著者
高橋 宏幸
出版者
京都大学
雑誌
京都大學文學部研究紀要 (ISSN:04529774)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.192_a-151_a, 2002-03

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
高橋 秀俊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.6-10, 1960-07-30
著者
柳瀬 康二 高橋 洋一 柳内 進吾
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DE, データ工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.293, pp.15-18, 2009-11-12

インメモリ処理技術を中心に置いて開発されたデータウェアハウス用DBエンジン「EXASOL(エクサソル)」には、クラスタリング、列ベースのデータ格納、データ圧縮、自動インデクス作成機能などのアーキテクチャも採用されている。これらの技術により、EXASOLはTPC-Hのデータ量で区分されたいくつかのカテゴリにおいて第1位のパフォーマンスをマークした。本稿では、データベースの性能向上に寄与する高速化技術に加え、構築・運用の容易性、および高可用性のためのフェールオーバー機能についても言及する。
著者
高橋 真美 森高 初惠 池山 豊
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.302-309, 2006-10-20

アンケート結果から学年間において市販飲料水に対する意識の違いが異なることが判明した。官能評価の結果,どの学年においてもカルシウム,マグネシウム,ナトリウム,硫酸イオンなどの溶存物が低含量である国産市販飲料水の試料1,2が有意に好まれた(P<0.05)。試料1と試料2の水質の識別は,3,4年生では正解率が高く,1,2年生では低く得られ有意差が認められた(P<0.05)。試料1で抽出した水出し煎茶溶液が他の試料より有意に好まれた(P<0.05)。カリウム,重炭酸イオン,シリカ,硝酸イオンなどが高含量である試料3で1時間抽出した水出し煎茶溶液は3,4年生は1年生よりも有意に高く識別した(P<0.05)。
著者
石橋 悟 小林 道生 小林 正和 佐々木 功 高橋 邦治 高橋 洋子 市川 宏文 古田 昭彦 石井 正 久志本 成樹
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.17, no.6, pp.737-742, 2014-12-31 (Released:2015-01-24)
参考文献数
2

東日本大震災後,緊急被ばく医療の体制強化が重要な課題となった。原子力発電所所在地域を支える災害拠点病院である当院の緊急被ばく医療に対する取り組みを報告する。2002年4月に「緊急被ばく医療マニュアル」を作成し,同時に緊急被ばく医療チームを結成した。院内研修会,緊急被ばく傷病者受け入れ訓練を継続的に実施し,実際の管理区域内労働災害傷病者もほぼ毎年受入れた。原子力安全研究協会主催の緊急被ばく医療研修は2012年度までにのべ280名の職員が受講した。2002年度から,地域を越える広域対応のために宮城地区被ばく医療ネットワーク会議に参加するとともに,2008年度には,当院独自のネットワークを基本として石巻地区被ばく医療ネットワーク会議を立ち上げ,地域の緊急被ばく医療体制を構築した。実効性のある緊急被ばく医療を提供するには,職員の放射線に対する知識習得に加えて,緊急被ばく医療を災害医療の重要な一領域と捉え,最悪の事態は必ず起こるという現実的危機をもった広域の体制作りが肝要と思われる。
著者
高橋 輝昌 添谷 稔 戸田 浩人
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.78, no.2, pp.127-133, 1996-05-16
被引用文献数
12

同一斜面の上下に隣接するスギおよびヒノキ壮齢人工林における元素の垂直的な移動特性を明らかにするために, A_0層, 鉱質土壌層, リターフォール, 林外雨, 林内雨およびA_0層通過雨(スギ林のみ)に含まれる元素量と土壌水中での元素濃度, 土壌中の元素通過量を調査した。スギ林のA_0層量はヒノキ林の2倍の18t ha^<-1>であった。スギ林では鉱質土壌中の全C, N量, 交換性塩基量がヒノキ林よりも多く, 特に交換性Caでは500kg ha^<-1>とヒノキ林の4.2倍であった。スギ林のリターフォール量はヒノキ林の1.2倍の5.2t ha^<-1>であり, 元素含有量も同様にスギ林で多い傾向であった。林外雨から林内雨にかけて, H^+量はヒノキ林で2/3, スギ林では1/3に減少し, それぞれ0.2, 0.1kg ha^<-1>になった。スギ林の林内雨中のN, K, Ca, Mg量は19.4, 22.7, 29.1, 5.0kg ha^<-1>であり, それぞれヒノキ林の0.8, 1.4, 1.3, 1.2倍となった。スギ林のA_0層通過雨のH^+量は林内雨の1/10であった。ヒノキ林の土壌水中ではNO^-_3がほとんど溶存しておらず, Ca^<2+>, Mg^<2+>濃度はスギ林と比較して極めて低かった。土壌深5 cmのN, K, Caの通過量はヒノキ林では林内雨の溶存量とほぼ等しかったが, スギ林では2〜3倍であった。
著者
玉置 豊美 赤羽 明 高橋 浩 森下 貴司 滝沢 俊治 所澤 潤
出版者
埼玉医科大学
雑誌
埼玉医科大学医学基礎部門紀要 (ISSN:0287377X)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.1-16, 2004-03-31

