著者
杉山 博
出版者
駒澤大学
雑誌
駒澤史学 (ISSN:04506928)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.1-11, 1978-03
著者
杉山 博昭
出版者
京都大学大学院人間・環境学研究科
雑誌
人間・環境学 = Human and Environmental Studies (ISSN:09182829)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.59-77, 2010-12-20

本論は, 十五世紀フィレンツェで上演された聖史劇を手がかりに, 同時代の図像に「何が起きているのか」を検証するものである. シャピローやパクサンダールが指摘したように, 演劇から 図像へという一方通行の即応関係を「実証的」に明らかにすることは困難であるしかし, 図像の「源泉」や「典拠」への拘泥を留保し, 再構成が進められてきた聖史劇についての研究成果をふまえるならば, 演劇と図像のあいだに存在した「反復」や「再演」といった, 双方向の照応関係を発見することが可能となる. まず, 絵画的リアリティに埋没しない演劇的リアリティを帯びた図像中の記号に注目する. 実際の聖史劇の舞台に用いられた記号群が描きこまれることで, 図像中に異質なふたつのリアリティが並び立つ. このリアリティの落差が呼び起こした聖史劇の見物客の眼差しは, 図像の鑑賞者の眼差しへと重ねられたのだ. 次に, 図像のなかに描かれた超常的な光, もしくは点光源の描写に注目する. 聖史劇『昇天』や『受胎告知』などの演目におけるイルミネーションの演出は苛烈を極めた. 図像資料に確認される, 天井に鎮座する神の周囲の光, 天球の表現などは, まさしくこれらのランプや花火の効果の「反復」と考えられ, 鑑賞者と見物客の経験が接近し得たことを示す. さらに, 図像を構成する時空を, 聖史劇の舞台が組織した時空と比較検証する. 聖史劇の時間は, 遅延し, 停滞し, 回帰する特徴を帯び, 演技空間は収縮と拡張を繰り返す. また, 聖史劇の見物客は, このような時空に, 身体ごと参与するよう要請された. そのために, 同じような前近代的な特徴を帯びた図像の前に立っとき, 見物客でもあった鑑賞者の受容は, 重層的なものとなったに相違ないのだ.
著者
平岩 馨邦 徳田 御稔 内田 照章 杉山 博
出版者
九州大学
雑誌
九州大學農學部學藝雜誌 (ISSN:03686264)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.547-574, 1958-11

The Islands of Oki lie in the Japan Sea about 30-40 miles off Matsue, situated at the northern coast of south-west Hondo, the main island of Japan. The depth of the sea between the both is under 200 m. The geologists think that Oki Islands had connected to Hondo by the Shimane Peninsula up to diluvial epoch. Dogo Island, the largest of the group, have an area of 216 km2; predominating there the mountainous landscape with scanty alluvial plains. The vegetation of this island shows an appearance of the climax of deciduous forest consisted of chiefly deciduous trees such as oaks. Dozen Islands are the general name for the group of islands which situate at some distance from Dogo. The topography of Dozen is generally flat, and simpler than that of Dogo. Everywhere of these islands are artificially cultivated, and the secondary vegetation mainly covers all the islands. No large-sized endemic mammal is known in Oki Islands, both in Dogo and Dozen ; Lepus brachyurus okiensis from Dogo being the largest one. As to the other mammals, Mogera wogura kobeae, Urotrichus talpoides minutus, Crocidura dsi-nezumi, Apodemus speciosus navigator, Apodemus geisha celatus, Anteliomys smithii okiensis are recorded from Dogo. Moreover, it is sure that Mustela sp. and Glirulus sp. (both may be characteristic subspecies) inhabit in Dogo, though they are not yet examined taxonomically. It is worthy of notice that the majority of endemic mammals from Dogo Island are distinguished from allied species of Hondo as subspecies by the previous systematic studies. To work on the interesting problem of subspeciation, we tried to make clearer the characteristics shown by the former workers as subspecies. We classified by ages all specimens of both Oki and Hondo respectively, and statistically compared both samples in each division. In this report, Apodemus speciosus speciosus of Hondo