著者
王 金林 賀川 光夫
出版者
別府大学会
雑誌
別府大学紀要 (ISSN:02864983)
巻号頁・発行日
no.30, pp.p41-52, 1989-01
出版者
至文堂
雑誌
日本の美術 (ISSN:0549401X)
巻号頁・発行日
no.394, pp.86-91, 1999-03
著者
小川 圭二 廣垣 俊樹 青山 栄一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.478, 2005

魔鏡は,鏡裏面の模様を投影する青銅鏡として,古くから伝えられてきた.魔鏡面に平行光を当てると,表面に形成された数百ナノオーダーのうねりにより反射角に差が生じてスクリーン上で明暗を生じる.古来,魔鏡は熟練鏡師により,鋳造で裏面模様を形成し,鏡となる面を手の感触を頼りに磨くことで創製されてきた.本報では,NC切削加工や研磨加工などデジタル技術を応用した魔鏡面の創製を試みた.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.651, pp.55-57, 2008-12

合金の鋳物で円板を作り,その表面を丹念に磨いて鏡面に仕上げた「銅鏡」*1。ガラスの片面に金属めっきを施した現代の鏡が普及するまで,鏡といえばこの銅鏡だった。山本富士夫は,約140年前に曽祖父が始めた銅鏡作りを4代目として今に伝える,数少ない鏡師である。 日用品としての鏡がどんどんガラス製になっていく中で,同業者は次々と姿を消した。
著者
岸 文和 Fumikazu Kishi
出版者
同志社大学文化学会
雑誌
文化學年報 = Bunkagaku-Nempo (Annual report of cultural studies) (ISSN:02881322)
巻号頁・発行日
no.62, pp.245-261, 2013-03-15

長澤邦彦先生 太田孝彦先生 退職記念論文集
著者
寺本 あい 大和 裕子 古海 圭菜
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.29, 2017

【目的】スチームコンベクションオーブン(以下スチコン)は焼き、スチーム、その複合機能など多機能を持ち合わせている。この機能を適切に活用すれば大量調理において提供できる料理の幅が広がる。そこで、準備から廃油の処理に至るまで作業負担や環境負荷が大きい揚げ物について、スチコンを用いた調理の最適条件を検討することにした。<br />【方法】本研究では、鶏のから揚げを題材とした。衣については粉の種類・配合、粉のまぶし方、油の付加方法、加熱条件については加熱モード、加熱時間について比較を行い、揚げ調理に近い仕上がりになる調理方法を検討した。完成品の評価は、こども園にて給食として実際に提供し、子供達の喫食状況の観察と、職員を対象とした嗜好調査を行った。<br />【結果】数種の粉を配合し、揚げ過程での吸油を下処理段階で油にくぐらせ均一にむらなく付加し、スチコンの複数のモードを組み合わせることで、肉のジューシーさを保ちながら揚げ物のカリッとした食感に近付け、粉っぽい部分が残ることがなく均一な仕上がりとなった。具体的な最適調理条件は、以下のとおりである。粉は薄力粉とコーンスターチ、粉全量の5%の重曹用いた。粉のまぶし方は、鶏肉に薄力粉をまぶした後、重曹を混ぜたコーンスターチを加えまぶした。油の付加は、バットに油を入れ粉の付いた鶏肉をくぐらせて、焼き網の上に並べ余分な油を落とした。加熱条件は、浅型パンの上に鶏肉を並べた焼き網をのせ、熱風モード220℃で8分加熱後コンビモード(スチーム80%)220℃で2分加熱した。また、こども園における完成品の嗜好調査や喫食状況の観察より、鶏の唐揚げとして提供できる品質であると考えられる。
著者
朝倉 京子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1120-1125, 2005-11-01

「ケア/ケアリング」概念は,多くの看護理論で採用され,支持を集めてきました. しかし,“女性性”を含意するこの概念にからめとられてしまうことは,看護師の専門職性の否定につながりかねません.この危機の打開に向けた視点を紹介します. はじめに 看護の領域において,「ケア」という言葉はどのような意味で使われているだろうか. 筆者が約10年前に勤務していた病棟では,「ケア」は単に身体の保清にかかわる援助行為という意味で使われていた.たとえば,看護師同士で「今日のケア,終わった?」という会話が頻繁に交わされていたのであるが,それは「今日のあなたの受け持ち患者に予定していた保清の援助は終わったか」という意味を示していた. 看護学においては,1980年代以降,ケア/ケアリング概念を中心に看護現象を説明する理論が多く出版され,ケア/ケアリングは,看護学におけるひとつのブームとなった.たとえば,これらの理論には,ワトソン1~4),ベナーとルーベル5),レイニンガー6),ローチ7)などの理論がある.これらの理論では,ケア/ケアリング概念は,人間の基本的な存在様式との意味合いを含めながら,気遣い,気配り,配慮,愛,あるいは思いやりなどの言葉と互換的に用いられている.このように,現代看護学におけるケア/ケアリング概念とは,哲学的な意味合いをもち,その内包が規定されないままの多義的な概念として普及している. 以上のようなケア/ケアリング概念を読み解く鍵のひとつに,ジェンダー概念があると筆者は考えている. 本稿では,まずこのジェンダー概念について理解したうえで,現代看護学におけるケア/ケアリング概念の理論的背景についてジェンダーの視点から分析し,看護師に対するケア/ケアリングの要請の危うさについて考察したい.さらに,ジェンダー概念を導入することによって,看護の実践領域および看護学をどのように変革できるのか,その可能性を探りたいと思う.
著者
源川 暢子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.457, pp.68-71, 2012-08