我々は群馬大学附属図書館本館書庫並びに特殊資料室に,未登録明治期教科書が大量に保管されていることを知った.蔵書の多くは旧群馬県師範学校,群馬県女子師範学校から継承されたものであった.本稿ではその中から我々による目録化がなされた理系和装本276冊を取り上げる.まず,我々による目録化に至る経緯を述べる.次いで目録作製の方針・細則を述べ,目録を掲載する.さらに,目録中の初所蔵を示す蔵書印に着目し,図書の由来ともなるその由来について考察する.
著者
高橋 勝彦 関 進 小島 浩 岡 隆一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.77, no.8, pp.1552-1561, 1994-08-25
被引用文献数
110

CCDカメラ等によって得られる動画像から人間の身振り手振りを認識する手法を提案する.入力画像系列から,垂直・水平・時間方向のエッジ特徴を抽出し,これらを時空間的にリダクションすることによって得られる時空間ベクトル場を用いて各ジェスチャーの標準パターンを表現する.認識対象画像系列と標準パターンとのマッチングにはスポッティング認識手法を用いる.スポッティング認識は,(1)ジェスチャーの時間区間のセグメンテーションが不要,(2)フレームワイズ,すなわち入力画像フレームに同期して認識結果を生成する,といった特長をもつ.7種類のジェスチャーを認識対象として実験を行った結果,本手法によってほぼ正しくジェスチャーを認識できることがわかった.特に時間方向のエッジ特徴を用いた場合は,標準パターン作成時の認識時での被験者の衣服・背景の変化に対し,ロバストであることが確認された.また,本手法を画像処理ボードとワークステーションを組み合わせたシステムにインプリメントし,4種類のジェスチャーをリアルタイムに認識するシステムを構築した.
著者
高橋 英之 西村 望 大森 隆司
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.461, pp.437-442, 2010-03-02
被引用文献数
1

自分の心を言葉だけで正確に語れるとは限らない.特に芸術などに対する嗜好性は,言葉で正確に表現することが困難である.本研究では,絵画鑑賞者の嗜好が鑑賞中の視線の動き(絵画上のオブジェクトに対する注意配分)に反映されるという仮説を立て,絵画鑑賞者の嗜好を視線の動きだけから推定することを試みた.我々の実験の結果,まず絵画に対する嗜好性と絵画鑑賞時の視線の動きの間には定量的な関係性があること,そしてこれらの関係性を利用することで視線の動きから絵画鑑賞者の嗜好をある程度即時的に推定可能であることが示唆された.
著者
高橋 浩一 松本 伸 大河内 保彦 龍岡 文夫
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.777, pp.53-58, 2004-12-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
5
被引用文献数
4

りんかい線大井町駅部は, 用地上の制約から, シールドトンネルのセグメントの一部を撤去し, 隣接する立坑間を地中開削し, 接合して構築した. この際下部シールドトンネルが, 水圧300kN/m2を超える東京礫層に位置するため, 止水対策が最重要視された. 工期上の制限から, 薬液注入工法を採用し, 注入を1次, 2次, 補足注入の三段階とし万全を図るとともに, 注入効果を比抵抗トモグラフィ等で確認した. 確認試験結果は注入の良好性を示し, 補足注入も1次注入の1/10以下であった. さらに, 漏水のリスク低減のためのディープウェルを計画し, 三次元浸透流解析で事前検討を行なった. その結果, 大きな漏水もなく, ウェルの水位低下量, 地表面沈下等も予測と矛盾のない範囲で安全な施工が達成された.
著者
玉置 豊美 赤羽 明 所澤 潤 高橋 明 滝沢 俊治
出版者
株式会社数理設計研究所
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

群馬県の明治初・中期の科学教育を群馬県師範学校史料・明治期教科書・『上野教育会雑誌』・県内個人資料などから研究した。群馬県と新潟県で発見された『物理筆記』を中心に後藤牧太らの『小学校生徒用物理書』の使用状況を探った。明治中期の群馬県科学教育に貢献したのは、群馬県師範学校で滝沢菊太郎ら第一世代の薫陶を受けた、第二世代の教師群、小林晋吉・根岸福弥などであった。彼らは東京高等師範学校に進み、後藤牧太の教えも受けている。後藤牧太らの簡易実験を中心に国際会議で発表し好評を得た。群馬県女子師範学校生徒の残した郷土研究論文の整理・調査をした。明治45年から昭和25年まで、621通が現存している。