and Apodemus speciosus navigator from Oki were mainly chosen as the materials for the purpose above mentioned, and we touched a little to the other mammals. in short, we could point out some characteristics to be distinguished from typical subspecies of Hondo by statistical treatment in the specimens of Oki of Apodemus speciosus navigator (I) together with Apodemus geisha celatus (II), Anteliomys smithii okiensis (III) and Urotrichus talpoides minutus (IV). For the external characteristics, that both subspecies (I) and (II) of Oki have shorter tail in comparison with body length than that of typical subspecies of Hondo, that subspecies (IV) have longer tail on the contrary, that there is no recognizable external distinction in subspecies (III) (but being distinguished by the characteristics in the skull) and others became clear. We compared Apodemus speciosus navigator with Apodemus speciosus speciosus in detail basing on the abundant materials. Ages were identified by the pattern of grinding surface of m3. We divided all samples into five classes ; namely stage 1 (juvenile), st. 2 (subadult), st. 3 (adult I), st. 4 (adult II) and st. 5 (senile) by age, and compared both groups in each class of age respectively. By such comparisons, it became clear, in addition to lower tail ratio of navigator than that of speciosus, that on distance between the first upper molars (m1~m1) and length of upper molar series (m1~m3), the former from Dogo was somewhat longer than that of the later, and specimens from Dozen remarkably longer than speciosus. The portion represented by m1~m1 and m1~m3 grows most slowly in the skull. The skull grows anteriorily and posteriorily from that dead centre ; the anterior extension being greater than posterior extension. Judging from the fact that in the forest mouse from Oki this portion is longer than that of Hondo, especially in the animal from Dozen remarkably, we think that the animal from Dozen may be distinguished also from navigator of Dogo as another subspecies. However, we did not deal with taxonomical consideration of the forest mouse from Dozen, because of the insufficiency of materials. To lay the foundation on the studies of subspeciation of the small mammals from Oki Islands, the present investigation was planned to make more exact taxonomical treatment of the materials. We think that such a new trial as the classification by ages and the statistical comparison in each class was an excellent method for the purpose.隠岐島は, 島後と島前からなり, 前者は一つの大きな陸塊が中心になつているが, 後者は四つの小島の集合からなりたつている. これらは島根半島の沖, 30~40マイルに位置し地形的には該半島に連なるものである. その間の海の深さは200m以下で, 地質学者は洪積世の終りまで, これらの島は本土と陸地で連なつていたと考えている(湊,'54). 島後の内の主島の広さは246km2(東西18km・南北20km)で, 沖積平野は少く, 島全体が起伏の多い地形をなしている. 最高峰は焼火山(451.7m)で, その森林景観はシイ・カシの極相であるといつてよい. 島前は, どの島も地域狭小で, 高い山はなく, 植物相は貧弱である. 今回アカネズミを採集した西島は58km2の島で, その採集地点浦郷は耕地と耕地保護林からなる単純な環境であつた. 