著者
小林 仲治
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.808, pp.3-5, 2016-07
著者
林 宜嗣 獺口 浩一
出版者
関西学院大学
雑誌
經濟學論究 (ISSN:02868032)
巻号頁・発行日
vol.58, no.2, pp.1-28, 2004-09-20

Rising unit costs have been a major source of recent increases in local public expenditures. It is very important for local government to improve productivity in the production of public goods and services. In this study we tried to measure differences in the productivity among cities in Osaka Prefecture and found there were very big productivity gaps among cities. Local government should produce public goods and services in the cheapest possible manner in order to increase the welfare of citizens.
著者
山川 紘 林 育夫
出版者
水産増殖談話会
雑誌
水産増殖 (ISSN:03714217)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.57-63, 2004-03-20
被引用文献数
2

新潟県粟島の浅海岩礁域に生息するサザエの消化管内容物と藻類植生の関係を解明するために、冬期の波浪条件が異なる2水域に調査区を設け、スキューバ潜水により消化管内容物調査(2、6m)、同所で藻類の現存量調査(2、6、10m)、および底質調査(2、6、10、14m)を行った。(1)冬期の波浪の影響が少ない調査区では水深2mで多種類のホンダワラ類が分布し、水深6mではノコギリモクが主に優占した。他方、冬期の波浪が激しい調査区では、アミジグサ類とモロイトグサが優占し、物理的な環境特性により対照的に異なった植生となることが示された。(2)消化管内容物と藻類現存量の摂餌の選択性の傾向を解析した結果から、種類により選択性がある(摂餌は藻類の現存量と関係していない)という検定結果が得られた。(3)調査区のうち、摂食阻害物質を含有する藻類が優占する調査区では、それらの藻類が消化管から高率に検出されたことから、それらの物質はサザエの食性に影響を与えていないと考えられた。(4)調査区間別、水深別に調査区のサザエの肥満度を比較したところ、それらの間で差異は認められなかった。
著者
林 光
出版者
東京大学
雑誌
社會科學研究 (ISSN:03873307)
巻号頁・発行日
vol.55, no.5, pp.239-272, 2004-03-19

内戦に関与した指導者や兵士連は,内戦終結と同時に収奪機会や権力の喪失,戦争犯罪での訴追等のリスクにさらされる.このため彼らは自己保身から意図的に内戦を継続する動機を持つ.この場合たとえ秩序回復が容易であるはずの事例においても内戦は終結しにくくなり,分析におけるセレクション・バイアスを生む.本研究は,ヘックマン(Heckman)流の二段階の統計手法によってこのバイアスを補正し,国連の介入や政治体制等が与える影響について新たな知見を導いた.すなわち,国連の介入は紛争終結には有効ではないが,秩序回復には非常に有効であった.一方,国連以外の介入は逆の傾向が認められた.その他,窮地に追い込まれた政治指導者は起死回生を図ってハイリスク・ハイリターンな政策を追求しがちであるという「起死回生のギャンブル」仮説,資源収奪の誘因に注目した「強欲」仮説等も支持された.以上の分析に基づいて秩序回復の確率に関する予測も試みた.
著者
ドーリン アレキサンダー 小林 健二 合山 林太郎 渡辺 浩一 田中 大士 伊藤 鉄也 野網 摩利子 山本 和明
出版者
人間文化研究機構国文学研究資料館
雑誌
国文研ニューズ = NIJL News (ISSN:18831931)
巻号頁・発行日
no.43, pp.1-16, 2016-05-06

●メッセージ日本語の書物の価値●研究ノート国文学研究資料館蔵『狂言絵』を読む「高橋智先生の中国目録学講座」受業記日英比較出版事情――人間文化研究機構連携研究の成果から――●トピックス文部科学省での特別授業国際連携研究「日本文学のフォルム」の成果を『もう一つの日本文学史』として刊行平成28年度アーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会通算第62回)の開催平成27年度日本古典籍講習会通常展示「和書のさまざま」ギャラリートーク平成27年度連続講座「くずし字で読む『百人一首』」市民参加イベント「古典」オーロラハンターを開催総合研究大学院大学日本文学研究専攻の近況
著者
森岡 清志 中尾 啓子 玉野 和志 和田 清美 金子 勇 安河内 恵子 高木 恒一 浅川 達人 久保田 滋 伊藤 泰郎 林 拓也 江上 渉
出版者
首都大学東京
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究の課題は、パーソナルネットワークとソーシャル・キャピタルの相互関連、および都市特性・地域特性との関連を明らかにすることにある。統計的調査ではソーシャル・キャピタルを「住民力」と表現し、平成20年11月と平成21年9月に世田谷区住民を対象者として「住民力」に関する標本調査を実施した。20年調査では、45歳以上75歳未満の住民から8,000名を無作為抽出し(回収率65.3%)、21年調査では20歳以上75歳未満の住民を10,000名抽出した(回収率54.5%)。分析結果から、住民力とコミュニティ・モラール、投票行動の間に高い相関が見られること、また、居住年数、戸建率などの地域特性と関連することが明らかになった。
著者
谷内 俊範 小林 憲正
出版者
日本エアロゾル学会
雑誌
エアロゾル研究 = Journal of aerosol research (ISSN:09122834)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.113-118, 2007-06-20
被引用文献数
1

