著者
付 思 Chen Mingjie 吉原 務
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.139, 2014

Directly powered by a AC voltage, for a soft switching method, the proposed circuit can implement a higher efficiency and power factor (PF) as well as a lower total harmonic distortion (THD) [1] and avoid some thorny problem such as EMI and EMC noise during hard commutations with an adaptive load network. By utilizing the converter-free technique, the work can be fabricated into a BCDMOS process technology without using any inductors and capacitors. The proposed circuit is designed and simulated under BCDMOS technology. The maximum output current for LED can achieve 1A under 1KHz 110V/AC (1 KHz 220V/AC) condition.
著者
坂野 匠 シユッタカライ サティン 大山 和宏 朱 世杰 千葉 正毅 和氣 美紀夫
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.454, 2017-09-19 (Released:2019-06-29)

近年,地球温暖化の原因と考えられるCO2排出を削減するために再生可能エネルギーを用いる発電が必要とされている。その解決策の一つとして誘電エラストマー発電(DEG)がある。DEGは風力・波力などの自然エネルギーを電気エネルギーに変換する発電方法である。DEGで得られる直流電圧は高電圧であるため降圧する必要がある。降圧方法として有力視されるリンギングチョークコンバータ(以下RCC)は,比較的少ない回路素子で構成でき,自励式であるためスイッチング素子を制御する外部回路を必要としないが,DEG特有の出力電圧への適応が必要となる。本稿では,DEGへの適用を目的とするRCCに基づく降圧方法を提案する。
著者
飯田 委哉 伊東 栄典 廣川 佐千男
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.288, 2016

近年,YouTubeやニコニコ動画が人気である。これらのCGMサイトでは,人気のある動画は再生数が多く,人気の無い動画は再生されずに埋もれていく。再生回数の分布は,対数正規分布になっている。動画投稿サイトにおける動画再生数を予測するための,利用者の閲覧モデルを検討している。今回,ニコニコ動画を対象に,動画再生数分布の分析を行った。また,対数正規分布になる幾何ブラウン運動についての調査を行った。本研究では,これらの分析および調査結果について報告する。
著者
甲斐 由紀子 田原 俊司 小川 幸吉
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.581-582, 2013

磁極構造がハルバッハ配列の4極6スロット永久磁石リニア同期モータにおいて磁極間間隔を変化した場合と、モータ中心部分の間隔を変化した場合の推力脈動を比較した。モータ中心部分に間隔を設けてさらに界磁側にわずかなスキューを施すと有効に推力脈動の低減が可能であることを確認した。
著者
甲斐 由紀子 田原 俊司 小川 幸吉
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.595-596, 2014

永久磁石リニア同期モータにおいて、可動子を積厚方向に3分割することで推力脈動は低減される。可動子の2つの部分は、可動子の中央部に対して移動方向の正負の方向に一定距離だけずれている場合に推力の第6及び第3高調波を大幅に低減することができる。分割した可動子の各部分には、隣り合う磁気回路の影響があると考えられる。この影響を調べるため、可動子の各部分に働く力について検討した。ハルバッハ配列構造の可動子モデルを3次元数値計算する。さらに、推力脈動軽減効果を確認するため、計算された推力波形を数値フーリエ級数解析によって評価する。
著者
久木原 賢治 入江 智和
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.47-48, 2010 (Released:2012-02-24)

現在Internetが直面している非常に切実な問題はIPアドレスの枯渇と経路表増大である。 これらの問題に対する短期的解決法としてNATが挙げられる。 NATは主にローカルなネットワークではプライベートIPアドレスを設定し、インターネットへ接続するときにグローバルIPアドレスに変換する用途で用いられる。 しかし現在の一般的なNAT実装にはローカルブロードキャストを転送しないなど、NATの透過的利用の側面での課題がある。 その解決のために本研究ではNAT拡張を提案している。 今回は提案拡張の有効性と実現性の検証を行う。提案拡張によりNATの透過性が向上が実現する。
著者
原田 裕二郎 藤本 邦昭
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.180, 2015-09-10 (Released:2018-02-16)

