著者
脇田 早紀子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.70-71, 1997-09-24
被引用文献数
1

日本語校正支援システムFleCSは, 92年末頃より新聞社ユーザーの実務に用いられてきた。その中で表記揺れを扱うことはよくあったが, 例えば「コミュニケーション」と「コミュニケイション」, 「行う」と「行なう」のように, 正表記と誤表記が単語単位で決まっているようなものがほとんどであった。つまり, 後者を発見したら前者に修正を求めるように禁止語辞書を作っておけばだいたい用が足りていた。ところが, 昨年より弊社の作成するマニュアル文書の校正に用いるようになって, それだけでは不便なことが増えてきた。マニュアル文書の多くは英語からの翻訳文である。一つの英単語(「target」)の訳として複数の日本語(「宛先」 「目標」 「ターゲット」)がある場合がよくあるが, そのうちのどれかだけが正しいのではなくて, ひとまとまりの複合語や分野などの状況によって決まる(「target database name」は「宛先データベース名」, 「target application name」は「ターゲット・アプリケーション名」)。複合語は次々新しく作られ, 正表記の変更もある。なにより, 誤表記は翻訳者によりまちまち(「target database name」に対して「ターゲット・データベース名」 「宛先データベースの名前」など)なことから, とても禁止語辞書のような形では抑えきれない。そこで, 比較的よくメンテナンスされている『翻訳者用辞書』を元にして, なるべく手間をかけずに翻訳文における表記揺れを検出・訂正する目的で, 『翻訳揺れ検出』を作ったので報告する。
著者
柿本 正憲 土佐 尚子 森 淳一 真田 麻子
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.44, pp.383-384, 1992-02-24
被引用文献数
2

顔の実時間表情合成の研究が盛んだが、筆者らは人間の感情モデルを導入し、人間の音声に対して、CGで作った赤ちゃんの表情とCDからサンプリングした赤ちゃんの声によって応答するシステム「ニューロベビー」を試作した。ニューロベビーに対し人間がマイクを通して呼びかけると、その声の調子に応じてニューロベビーが反応する。例えば人間が楽して声を出すとニューロベビーは笑った顔と笑い声によって反応する。怒った声を出すとニューロベビーも怒った声で反応する。
著者
〓 国祥 星 仰
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.107-108, 1993-03-01

多値画像データの分類やパターン認識などの認識過程においては、既知パターンを標準パターンとして、認識しようとするパターンの特徴はいろいろな分類手法または認識手法によって抽出される。しかし、この多値画像データの分類の認識過程で種々な原因によって、多値画像の画素が誤分類あるいは誤認識されることがよくある。その原因の一つは多値画像の画素の場合に1画素が一般的に純粋なパターンからなるとは限らない。つまり、1画素の濃淡レベル値が複数のパターンの平均値または総合値である。このことは1画素データが1物体1現象という概念で取り扱える場合と複合体が1画素のデータを形成していると考えなければならない場合がある(ミクセル問題)。前者の画素データの分類の対して、トレーニングデータで分類を評価するとき、分類スコアが算出される。この分類スコアはCrispデータ(正の整数値をとる)のため、分類スコア全体を1つの尺度で評価するにの、あいまい度の尺度などは適した尺度ともいえよう。しかし、後者の場合分類スコア中の誤分類に関してはCrispデータとして取り扱うのでは不十分であり、帰属クラスの確率が複数の分類項目に分散させるのが妥当と思われる。ところで、ファジイ理論はL.A.Zadehによって、1965年に提案され、その後、多くの分野への応用が研究されてきた。多値画像データの分類においても、ファジイ理論に基づくファジイセット分類法が使われてきている。ファジイ理論の適用によって、従来の一画素、一つのクラスの属するという概念を変え、メンバーシップ関数によって、より客観的に画素内の性状を反映できるようになった。本論文ではCrisp Data(分類前のクラスのメンバーシップ関数値)とFuzzy Data(分類後メンバーシップ関数値)間の関数関係を定義し、この関係関数に基づいて、仮頻度(pseudo-frequency)という概念を提案する。この仮頻度が算出されると、自然にこの仮頻度から分類結果の仮確率(pseudo-probability)を求めることができ、定義することもできる。そして、いくつかの分類結果の数学モデルを利用して、ファジイ理論の基づく分類結果の評価の有効性を検証する。
著者
坂尾 秀樹 宇田川 真理 桑名 満
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.41, pp.37-38, 1990-09-04