島後の哺乳動物は, 最初にAndersonによつて採集され, それが大英博物館のThomas('O5)によつて記載された. この際の採集物は, コウベモグラMogera wogura kobeae 16頭, ヒミズモグラ Urotrichus talpoides 1頭, ジネズミ Crocidura dsi-nezumi 1頭, オキアカネズミ Apodemus speciosus navigator 6頭, オキヒメネズミ Apodemus geisha celatus 4頭, オキノウサギ Lepus brachyurus okiensis 3頭であつた. そのうちで, オキアカネズミ, オキビメネズミ, オキノウサギはそれぞれ新亜種として記載された. つぎに徳田は, 1932年に同島の小哺乳類を採集し, その採集品について分類学的研究を行つた. その際に採集された種類は, クマネズミ Rattus rattus 1頭, オキビミズモグラ Urotrichus talpoides minutus 2頭, オキアカネズミ2頭, オキヒメネズミ1頭, オキスミスネズミ Anteliomys smithii okiensis2頭であつた. オキアカネズミとオキビメネズミに関しては, Thomasの記載を確認し, またヒミズモグラとスミスネズミに関してはその亜種的特徴の著しいことを指摘し, それらを新亜種とすることを提唱した(徳田,'32). 植物や哺乳類以外の動物の中にも, この島に産するものが分類学的に区別された例があるが, そのうちで佐藤井岐雄('40)によつて紹介されたオキサンショウウオ Hynobius okiensis はとくに著しく目立つものであつた. 隠岐島の動物や植物は, しばしば同地に特産のものとして取扱われたが, それらは分類学的に本土に産するものと密接な類縁性のあるものばかりである. 従つて前者は後者よりも分れて亜種化 (subspeciation) あるいは別種化 (speciation) の過程にあるものと考えてよい. 亜種化あるいは別亜種化の起る原因の一つとしては地理的隔離(geographical isolation)があると考えてよいが, それは外因である. 内因としてはそこに産する生物の生活の特殊性をこそ問題にしなければならぬ. さきに少しく触れたように島前・島後の島々の自然環境は単純であり, 比較的に複雑な島後においても森林景観は一つの極相としていいあらわすことができるような単純性をもつている. 哺乳動物相として見た場合に, 島後においてはウサギ, イタチ等が比較的に大形の哺乳類を代表し, それ以上のものはいない. 本土においては普通であるイノシシ, シカ, テン, キツネ, アナグマ, タヌキ等をそこには産しない. Thomasおよび徳田がさきに紹介した哺乳動物以外に, イタチとヤマネを島後に産することが確実であるが, いずれにしても同地の哺乳動物相は貧弱である. もちろんそれは分類学的観点からする同島の自然環境の記載に過ぎないが, 同島における生物の亜種化や別種化の問題を研究する際には, こういつた哺乳動物社会の要素の貧弱性という点がまず考慮されてよいと思う. 今回の研究は, 亜種化や別種化の過程そのものを対象としたものではなく, むしろそこへ到達する前段階的な研究を行つたものである. そのために, 従来の形態的研究をいつそう深め精密化しておく必要があると思つたので, その方法について一つの試みを行つた. 1956年11月に, 平岩・徳田・内田等は伯誉大山および隠岐島で小哺乳類を採集し, それらの採集物について詳細な比較研究を行つた. この際に烏取大学医学部の酉田弘氏も同行し, 小哺乳類に附着する外部寄生虫を採集した. さらに同医学部の長花操教授の御厚意により山陰地方一帯で近年採集された莫大な数の液漬標本について自由な研究を行うことが許されたので, この材料は主として頭骨や歯紋の比較研究資料に供した. すべての材料を統計的に取扱うことを念頭において計測を行い, これらのデータについてその統計学的吟味を併せ行つた. 哺乳類の外部形態は液漬標本で計測すると非常に不正確になるので, 隠岐産のものとの外形比較は, 徳田が1952~1953年に比叡山で, また1952年に上高地(徳本峠)で採集した標本類が主な材料として用いられた. この点で本研究はいくらか一貫性を欠くものとなつたが, 論文の目的が形態に関する吟味をいつそう深める方法を問題にしている点に読者が留意され, 批判をしていただければわれわれは非常に幸である.
著者
西尾 伸也 Oleg Khlystov 杉山 博一 Andrey Khabuyev Oleg Belousov
出版者
社団法人 物理探査学会
雑誌
物理探査 (ISSN:09127984)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.55-64, 2014 (Released:2017-03-02)
参考文献数
26
被引用文献数
1

バイカル湖は淡水湖として唯一,メタンハイドレートの存在が確認されている湖である。最近,国際共同プロジェクトによりバイカル湖のメタンハイドレートに関する研究が進められている。バイカル湖の中央湖盆,南湖盆で確認されたBSR分布に基づき,多くの泥火山・ガス湧出サイトの湖底表層からメタンハイドレート試料が採取され,地質情報,物理探査情報も収集された。ここでは,今までの研究成果を概観すると共に,表層型メタンハイドレートの集積状況を把握するために実施したコーン貫入試験結果について述べる。
著者
杉山 博昭
出版者
長崎純心大学・長崎純心大学短期大学部
雑誌
純心人文研究 (ISSN:13412027)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.71-85, 2001-03-15

In recent years, community development is paid attention in rural areas. This paper deals with social work in rural areas in Yamaguchi Prefecture, how it occurred and developed. In Yamaguchi Prefecture, livelihood problems turned serious in 1920's. Social work and rural counter plan were not differentiated. But administration encouraged promoting social work in 1930's. This paper deals with the development of social work, and introduces the examples of that in rural areas. Also, this analyzes the theory of rural social work that KIMURA Takashi and HIMEI Isuke insisted. Lastly, this points out that rural social work could not solve the livelihood problems in rural areas.