可変分周器は,高周波のクロックを低周波のクロックに変換する回路であり,CPU,メモリおよび各種通信機器内において広く利用されている.近年,クロック信号の立上りと立下りの両方のエッジを利用して信号処理を行う事が増えてきており,出力信号のデューティ比を50%に保つことは,極めて重要な性能の一つとなっている.本稿では,分周比に関係なく常にデューティ比50%の出力信号が得られる可変分周器を提案する.提案回路は,ディジタル回路のみの極めて簡単な構成であるため,ハードウェア記述言語を用いて簡単に記述することができ,FPGA上に実装可能である.また,その動作は分周比の増大に関係なく安定である.
著者
財前 翔一 藤崎 清孝
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成22年度電気関係学会九州支部連合大会(第63回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.46-47, 2010 (Released:2012-02-24)

災害時などの緊急用の通信や,有線回線を敷設できない山間部や過疎地の通信を補完するネットワークの一つとして衛星通信が挙げられる.しかし,広帯域の衛星回線を利用した通信の場合,通信プロトコルに従来のTCP(Transmission Control Protocol)を用いると,回線の大きい遅延時間と通信品質の変動から回線のもつ性能を十分に活かすことができないことが分かっている.本発表では,既存のTCPのウィンドウサイズの制御アルゴリズムを改良することにより,衛星回線に適した性能を持たせることを検討した結果について報告する.
著者
阿比留 卓也 佐藤 弘明 小田 昌史 永井 秀利 江島 俊朗 木村 伸行 木原 由光
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.586, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

我々は,多様な動作が可能な5指ロボットハンドを用い,判別された筋動作とハンド動作とを対応付けることで,柔軟な対応能力を持つ筋電義手の開発を目指している.従来の研究では,筋電信号のWavelet解析結果に基づいて構築した判別空間上で,各動作のサンプル分布がPetal構造を成すことを示した.筋電義手利用者のQOLを高めるには,残った筋から得られる情報により,できるだけ多くの随意動作を判別可能にすることが望ましい.一方,装着の手間等を考えると,表面筋電計測位置は少ないほうがよい.そこで本稿では,Petal構造上でのクラスタ間の分離性評価により,判別可能な動作数の最大化と電極数の最小化とを図る手法を提案する.
著者
阿部 耕太郎 内田 誠一
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.517, 2015-09-10 (Released:2018-02-16)

フォントネットワークとは,大量の既存のフォントを用いて,その類似度に基づいて作成したネットワークである.本研究は,フォントネットワークの経路上のフォント列が互いに似ていることに注目し,それらを使って新たなフォントを合成することを目的としている.
著者
吉賀 夏子 堀 良彰 牛島 清豪
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.591-592, 2019-09-19 (Released:2020-01-20)

大雨時の防災において、地域の河川水位情報の変化を速やかに取得するため、河川水位時系列情報と河川水位観測所の情報を Linked Data として統合し蓄積および配信を行う情報システムを設計したので報告する。
著者
瀬戸 佑香里 林 豊洋 榎田 修一 江島 俊朗
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.416, 2009 (Released:2011-01-20)

近年,交通事故の記録装置としてドライブレコーダが注目されている.記録動画像における走行可能領域認識は,収集される膨大な事故動画像の効率的な解析を実現する上で重要な技術である.一般的な車線検出にはHough 変換が用いられるが路面標示や破線の影響を受けるため,ノイズを十分に除去し直線の情報量を増やす必要がある.本研究では動画像でのHough 変換線抽出の前処理として,Harrisオペレータによるエッジ抽出法と時系列情報により作成した時間平均画像を用いて路面標示の影響を除去し破線を補うことで,車線境界線を検出し自車両の走行道路領域を推定する手法を提案する.
著者
張 玉安 石崎 裕一朗 堀 将道 坪 井遼 飯干 淳志 坂本 眞人 三橋 幸四郎 兒玉 紫
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.122, 2017

<p>国内宿泊旅行者数は、1990年まではゆるやかに増加してきたが、その後現在に至るまで目立った増加は見られない。そのため各地方の観光都市では、様々な取り組みを行っている。その一環として、県内観光都市のご当地キャラクターのアニメーション制作を試みることにした。そのアニメーション制作に関して中割り法が有名であるが、本研究ではデータを連続的に入力しない場合を考え、他方のキーフレームに直接依存せずに中間画像を生成するアルゴリズムを考案し、キャラクターのアニメーションを検討した。なお、今回は高千穂町のまろうど酒造の「ちほまろ」と言う商品のキャラクターを用いる。</p>
著者
笹原 康大 池田 英広
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.216, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