資金運用・調達のための金融商品は、様々な金融取引の組合せから構成されているが、その設計は金融市場の動向を考慮しながら金融取引の組合せの中から最適なものを探索する必要がある。我々は、ファンドマネージャの持つ設計ノウハウを組合せ探索の開始点の設定ノウハウと改良ノウハウの2種に整理し、これらに基づく支援方式を開発した。これによりベテランファンドマネージャの判断ノウハウを反映し、かつ探索効率良く設計作業を支援することができる。本稿では、この金融商品設計を行うファンドマネージャのための意思決定支援探索方式を提案する。
著者
上田 隆也 柴田 昇吾 伊藤 史朗 廣田 誠 池田 裕治 藤田 稔
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.49-50, 1995-03-15
被引用文献数
1

インターネットをはじめとするコンピュータネットワークの整備により種々の情報がオンラインで利用可能になり、情報収集が容易になってきた。しかしその反面、情報の量が多すぎるため有用な情報を見逃す危険性も増大してきている("情報洪水"の問題)。特に電子メール・Net News・新聞等の"フロー情報"では情報の"新しさ"が重要であり、時間が経過してしまうことによりユーザにとっての情報の価値が失われてしまうことも少なくない。こうした問題への対処として、我々は、フロー情報からの情報収集・整理を支援するシステムの研究開発を進めている。本システムは、フロー情報の中からユーザにとって有用な情報を選別し、大意・キーワード等を付与し、ユーザの設定した分類体系に振り分けて、適切なタイミングで提示する。柔軟な処理を行なうために、マルチエージェントモデルに基づくアーキテクチャーを採用した。本稿ではこのシステムの概要について述べる。
著者
永田 雄之 中村 克彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第70回, no.人工知能と認知科学, pp.117-118, 2008-03-13
著者
高下康浩 宮本陽介 飯塚佳代 飯塚泰樹
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.255-257, 2013-03-06

コミックマーケットなど参加者の多いイベントの開催時、その参加者の整理において混雑状況を把握する事は重要である。しかし、会場が広く参加者が多い場合等はその把握が困難である。これに対し、混雑状況をリアルタイムで把握共有する事により、効率的な参加者整理や参加者自身による混雑箇所の回避が可能である。本発表では、参加者が普段からもっている携帯端末を用いてそれぞれの移動速度等を取得し、それを元に会場内の混雑状況を把握・共有するシステムを提案し試作結果を報告する。本システムの応用として使用者の移動手段を自動判別することで、移動手段別の渋滞情報システムの構築も可能になると考えられる。
著者
久光 徹 新田 義彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.45-46, 1994-03-07

データ構造の工夫や主記憶の大規模化により辞書引きが大幅に高速化された現在, 最尤解抽出部の効率化は形態素解析の効率改善において重要な位置を占めるに至った. 我々はこの問題を, 従来あまり深刻に考察されたことのない動詞の活用処理に焦点を当て, 非サ変動詞活用処理に用いる辞書見出しの側面から考察する. 以下では, 従来方式(音韻論的扱い, 及び学校文法に準ずる扱い2種類)を簡単に示した後, 動詞の音韻的語幹の末尾子音を屈折接辞先頭側に付加した見出しを用いる新手法を提案し, 計算効率を含む種々の観点から従来方式に対する優位性を示す. 提案法は, 最も一般的な活用語尾分割方式の辞書にわずかな変更を加えるだけで実現できる.
著者
鈴木 孝 中島 明彦 上杉 利明 浅見 令美 佐藤 正則
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第39回, no.応用, pp.2268-2269, 1989-10-16

平成4年1~2月期にH-Iロケットで打ち上げ予定の地球資源衛星1号(ERS-1:Earth Resources Satellite-1)はディジタル型の高精度三軸姿勢軌道制御方式を適用した地球観測衛星である。図-1にその外観を示す。本衛星のサブシステムの一つである姿勢軌道制御系(AOCS:Attitude and Orbit Control Subsystem2)は、ディジタル計算機を内臓した姿勢軌道制御電子回路を中心に構成されている。ディジタル計算機はビットスライス型LSI(AMD2901)を用いたマイクロプログラム方式16ビット計算機であり、ハードウェアとファームウェア共に宇宙環境下での放射線による障害の対策を施したカスタムメイドの衛星搭載計算機である。図-2にその外観を示す。諸元は、0.1MIPS、固定小数点演算、命令数74、ROM16KW、RAM2KWである。搭載計算機に格納されるソフトウェアは、計算機インタフェースを介して、センサデータを入力し、AOCSの制御アルゴリズムの計算、フェールセーフアルゴリズムの計算等を行い、再び計算機インタフェースを介して、アクチエータデータ及びコンポーネントオンオフデータを出力する。図-3にその機能ブロック図を示す。軌道上での搭載ソフトウェアのバグが衛星の運用に非常に大きな影響を与えることは明らかであり、このためにもいかに搭載ソフトウェアを設計製造段階で検証し、その品質を保証するかが大きな課題となっている。
著者
小山 敬之 板橋 秀一
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.387-388, 1996-03-06