著者
松田 三恵子 杉山 博史 土井 美和子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.132-139, 2004-01-01
被引用文献数
20

携帯電話の普及により,道案内サービスが幅広く利用されるようになってきた.道案内サービスの普及につれ,従来の最短距離経路のみの案内ではなく,よりきめ細かい経路案内,特に歩行者の身体能力や子供などの同伴者や荷物の有無に対応した経路案内への要求が高まっている.本論文では,歩行者の経路への嗜好性を取り入れた経路生成について述べる.歩行者の身体状況などに応じて変化する歩行者の経路への嗜好性を経路生成に反映できるようにするために,延べ269名に対し,計2回のアンケートを行った.これらのアンケート結果から,歩行者は「距離」以外に「安全性」や「快適性」を重視していること,特に60歳以上のユーザは「安全性」と「快適性」双方を重視していること,また「男性」より「女性」の方が階段を避ける「快適性」を重視していることも判明した.また経路への嗜好性を取り入れるには,従来の道路データ以外に,歩道や坂道などの詳細な経路探索条件が必要であることが判明した.これらの経路探索条件を反映した経路探索パラメータを導入し,身体状況などに応じて変化する歩行者の嗜好を反映した経路案内生成方法を実現した.実際に渋谷駅周辺の歩道や坂道などの詳細情報を収集し,歩行者の嗜好に合わせた経路を生成できることを確認した.
著者
杉山 博信 陳 友晴
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
Journal of MMIJ (ISSN:18816118)
巻号頁・発行日
vol.135, no.10, pp.89-93, 2019-10-31 (Released:2019-10-31)
参考文献数
24

12CaO・7Al2O3 electride is one of the outstanding materials expected to be applied in various fields such as electronics and catalyst, and generally fabricated by sintering high purity CaCO3 and Al2O3. We attempted to fabricate 12CaO・7Al2O3 electride using limestone as a raw material instead of using high purity CaCO3 aiming at further industrial use, and investigated the gas adsorption properties of the fabricated samples. Three samples, two from limestone and one from high purity CaCO3, were prepared and exposed to the atmosphere for about 9 hours, and then the gas adsorption properties of them were analyzed by Py-GC/MS. As a result, desorption of N2 and O2 which are abundant in the atmosphere was not observed by heating the samples exposed to the atmosphere up to 700℃, while desorption of CO and CH4 was identified. It is implied that the desorbed CO originates from CO2 in the atmosphere. This result indicates these samples might selectively adsorb CO2 and CH4 as compared with N2 and O2. Furthermore, for the limestone derived samples, the selectivity of CO2 and CH4 adsorption was improved and this result indicated the possibility that the CO2 adsorption capacity of these samples is higher than that made from high purity CaCO3. One reason of this phenomena is inferred the changes in the electronic state of material surfaces due to the doping of impurities contained in limestones, such as Mg, Sr, and Cu, into the Ca sites of the cage-like structure in 12CaO・7Al2O3 electride.