Titan is the largest satellite of Saturn, and has dense (ca. 1,500 hPa) atmosphere mainly composed of nitrogen and methane. In addition to various organic compounds, aerosol is found in the atmosphere. It is suggested that the aerosol was made of complex organic compounds, which was formed from Titan atmosphere by such energies as ultraviolet light, high-energy electrons (discharges) and cosmic rays. Voyager and Cassini missions partly revealed the nature of the aerosol. A wide variety of laboratory simulation experiments have been conducted by using a gas mixture of nitrogen and methane, and the resulting solid products are often referred as "Titan tholins". The present paper reviews these observations and simulation experiments on the Titan aerosol, and discusses its relevance to origins of life.
著者
濤榮松 宏仁 樽茶 清悟 石川 統 藤原 晴彦 塩川 光一郎 深町 博史 若林 健之 桑島 邦博 土肥 絢子 グラー ロバート 吉田 榮 植田 榮司
出版者
東京大学大学院理学系研究科・理学部
雑誌
東京大学大学院理学系研究科・理学部廣報
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.4-19, 2001-03

学部教育を考える/壽榮松先生を送る/この13年は何であったか/石川統先生を送る/定年退官に際して思う、40年の研究生活のこと/塩川光一郎先生を送る/35年の研究を振り返って : 生命を電子で見る/若林先生を送る/理学部での日々/土肥絢子さんを送る/退官にあたって/吉田さん退官によせて
著者
市原 学 小林 隆弘 藤谷 雄二 尾村 誠一 市原 佐保子
出版者
日本毒性学会
雑誌
日本毒性学会学術年会
巻号頁・発行日
vol.40, 2013

ナノテクノロジーは,並行して発展してきた分子生物学との融合を通じ新しい学術分野と革新的な技術を生み出すことが期待されている。ナノテクノロジー全体の中で,工業ナノマテリアルはその第一段階を形成するものである。一方,工業ナノマテリアルの健康,環境への影響,安全性についての研究は十分とは言えない。なかでもヒト健康へのリスク評価は優先順位の高い課題である。暴露評価はハザード評価と統合され,リスクを評価するために用いられる。工業ナノマテリアルに暴露された労働者を対象とした疫学コホート研究を立ち上げる構想が国際的にも議論されているが,その基盤としても暴露評価は重要な課題となっている。暴露評価におけるナノマテリアルに特異的な問題の一つは用量計測基準として何を選ぶかということである。この問題に関して国際的なコンセンサスはまだ得られていない。ナノマテリアルの個数,表面積が生体分子との反応性に貢献していると考えられていることから,従来の重量濃度に基づく計測基準が,ナノマテリアルの暴露を定義する上で十分かどうか疑問がある。走査式モビリティーパーティクルサイザー(SMPS)によりナノ領域を含む粒子を分級し連続的にモニターすることが可能であるが,高価で可動性に問題があり,労働現場でより簡易にナノ粒子を測定する機器の開発の必要性が唱えられてきた。米国国立労働安全衛生研究所は凝集粒子カウンター(CPC)と光散乱粒子計測装置(OPC)の併用を提案している。また,比較的安価で小型化されたSMPS,あるいは新しい小型計測機器も開発されている。長期の累積的な暴露の評価には多くの困難が伴う場合があることも指摘しなければならない。生体試料を用いた内部暴露評価のためにバイオロジカルモニタリング法の開発も求められ,そのためには様々な分野の研究者の共同が必要である。
著者
弥富健太 岡崎博樹 上林憲行
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.665-666, 2012-03-06

近年、ソーシャルメディアの普及により、Web上のアクティビティログと共に個人の興味関心のログ(インタレストグラフ)も蓄積されている。また、同時にソーシャルメディア上には、個々人の社会所属の情報も公開されている。本研究では、この蓄積されたインタレストグラフと公開されている所属情報を用いて、自身の興味関心の似ている人物(ロールモデル)を発見する。自身と同じような興味関心を持っている人物の所属する企業を抽出することで、興味関心事の似た人物が働く環境のロールモデルを発見し、従来のカテゴライズされた企業検索とは違う、ロールモデルによる企業発見のプロセスを支援する。
著者
小林 政助
出版者
日本医療機器学会
雑誌
醫科器械學雜誌 (ISSN:00191736)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.75-86, 1933-08-20