現在、打ち上げ花火のデザインは、主に花火師の感性、創造力、そして経験に委ねられている。さらに、設計された玉の試し打ちは容易ではない。この設計から試し打ちまでの過程を計算機上でシミュレートすることにより、打ち上げ花火のデザインに伴う完成までの時間、労力、コスト、危険性を大幅に減少させることが期待できる。また、熟練を要しないため、花火製作の技術がなくとも花火のデザインが可能となり、花火師の教育や、実際に受注する際にも役立つと考えられる。本稿では、既に報告した打ち上げ花火CADシステムの構想をもとに、未完成であった花火創作デザインから試し打ちまでの一貫した支援システム、打ち上げ花火シミュレーションシステムを構築したので報告する。
著者
鷲坂 光一 山崎 憲一 廣津 登志夫 尾内 理紀夫
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第54回, no.人工知能と認知科学, pp.59-60, 1997-03-12

これまで日本語形態素解析は, 機械翻訳などを行うための最初のステップとして用いられることが多かった. ここでの解析間違いは当然のことながら後のステップの解析精度に影響を及ぼす. このため, これまでは形態素解析の精度の向上を主眼として研究が進められてきており, 計算量についての研究なども幾つか見られるものの, 実システムの速度はそれほど重視されていなかった. しかし, 形態素解析を情報検索のような大量の文書処理に適用する場合, 処理の高速性が極めて重要となる. 本論文では, 応用の立場から形態素解析の速度向上の重要性を指摘するとともに, 我々が実装したシステム「すもも」における高速化技法を述べ, 最後に評価結果を示す.
著者
安藤 弘道 小原 和博
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第72回, no.コンピュータと人間社会, pp.843-844, 2010-03-08
著者
山下 高生 小野 諭
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.393-394, 1996-03-06

現在の計算機時計システムは、ある時点からの経過時間を内部に持つことで構成されている。分散環境で高精度に時刻/周波数同期を行なった場合、この内部に持っている経過時間をUTCに同期させることは、UTCを必要とするAPにとっては不可欠である。しかし、他のAPにとってはうるう秒処理によって、得られる時刻間に逆転が生じたり、計測時間に誤りを生じ、致命的な事態を引き起こす場合がある。このことは同期処理、同期タイミングの違いによっても生じる。本発表では、様々な時刻の性質を必要とするAPが存在することを考慮した、計算機時計システムについて考察する。
著者
秋葉 澄孝
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.87-88, 1991-02-25

N-クイーン問題は19世紀に提案された問題であり、現在ではバックトラックや制約充足アルゴリズムなどの評価に利用されている。しかし、この問題に関して知られている事実は個々のNに関するものが多く、一般のNに対して成り立つ事実はあまり知られていない。本報告では、Nが奇数の場合にN-クイ-ン問題の点対称な解を求めるアルゴリズムについて述べる。
著者
中井 正弥 中村 宏 河野 真治 田中 英彦
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1339-1340, 1989-03-15

我々は、時相論理型言語Tokioを中心とした、論理設計支援システム(図1)を構築中である。Tokioは時相論理に基づくため、順序性、並列性といった時間に関する記述が容易かつ厳密にでき、またアルゴリズムレベルからレジスタトランスファレベルまでの様々なレベルの動作記述が行なえるハードウェア記述言語である。従来から、動作記述からデータパスを自動生成する研究が行なわれているが結果の品質は必ずしも十分ではない。そこで、動作記述と構造記述は別々に与え、支援システムでそれらの間の整合性をチェックすることとする。このシステムにおける設計の流れは、以下の通りである。まず、設計者は設計したいハードウェアの動作アルゴリズムをTokioで記述する。シミュレーションなどで動作の確認をしながら記述を詳細化していき、Tokioをハードウェアとの対応が取り易いよう制限したRTL-Tokioのレベルまで落し、レジスタトランスファレベルの記述とする。設計者は同時にデータパス等の構造の記述をPrologで行なう。TokioはPrologを包含するのでこれもTokioで書かれることになる。その後、動作解析部において動作記述と構造記述との間の実現可能性をチェックし、さらにシミュレーションによる性能評価を経て回路合成、制御系合成へと進む。本稿では、この動作解析部の構成、処理の流れ、実行例などについて述べる。
著者
大座畑 重光
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.303-304, 1991-02-25
被引用文献数
1

