著者
小林 勇輝 櫛田 佳那 竹野 祐輔 福重 真一 野間口 大
出版者
公益社団法人 日本工学教育協会
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.3_93-3_96, 2017 (Released:2017-05-28)
参考文献数
3

We report, from the perspective of participants, about the project-based learning class where engineering and non-engineering students collaboratively tackled manufacturing. It aimed to cultivate the design thinking ability of master course students coming from various departments of Osaka University. Although we had less backgrounds of engineering or manufacturing, we succeeded in defining user needs and creating a product which meets them. We subsequently participated in an international conference on engineering design and presented another product there. Since design thinking could be applied there as well, we could win the championship. Manufacturing is a good way for students to experience problem solving, so we could gain more than simple knowledge of engineering.

1 0 0 0 OA 超音波顕微鏡

著者
中鉢 憲賢 櫛引 淳一
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.20, no.10, pp.954-959, 1981-10-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
26
著者
佐藤 寿俊 神田 順二 小寺 聡 櫛田 俊一 橋本 亨 鈴木 勝 樋口 和彦
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.124-128, 2007

症例は27歳,男性.17歳で心肥大を指摘,心エコーで大動脈弁閉鎖不全を伴うバルサルバ洞瘤を指摘されたため2000年3月大動脈弁置換術およびバルサルバ洞パッチ閉鎖術が行われた.しかし2001年8月無冠洞瘤部が破裂し,破裂部直接縫合閉鎖を行っている.2004年12月眩暈と動悸を伴う240/分の心房頻拍で入院.緊急カルディオバージョンで退院したがハイリスクなため2005年1月入院,心臓電気生理検査(EPS)を施行した.誘発された心房細動を経て三尖弁-下大静脈峡部を回路とするマクロリエントリー性心房頻拍(AT)が誘発されたため,ここに線状焼灼を行いブロックラインを作成した.再度EPSを行うと,今度は臨床的に確認されていたATが誘発され,起源は手術痕とは関連のない分界稜下縁であった.Fractionated potentialがAT中に先行する最早期A波の記録される部位で焼灼を行ったところATは速やかに停止,以後ATは誘発不能になった.退院後再発なく経過している.
著者
河野 貴美子 櫛田 浩平
出版者
人体科学会
雑誌
人体科学 (ISSN:09182489)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.39-45, 1996-05-30

Electroencephalograms (EEGs) during Japanese Zen-meditation (Zazen) and Chinese Qi-gong and also while training Japanese Archery on image were measured from one subject, who has been training Zen and archery for about 22 years and Qi-gong for about 10 years. The author, Kawano, has previously reported the differences of EEGs among Qi-gong and two types of Zazen, Soto and Rinzai. Those subjects had been different for each, therefore, the results could have been caused by the personal difference. However, the present data by one trainee gave almost similar results. The indicator of concentration, τm (alpha phase difference between O_1 and Fp_1, became smaller during Qi-gong and the concentrating type of meditation, like Rinzai. Alpha wave frequency became slower by the very quiet and deep meditation. The change in alpha wave power was a little, though, some differences were found in the ratios of the right to the left hemisphere (O_2/O_1) for each task. Japanese archery was the task which needed the deepest concentration and full of images.
著者
櫛谷 圭司
出版者
空間の理論研究会
雑誌
理論地理学ノート (ISSN:09120459)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.51-58, 1989-07-01
著者
櫛田 浩平 安藤 麻里子 天野 光
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.867-871, 2014-11-05 (Released:2014-12-05)
参考文献数
19

