV. Micro-EV was developed as single driver vehicle for the town use only. These vehicles were used for the CO_2 reduction experiments and for the enhancement of regional community power. Solar energy systems were also used for mobility of micro-EV. In this paper, the some experimental trial about the EV utilization for the community development is reported.