著者
杉山 英子 中沢 ひとみ 中澤 公美 渋沢 明希子 高橋 実沙登 中村 真理子 永下 祐衣 前角 みちる 松本 秀樹 石尾 さゆり 小澤 里沙 横山 伸
出版者
長野県短期大学
雑誌
長野県短期大学紀要 (ISSN:02861178)
巻号頁・発行日
no.66, pp.13-17, 2011
被引用文献数
1

The present study investigated the stereotypes of the ideal male and female face shapes depicted in Japanese comics (manga) and their influence on body image. General trends of face shapes in male and female figures (n=1381) were analyzed in manga published during 2006-2008. In manga for female readers, both males and females have a thinner cheek-jaw silhouette, while in manga for male readers, they have a natural cheek-jaw silhouette. Moreover, compared with females' face shapes of males depicted in all the manga categories have more variation of face shape. Interestingly, males in manga stories for adult female readers are depicted with the highest frequency of thin cheek-jaw silhouette. The meaning of the thinner cheek-jaw silhouette in manga is discussed.
著者
稲葉 通将 神園 彩香 高橋 健一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

人間と雑談を行う非タスク指向型対話システムは,様々な話題に柔軟に対応できることが求められる.そこで本研究では,Twitterデータを用いて発話を自動生成する手法を提案する.Twitterは大量にデータが取得できるものの,ノイズも極めて多いという欠点がある.本研究では,ツイートに点数付けすることでノイズを排除し,対話に利用可能な発話を自動生成する手法を提案する.

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著者
高橋郁郎著
出版者
成美堂書店
巻号頁・発行日
1913
著者
高橋 成
出版者
[西郊民俗談話会]
雑誌
西郊民俗 (ISSN:09110291)
巻号頁・発行日
no.233, pp.24-30, 2015-12
著者
高橋 正樹
出版者
特定非営利活動法人日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.207-218, 1994-09-20
被引用文献数
4

Late Quaternary poly genetic volcanoes in Japanese islands can be classified into two types : P-type and O-type. The vent of the P-type (parallel types) aligns in parallel with the orientation of regional σ_<Hmax>, while the vent alignment of the O-type (oblique type) is normal or highly oblique to it. The P-type consists of three sub-types based on the kind of associated active faults : PN (with normal faults), PS (with strike-slip faults), and PR (with reverse faults). Most of the O-type are constructed on the mountain range which is bounded on both side with reverse faults ; its vent alignment is probably controlled by the local extensional stress field in the mountain mass caused by the gravity tectonics. Thin sheet-like magma chambers are estimated to be present beneath the O-type volcanoes ; the arrangement of maximum principal stress axis producing reverse faults (σ_v=σ_3) favors the formation of sheet-like magma chambers. The eruption rate of the O-type is generally small because of the complexity of its magma plumbing system.
著者
高橋春佳編著
出版者
太陽社書店
巻号頁・発行日
1933
著者
藤井 正美 石丸 泰隆 高橋 幸広 惠上 博文 西田 秀樹 岡 紳爾 調 恒明
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.62, no.10, pp.609-616, 2015 (Released:2015-11-25)
参考文献数
16
被引用文献数
1