Gold is useful not only for traditional, ordinary human applications as ornaments, coins or electric devices, but also for nuclear and radiation applications. Here we report a study of activated gold for estimating the neutron dose in the environment in the case of the JCO criticality accident that occurred in Tokai, Japan, in 1999. We collected and analyzed 16 gold samples, such as rings, coins or necklaces stored at residents’ houses located in the range of 168 to 568 m from the accident site of the JCO. They indicated activities of gold from 91.9 to 0.322 Bq g−1 as standardized values at 06 : 15 on October 1, 1999, when the criticality reaction had ceased after 20 hours of continuation. The induced radioactivity of gold samples showed a good correlation as a power function of distance. The induced radioactivity of gold is discussed with the reference data in order to estimate dose equivalent in the environment around the JCO. This paper gives an example showing the usefulness of gold in the field of nuclear and radiation studies and applications.
著者
山口 朋禎 雪吹 周生 原 文男 櫛方 美文 上田 征夫 川並 汪一 黒木 伸一
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.30, no.Supplement4, pp.69-73, 1998-12-05 (Released:2013-05-24)
参考文献数
9

肥大型心筋症の臨床像の増悪に心筋梗塞発症が関与することが指摘されている.今回我々は急性心筋梗塞様心電図を呈し,剖検により病理学的検討を行いえた肥大型心筋症を経験したので,文献的考察を加えて報告する.【症例】41歳男性.以前より高血圧,心肥大を指摘されるも放置.歩行中失神発作をきたし近医へ搬送さる.心電図肢誘導およびV5~6に異常Q波ないしST上昇あり,急性心筋梗塞と診断され経静脈的血栓溶解療法施行さる.しかしその後心電図変化なく心筋逸脱酵素上昇せず,心室性不整脈出現のため当院CCUへ転送.入室後,持続性心室頻拍が頻発し,直流通電による停止を必要とした.心室頻拍の予防にはIb群,IV群抗不整脈薬は無効で,β-遮断薬静注のみ著効を示した.心エコーでは著明な左室肥大およびび漫性の左室低収縮が見られた.冠動脈造影は正常,左室腔内に圧較差なく,心筋生検で肥大型心筋症が疑われた.メトプロロールの内服を開始.ホルター心電図,運動負荷試験にて心室頻拍認めないため一旦退院.7日後に歩行中突然意識消失し当院に搬送さる.到着時心電図は心室細動を示し,電気的除細動無効で死亡.剖検にて著明な心肥大(880g),び漫性の線維化を認めた.組織学的には心筋の錯綜配列,高度の細胞間線維化,リンパ球浸潤の散在あり.心外膜側,筋層内冠動脈に有意狭窄なし.過去の健診時心電図は,4年前より今回と同様の所見を呈していた.
著者
山川 祥秀 清水 均 櫛田 忠衛
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.454-460, 1982 (Released:2007-07-05)
参考文献数
30
被引用文献数
1 1

‘甲州’ブドウの昭和55年の味なし果と健全果について, 果実の粒径及び粒重と, 主要成分である糖と酸の経時的変化を調べて, 次の結果を得た.1. 味なし果の粒径と粒重の増加曲線は成熟過程中, 健全果とほとんど同じ形を示した. ただし, 味なし果の方が粒径, 粒重ともに終始わずかに大きい値を示した.2. 味なし果の糖度は9月初めの着色の時期までは健全果と全く同じ上昇を示したが, その後は上昇が止った. 健全果はその後も順調な上昇を示し, 収穫期には18~19%まで上昇し, 味なし果との差は6~7%に達した.3. pH の変化については, 味なし果はゆっくりとした直線的な上昇傾向を示したが, 健全果は典型的なS字曲線を示した.4. 還元糖は幼緑果期を除けば上記糖度の場合と同様であった.5. 滴定酸度は8月上旬に味なし果で5.00g/100ml, 健全果で5.15g/100mlの最高に達し, 以後急減して, 収穫期には逆転し, 味なし果0.95g/100ml, 健全果0.86g/100mlとなった.6. ブドウ糖と果糖の総量の変化は還元糖の場合と同様であったが, 収穫期に味なし果ではブドウ糖5.2%, 果糖5.7%, 健全果ではブドウ糖8.4%, 果糖9.4%となった. また, G/F値は成熟初期は1で, 9月初めになって1を割り, 収穫期に味なし果で0.92, 健全果で0.89となった.7. 酒石酸とリンゴ酸の総量の変化は滴定酸度の変化と同様であったが, 成熟初期では酒石酸よりもリンゴ酸が多く, 両酸とも味なし果の方が健全果よりも少なかった. しかし, 収穫期にはリンゴ酸よりも酒石酸が多く, 味なし果では健全果よりわずかにリンゴ酸が多く, 酒石酸は少なかった. また, 結合型の酸の割合を計算し, 味なし果で17.4%, 健全果で24.6%の値を得た.‘甲州’の味なし果樹の外見的生育経過と収穫量は健全果樹とほとんど違いはなく, 強いて言えば, 味なし果実の方がわずかに着色が劣る程度であった. しかし, 成分的には味なし果の言葉が示すとおり, 糖分が極端に低く, 酸が高く, ‘水っぽい’ものであって, この変化は着色の始まる9月になって突然に起こるものである.

