著者
池田林儀著
出版者
楽寿堂出版部
巻号頁・発行日
1919
著者
池田林儀訳
出版者
日本出版社
巻号頁・発行日
1943
著者
池田林儀著
出版者
東京寶文館
巻号頁・発行日
1926
著者
池田林儀著
出版者
文松堂書店 (発売)
巻号頁・発行日
1944
著者
増本 英男 賀来 満夫 荒木 潤 浅井 貞宏 高田 俊夫 窪田 芙佐雄 松尾 武 池田 高良
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.1087-1091, 1989-09-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
12

症例は66歳, 男性. 胸部X線上, 縦隔腫瘤影の増大を指摘され, 来院. 手術にて右心縁に接する15cm大の胸腺嚢腫が摘出された. 嚢胞液の性状は灰白色混濁した, 蛋白0.5g/dlの漏出液であった. 本例において最も興味深いのは血清CEAが2.1ng/mlに対し, 嚢胞液中のCEAが223.2ng/mlと異常高値を示したことであった. 免疫組織化学による検討では, 嚢胞内腔を被う上皮細胞及びハッサール小体の一部にCEA陽性細胞が認められた. 今後の症例の集積が必要であるが, 少なくとも嚢胞液中のCEAが高値でも悪性を示唆する所見はみられないことより, このCEAはCEA関連抗原の可能性もあるように思われた.
著者
池田 智子 奥田 博之
出版者
岡山大学医学部保健学科
雑誌
岡山大学医学部保健学科紀要 (ISSN:13450948)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.57-66, 2005-12-25

18~52歳の月経周期のある健康な女性193名を10代,20~24歳,25~34歳,35歳以上の4つのリプロダクティブステージに分類し,月経及び月経痛に関する実態調査を実施した。結果①規則的な月経周期の割合は,リプロダクティブステージが進むにつれ増加し,経血量は減少傾向を示した。②月経痛はリプロダクティブステージの進行と共に軽減し,鎮痛剤使用頻度,日常生活への影響が少なくなる傾向を認めた。③各リブログクティブステージの特徴は,10代では月経痛の頻度や日常労作への影響が最も多く,血塊の出現率が最も高率であった。20~24歳は10代と類似していたが,鎮痛剤使用頻度は最も高率であった。25~34歳では最も安定した性成熟状態を示し,月経痛は「時々あり」が最も高率であったが,血塊の出現率が高かった。35歳以上では月経痛のない人が最も高率であり,生活への支障が最も少なかったが,「1日3回以上」の鎮痛剤使用は他のリプロダクティブステージと変わらなかった。以上の結果に加えてリプロダクティブステージにおける月経周期や経血量の特徴を考えあわせると,身体的な性成熟機能と心理社会的側面を考慮し,各リプロダクティブステージに適した月経痛への対応が必要であると考える。
著者
太田 慧 池田 真利子 飯塚 遼
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2018, 2018