目的 てんかんは人口の約 1%を占める決して珍しくない病気であり,近年,高齢化とともにてんかん患者が増加している。また就学,就労,運転免許などの社会生活面や障がい者福祉などでも患者は多くの問題を抱えている。しかしてんかん患者の抱える問題が地域保健行政に十分理解されているとは言い難く,医療・介護・福祉の連携体制の不備も指摘されている。そこで,てんかんに関する地域保健活動の実態を把握し,今後の支援体制や啓発活動に活用することを目的に全国保健所を対象に実態調査を行なった。方法 全国490か所の保健所を対象にてんかんの地域保健支援体制に関するアンケートを実施した。方法は自記式調査票を保健所に郵送,担当保健師 1 人が代表して回答・返送する形式とし,平成26年 9~10月に実施した。調査内容は保健所で受けたてんかんに関する相談の有無および内容,研修会等実施の有無,保健所で扱う難病および感染性疾患の研修との対比等とした。結果 全国347保健所から回答を得た(回収率71%)。内訳は都道府県型保健所(県型)263か所(72%),指定都市・中核市・政令市・特別区保健所(市型)84か所(67%)であった。保健師がてんかんに関する相談を受けた経験は73%(県型69%,市型88%)であり,市型に多かったが(P<0.01),適切に対応できるという回答はわずか10%であった(県型,市型で差はなし)。相談の内容は医療機関,症状・将来の不安が多かった。保健師が把握している研修会の開催は専門職,住民対象がともに 8%であり,県型(専門職,住民ともに 5%)に比べ市型(専門職17%,住民18%)で多く開催されていた(P<0.01)。またこの割合は他の保健所が扱う疾患の研修会(21%~70%)と比べ有意に少なかった(P<0.01)。てんかんについての知識は保健師の76%が必要と考え,60%は研修会があれば参加したいと回答した。結論 多くの保健所保健師はてんかんに関する相談を受けている反面,適切には回答できていないと感じている。またてんかんの知識は必要と感じているが,研修等を通して知識の修得ができない境遇にある。これらの結果を踏まえ,今後はてんかん学会・協会,医師会,医療機関等が行政と恊働し,てんかんの啓発活動を地域保健に取り入れることが重要である。さらに都道府県単位に包括的高度専門てんかんセンター等を設置し,行政保健師や介護・福祉・教育等専門職が情報収集のできる環境整備が望まれる。
著者
高橋 正也 比屋根 哲 林 雅秀
出版者
農村計画学会
雑誌
農村計画学会誌 = Journal of Rural Planning Association (ISSN:09129731)
巻号頁・発行日
vol.31, no.2, pp.174-182, 2012-09-30
被引用文献数
3 1

農山村集落(以下,集落と表記)は高齢化,担い手不足による農業の荒廃や伝統行事の途絶,地理的要因における生活水準の低下や経営困難に陥った交通機関の撤退など様々な面で不利な状況が続いており,何らかの維持・活性化が望まれている。本研究では集落住民の社会ネットワークに注目し,ソーシャル・キャピタルがどのように活動の展開に作用したのか過程をみながら分析した。本研究の分析から,集落のソーシャル・キャピタルが作用し,活動へと展開するためには,1)普段からの付き合い関係が豊富な住民を活動の初期段階から関係させること,2)集落住民自らにイベントや事業が実現可能か判断させること,の2つが不可欠であることが要件として明らかになった。
著者
小澤 優太 甲野 佑 高橋 達二
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

人工蜂コロニー(ABC)アルゴリズムは採餌探索行動における分業を表現した関数最適化手法の1つで,特に高次元空間に対して優れた手法である.しかし,その探索手法はランダム性に大きく依存している.現在,生物的な因果関係の推論傾向が情報の探索と活用のバランシングに有効である事が知られており,本研究ではそのような推論傾向を組み込むことで,知識の探索と利用を自律的に調整するABCアルゴリズムを考案した.
著者
王 杲 高橋 光輝
雑誌
研究報告デジタルコンテンツクリエーション(DCC)
巻号頁・発行日
vol.2015, no.50, pp.1-8, 2015-01-19

近年,中国の急激な経済発展に伴い,コンテンツ市場も大きく活性化されている.しかし,日本で行われているキャラクタービジネスが成功している事例は中国では極めて少ない.さまざまな制約などの厳しい環境がある中国で,日本型キャラクタービジネスの展開は今後も厳しい状況ではないかと推測される.今回は,著者がプロデューサーとして参加し,中国で展開した "VOCALOID CHINA PROJECT" の事例を基に,海賊版問題や放送規制が厳しく文化も違う中国で,実際に行ったどんな問題に直面したのか.また,ユーザーとなる中国の若者がどんな影響を受けたのかを記録し,分析する.In recent years, an unprecedented dynamic in Culture Market came along with the rapid growth in China's economy . However, it is rare to find the success stories of character business in Japanese Mode in the Chinese Market. Meanwhile, it can be imagined that the development of character business in Japanese Mode will face resistance in future, due to various factors in China. In this paper, we take The「VOCALOID CHINA PROJECT」in China which I took part in as a producer for instance to record and analyze the problems when developing this project in Chinese Market where there are problems of piracy, strict scrutiny of the broadcast content and cultural differences, and the reactions of this project from the young Chinese users.
著者
高橋 理
出版者
社会経済史学会
雑誌
社會經濟史學 (ISSN:00380113)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.553-571, 1962-05-25
著者
矢野原 邦生 高橋 志光 加藤 昭彦
出版者
Japan Society for Head and Neck Cancer
雑誌
頭頸部腫瘍 (ISSN:09114335)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.117-121, 1991-05-20 (Released:2010-04-30)
参考文献数
8
被引用文献数
1