1 0 0 0 OA 津軽味噌

著者
櫛引 元三
出版者
公益財団法人 日本醸造協会
雑誌
日本釀造協會雜誌 (ISSN:0369416X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.908-911, 1973-12-15 (Released:2011-11-04)
参考文献数
9
著者
生川 恵子 櫛下町 伸一
出版者
文化学園文化ファッション大学院大学
雑誌
文化ファッション大学院大学紀要論文集ファッションビジネス研究 = Journal of Bunka Fashion Graduate University Fashion Business Studies
巻号頁・発行日
no.3, pp.31-35, 2013-03

ファッションとグラフィックの関係は、密接な関わりを持っており互いに不可欠である。また、その内容は多岐に渡っている。めまぐるしく変化し、日々流動し続ける現代のファッションにおいては、その伝達手段もまた日々多様化し、グラフィックの重要性は増す一方である。この研究では様々あるグラフィックの中から、ブランドの精神と強い意志がこめられているインヴィテーションカードに着目し、ファッションにおけるグラフィックデザインの関係性を検証する。
著者
浜口 友一 櫛田 健児
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1655, pp.88-91, 2012-08-27
被引用文献数
1

浜口 日本企業のグローバル化という話に移りますが、象徴的な事例として、楽天のような大企業が社内公用語を英語にしています。これはどういう変化を引き起こすと思われますか。櫛田 まだどうなるかは分かりませんが、グローバルがだいぶ身近にはなりますよね。
著者
木村 考宏 櫛田 達矢
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.204-212, 2015
被引用文献数
3

J-GLOBAL knowledgeは,文献,特許,研究者などさまざまな科学技術情報をセマンティックWebに適合した記述モデルであるRDF(Resource Description Framework)で記述し,RDFの問い合わせ言語であるSPARQLにより検索することを可能としたサービスである。今回その中の化学物質データ(日化辞RDFデータ)をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYのもと一般公開した。またNBDCと連携して,標準的なオントロジーを用いた日化辞RDFデータの変換,化学物質データベース間のマッピング情報を取り扱うUniChemへ日化辞データの提供を行い,日化辞を含む国内外の主要な化学物質データベースを対象としたSPARQL検索やデータのマッシュアップを可能とした。さらに日化辞をハブとしてライフサイエンス系データベースの化学物質情報を統合する基盤の整備を行った。
著者
木村 考宏 櫛田 達矢
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.58, no.3, pp.204-212, 2015
被引用文献数
3

J-GLOBAL knowledgeは,文献,特許,研究者などさまざまな科学技術情報をセマンティックWebに適合した記述モデルであるRDF(Resource Description Framework)で記述し,RDFの問い合わせ言語であるSPARQLにより検索することを可能としたサービスである。今回その中の化学物質データ(日化辞RDFデータ)をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスCC BYのもと一般公開した。またNBDCと連携して,標準的なオントロジーを用いた日化辞RDFデータの変換,化学物質データベース間のマッピング情報を取り扱うUniChemへ日化辞データの提供を行い,日化辞を含む国内外の主要な化学物質データベースを対象としたSPARQL検索やデータのマッシュアップを可能とした。さらに日化辞をハブとしてライフサイエンス系データベースの化学物質情報を統合する基盤の整備を行った。
著者
鬢櫛 久美子
出版者
名古屋大学
巻号頁・発行日
1998