著者
杉山 博昭
出版者
イタリア学会
雑誌
イタリア学会誌 (ISSN:03872947)
巻号頁・発行日
no.61, pp.93-122, 2011-10-15

Nel presente lavoro si andranno ad identificare e analizzare i copioni delle sacre rappresentazioni raccolte a Firenze nel Quattrocento. Secondo la tesi generalmente accolta, il pregio principale di questi drammi rinascimentali sarebbe l'effetto scenico spettacolare. Questa tematica e stata lungamente discussa dagli storici dei drammi e delle arti come D'Ancona, Molinari, Damisch e Baxandall. Per quanto si debba riconoscere alle argomentazioni addotte dagli storici l'appropriatezza alla realta dell'epoca, riteniamo che siano tuttavia viziate dalla tendenza a tenere scarsamente conto dei copioni dei drammi stessi. Scopo di questo studio e esplorare le motivazioni dello stato attuale della ricerca. Il primo obiettivo che si intende raggiungere e l'identificazione dei testi che effettivamente furono messi in scena a Firenze nel Quattrocento attraverso i manoscritti redatti in quell'epoca e/o gli incunabuli, cioe gli stampati antichi. Il secondo obiettivo e l'analisi dei testi allo scopo di definire i fondamenti documentari dei presupposti alla base delle ricerche condotte fino ad oggi sulle sacre rappresentazioni. Newbigin ha indicato un'importante differenza fra le letture e i copioni delle sacre rappresentazioni. La studiosa ha formulato l'ipotesi secondo la quale la maggior parte degli stampati religiosi intitolati rapresentazione non venissero rappresentati nelle chiese o nelle piazze, ma fossero invece utilizzati come letture religiose private, sottolineando quindi la necessita di estrarre i copioni autentici nella ricerca concernente le rappresentazioni festive. Condividendo questo punto di vista, accettiamo qui il metodo filologico che considera con attenzione le condizioni esteriori dei testi manoscritti, quello stesso metodo che Newbigin ha avanzato nella sua tesi. Oltre a cio, al fine di identificare i testi con la maggiore precisione possibile, intendiamo rivolgere particolare attenzione alle condizioni interne dei testi stessi, cioe alle battute angeliche, che inducono ad ipotizzare l'esistenza di molti spettatori (cioe di un pubblico formato da cittadini e viaggiatori), nonche alle didascalie, che indicano l'attrezzatura caratteristica della regia delle sacre rappresentazioni. Intendiamo infine tentare un confronto fra la compilazione dei testi manoscritti, raccolta secondo i suddetti procedimenti, e le registrazioni delle rappresentazioni nelle cronache o nei documenti antichi. I risultati di questa collazione dimostrano che qualche repertorio, per esempio quello della Passione e Risurrezione, non esisteva nel gruppo dei testi: a questa mancanza si supplisce attraverso gli incunabuli. Come risultato delle varie fasi in cui il lavoro volto all'identificazione dei testi e stato articolato, riteniamo di aver potuto selezionare in modo affidabile i copioni delle sacre rappresentazioni, dei quali si allega si allega la lista alla fine del lavoro. In base all'identificazione cosi compiuta, si procede all'analisi dei copioni allo scopo di chiarire le caratteristiche, o le funzioni in senso stretto, delle sacre rappresentazioni messe effettivamente in scena. La lettura dei testi ne evidenzia tre: la funzione religiosa, quella didattica e quella spettacolare. Nel considerare la funzione religiosa, troviamo stanze dure e spietate in scene come quella della Passione e dei programmi dei martiri: le esecuzioni capitali, infatti, avrebbero dovuto esortare gli spettatori a pentirsi sinceramente volgendo il pensiero alle pene corporali. Dal punto di vista della funzione didattica, sono particolarmente importanti le scene dei dialoghi fra i nobili e i loro accompagnatori, come il Re e il Cavaliere, il Console e l'Esecutore, il Santo e il Messaggero. La caratteristica delle stanze coincide con le opinioni di storici come Polizzotto e Ventrone, i quali sostengono che le sacre rappresentazioni avrebbero dovuto servire ai giovani fiorentini ad adeguarsi ad abitudini commerciali come le buone maniere, l'oratoria e la correttezza del gesto. Per quanto riguarda la funzione spettacolare, si considerano le scene che rappresentano miracoli di guarigione di malati o di resurrezione dei morti, perche prima dei miracoli di Gesu o del Santo si trovano sempre dialoghi ingiuriosi relativi alla sporcizia degli uni o all'impurita degli altri. Si vede cosi come le scene mostrino che i registi si servivano della dicotomia di bello e brutto, bene e male, sacro e profano. Le argomentazioni illustrate valgono come riprova del fatto che i caratteri delle sacre rappresentazioni evidenziati dai diversi storici sono corroborati dai copioni del repertorio. Questo studio contribuisce alla comprensione relativa all'accettazione delle rappresentazioni da parte degli spettatori del Quattrocento a Firenze.