<b>1</b><b>.</b><b>研究背景と目的</b><br><br> ナイトライフ観光は,ポスト工業都市における都市経済の発展や都市アメニティの充足と密接に関わり,都市変容を生み出す原動力としても機能し得るという側面から2000年代以降注目を浴びてきた(Hollands and Chatterton 2003).この世界的潮流は,創造産業や都市の創造性に係る都市間競争を背景に2010年代以降加速しつつあり,東京では,東京五輪開催(2020)やIR推進法の整備(2016),およびMICE観光振興を視野に,区の観光振興政策と協働する形で,ナイトライフ観光のもつ経済的潜在力に注目が向けられ始めている(池田 2017).このようなナイトライフ観光の経済的潜在能力は,近年ナイトタイムエコノミーと総称され,新たな夜間の観光市場として国内外で注目を集めている(木曽2017).本研究では,日本において最も観光市場が活発である東京を事例として,ナイトタイムエコノミー利用の事例(音楽・クルーズ・クラフトビール)を整理するとともに,東京湾に展開されるナイトクルーズの一つである東京湾納涼船の利用実態をもとにナイトライフ観光の若者の利用特性について検討することを目的とする.<br><br><b>2</b><b>.東京湾納涼船にみる若者のナイトライフ観光の利用特性</b><br><br>東京湾納涼船は,東京と伊豆諸島方面を結ぶ大型貨客船の竹芝埠頭への停泊時間を利用して東京湾を周遊する約2時間のナイトクルーズを展開している,いわばナイトタイムの「遊休利用」である.アンケート調査は2017年8月に実施し,無作為に抽出した回答者から117件の回答を得た.回答者の87.2%に該当する102人が18~35歳未満の若者となっており,東京湾納涼船が若者の支持を集めていることが示された.職業については,大学生が50.4%,大学院生が4.3%,専門学校生が0.9%,会社員が39.3%,無職が1.7%,無回答が2.6%となっており,大学生と大学院生で回答者の半数以上が占められていた.図1は東京湾納涼船の乗船客の居住地を職業別に示したものである。これによれば,会社員と比較して学生(大学生,大学院生,専門学校生も含む)の居住地は多摩地域を含むと東京西部から神奈川県の北部まで広がっている.また,18~34歳までの若者の83.9%(73件)がゆかたを着用して乗船すると乗船料が割引になる「ゆかた割引」を利用しており,これには18~34歳までの女性の回答者のうちの89.7%(52件)が該当した.つまり,若者の乗船客の多くはゆかたを着て「変身」することによる非日常の体験を重視しており,東京湾納涼船における「ゆかた割」はこうした若者の需要をとらえたものといえる.以上のように,東京湾納涼船は大学生を中心とした若者にとってナイトライフ観光の一つとして定着している.
著者
太田 慧 杉本 興運 上原 明 池田 真利子 飯塚 遼 磯野 巧 小池 拓矢
出版者
地理空間学会
雑誌
地理空間 (ISSN:18829872)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.165-179, 2018

近年,日本におけるクルーズ需要は高まっており,都市におけるナイトクルーズも都市観光におけるナイトライフの充実を図るうえで重要な観光アトラクションとなっている。本研究は,東京におけるナイトクルーズの一つとして東京湾納涼船をとりあげ,東京湾納涼船の歴史と運航システムを整理し,東京湾納涼船の集客戦略と若者の利用特性を明らかにした。1990年代以降の東京湾納涼船の乗船客数の減少に対して,2000年以降に若者をターゲットとした集客戦略の転換が図られ,ゆかたを着た乗船客への割引や若者向けの船内コンテンツが導入された。その結果,2014年以降の年間乗船客数は14万人を超えるまでに増加した。乗船客へのアンケート調査の結果,東京湾納涼船は大学生を中心とした若者にとって金銭的にも心理的にも乗船する際の障壁が低いことが明らかになった。つまり,安価で手軽に利用できる東京湾納涼船は学生を含む若者にナイトクルーズ利用の機会を増やしている。
著者
森永 徹 松田 和久 柴田 勝 池田 英夫
出版者
日本医療機器学会
雑誌
医科器械学 (ISSN:0385440X)
巻号頁・発行日
vol.73, no.4, 2003-04-01

〔目的〕今日,各種のチャンネルを有する内視鏡の洗浄に,酵素系の洗浄剤が多く用いられている.今回,高活性酵素配合,高濃縮タイプの浸漬用新型洗浄剤(バイオテクト55【○!R】)を使用する機会を得たため,その内視鏡チャンネル内の洗浄効果をチューブを代用して検討した.なお,本洗浄剤は界面活性剤(無リン)と蛋白分解酵素を主成分とし,使用濃度は0.25〜0.5%であり,濃度0.5%でpH9.5の弱アルカリ性である.また,室温で長期保存が可能という特徴も兼ね備えている.〔方法〕全長150cm,内径4mmのチューブ内をすりつぶしたレバーで汚染させた後に,注射器にて内部に温水希釈洗浄液注入→洗浄液浸漬(30分)→洗浄液注入→水道水によるすすぎを行い,先端から10,30,50,70,90,110,130cmの部位で切断し,チューブ内を綿棒で拭い取り,ATP(アデノシン三リン酸)を汚染の指標として,ルシフェラーゼによる生物学的発光量を測定した.対照として,温水で同様に実施した.ATP測定には,測定器は「ルミテスター【○!R】」,試薬は「ルシフェール【○!R】」(ともにキッコーマン(株)製)を使用した.〔結果〕それぞれ3回ずつ検討したが,その平均値は"方法"で示した部位の順に,温水のみが2,142, 2,552, 2,626, 2,911, 2,850, 4,015, 2,615であり,洗浄剤使用の場合が839, 502, 499, 474, 103, 182, 243であった(単位はRLU).〔考察〕内視鏡のチューブ内は,最も洗浄が困難なところであるが,本剤は良好な結果を示した.また,高濃縮、室温で長期保存が可能などの点と考え合わせると,有効な洗浄剤と考えられた.
著者
朝子 幹也 百渓 明代 川村 繁樹 池田 浩已 久保 伸夫 山下 敏夫
出版者
日本小児耳鼻咽喉科学会
雑誌
小児耳鼻咽喉科 (ISSN:09195858)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.38-41, 2001 (Released:2012-09-24)
参考文献数
5

