著者
辻 文
巻号頁・発行日
2013

筑波大学博士 (体育科学) 学位論文・平成25年3月25日授与 (甲第6631号)
著者
見上 彪 前田 健 堀本 泰介 宮沢 孝幸 辻本 元 遠矢 幸伸 望月 雅美 時吉 幸男 藤川 勇治
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
1995

本研究の目的は猫に対する安全性、経済性、有効性全てに優れる多価リコンビナント生ワクチンを開発・実用化することである。以下の成績が得られた。1.我々は猫ヘルペスウイルス1型(FHV-1)のチミジキナーゼ(TK)遺伝子欠損株(C7301dlTK)の弱毒化とそのTK遺伝子欠損部位に猫カリシウイルス(FCV)のカプシド前駆体遺伝子を挿入した組換えFHV-1(C7301dlTK-Cap)の作出に成功した。C7301dlTK-Capを猫にワクチンとして接種した後にFHV-1とFCVの強毒株で攻撃したところ、猫は両ウイルスによる発病から免れた。しかし、FCVに対する免疫応答は弱かった。2.そこで、更なる改良を加えるために、FCVカプシド前駆体遺伝子の上流にFHV-1の推定gCプロモーターを添えた改良型組換えFHV-1(dlTK(gCp)-Cap)を作出した。培養細胞におけるdlTK(gCp)-Capのウイルス増殖能はC7301dlTKとC7301dlTK-Capのそれと同じであった。dlTK(gCp)-CapによるFCV免疫抗原の強力な発現は関節蛍光体法及び酵素抗体法にて観察された。加えてdlTK(gCp)-Capをワクチンとして接種した猫は、C7301dlTK-Cap接種猫と比較した場合、FCV強毒株の攻撃に対してその発症がより効果的に抑えられた。3.猫免疫不全ウイルス(FIV)のコア蛋白(Gag)をコードする遺伝子をFHV-1のTK遺伝子欠損部位に挿入したC7301ddlTK-gagを作出し、In vitroでその増殖性や抗原の発現を検討した。この2価ワクチンは挿入した外来遺伝子の発現産物が他の蛋白と融合することなく、自然の状態で発現するように改良されたリコンビナントワクチンである。培養細胞での増殖性は親株であるC7301とほぼ同じであり、イムノブロット解析により、C7301ddlTK-gagは前駆体Gagを発現していた。
著者
東辻 久子
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

Affinity-tagged substrate(Gankyrin)とNEDD8、E1、E2、E3をRosetta cells中でpolycistronicにco-expressすると、in vitro gankyrin neddylation assayと同様にガンキリンはNEDD8修飾をうけた。Gankyrin mononeddylationはp53やpRBのpolyubiquitylation、26S proteasomeでの分解を促進した。S6 ATPaseはこれらをさらに亢進し、C-terminal S6 ATPase mutantは抑制した。
著者
佐野 勝彦 入江 一成 太田 紀久 森崎 正人 辻 久雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, no.2, 1996-03-11

筆者等は、一般家庭にLAN接続のためのインタフェースを提供し、予め登録されたユーザ間でお互いにPCを利用したコネクションレス通信を行える環境を実現する地域情報ネットワークシステムの開発を進めてきた。今回、本システムに適用するローエンドカードを試作したので報告する。
著者
辻内 伸好 井上 喜雄 伊藤 彰人
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

歩行訓練に関してはトレッドミルが用いられるが,運動解析に基づく歩行評価指標の欠如から,運動学習効率を定量的に評価することができない.そこで,速度制御による負荷変化が可能な左右分離型トレッドミルを開発し,有効な歩行評価指標を用いて,指標と実際の歩行との相違点を視覚的に提示することによって,歩行障害者のバイオフィードバックを促進し,リハビリテーション効率を向上した.
著者
阿部 守 佐野 岳志 松島 達人 吉田 義樹 辻本 良信
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
関西支部講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, no.77, pp."6-41"-"6-42", 2002

It is well known that a rotating stall in vaneless diffuser occurs at low flow rate. This report treats the rotating stall in a vaneless diffuser coupled with a impeller by using a commercial code with the standard κ-ε turbulence model. It was found that the rotating stall in the vaneless diffuser could be simulated, and the onset of the rotating stall in the impeller depends on the gradient of the impeller pressure performance curve. In case with a whirling impeller, whirling speed has influence on the number of stall cells in the diffuser
著者
辻口 鷹耶 亀井 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経Linux : Nikkei Linux (ISSN:13450182)
巻号頁・発行日
vol.14, no.7, pp.69-72, 2012-07