著者
杉山 博之 須田 義大
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
Dynamics & Design Conference
巻号頁・発行日
vol.2006, pp._204-1_-_204-6_, 2006

次世代のマルチボディ動力学解析において期待される非線形有限要素法との連成問題,つまり,剛体,柔軟体および大変形柔軟体がジョイント拘束を介して連成した多体拘束系動力学問題の効率的な数値定式化手法の開発が活発に行われている.特に,マルチボディ計算アルゴリズムにて用いられる非増分型アルゴリズムに基づく非線形有限要素法, Absolute nodal coordinate formulationがShabanaによって提案されており,大変形柔軟体を含むマルチボデイシステムの拘束系動力学解析に適用されている.しかしながら,本定式化の曲がり梁としての特性に関してはほとんど報告されていない.また,既存の3次元Absolute nodal coordinate formulation梁要素では,体積要素としてGreen-Lagrangeのひずみテンソルから弾性力を導出しているため,せん断変形および断面変形に起因したロッキングが発生する.特に,梁が初期形状において曲率を有する曲がり梁においては,ロッキングの影響が顕著となり精度の低下を招く.本論文では,図A1に示すような大変形柔軟マルチボディ解析における曲がり梁の新たな定式化手法を提案した.曲がり梁の軸曲線に沿ったひずみ成分を,基準および変形後の配置に対する変位勾配変換と基準配置にて一義的に決定するAlmansiひずみにより表すひずみ式を導出した.また,曲がり梁の回転ひずみ成分を曲率/ねじりテンソルにより定義することにより,既存の定式化にて問題となる体積要素として導出される曲げひずみ成分の精度低下を回避した.さらに,せん断ロッキングをHellinger-Reissner混合変分原理を用いて回避し,また断面変形に関してAssumed strain法を用いてメンブレンロッキングを回避して要素精度を向上させた新たな曲がり梁の定式化を示した.図A2に示す梁のロールアップ問題に対する理論解との比較および図A3に示す動的スティフニングに関するベンチマーク問題を用いた要素精度の検証から,大変形曲がり梁を有する機械構造物の工学的動力学問題に対して,提案した手法が有効であることを示した.
著者
清水 陽 冨田 俊一 杉山 博幸 吉川 武志 川俣 正一
出版者
社団法人 日本印刷学会
雑誌
日本印刷学会誌 (ISSN:09143319)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.108-113, 1996-03-31 (Released:2010-09-27)
参考文献数
3

The motion of the sheet of paper which falls down freely, is analyzed by the method of dynamics. In the previous work, we discussed the motion of the sheet of paper which goes inside the delivery unit of printing machine and rotates around a cylinder. In those cases, no outer force was considered except the force pulling the edge of a sheet of paper. In this work, we considered the outer forces, gravity force and fluid force. Generally, the analysis of the flow around the object is very complicated, and the fluid force affecting the object is difficult to solve. So, we analyzed the fluid force by considering the flow momentum. In this work, we analyzed the case of a sheet of free falling paper. In the future work, we are going to adopt the method discussed in this work to the sheet of paper which goes inside the printing machine.
著者
杉山 博一 後藤 茂
出版者
公益社団法人 地盤工学会
雑誌
地盤工学研究発表会 発表講演集
巻号頁・発行日
vol.39, pp.1695-1696, 2004

設計時におけるトンネルに作用する浮力の取り扱いは、安全側と便宜を考え、鉛直方向の水圧の差を浮力とし、トンネル上半部に鉛直荷重として入力している。しかし、トンネルの大断面化に伴い、より合理的な設定方法が必要となってきてる。そこでトンネルが剛体的に浮上するという前提においてトンネル上半の地盤反力としての土圧の増加分と、トンネル下半の土圧の減少分の和によって浮力がキャンセルされると考え、慣用計算法を応用したモデル化を試みた。この方法による地盤反力の分担比率を変えた試算結果と現場の覆工応力の計測結果を比較したところ、上半の地盤反力の増加分と、下半の土圧の減少分が同じと考えた場合に計測結果と一致した。