名古屋大学博士学位論文 学位の種類:博士(教育学) (課程) 学位授与年月日:平成10年1月6日
著者
櫛原 克哉
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.65, no.4, pp.574-591, 2015

本稿は, 社会生活への適応に困難を感じたために, 精神医療機関を利用した経験のある人々の語りを考察した. 近年の精神薬理学や臨床心理学的治療の拡充を受け, 精神医学においては従来の心理的・内面的な要因を対象とした治療に代わり, 患者の脳を中心とする生物学的要因や可視的な行動の矯正といった「フラット」な領域の治療が推進されている. N. Roseは, このような管理技術の浸透を, 精神医学の統治の「フラット化」の現象として指摘する.<br>統治のフラット化を被治療者の観点から考察すべく, 筆者は医療機関への通院経験がある6名を対象にインタビュー調査を実施した. その結果, 「全人格型の語り」と「場面型の語り」の2類型が導出された. 「全人格型の語り」は心理学的な因果関係の文脈から過去との連続性を有する自己を導出するのに対し, 「場面型の語り」は現在属する社会環境内で問題となる思考や行動を限局的に調整しようと試みる断片的な自己という性質を有した.<br>2つの語りは, 精神医学の治療構造の分裂を反映し, 医学のフラット化が不均質に浸透したことにより, 治療対象となる自己も分裂して生起することが確認された. このことから, 精神医療における統治により, 社会環境に適合的な自己が「フラットに」産出される一方で, 心理学的な主題に回帰して「精神の深部」を参照するような自己が, フラットな統治を下支えし治療の求心力として作用していることが示唆された.
著者
大櫛 章裕 徳永 清輝 〓本 真佑 中村 匡秀
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.470, pp.195-200, 2012-03-01

我々は先行研究において,レシートに記載された購買履歴を蓄積して様々な消費者向けサービスに役立てる「レシートログ」の提案を行っている.本研究では,レシートログの一活用方法として,買い物支援サービス「スマショ」の提案・実装を行う.スマショは,買い物における「二重購入」および「買い忘れ」を防止するサービスである.二重購入は家に在庫があるのに同じ商品を買ってしまう問題,買い忘れは家に在庫がないのに買うのを忘れてしまう問題である.スマショは,ユーザがいつ何をどこで買ったかという購買履歴をレシートログAPIを利用して検索し,スマートフォン等のモバイル端末に提示して上記2つの問題を解決する.開発したスマショを被験者8名に実際に利用してもらい,有効性の評価を行う.
著者
佐藤 徹也 櫛田 知志 藤野 幸夫 林 剛一 増尾 光樹 望月 智行
出版者
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
雑誌
Progress of Digestive Endoscopy (ISSN:13489844)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.114-115, 2003-05-31 (Released:2014-04-03)
参考文献数
4

A 42-year-old woman was consulted to our hospital due to abdominal pain, diarrhea, and hematochezia. Laboratory tests showed leukocytosis, elevated CRP level, and Escheria coli (serum type O-166) was detected. First we diagnosed infectious colitis, so prescribed antibiotics. But her symptoms still continued. Colonoscopy and barium enema study revealed the total colitis type of ulcerative colitis, and it was comfirmed pathologically. We continued medical therapy with total parenteral nutrition, salazosulfapyridine, and prednisolone. After these treatment the patient condition improved. Follow up study by colonoscopy showed that the erosion, and pseudopolyposis remained, but inflammatory findings were improved markedly. The special type of Escheria coli caused infectious enterocolitis including diarrhea and gastroenteritis. It is concluded that emergent colonoscopy and stool culture are important for the diagnosis and treatment of ulceraive colitis.