居酒屋の人気メニューで、常に上位をキープする「鶏の唐揚げ」。最近では、テイクアウトや専門店も人気を呼んでいる。そこで今回は、定番の唐揚げをブラッシュアップする方法を、ダイヤモンドダイニングで鶏業態の料理長を務める知脇勝司氏に提案してもらった。タレ、スパイス、部位、衣などで変化をつけた唐揚げを繁盛メニューのヒントにしよう。
著者
大久保 隆 伊丹 誠
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.5-8, 2008
参考文献数
2
被引用文献数
1

Bluetoothは携帯電話などに搭載されていることが多いため,協調受信には他端末との協調手段としてBluetoothを用いる事が有用である。協調受信ではBluetoothを使いキャリア情報を共有することでダイバーシティを実行する。しかし,Bluetoothを用いて協調受信を行うと,伝送速度の制約からすべてのキャリアでデータを共有することが出来ない。特に伝送路情報は膨大なデータ量になる。そこで,本論文では伝送路情報を遅延時間と振幅のパラメータを渡すことで受け渡し,データ量の削減を検討する。また,伝送路情報を渡すことで,自端末のシンボル判定前の信号と他端末のシンボル判定後の信号を合成する方式も検討してみる。

1 0 0 0 OA 樺太庁職員録

出版者
樺太庁長官官房秘書課
巻号頁・発行日
vol.昭和10年8月1日現在, 1935
著者
安藤 嘉高 神原 浩平 中原 俊二
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会大会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.146, 2003

A relay system with equalization and symbol decision techniques has been developed to overcome the accumulation of deterioration signals in multi-stage relay routes. The CN ratio of the output signal of this system is beyond 40dB. Performance of this system against the multipath was measured in indoor experiments. The result of measurements shows that this system is significantly useful for broadcast wave multi-stage relay.
著者
渡邊 裕文
出版者
関西理学療法学会
雑誌
関西理学療法 (ISSN:13469606)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.23-29, 2005 (Released:2006-01-26)
参考文献数
15
被引用文献数
1

There are a lot of motor related areas in cerebral cortex. This paper describes the premotor area (PM) and supplementary motor area (SMA). These areas belong in area 6 of Brodmann's areas and they are very important for preparation and planning of movement, although each of them has an independent function. We hope this article will help you to understand those functions and your clinical treatment.
著者
鷹羽 浄顕 山里 有男 山田 知行
出版者
特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会
雑誌
日本心臓血管外科学会雑誌 (ISSN:02851474)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.258-261, 2002-07-15 (Released:2009-08-21)
参考文献数
13

1993年4月から1999年12月まで過去7年間に当科で経験した破裂性腹部大動脈瘤緊急手術症例44例を対象とし,手術成績を検討した.病院死亡は8例であり,18.2%と比較的良好な成績であった.麻酔導入時ショックに対する対応策として,消毒およびドレーピングなどの執刀準備を行ったうえで,麻酔導入挿管と同時に執刀を開始した.すべて,腹部正中切開にて行った.術前および術中因子において生存群および死亡群に分けて統計的解析を行ったところ,術前因子としては,術前意識消失の有無(p=0.018),術前心停止の有無(p=0.015),術前ショックの持続時間(h)(p=0.031),麻酔導入時収縮期血圧60mmHg以下(p=0.019),また,術中因子としては,腹腔内破裂(p=0.010),術中輸血量(p=0.043)において統計的有意差を認めた.今回の検討で救命率81.8%と良好な結果が得られたのも,迅速な診断と手術室搬入,手術開始にさいし,執刀準備を行ったうえで,麻酔導入挿管と同時に執刀を開始することにより導入時低血圧回避が可能であったためと考えられ,最も習熟した手段で副損傷なく,手早く大動脈遮断を行い出血を制御することが,重要であると考えられる.
著者
西 一生 川島 洋一
出版者
福井工業大学
雑誌
福井工業大学研究紀要 Memoirs of Fukui University of Technology (ISSN:18844456)
巻号頁・発行日
no.39, pp.392-401, 2009

Fumitaka Nishizawa (1915-1986), one of the leading architects in Japan, is known not only for his Modern architectural works as a "grandchild disciple" of Le Corbusier, but also for his exquisite survey drawings of Traditional Japanese architectures and gardens. This paper is to consider the background of his expression of plants and trees in his survey drawings. Nishizawa's early sketches published as the book "The Days in Philippines" and his unpublished notes to his collaborators were examined in this paper.