Patients consisting of 164 children aged 4-15 years were treated by a CO2 laser between July1995and October 2000. CO2 laser treatment of the inferior nasal turbinate is a useful procedure, which can be performed as outpatient surgery under local anesthesia. The short operation time and the good results provide excellent compliance by children. Follow-up was possible in 98 cases. Some 72.4% had excellent or good results after therapy. The patient group with multi-antigen allergy, was suppressed less effectively than those with the house dust-mite allergy. Therefore, the CO2 laser surgical technique can be considered as an effective method in the treatment of nasal allergy in children from a viewpoint of evidence-based medicine.
著者
池田 幸弘
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.56-57, 2016

道修町,難読地名である.不勉強な筆者は薬に関わる仕事に就いてからこの町を「どしょうまち」と呼ぶことを知った.調べてみると,昔は「どうしゅまち」と呼ばれていたのが,訛って「どしょうまち」になったようである.その源は,古くはこのあたりは道修谷と呼ばれていた,北山道修という医師が居て門前に薬屋が集まってきたなど諸説ある.
著者
池田 卓夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1043, pp.132-134, 2000-05-29

「フジ子って年配のピアニスト、知ってる? すごく変わったピアノなんだけど、心に刺さってくるのよね」——流浪の音楽家、フジ子・ヘミングがNHKのドキュメンタリー番組をきっかけに奇跡の復活を遂げた1年前、群がったのはクラシック音楽の演奏会とは縁の薄い、中高年の主婦層だった。人生捨てたもんじゃない。
著者
池田 一新
出版者
明治大学政経資料センター
雑誌
資料センターニュース
巻号頁・発行日
no.49, pp.6-8, 1990-12-07
著者
池田 伸
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

本発表の目的は,精神医学におけるAI活用の現状を俯瞰することである。医学論文サイトであるPubMedでの検索によれば,精神科領域におけるAI関連の論文数は年々大きく増加しており,この分野でもAIの活用が徐々に浸透しつつあることが窺われる。研究対象は多彩であるが,「抑うつ」「統合失調症」「アルツハイマー病」など,精神科の主要な障害が順当に多数を占めている。一方,用いられているAI技術はほとんどが機械学習で,サポートベクターマシン,ランダムフォレスト,ロジスティック回帰などが頻用されており,ディープラーニングを活用した研究はいまだ少数にとどまっている。AI技術は,精神科の診療の質を向上させるだけでなく,これまで客観性の面で不十分であるとの批判を免れなかった精神医学の理論的基盤そのものを新たなパラダイムへと導く可能性を有している。精神科におけるAI活用を推進するためには,臨床医とエンジニアとの協働,および個人情報保護にも配慮した社会環境の整備が必須である。
著者
渡邊 裕樹 和田 明哲 月崎 竜童 池田 知行 WATANABE Hiroki WADA Asato TSUKIZAKI Ryudo IKEDA Tomoyuki
出版者
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
雑誌
宇宙航空研究開発機構研究開発報告: 将来深宇宙探査に向けた革新的超小型推進系研究グループ 2020年度研究成果報告書 = JAXA Research and Development Report: Technical Report of the Research Activity for Innovative Micro Propulsion Systems for Future Deep Space Explorations (2020) (ISSN:24332216)
巻号頁・発行日
vol.JAXA-RR-20-008, pp.6-12, 2021-02-12

Research and development of low-power Hall thruster system is important for the realization of space explorations using micro spacecrafts. In this paper, technical problems for the development of low-power Hall thruster system was discussed based on the previous experimental results of 100-W class Hall thruster.
著者
池田 一之
出版者
明治大学政治経済研究所
雑誌
政経論叢 (ISSN:03873285)
巻号頁・発行日
vol.52, no.3, pp.p317-363, 1984-02