過去1年間の人間ドック受診者2103名にたいして, 超音波を用いた甲状腺腫瘍スクリーニングを行った。超音波検査にて異常所見を認めたもののうち, 一定の条件を満たすものについて, 穿刺吸引細胞診を行い, 手術適応を決定した。その結果甲状腺癌を14例発見した。ドック全受診者に占める甲状腺癌患者の割合は0.67%である。また全女性受診者に占める割合は1.28%であり, これは過去のどの報告よりも高率である。甲状腺腫瘍を耳鼻咽喉科疾患として内外に認知させるための1つの手段として, われわれ耳鼻科医もこのような甲状腺腫瘍検診に係わっていくことが将来的見地からも必要であろう。
著者
高橋 裕次 小宮 木代良 丸山 士郎 佐々木 利和 小野 真由美 池田 宏 山口 俊浩
出版者
独立行政法人国立博物館東京国立博物館
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2005

本研究課題の最大の目的である、江戸幕府旧蔵資料の所蔵情報の把握を行うために、資料を所蔵している諸機関について情報収集を行い、所蔵の確認をした。さらに、江戸幕府旧蔵資料を引継いで管理していた東京国立博物館において、基礎的な情報を把握するため、収蔵品に関する様々なデータの整理をした。また、「浅草文庫」の目録や、帝室博物館の収蔵品目録、明治10年に博物館が作成した『博物館書目』をとおして、江戸幕府の引継ぎ資料の全体像を把握するための詳細調査を実施した。収集した江戸幕府旧蔵資料の所蔵情報をもとに、「江戸幕府旧蔵資料データベース」(暫定版)を作成した。収録したのは、東京国立博物館、宮内庁書陵部、国立公文書館内閣文庫、静岡県立図書館の所蔵する資料である。その点数が厖大であり、必ずしも現物1点ごとに詳細なデータの収集の実施はできなかったが、現在の江戸幕府旧蔵資料の概要を十分示すことができた。東京国立博物館の所蔵する漢籍、洋書については、これまで本格的な全体調査が行われていなかったが、今回、悉皆調査を行い、印記などを確認して、江戸幕府旧蔵資料と考えられるものをデータベースに収録した。東京国立博物館には、データに「伝来未詳」とされ、はっきりと江戸幕府旧蔵とは言えないまでも、その形態や特質から、江戸幕府に関係したであろうと推測できる資料もある。この点については今後の課題としたい。以上の研究によって、明治5年に湯島聖堂に集められた江戸幕府旧蔵資料の全貌を解明する手がかりができた。本研究報告書では、作成したデータベースや調査結果から、研究分担者・研究協力者が、江戸幕府旧蔵資料に関する個別研究も行った。しかし、本研究は江戸幕府旧蔵資料を明らかにする上での基礎的な作業であったといえる。今後は、江戸幕府旧蔵資料に関する各分野の個別研究を行う上で、本研究成果が基本的資料となると言えるであろう。
著者
高橋 秀男 清水 晃
出版者
首都大学東京
雑誌
小笠原研究 (ISSN:03868176)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.9-20, 2007-03

小笠原諸島は東京の南約1000kmの太平洋上に南北に連なる聟島,父島,母島,火山(硫黄)の各列島などからなり全域が亜熱帯気候下にある.小笠原諸島は海洋島であり,一般に生物の種類数は少なく,固有種が多い.しかし近年父島,母島においては移入種であるグリーンアノールにより花蜂類を含む在来昆虫が激減しているという報告(苅部・須田,2004)がある.首都大学東京(東京都立大学)では返還直後から生物相の調査が行われている.このうち昆虫類膜翅目については,清水(1976)及び山崎ら(1991)の報告があり,主に父島,母島の貴重な標本が保存されている.本報では首都大学東京理工学研究科・生命科学専攻動物系統分類学研究室昆虫標本室に所蔵されている小笠原諸島産の膜翅目標本12科41種580個体のリストを作成した.このうちEnicospilus melanocarpus,E. signativentris(ヒメバチ科)は母島初記録,Bembecinus anthracinus ogasawaraensis(ギングチバチ科)は姉島初記録である.