「航行めがね(NaviGlasses)とは、筆者が提唱し、未来に描がいているメディアの名称である。これは情報の海を自在に航行でき、航行めがねユーザ(以下、単にユーザと記す)が、透明で特殊なレンズを通してみた自然界の現実のもの(オブジェクト)に対してもアクセスすることを可能とし、違和感なくコミュニヶーションを行えるようなめがねであり、装着型メディアの一つのモデルである。航稼めがねはコミュニケーションのためのアクセス対象を航行めがねレンズを通してユーザの目にうつる"生きた"現実のオブジェクトまで拡張する。それは人々の自然な行動に追従し、いつでもどこでも種々の形態をもつ情報へのアクセスを可能とする。ユーザは、通常のコンピュータのスクリーン上の背景の代わりに、航行めがねのレンズを通した、ユーザの視野に映る現実の風景を見る。その現実の風景を構成する"生きた"現実のオブジェクトに直接アクセスし、コミュニケーションができることは航行めがねの最大の特徴である。このような、航行めがねで現実のオブジェクトとコミュニケートすることを可能にするような機構の実現は、テレパシーのようなものを疑似的に実現することにほかならない。そのために種々のもの(オブジェクト)に対して航行めがねレンズ上にCGを実現するための現実のオブジェクトに対するデジタル化が必要である。デジタル化したデータを所有し、現実のオブジェクトに添付されたものを航行プロセッサとよんでいる。本稿では、主として航行めがねにおける人工テレパシーについて述べる。
著者
渋谷 加津美 小平 和一朗 鈴木 達郎
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.94-95, 1991-02-25

AIワークステーションとして、ELISが実現する知識処理の環境を、産業機器へ組み込むことが可能なELIs-VMEボードを開発した。本ボードはELIsの知識処理部をワンボード化し、標準化されたVMEインタフェースを持つ。本ボードをVMEバスを持つ従来のマイクロコンピュータシステムに実装することで、エキスパートシステムなどの知識処理や知的制御等を容易に追加することを可能とした。本報告では、ELIS-VMEボードのハードウェアについて述べる。
著者
伊藤 貴之 山田 敦 井上 恵介 古畑 智武 嶋田 憲司
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.252-253, 1997-09-24

CADなどで生成された形状を細かい要素の集合に分割するメッシュ生成技術は、計算力学、形状表現、画像生成などの各分野に広く用いられている。もっとも有名なメッシュ生成手法の一つに、Delaunay三角メッシュ生成法がある。この方法は、平面中に与えられた多数の節点(ノード)を連結して三角形要素の集合を生成する方法であり、三角形要素の最小角度が最大になるようにメッシュを生成する。特に、形状の外周(Outside loop)、穴(Inside hole)、内部線分(Inside wire)などを制約条件にして(図1(a)参照)、制約条件を破損しないように三角メッシュを生成する、制約つきDelaunay三角メッシュ生成法が広く実用されている。ここでいう「制約条件を破損しない」とは、制約条件を構成するすベての線分(制約線分)が1個または2個の要素の辺となるように三角メッシュを生成することを意味する。制約つきDelaunay三角メッシュ生成法の典型的なアルゴリズム[1]では、制約線分がない状態で三角メッシュを生成し、そのメッシュに制約線分を追加し、制約線分と交差する要素を除去し、その領域におけるメッシュを再生成する(図1(b)参照)。しかしこの手法では、非常に多数のノードや制約線分をもつ場合に、要素と制約線分の交差判定処理、および再メッシュ生成処理の処理時間が大きくなる。本報告では、要素と制約線分との交差判定などの処理時間を低減する、制約つきDelaunay三角メッシュ生成法の効率的な実装方法(図1(c)参照)を提案する。本手法では、まず制約線分に接するノードを処理し、2辺が同一制約線分と文差する三角形がある場合には、メッシュをそのノードの処理前の状態に戻し、別のノードを先に処理する。この処理を終えた時点で、すべての制約線分は1個または2個の三角形要素に共有された状態となる。その後に、制約線分に接しないノードを処理して三角メッシュを完成する。この時、制約線分に接しないノードの処理において、新しい三角形要素と制約線分の交差判定をすることなく、制約線分の破損を防ぐことができる。よって、従来の手法よりも、制約線分との交差判定を少なくすることができる。