Ubuntu 12.04 LTSは2年に1度の長期サポート版で、2017年4月までサポートされます。現在デスクトップOSとしてシェアの大きいWindows XPとOffice 2003は延長サポートが2014年4月8日まで。Windows 7/8やOffice 2010にコストと手間を掛けてバージョンアップするよりも、無償で長期間サポートされるUbuntuに乗り換える絶好の機会でしょう。
著者
辻本 石雄 元治 信雄
出版者
The Textile Machinery Society of Japan
雑誌
繊維機械學會誌 (ISSN:18838715)
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, pp.250-256, 1954

研究目的無緊張状態のアミランを各種温度について乾熱処埋後水中急冷, 空中放冷, 炉中徐冷の冷却速度の変化による基礎的繊維の挙動を明確にし, 使用目的に適した熱処理加工条件を選択するにある.研究結果本実験の範囲内において次の諸事項が考察された1 熱処理後の負荷による流伸試料において処理温度上昇と共に粘弾性伸長は漸次大きく, 高偏ては若干減少傾向を示し, 且つ除荷の際の伸長回復率はほほ処理温度上昇と共に漸次減少し, 冷却速度による影響は粘弾性伸長においては速度大なる程大きく, 伸長回復率においてはその逆現象を示す.2.熱収縮率は処理温度上昇と共に漸増的傾向を示し, 高温ては若干急激な収縮を示し, 水冷>室冷>炉冷となる.3 破壊強度は処理温度上昇と共に未熱処理の場合より強く, 高温ては急激な滅少傾向を示すか.破壊伸度においても大きくなり, 冷却速度が遅い程両者とも大きい.4 処理温度40~60℃及び160℃附近において性能変化に特異現象を示し, それぞれの温度域において一つの転移域を示す5 X線による繊維構造は熱処理により結晶化乃至無定形化状態を示し, 吸湿性は結晶配列度のみては説明されないようてある.
著者
和辻哲郎著
出版者
弘文堂
巻号頁・発行日
1948
著者
三浦 周 渡邉 宏 浜本 直和 辻 宏之 藤野 義之 鈴木 龍太郎
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.136, pp.37-42, 2010-07-15
被引用文献数
1

本研究では、地上/衛星共用携帯電話システム(STICS)の地上/衛星間周波数共用の検討の一環として衛星上り回線への干渉量を算定するに当たり、地上系ネットワークのトラフィック状況および伝搬環境を考慮した地上回線からの新たな干渉モデルを用いて干渉量の評価を行っている。干渉モデルは、日本全国をメッシュに区切った標準地域メッシュ毎に地上システムの携帯電話のEIRPの総和を計算する。この、単位面積当たりのEIRPの総和(地表面EIRPと定義)を、単位面積内の人口数、同時通話数、端末当たりEIRP、伝搬環境(見通し条件)の違いによる干渉電力の違いと伝搬環境毎の人口比、等のパラメータで表現する。本モデルの妥当性を評価するため、IMT-2000携帯電話に関する各種統計量や測定値を始めとする現実的なパラメータを入力し、上空受信実験の測定結果と比較して人口密度対地表面EIRPの関係が同様の傾向となる結果を示す。また、本モデルを用いて地上携帯電話からSTICS衛星への干渉量を試算し、衛星ビーム端受信CIRの最小値が15.1dBとなる結果を示している。

1 0 0 0 OA 浮浪漫語

著者
辻潤 著
出版者
下出書店
巻号頁・発行日
1922
著者
伊藤 大幸 辻井 正次 望月 直人 中島 俊思 瀬野 由衣 藤田 知加子 高柳 伸哉 大西 将史 大嶽 さと子 岡田 涼
出版者
一般社団法人 日本発達心理学会
雑誌
発達心理学研究 (ISSN:09159029)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.211-220, 2013

本研究では.保育士が日常の保育業務の中で作成する「保育の記録」を心理学的・精神医学的観点から体系化した「保育記録による発達尺度(NDSC)」(中島ほか,2010)の構成概念妥当性について検証を行った。4年間にわたる単一市内全園調査によって,年少から年長まで,延べ9,074名の園児についてのデータを得た。主成分分析を行ったところ,9つの下位尺度が見出され,いずれも十分な内的整合性を持つことが示された。9尺度のうち,「落ち着き」,「注意力」,「社会性」,「順応性」の4尺度は月齢との関連が弱く,子どもの行動的・情緒的問題のスクリーニングツールであるStrengths and Difficulties Questionnaire(SDQ)との関連が強いことから,生来の発達障害様特性や不適切な養育環境による不適応問題を反映する尺度であることが示唆された。逆に,「好奇心」,「身辺自立」,「微細運動」,「粗大運動」の4尺度は,月齢との関連が強く,SDQとの関連が弱いことから,子どもの適応行動の発達状況を反映する尺度であることが示唆された。このようなバランスのとれた下位尺度構成によって,NDSCは,配慮が必要な子どもの検出と早期対処を実現するとともに,現在の子どもの発達状況に適合した保育計画の策定に貢献するツールとして有効性を発揮することが期待される。