近年,HEVやEVが大きく取り上げられている。しかし,特にEVは一充電走行距離が短く,また充電時間が長いという欠点がある。そこで著者らの研究室では,1人乗り小型EV(トヨタ車体製COMS)を対象に,A. IC&C方式の充電器を適用し,充電時間の大幅な短縮を確認した。また駆動バッテリに並列にEDLCを接続して,バッテリの消費を抑えると共に,モータの回生電力を増加させて一充電走行距離を向上させる手法についても同様に実機検証を行い,適用効果を確認した。本稿では,国交省が検討している「超小型モビリティ」規格に合致する2人乗りEV(CT&T社製e-ZONE)を対象として,EDLCを適用した走行と充電について実機検証を行ったので報告する。
著者
江藤 宏 朝廣 雄一 伊藤 健洋 宮野 英次
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.418, 2013

RIS問題が平面グラフでは近似困難であるが,木幅限定グラフでは線形時間で最適解が求まることを述べる.
著者
阿部 怜奈 秋本 高明
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.309, 2015

人位置計測システムを利用して外出しようとする高齢者などを検出し,介護者に通知することや,ロボットなどが話しかけたりするなどしておだやかに高齢者の外出を防止することができるようなシステムの研究について述べる.これまでの研究で,人位置計測システムで検出した部屋の中にいる人の位置を比較し,出入口付近にいれば警告文を出す機能を作成した.今後,ロボットなどを使った外出防止手段の機能について研究開発を進める予定である.
著者
榊 裕翔 辻井 優伸 西川 健二郎 河合 邦浩 岡崎 浩司 楢橋 祥一
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成26年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第67回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.402, 2014-09-11 (Released:2016-02-10)

近年,次世代の発電システムとして”宇宙太陽発電計画(SSPS)"が注目を浴びておりJAXA,京都大学を中心に研究開発が行われている.通常,ダイオードが飽和領域で動作する様な高入力電力の場合,高調波成分発生の割合が高くなり変換効率が低下する課題があった.そのため高調波成分を処理する回路を出力側に付加したF級シングルシャント整流回路が広く用いられている.本研究ではより一層の高効率化を実現するため出力フィルタにて反射された反射波成分の一部を多段接続した整流回路に再入射させる5.8GHz帯反射波再利用型シングルシャント整流回路を提案する.
著者
益田 翔太 庄山 正仁
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.174, 2015-09-10 (Released:2018-02-16)

現在、広くACモータは使用されており、これを駆動するためにインバータは用いられている。しかし、インバータはスイッチングをするため、電流ノイズが発生してしまう。電流ノイズの中には、主回路からグランドを通って他の電子機器に影響を与えるコモンモードノイズが存在する。今回は、電流キャンセル手法を用いてコモンモードノイズの低減を検討した。この手法は、トランスで作り出した逆位相のノイズ電流により、ノイズ電流を打ち消すものである。実験で検討したところ、実際にコモンモードノイズを低減することができたため、この手法はノイズ対策に効果があると言える。
著者
三宅 飛翔 下尾 浩正 川崎 仁晴 長嶋 豊 真部 広紀
出版者
電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
雑誌
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)講演論文集
巻号頁・発行日
pp.524, 2012-09-14 (Released:2014-12-17)

現在、海洋環境とその変化に伴う磯焼け、水産資源の枯渇原因調査、大きなリスクを伴う水中洞窟調査等に小型水中ロボットの必要性が一層高まっている。本研究では、浅海域や水中洞窟において簡便に調査できる小型水中ロボットの開発を行っている。水中ロボットは遠隔操縦型で、本体にはCCDカメラ、電子コンパス、深度センサ、ソナーを搭載しており、手元のコントローラで航行状況や外部映像を見ながら操縦する。推進方式として2基推進器型及び4基推進器型を環境に応じて使い分ける事ができる。独創的な点は水中洞窟の形状計測用に4チャンネルのソナーを搭載しており、洞窟の3D形状生成をめざしている。水中洞窟や海岸での実験結果を報告する。